「求人ボックス」をはじめとした求人検索エンジンはいま盛り上がりを見せています。
求人ボックスの知名度は低いですが、知らないで済ませるのはもったいない求人検索エンジンです。今回は、求人ボックスの詳細や特徴、Indeed(インディード)との違いなどを今回はご紹介したいと思います。
目次
求人ボックスとは?
求人ボックスは、カカクコムが運営するアグリゲート型の「求人検索エンジン」です。
カカクコムをご存知の方も多いと思います。価格.comや食べログなど、情報集約型のメディアサイトを運用している東証一部上場企業です。そんな、実績のあるカカクコムが2015年にリリースした求人検索エンジン、それが求人ボックスです。求人ボックスは、まだまだ新しい求人検索エンジンですが、将来サービスとして伸びることが大きく期待されています。
それでは、求人ボックスの特徴を見ていきましょう。
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採用係長で作成した採用サイトは、各サイトへ求人を自動的に掲載することができます。 Indeedをはじめとする最大6つの検索エンジンと連携しているため、カンタン・手間なく応募者集客が行えます。
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求人ボックスの6つの特徴
求人ボックスにはさまざまな特徴がありますが、大きく6つの特徴にわけることができます。
- 求人ボックスの利用者が急増中
- 新着求人数は日本最大級
- 条件検索がしやすい
- 求人情報を無料で掲載できる
- 求人情報の項目が充実
- 広告単価は25円~1000円の入札単価制
それぞれの特徴について見ていきましょう。
求人ボックス利用者が急増中
2015年にリリース以降、順調に右肩上がりに利用者が増えており、世界最大級の求人検索エンジンであるIndeedにおいつく可能性があるかもしれません。
2020年5月、求人ボックスの月間利用者は500万人を突破しました。
求人ボックスは、今後さらなる伸びに期待ができる求人検索エンジンといえます。
新着求人数が日本最大級
2018年2月9日に検索してみた結果、24時間以内に登録された新着求人数は、およそ21万件となっておりました。
Indeedの24時間以内の新着求人数はシステム上わかりませんでしたが、非常に多くの新着求人が登録されているといえます。
条件検索がしやすい
「給与」「勤務場所」「雇用形態」などによる絞り込み検索機能は、多くの求人検索エンジンに備わっているため、特別な機能ではありません。
ただ、求人ボックスには基本的な絞り込み機能だけでなく、「こだわり条件検索」という機能がついています。
この機能で選べる条件は様々です。
- 未経験OK
- 女性が活躍
- ミドル・シニア歓迎
- 英語が活かせる
- 学歴不問
- 急募
- 服装自由
- ブランクOK
- 社名非公開求人を除く
- ハローワーク求人を除く
これらの条件は、従来の求人媒体に多いものであり、日本企業ならではの機能といえるかもしれません。
求人情報を無料で掲載できる
2018年1月、求人ボックスは求人情報を無料掲載できる機能「採用ボード」を開始させました。
この機能はIndeedと同じように、求人ボックスのアカウントを開設すれば、求人情報を求人ボックス内に作成することができる機能となっています。
もちろん、どのような応募があったのか確認できる画面もあるため、求人媒体の管理画面のような使い方もできます。ただ、求人ボックスの広告枠より下の位置に表示され、かつ必ずしも無料枠の上位置に表示されるとは限りません。
また、無料掲載をする際に上位に表示させる明確な方法というのは存在していません。
ガイドラインに準拠しつつ、求職者にとって必要な情報をしっかりと掲載している求人情報は上位に出てきやすい傾向にあります。
詳しくはガイドラインをご覧ください。
⇒ 求人ボックスの掲載基準(ガイドライン)
求人情報の項目が充実
前述した採用ボードでは、職場の雰囲気や仕事のスタイル、活かせる持ち味などの企業の傾向を視覚化できる「自社評価グラフ」といった項目や、「一緒に働くメンバー」「社員インタビュー」「仕事のやりがい」などのコンテンツを追加でき、写真も掲載できるようなっています。
これの活用によって、ビジュアルや文章で豊富な情報を求職者に発信できるため、よりマッチ率の高い求職者からの応募を期待できます。
広告単価は25円から1000円の入札単価制
求人ボックスにも、Indeedと同じく広告機能が備わっています。
Indeedと同じ入札単価制度で、クリック単価は25円~1000円の幅で入札が行われます。 クリック上限単価を設定できること、日・月毎に予算を設定して運用ができる他、自由に期間を設定して広告運用を行えます。
求人ボックスの料金については以下の記事で解説しています。
⇒求人ボックスの料金プラン|無料でも掲載できるって本当?
2018年より広告の管理画面が登場
これまで求人ボックスには広告管理画面がなく、Indeed広告の様に「運用する」という概念はありませんでした。広告配信はすべて自動で行われていたため、運用者ができた事は配信結果を確認する程度です。
ただ、2018年から広告の管理画面が実装され、Indeedのような広告運用の概念がうまれました。広告配信結果をもとに、より細かい広告配信が可能になっています。
求人ボックスの特徴まとめ
求人ボックスは、日本発祥の求人検索エンジンですので、日本人が使いやすい様に設計されています。そんな馴染みやすさが影響してか、求人数・利用者数共に大きな伸びを見せています。
広告に関してもこれから盛り上がって来る事でしょう。まだまだ発展途上ですが、目が話せない検索求人エンジンの一つと言えます。
求人ボックスへの掲載が気になったら、「採用係長」にご相談ください。求人のプロが対応させていただきます。
ここから先はIndeedとの違いを見ていきたいと思います。
求人ボックスとIndeedの違い
求人ボックス | Indeed | |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社カカクコム | Indeed, Inc.(リクルート傘下) |
利用者数 | 少ない | 多い |
求人数 | 少ない | 多い |
新着求人数 | ◎ | 〇 |
無料掲載 | 〇 | 〇 |
有料広告 | 〇 | 〇 |
設定クリック単価 | 25円~1000円 | 15円~999円 |
検索補助 | 〇 | △ |
求人ボックスとIndeedの主な違いは、利用者数と求人数です。
求人ボックスの利用者数や求人数は前述の通り大きな伸びを見せていますが、まだまだIndeedにはかないません。
しかし、求人ボックスは機能やデザインが日本人に馴染みがあり、利用者数や求人数も更に伸びていくと予想されます。これからの展開が非常に楽しみな求人検索エンジンです。
掲載企業がどんどん増える前に、今のうちから利用する事をおすすめします。
まとめ
求人ボックスは、発展中の目が話せない求人検索エンジンです。Indeedの規模には叶いませんが、その分ライバル企業も少ないと思われます。
Indeedで求職者にアプローチしつつ、求人ボックスでもアプローチする、そんな組み合わせの戦略に利用するのがおすすめです。
そんなIndeedと求人ボックスの両方に掲載する場合に有効活用できるサービスが『採用係長』です。採用係長は、無料で使える採用マーケティングツールで、求人票の作成はもちろん、採用サイトの作成、応募者の一括管理などが可能です。
チェックボックスにチェックを入れるだけで求人ボックスやIndeed、それ以外の求人検索エンジンにも自動で求人を掲載できるので一石二鳥にも三鳥にもなります。
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