求人方法アイデア50選!無料・低コスト・目的別でわかる採用手法と事例15選

ユニークな採用方法

この記事でわかること

  • 無料・低コスト・目的別で選べる「求人方法アイデア早見表」と、すぐ使えるアイデア50選
  • 求人媒体、採用サイト、SNS、ハローワーク、リファラルなど、一般的な求人方法の全体像
  • ユニーク採用の事例15選と、再現条件・向く職種・注意点
  • CTR→応募率→面接設定率→採用単価までつなげる改善サイクル
  1. この記事では、一般的な求人方法とユニークな採用施策の両方を整理し、自社に合う打ち手を選びやすい形で紹介しています。
  2. ユニーク施策は単独で使うものではなく、求人媒体や採用サイト、SNS、応募後フローと組み合わせることで成果につながりやすくなります。
  3. 記事後半では、応募が増えたあとに機会損失を防ぐための応募管理の整え方まで解説しています。

目次

コスト/工数/向く課題で選べる:求人方法アイデア早見表

「求人方法のアイデア」を考えるときは、思いつきで施策を増やすよりも、費用感・工数・向いている課題で候補を絞るほうが失敗しにくく、実行も早くなります。まずは下の表から、自社の状況に近いものを選んでください。

施策 費用感 工数 向く課題 向く職種/ケース まず測るKPI 次の一手
求人票の「1日の流れ」を図解する 仕事内容が伝わらない 現場職/事務/未経験OK 求人ページ滞在、応募クリック率 募集文の書き方を整える
写真(職場・設備・社員)を追加する 低〜中 職場の雰囲気が伝わらない 雰囲気が重要な職種 直帰率、スクロール率 求人票テンプレを確認
条件の「Must/Nice」を整理して緩和する 応募数が少ない 応募が少ない全職種 応募数、面接設定率 採用手法の全体像を見る
求人を定期更新(週1)する 閲覧はあるがクリックが伸びない 全職種 CTR、クリック数 運用を仕組み化する
無料求人サービス/無料枠を併用する 予算が限られる 中小企業/初期検証 応募単価、応募数 無料求人の使い方
ハローワーク掲載を併用する 地域採用を強化したい 地域密着/地元採用 応募数、面接数 ハローワーク掲載の流れ
SNSで採用発信(週2)を始める 認知が弱い 若手/採用広報向き プロフィール遷移、応募導線クリック SNS採用の基本
社員インタビュー記事を作る 低〜中 志望動機が弱い カルチャーフィット重視 滞在、回遊、応募クリック 採用サイトを整える
動画(職場紹介/1分)を掲載する 低〜中 現場感が伝わらない 現場職/接客 動画再生、応募率 採用サイトの作り方
会社説明会/見学会を小さく開催する 低〜中 中〜高 ミスマッチを減らしたい 現場理解が必要な職種 参加→応募率、内定承諾率 採用施策を組み合わせる
リファラル(紹介)制度を作る 定着重視で採用したい カルチャーフィット重視 紹介数、採用単価 母集団形成の選択肢
採用サイトを整備する 中〜高 中長期で母集団を作りたい 継続採用/複数職種 自然検索流入、応募率 採用サイトの作り方
ユニーク施策で話題化を狙う 低〜高 差別化したい ブランド発信も重視 SNS拡散、指名検索 事例15選を見る
応募〜選考の対応をATSで統一する 低〜中 応募対応が回らない 媒体併用/応募増加時 面接設定までの時間、歩留まり ATSとは?

まずは「求人票の見え方(募集文・写真・条件)」を整えてから、露出(媒体/SNS/採用サイト/イベント)を増やすと効率的です。募集文の改善から始める場合は、求人票の書き方もあわせて確認してください。

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求人アイデアが必要になる背景と、自社の求人に応募が集まらない原因

採用市場では、従来どおり求人を出すだけでは応募が集まりにくい場面が増えています。特に中小企業では、資金力や知名度で大手と真正面から競うのではなく、自社に合う求人方法を選び、伝え方を工夫することが重要です。

ただし、応募が集まらない理由を整理しないまま「面白い施策」だけを増やしても、成果につながりにくくなります。まずは自社の現状を診断してください。

  • チェック1:仕事内容や職場の雰囲気が、見ただけでイメージできますか?
  • チェック2:求人情報は、定期的に更新されていますか?
  • チェック3:応募条件が「多すぎる/厳しすぎる」状態になっていませんか?

業務内容や職場の雰囲気がイメージしづらい

応募にあたって大事なのが、「自分がその職場で働く姿をイメージできるか」です。逆に言うと、その姿をイメージできないと、どれだけ応募条件が魅力的でも応募に至らない可能性が高くなります。

テキストで情報を詳細に伝えることはもちろん、視覚的に伝える工夫が必要です。たとえば、「1日の流れを図で示す」「業務の様子が伝わる動画を掲載する」「職場の雰囲気が分かる写真を載せる」といった取り組みが挙げられます。

求人情報を更新していない

求人情報が更新されていないことも、求職者を応募から遠ざける要因になります。最終更新日が古い求人は、情報の鮮度が低く見えたり、「募集しているのか分からない」と感じられたりしやすいためです。

また、更新されていない求人は、企業にそのつもりがなくても「放置している」と見られる場合があります。定期的に更新して、求職者に鮮度の高い情報を届けましょう。

応募条件が厳しすぎる

求める人材のレベルが高すぎる、あるいは条件が多すぎるといった理由から、応募に至っていない可能性があります。優秀な人材を採用したい気持ちは当然ですが、条件が厳しすぎると求職者は応募を躊躇しやすくなります。

譲れない条件を設定したうえで、その他の条件についてはある程度緩和する姿勢も必要です。アンマッチな応募が多い場合も、条件の書き方や並べ方を見直すことで改善することがあります。

ターゲット/訴求/条件の整理手順

ユニークな採用方法を考える前に、まずは採用の土台を整える必要があります。ここが曖昧なままだと、施策が増えるほど応募がばらけたり、ミスマッチが増えたりします。

  1. 採用の目的を言語化する:急ぎで採用したいのか、経験者を採用したいのか、認知を広げたいのかを明確にします。
  2. ペルソナ(理想の人材像)を明確にする:誰に来てほしいかが曖昧だと、施策が刺さらずミスマッチが増えます。
  3. ターゲット分析で「響くポイント」を特定する:求職者が重視する条件(給与、成長、安定、働き方など)を深掘りします。
  4. Must条件/Nice条件と選考基準を整理する:応募を増やしつつ、判断基準がブレない状態をつくります。
  5. 自社の強み・理念・社風と整合する打ち手を選ぶ:話題になりそうでも、自社らしさから外れる施策は避けます。
  6. どの媒体・接点で届けるかを決める:求人媒体、採用サイト、SNS、イベント、紹介など、届け方までセットで設計します。

採用の目的を先に決める

同じ「応募を増やしたい」でも、急募なのか、経験者採用なのか、若手採用なのかで向く手法は変わります。施策の前に目的を言語化しておくと、手段の選定がぶれにくくなります。

ペルソナ・ターゲットを設定する

まずは、自社にとって理想的な人材像「ペルソナ」を明確にして、ターゲットを設定します。ターゲットがブレると、せっかく施策を打っても求職者に刺さらず、ミスマッチにつながる可能性が高くなります。

ペルソナ設定では、下記のような要素を整理しておくと実務で使いやすくなります。

  • 職種
  • 年代
  • 経歴、経験年数
  • 性格・人柄
  • 任せたい業務
  • 求めるスキル

求人票の書き方まで含めて見直したい場合は、求人票(募集文)の書き方も参考にしてください。

ターゲット分析を行い、訴求軸を決める

ターゲットに刺さるアプローチをするには、ニーズを踏まえた訴求軸を決める必要があります。たとえば、未経験者には「研修」「フォロー体制」「1日の流れ」が効きやすく、経験者には「任せる範囲」「裁量」「評価制度」が効きやすい傾向があります。

Must条件/Nice条件と選考基準を明確にする

条件が多すぎると応募数が減り、条件が曖昧すぎるとミスマッチが増えます。譲れない条件は絞り、あれば望ましい条件は分けて記載しましょう。加えて、選考時の判断基準もメンバー間でそろえておくことが重要です。

自社の強み・理念・社風に合っているか確認する

求人方法は、集客効果だけで決めるものではありません。自社の魅力や社風を正しく伝えられるか、ブランドとずれていないかを確認してから施策を選ぶことで、応募後のギャップを減らしやすくなります。

媒体まで含めて設計する

同じ訴求でも、求人媒体で見せるのか、採用サイトで深掘りするのか、SNSで認知をつくるのかで成果は変わります。施策は単独ではなく、届け方までセットで設計しましょう。採用手法の全体像を整理したい場合は、採用手法のまとめもおすすめです。

チェックリスト

  • 求人票の冒頭3行で「誰のどんな課題をどう解決する仕事か」が伝わる
  • 仕事内容がイメージできる要素(1日の流れ、写真、動画、チーム構成)がある
  • Must条件は3つ以内、Nice条件は分けて記載している
  • 更新頻度のルール(週1など)が決まっている
  • 応募後の流れ(何日で連絡、面接回数、合否通知)を明示している

次にやること:求人票の改善を先に進めるなら、求人票(募集文)の書き方へ。施策の全体像を先に掴むなら、採用手法のまとめがおすすめです。

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一般的な求人方法の全体像と、目的別の選び方

「求人方法のアイデア」を探している読者の中には、ユニーク施策だけでなく、まずどんな採用手法があるのか全体像を知りたい方も多いはずです。ここでは、ユニーク施策の前に押さえたい基本の手法を整理します。

まず押さえたい一般的な求人方法

手法 向いている企業 費用感 メリット デメリット/注意点 工数 まず測るKPI
求人媒体 幅広く募集したい企業 中〜高 集客力があり、短期で反応を得やすい 媒体選定を誤ると費用対効果が下がる 応募数、応募単価
求人検索エンジン/無料掲載 低コストで露出を増やしたい企業 予算を抑えて検証しやすい 求人票の質で差が出やすい 表示回数、クリック数、応募数
採用サイト 中長期で採用したい企業 自社らしさを深く伝えやすい 立ち上がりに時間がかかる 中〜高 自然検索流入、応募率
SNS採用 認知を広げたい企業 潜在層にも接触しやすい 継続運用が必要 プロフィール遷移、導線クリック
ハローワーク 地域採用・コスト重視の企業 無料で始めやすい 職種やターゲットによっては反応差が大きい 応募数、面接数
人材紹介 経験者や専門人材を採用したい企業 要件に合う候補者に会いやすい 採用コストが上がりやすい 低〜中 面接化率、採用率
人材派遣 急な欠員や繁忙対応が必要な企業 中〜高 必要な時期に人員を確保しやすい 長期採用の蓄積にはつながりにくい 充足スピード、稼働率
学校連携(大学・専門学校) 新卒や若手を採用したい企業 対象が明確で相性の良い人材に届きやすい 準備と接点づくりに時間がかかる 説明会参加数、応募数
イベント/合同説明会 短期間で多く接点を作りたい企業 中〜高 直接会って魅力を伝えられる 当日の設計が弱いと歩留まりが落ちる 参加者数、参加→応募率
リファラル採用 定着重視の企業 低〜中 カルチャーフィットしやすい 制度設計が曖昧だと動かない 紹介数、採用単価、定着率
ダイレクトリクルーティング/スカウト 経験者を能動的に採りたい企業 中〜高 待ちではなく攻めの採用ができる 候補者対応の工数がかかる 中〜高 返信率、面談化率

ユニーク施策は、これらの基本手法の代わりではなく、比較検討される中で埋もれないための補助施策として考えると失敗しにくくなります。

目的別:どの求人方法から始めるか

目的 まず選びやすい手法 補助で組み合わせたい手法 ポイント
急ぎで採用したい 求人媒体、人材紹介、人材派遣 ハローワーク、応募対応の高速化 集客手法よりも、面接設定までのスピードが重要
経験者を採用したい 人材紹介、スカウト、採用サイト 社員インタビュー、課題ベース訴求 仕事内容の深さと期待役割を具体化する
一度に多く集めたい 求人媒体、イベント、学校連携 SNS、リファラル 応募数だけでなく面接化率まで見る
コストを抑えたい 無料掲載、ハローワーク、リファラル、SNS 採用サイト、求人票改善 低コスト施策ほど求人票の質が成果に直結しやすい
ミスマッチを減らしたい 採用サイト、見学会、体験入社、リファラル 動画、社員インタビュー 仕事内容の具体化と応募後フローの丁寧さが重要

低コスト施策から始めたい場合は、無料でできる求人広告の方法、アルバイト採用を強化したい場合はアルバイト採用向けサービス、ハローワークを検討する場合はハローワーク掲載のやり方もあわせてご覧ください。

複数の媒体や接点を併用するほど、応募経路は増える一方で管理は煩雑になります。応募者情報が散らばる前に、ATSとは?も確認しておくと、あとで運用を崩しにくくなります。

カテゴリ別:すぐ使える求人アイデア50選

ここからは、すぐに試せる「求人方法のアイデア」をカテゴリ別にまとめます。先に紹介した準備(ターゲット/訴求/条件)を踏まえて、合いそうなものから順に実装してください。面白い順ではなく、実行しやすく成果につながりやすい順に近づけて並べています。

募集文・訴求のアイデア

向いている課題:応募はあるが質が合わない、閲覧はあるが応募に進まない、仕事内容が伝わらない。

  1. 募集タイトルに「誰向け/何が得られるか」を入れる(例:未経験OK、研修あり、土日休みなど)
  2. 冒頭に「この仕事のゴール(成果)」を1文で書く
  3. 1日の流れ(タイムライン)を箇条書きで載せる
  4. 入社後30/60/90日のイメージ(やること)を載せる
  5. 「よくある不安」と「実際のサポート」をセットで書く
  6. 給与レンジの根拠(評価制度/昇給例/手当)を簡潔に書く
  7. チーム構成(人数、年齢層、役割)を明記する
  8. 仕事の難しさも正直に書き、向かない人を明確にする(ミスマッチ予防)
  9. 応募から内定までの目安日数を明記する
  10. 職場写真は「人」「設備」「作業/接客中」の3種を用意する
  11. 社員の声は理想論よりも具体エピソード中心にする
  12. 募集要項の専門用語を言い換え、未経験でも理解できる表現にする
  13. 応募フォームの入力項目を減らす(最小限)
  14. 「まずは見学/カジュアル面談」など応募前の接点を用意する
  15. 募集文の改善テンプレでA/Bテストする(訴求の軸を2案作る)

媒体・求人広告のアイデア

向いている課題:そもそも露出が足りない、予算配分があいまい、媒体ごとの差が大きい。

  1. 無料掲載枠や無料求人サービスを併用する
  2. ハローワークも含めて、職種に合わせて媒体を変える
  3. 同じ求人でも、媒体ごとに訴求の順番を変える
  4. 勤務地や条件の書き方を統一し、比較しやすくする
  5. タイトルと冒頭の一文を、検索されやすいキーワードに寄せる
  6. 応募が少ない求人は、条件よりも「仕事内容の具体化」を優先する
  7. 写真/動画/図解で現場感を出し、閲覧→応募の落差を減らす
  8. 掲載後は週1で更新し、鮮度を保つ
  9. 応募単価と応募数で、出稿配分を月次で見直す
  10. 応募が増えた媒体の求人を横展開する(タイトル・訴求の型を使い回す)
  11. 求人票の書き方を統一し、担当者が変わっても品質を落とさない
  12. 応募後の連絡フローを整え、機会損失(連絡遅れ)を減らす

募集文の型を固めたい場合は、求人票の書き方もあわせて確認してください。低コスト施策から始めたい場合は、無料でできる求人広告の方法ハローワーク掲載も役立ちます。

SNS・コンテンツのアイデア

向いている課題:知名度が低い、潜在層に届いていない、採用サイトへの流入が弱い。

  1. 採用専用アカウントを作り、週2回の更新ルールを決める
  2. 投稿テーマを固定する(例:仕事の1コマ、社員紹介、職場の雰囲気、福利厚生)
  3. 採用ページへの導線(プロフィールリンク)を必ず設置する
  4. 現場のあるあるや工夫を短文で発信する
  5. 「募集の背景(なぜ増員か)」を語り、共感を作る
  6. ストーリーズ/短尺動画で職場の空気を伝える
  7. 社員のキャリア/成長の実例を紹介する
  8. 候補者からの質問を投稿ネタにしてFAQ化する
  9. 採用サイト(会社HP)と連動してコンテンツを蓄積する
  10. イベント告知→当日レポ→応募導線の流れを作る

SNSを用いた採用方法を詳しく知りたい方は、SNS採用の基本も参考にしてください。

イベント・コミュニティのアイデア

向いている課題:仕事内容が伝わりにくい、応募前に温度感を上げたい、ミスマッチを減らしたい。

  1. 会社説明会を小規模で開催し、質問しやすい雰囲気にする
  2. 職場見学会を実施し、入社後のギャップを減らす
  3. 体験入社(半日/1日)で仕事内容を体感してもらう
  4. 職種別の勉強会/交流会を主催または協賛する
  5. 地域イベントに出展し、地元での認知を上げる
  6. オンライン説明会を録画し、いつでも見られるようにする
  7. イベント参加者向けに、応募の優先枠や特典を用意する
  8. 参加後フォロー(お礼+追加情報)を仕組み化する

紹介・仕組み(リファラル採用)のアイデア

向いている課題:応募後の漏れがある、紹介採用を増やしたい、歩留まりを改善したい。

  1. 社員紹介制度(リファラル)のルールと報奨を明文化する
  2. 紹介しやすい説明資料1枚を用意する(仕事内容/条件/魅力)
  3. 応募〜面接設定までの対応速度を上げる(即日/翌営業日)
  4. 応募者管理を一本化し、見落としや連絡漏れを防ぐ
  5. 月次で「応募→面接→内定」の歩留まりを見直す

ユニークな採用を行うメリットと、やりすぎない考え方

ユニークな採用方法は、従来の求人方法で埋もれやすい企業にとって有効な選択肢です。ただし、話題づくりだけで終わらせないためには、メリットとリスクの両方を理解しておく必要があります。

ユニークな採用のメリット

  • 他社との差別化につながる:比較される場面で「その会社らしさ」を出しやすくなります。
  • 認知度向上に役立つ:SNSやメディアで取り上げられるきっかけになることがあります。
  • 多様な人材と接点を持ちやすい:これまで興味を持っていなかった層にも届く可能性があります。
  • 採用コストを抑えられる可能性がある:自社発信がうまく機能すると、広告費以外の流入が増えることがあります。

ユニークな採用のリスク

  • 話題先行になる:認知は増えても、採りたい人材に刺さらなければ成果につながりません。
  • 興味本位の応募が増える:応募数だけを見ていると、歩留まりが悪化することがあります。
  • ブランド乖離が起こる:社風や仕事内容とずれた施策は、入社後ギャップの原因になります。

大事なのは、ユニーク施策を「通常の採用導線の代わり」にするのではなく、求人票・採用サイト・SNS・イベント・応募後フローを強くする補助施策として使うことです。

ユニークな採用方法の事例15選

ここではユニークな採用方法の事例として15選を取り上げます。各事例のあとに「向く職種/ケース」「再現のヒント」「リスク」「まず測るKPI」を添えています。自社に合う形に置き換えて、実装しやすい粒度まで落とし込んでください。

【顔採用】株式会社伊勢半様

株式会社伊勢半様は創業195年を迎えた化粧品メーカーです。2020年度新卒採用より「顔採用」を打ち出し、SNSを中心に大きな反響を集めました。

「顔採用」とは容姿の善し悪しで採用可否を判断するものではなく、「メイクや服装で自分らしさを表現すること」をモットーとした採用方法です。就活スタイルの固定観念を崩し、自社商品の世界観と応募体験を一致させています。

また、Instagramで指定のハッシュタグをつけて写真を投稿するといったSNS経由でのエントリーも取り入れ、一般採用を含めて前年比2倍という同社最大のエントリー数を記録しています。

向く職種/ケース:ブランド表現や感性が重視される職種、応募体験そのものが世界観になる企業。

再現のヒント:「自分らしさを表現できる」価値を、エントリー方法や面接ルールに落とし込む。

リスク:表現を誤ると属性選別に見えるため、意図の説明と表現設計が必須。

まず測るKPI:応募数、SNS経由の流入、応募完了率。

参考:伊勢半「顔採用」

【全国オーディション採用】日本交通株式会社様

日本交通株式会社様では通常選考のほかに、「全国オーディション採用」を取り入れています。若手の採用に苦戦していた中で、それぞれの個性が発揮されている状態で採用活動を行いたいと始めた施策です。

全国オーディション採用では就活生を学生としてではなく、ひとりの「人」として見ます。自己表現の場に制限を設けず、ありのままの自分をアピールしてもらうことで、本来の魅力を引き出しています。

向く職種/ケース:接客、営業、ホスピタリティ職など、人柄や表現力を重視する採用。

再現のヒント:評価したい能力を、面接の受け答えだけではなく、体験や発表の場で見える化する。

リスク:評価基準が曖昧だと、選考の納得感が落ちる。

まず測るKPI:説明会参加→応募率、面接設定率、離脱理由。

参考:日本交通「全国オーディション採用」

【実績採用】チームラボ株式会社様

チームラボ株式会社様では「実績採用」を取り入れています。エントリーシートの提出を求めず、実績だけで評価することに加え、卒業時期は不問の通年採用です。

就職活動よりも研究活動や制作活動に注力していたい、自己PRや志望動機よりも作ったもので評価してほしいと考える求職者に合った採用方法です。

向く職種/ケース:エンジニア、研究職、デザイナーなど成果物で判断しやすい職種。

再現のヒント:提出物で評価できる職種なら、応募負担を下げて「合う人だけ」が集まりやすい入口にする。

リスク:成果物の評価基準が属人化すると、選考の再現性が落ちる。

まず測るKPI:提出物通過率、面接通過率、入社後の立ち上がり。

参考:チームラボ「実績採用」

【筋肉採用】医療法人 重仁会 大谷地病院様

大谷地病院様では、医者の求人難を解決すべく「筋肉採用」といったユニークな医師採用方法を取り入れています。精神科医として健全な精神医学の担い手であるからこそ、健全な肉体であることをモットーに掲げています。

トレーニング設備や独自手当など、価値観に合う人が反応しやすい環境設計をセットで打ち出しているのが特徴です。

向く職種/ケース:価値観や生活スタイルとの相性が採用に大きく影響する職種。

再現のヒント:福利厚生や働く環境を尖らせて、同じ価値観の人を引き寄せる。

リスク:施策だけが先行すると、職務内容との関連性が薄く見えることがある。

まず測るKPI:指名応募、応募者の志望理由の一致度。

参考:大谷地病院「筋肉採用」

【絵ごころ採用】株式会社サーチフィールド様

株式会社サーチフィールド様では「絵ごころ採用」を取り入れています。履歴書不要、ポートフォリオのみで選考を行い、面接回数も少なく、スピーディーな採用展開が魅力です。

フォームから必要事項とポートフォリオURLを送るだけで応募が完了するため、応募の心理的ハードルも下がります。

向く職種/ケース:クリエイティブ職、制作職、実物のアウトプットで判断しやすい採用。

再現のヒント:最初の関門を、履歴書ではなく職種に合った提出物へ置き換える。

リスク:作品の見え方だけに引っ張られ、実務適性の確認が不足しないようにする。

まず測るKPI:応募完了率、選考リードタイム、通過率。

参考:サーチフィールド「絵ごころ採用」

【アスリート採用】株式会社IBJ様

株式会社IBJ様では、「アスリート採用」を行っています。フルタイム勤務の傍らスポーツにも取り組んでいる人を対象にし、スポーツで培った体力や精神力が仕事にも相乗効果をもたらすことを期待した採用です。

向く職種/ケース:継続力、目標達成力、自己管理能力を重視したい営業職や接客職など。

再現のヒント:職種に必要な素養を、過去の経験や取り組みで置き換えて定義する。

リスク:対象の切り方が狭すぎると、母集団が必要以上に小さくなる。

まず測るKPI:応募者属性、定着率、評価(目標達成率)。

参考:IBJ「アスリート採用」

【複業採用】サイボウズ株式会社様

サイボウズ株式会社様では「複業採用」を取り入れています。今の仕事を続けながらサイボウズでも働けるため、現在の会社で活かせていないスキルを別の場で発揮したい人にも向いた採用方法です。

向く職種/ケース:専門性の高い職種、人材不足の強い職種、フルタイムに限定しない採用。

再現のヒント:雇用形態や関わり方を柔軟にして、採れる人の幅を広げる。

リスク:稼働条件や情報管理ルールを曖昧にすると運用が崩れやすい。

まず測るKPI:応募数、稼働継続率、成果の再現性。

参考:サイボウズ「複業採用」

【いちゲー採用】面白法人カヤック様

面白法人カヤック様では「いちゲー採用」を取り入れています。ゲームで培った発想力や問題解決力、協働の力が仕事にも活かせるという考えから生まれた採用施策です。

応募コースを複数用意し、候補者が自己表現しやすい場をつくっているのも特徴です。

向く職種/ケース:発想力、継続力、チームプレーを重視するクリエイティブ職や企画職。

再現のヒント:遊び要素を入れるなら、評価したい能力と直結させる。

リスク:企画だけが目立つと、仕事内容とのつながりが弱く見える。

まず測るKPI:応募数、SNS拡散、応募者の志望動機の質。

参考:カヤック「いちゲー採用」

【いつものあなた選考】TAKEUCHI株式会社様

TAKEUCHI株式会社様では新卒採用手法の一環として、「いつものあなた選考」を取り入れています。スーツ着用を禁止し、面接場所も求職者が指定するなど、自然体の姿が見えやすい設計です。

向く職種/ケース:接客、営業、チームワーク重視など、自然体の人柄を重視する採用。

再現のヒント:評価したい人物像があるなら、面接の場や形式そのものを変える。

リスク:自由度が高い分、最低限のルール設計が必要。

まず測るKPI:面接満足度、辞退率、入社後のカルチャーフィット。

参考:TAKEUCHI「いつものあなた選考」

【麻雀採用】スターティアホールディングス株式会社様

スターティアホールディングス株式会社様では、2017年より新卒採用イベントの一環として「麻雀採用」を取り入れています。戦略性や判断力、対人対応力などを見ようとする採用方法です。

向く職種/ケース:思考力やコミュニケーション力、勝負勘を見たい営業・企画系。

再現のヒント:ゲームや競技を使うなら、「何を見たいか」を先に定義する。

リスク:競技自体への好き嫌いで候補者が偏る可能性がある。

まず測るKPI:イベント参加→応募率、通過率、辞退率。

参考:スターティア「麻雀採用」

【人狼採用】トラストリング株式会社様

トラストリング株式会社様では、「人狼採用」を取り入れています。楽しみながら就活を行ってもらいたいという思いから始まった施策で、会話の中でその人らしさを見やすい設計です。

向く職種/ケース:コミュニケーション力や対人調整力を見たい職種。

再現のヒント:素のコミュニケーションを見たいなら、選考の場・時間・参加者の設計を見直す。

リスク:カジュアルさが強い分、参加しづらいと感じる候補者もいる。

まず測るKPI:参加満足度、応募率、入社後の定着。

参考:トラストリング「人狼採用」

【極め人採用】株式会社東京一番フーズ様

株式会社東京一番フーズ様では、「極め人採用」を実施しています。一見仕事に直接関係ないことでも、何かを極めた経験がある人の努力や継続力に注目した採用です。

向く職種/ケース:熱量、継続力、やり切る力を重視したい接客・営業・企画職。

再現のヒント:履歴や資格よりも「続けてきたこと」を見たいときは、プレゼン資料や提出物を活用する。

リスク:テーマが広すぎると、評価基準が曖昧になりやすい。

まず測るKPI:提出数、通過率、入社後のパフォーマンス。

参考:東京一番フーズ「極め人採用」

【一芸採用】株式会社エイシス様

株式会社エイシス様では、一芸に秀でた人材を探す「一芸採用」を取り入れています。誰も思いつかないような発想力や行動力を、仕事の改善や新しい価値づくりに活かす狙いがあります。

向く職種/ケース:発想力や越境性を重視する企画、制作、改善提案型の職種。

再現のヒント:「一芸」を評価するなら、入社後に活かせる場までセットで示す。

リスク:一芸そのものが目的化すると、職務との接続が弱くなる。

まず測るKPI:応募者の多様性、通過率、配属後の成果。

参考:エイシス「一芸採用」

【issue採用】株式会社プレイド様

株式会社プレイド様では「issue採用」を取り入れています。入社後に向き合うべき課題を先に提示し、それに挑戦したい人を集める採用方法です。

向く職種/ケース:課題解決型の仕事、スタートアップ、裁量の大きいポジション。

再現のヒント:入社後に解く課題を先に見せると、刺さる人が絞れ、志望動機の質が上がる。

リスク:課題が抽象的すぎると、仕事内容が伝わりにくい。

まず測るKPI:指名応募、応募者の課題理解度、面接通過率。

参考:プレイド「issue採用」

【スタメン採用】株式会社ADKホールディングス様

株式会社ADKホールディングス様は2022年度採用において、「スタメン採用」を実施しました。活躍社員の調査データをもとに、求める人物像をタイプ別に可視化した採用です。

向く職種/ケース:活躍人材の共通点が一定見えている組織、配属や役割の幅が広い採用。

再現のヒント:活躍社員の共通点を言語化し、候補者が自己診断できる形にする。

リスク:タイプ分けが固定化しすぎると、多様性を狭める可能性がある。

まず測るKPI:応募者の自己選別率、通過率、配属後評価。

参考:ADK「スタメン採用」

【推しプレゼン採用】面白法人カヤック様

面白法人カヤック様では、好きなものへの熱量を自由な形式で伝える「推しプレゼン採用」を実施しています。熱意や探究心、行動力を評価軸にし、通常の履歴書では見えにくい個性を見極める採用です。

向く職種/ケース:エンタメ、広告、企画、クリエイティブなど、熱量や感性を重視する職種。

再現のヒント:候補者の「好き」を自己PRに変えられるテーマ設計にする。

リスク:仕事の評価基準と切り離されると、単なる話題化で終わる。

まず測るKPI:応募数、SNS拡散、志望理由の具体性。

【卒業制作・卒論採用】チームラボ株式会社様

チームラボ株式会社様では、卒業制作や卒業論文といった成果物に注目する採用も行っています。学業の延長線上にある制作物や研究内容を評価することで、制作や研究に熱中してきた人材と出会いやすくなります。

向く職種/ケース:研究開発、エンジニア、デザイン、企画など、成果物の過程も見たい職種。

再現のヒント:学生時代の実績を形式ではなく中身で見られる入口をつくる。

リスク:ポテンシャル評価とのバランスを取らないと、対象が狭くなりやすい。

まず測るKPI:エントリー数、書類通過率、入社後の成長速度。

【第0新卒採用】株式会社モバイルファクトリー様

株式会社モバイルファクトリー様では、一般的な新卒枠に収まりきらない若手層に向けた「第0新卒採用」を打ち出しています。学歴や従来の就活ルートに限定せず、若手人材との接点を広げる考え方です。

向く職種/ケース:若手のポテンシャル採用を広げたい企業、従来の新卒採用で取りこぼしがある企業。

再現のヒント:既存の採用区分に入らない層も含めて、募集要件を設計し直す。

リスク:選考区分だけを増やしても、受け皿となる育成設計がないと定着しにくい。

まず測るKPI:応募者属性、採用率、定着率。

求人アイデアに加えて活用すべき採用方法

ユニークな採用方法だけで採用を回すのはリスクが高くなります。そこで、下記のようなメジャーな採用方法と組み合わせることがおすすめです。

自社ホームページ・採用サイト

採用ページを見て「この企業が気になる」と感じた求職者は、高確率で自社ホームページや採用サイトを見ます。理念や事業内容、社員紹介、社長メッセージなど、企業理解を深める場所として機能するため、求人票だけでなく採用サイト側も整えておくと効果的です。

採用サイトの具体的な作り方を知りたい方は、採用サイトの作り方をご覧ください。

SNS

SNSで定期的に採用情報を発信することも有効です。今すぐに転職したい層だけでなく、「今は転職する気がなくてもその企業が気になる」という潜在層にも接点を作れます。短期成果を求めすぎず、採用サイトや求人票への送客導線として運用するのがポイントです。

SNS運用の考え方は、SNS採用の基本で詳しく解説しています。

イベント・会社説明会

求職者と直接会える機会として、イベントや会社説明会の実施もおすすめです。企業の思いや現場の雰囲気を熱量をもって伝えられるだけでなく、応募前に疑問を解消してもらえるため、ミスマッチの予防にもつながります。

ユニークな求人にこだわりすぎないことも重要

ユニークな採用方法を考える中で、「良い案が浮かばない」「本当に応募が増えるか不安」と悩むケースもあると思います。そうした場合は、ユニークさにこだわりすぎないことも必要です。

大事なのは、採用活動における自社の目的を果たすことです。ユニークさは手段であり、求人媒体・採用サイト・SNS・応募後フローと組み合わせて初めて成果につながります。

失敗しない注意点

ユニーク施策は差別化に効く一方で、伝え方を間違えると炎上やミスマッチの原因になります。以下をチェックしたうえで、表現を整えましょう。

炎上を避ける:表現のチェック

  • 人を属性で選別しているように見える表現(性別、年齢、容姿など)になっていないか
  • 過度な煽りや、誤解を招く表現(実態以上の待遇/仕事内容)になっていないか
  • ユーモアが内輪ノリになっていないか(候補者が置いていかれないか)

差別表現・法令・媒体審査への配慮

  • 募集条件や表現が、法令や求人媒体の掲載規約に沿っているか
  • 応募資格の書き方が、必要な職務要件に基づいているか
  • 画像、動画、提出物の扱いにおいて、権利や許諾の確認ができているか

ブランド乖離を防ぐ:自社らしさとつながっているか

  • 「話題になる」よりも「自社らしさが伝わる」施策になっているか
  • 採用施策と、実際の仕事内容・社風・働き方にズレがないか
  • 入社後に候補者が違和感を持たない説明ができるか

ミスマッチを減らす:あえて向かない人も書く

  • 任せたい業務を具体的に書き、期待値を揃える
  • 大変な点も正直に書き、入社後ギャップを減らす
  • Must条件を絞り、Nice条件は分けて記載する

安全運用:応募者情報の取り扱いを統一する

  • 応募者の個人情報の保管・共有・削除ルールを社内で統一しているか
  • 媒体ごとに応募者情報が散らばり、見落としや連絡漏れが起きていないか
  • 選考履歴が属人化せず、関係者が確認できる状態になっているか

効果測定と改善サイクル

求人アイデアは「出して終わり」ではなく、数字で当たりを見つけて伸ばすのが最短です。おすすめの改善サイクルは次のとおりです。

  1. 検索結果:表示回数・クリック数・CTR・掲載順位を週次で確認し、タイトルや冒頭の約束が刺さっているかを見る
  2. 求人ページ:流入→応募クリック→応募完了の落ちポイントを確認する
  3. 採用プロセス:応募→面接設定→面接実施→内定→承諾の歩留まりを月次で見直す
  4. 費用対効果:媒体別・施策別の応募単価、採用単価を比較し、続ける施策とやめる施策を判断する

改善のコツ:まずはCTR改善(クリックされるか)→次に応募率(応募まで進むか)→次に面接設定率(対応速度/フロー)→最後に採用単価と歩留まり、という順で直すと、原因が切り分けやすくなります。

応募〜選考を回す:応募者管理を仕組み化する方法

アイデアが当たって応募が増えるほど、対応が属人化すると機会損失(連絡漏れ/返信遅れ)が起きやすくなります。そこで、応募〜選考の運用を仕組み化するのが有効です。

  • 応募者情報の一元管理(媒体が増えても見落としにくい)
  • 連絡漏れ防止・対応速度の改善(面接設定までの時間短縮)
  • 進捗・歩留まりの可視化(改善点が見つかる)
  • 担当者が変わっても運用を崩しにくい

ATSの基本から整理したい場合は、ATSとは?を先に読むと理解が早いです。無料で使える選択肢を探している場合は、無料で使える応募者管理(採用管理)も参考にしてください。

無料トライアルで始める(3ステップ)

  1. 無料トライアルに登録する
  2. 求人票を整える(募集文・写真・条件)
  3. 応募者管理を一本化し、面接設定までのスピードを上げる

まず3つだけやるなら

求人方法が多すぎて迷う場合は、まず次の3つに絞ってください。

  1. 求人票を整える
    冒頭3行、仕事内容の具体化、写真、Must/Nice条件の整理を優先します。ここが弱いまま露出だけ増やしても、応募率は上がりにくいです。求人票の書き方を見ながら、最初に土台を整えましょう。
  2. 無料〜低コストの露出を2〜3チャネルに増やす
    無料掲載、ハローワーク、SNS、採用サイトの更新など、始めやすい手法を組み合わせます。コスト重視なら無料求人、地域採用ならハローワーク、認知づくりならSNS採用が候補です。
  3. 応募後フローを翌営業日以内で動ける状態にする
    応募数が増えても連絡が遅いと機会損失になります。媒体を増やす前に、応募確認、返信、面接設定までの運用を整えてください。複数経路の応募をまとめて管理したい場合は、ATSの活用が有効です。

まとめ

「求人方法のアイデア」は、単なるネタ集ではなく、自社の目的に合う打ち手を選び、実行順に落とし込むことが大切です。まずは一般的な求人方法の全体像を押さえ、その上で募集文、媒体、SNS、イベント、リファラル、ユニーク施策を組み合わせていきましょう。

ユニーク採用を成功させるカギは、ターゲットやゴールを明確にしたうえで、会社全体で共通認識を持つことです。また、話題性だけを追わず、求人票・採用サイト・応募後フローまで含めて設計することが成果につながります。

そして、施策が当たって応募が増えるほど、最後にボトルネックになりやすいのが応募管理です。自社に合う打ち手を試しながら、応募管理まで一気通貫で整えたい場合は、採用係長の活用も検討してみてください。

無料トライアルで、求人作成から応募管理までまとめて始める(採用係長)

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この記事を書いた人
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コンノ

公務員として4年間、人事労務の実務経験あり。 これまで100名以上の事業者をインタビューしており、「企業や個人事業主が本当に悩んでいること」を解決できる記事を執筆します。

監修者
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辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。