Indeed(インディード)とは?仕組み・料金体系・メリット・デメリット・掲載方法・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!

3行でわかる!この記事の要約
  1. この記事を読むと、Indeed(インディード)について広く理解することができます。
  2. Indeed(インディード)が中小企業の求人の救世主!採りづらかった地域や職種でも採用を成功させている会社もたくさんあります。
  3. 基本的には無料で利用できるので、まずは掲載してみることをオススメします!

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目次

Indeed(インディード)とは?

Indeedは、Web上に公開されたさまざまな求人情報にリーチができる、世界No1*の求人サイトです。日本でも月間訪問数2,700万以上*の求職者が集まります。
*出典:Comscore,総訪問数,2023年6月
*Similar Web, 総訪問数, 2023年2月

Indeedは2009年に日本で運用を開始し、2012年に株式会社リクルートホールディングスがIndeedを買収しました。そのため、現在ではリクルートホールディングスがアメリカIndeed, Inc.の主要株主、そして、Indeed Japan株式会社の運営会社となっています。

※Indeed社について下記の記事でも解説しています。
Indeed社の会社概要を紹介!実はあの有名企業の子会社?

Indeed(インディード)の仕組み・従来の求人サイトとの違い

従来の求人サイトは、求人を掲載したい企業が求人サイトの運営会社へ掲載料を支払い、求人情報を掲載する仕組みでした。

しかし、Indeed(インディード)は従来の求人サイトの仕組みとは異なります。Indeed(インディード)はGoogleやYahoo!などと同じようにインターネット上の情報を集めて表示する求人サイトです。

上記のような、インターネット上の情報を集めて表示する仕組みを「クローリング」といいます。Indeed(インディード)は、クローラーというプログラムを使用して、さまざまな求人サイトや企業の採用情報ページに掲載されている求人情報を収集し、Indeed(インディード)へ掲載しています。

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Indeed(インディード)の特徴

Indeed(インディード)は圧倒的な掲載数が魅力

Indeed(インディード)について最初にお伝えしたいのが、Indeed(インディード)はアグリゲートサイトといわれるサイトで、従来の求人媒体とは全く違うジャンルのサイトだということです。

アグリゲートサイトのアグリゲートとは、集約するという意味があります。
アグリゲートサイトであるIndeed(インディード)には文字通り「新卒・中途」「正社員・アルバイト」などの雇用形態を問わず、色々な情報が掲載されています。

掲載対象は、「求人媒体のページ」はもちろん、「コーポレート内の自社求人サイト」や「ATS(採用管理システム)を使って作ったサイト」も対象です。
一方、一部のサイトは対象外で「ネット上にない求人」や「Indeed(インディード)のフォーマットに沿ってない求人」や「Indeed(インディード)への掲載を拒否している求人サイト」は掲載されておりません。

いかがでしょうか。
Indeed(インディード)の圧倒的な掲載数についてご理解いただけたことでしょう。
では次は、Indeed(インディード)がどのようにしてそれらの求人情報を収集しているか、その方法についてご説明します。

圧倒的な掲載数は「SEOの強さ」や「求職者側の便利さ」につながる

求人掲載数が多いことはシンプルに「サイト上に情報量が多い」ことを意味します。
また、先ほどIndeed(インディード)の代表の言葉を引用させていただきましたが、Indeed(インディード)はとにかく「求職者ファースト」のサイト設計をしています。

「情報量の多さ」と「ユーザーファーストの設計」が何をもたらすのか。
一番大きな影響は、グーグル検索時にIndeed(インディード)の露出が増えることです。

現にIndeed(インディード)のSEOは非常に強く「新宿 事務」などの「地名+職種」の検索では、ほとんどが3位以内に表示されています。
東京だけではなく、地方においてはより傾向が出ているので、皆さまもご自身の会社の「地名と職種」で検索してみてください。
きっと、検索結果にはIndeed(インディード)のページがあるはずです。

また、あらゆる求人情報が掲載されているということは求職者にとってもメリットです。

今までは、新卒で会社を探すときに「リクナビに登録して・・・」「マイナビに登録して・・・」と複数サイトに登録して、さらに管理する必要がありました。
しかし今は、ありとあらゆる求人がIndeed(インディード)に集まっていて、圧倒的に仕事探しの手間が省けます。

求人掲載は無料。件数・期間の制限なし

Indeed(インディード)は何件でも無料で求人を掲載することができます。
複数の職種で求人を募集したい場合、求人サイトでは掲載料金が掛かりますが、Indeed(インディード)の場合ですと、コスト面の心配はありません。

また、掲載期間も無制限なため、採用に至るまでずっと求人を掲載することができます。
しかし、更新されていない求人情報は自動的に掲載終了になる場合があるので注意してください。

Indeed(インディード)と他求人サイトとの違い

Indeed(インディード)は一般的な求人サイトとどのような違いがあるのか表にまとめました。

  Indeed(インディード) 求人サイト
メリット

・無料でも利用できる

・求職者の数が多い

・掲載期間が決まっていない

・有料掲載は「クリック課金型広告」のため、費用のコントロールができる

・自社にマッチした求職者へのアプローチが可能

・いずれ転職したいという潜在層にもアプローチが可能

デメリット

・アカウント作成や求人票作成など掲載するまでに手間がかかる

・求人効果を出すためには運用ノウハウが必要

・クリック単価は変動制なので、予想よりも費用が高くなる場合がある

・採用できなくても費用の支払いが発生する

・競合が多い職種だと自社の求人が埋もれる可能性がある

料金

クリック課金制

・1掲載あたり
パート・アルバイト:約1万円~10万円程度
中途採用:約15万円~50万円程度
新卒採用:約40万円~100万円程度
掲載期間 特に制限なし 掲載期間が4週間のサイトが多い
向いている企業

・通年採用を行っている

・採用費用を抑えたいと考えている

・複数の職種で求人を募集する

・中長期的に自社の採用サイトで集客する仕組みを構築したい

・採用予定人数が多い

・短期間で採用したい

Indeed(インディード)の料金体系

有料掲載枠とオーガニック求人枠(無料掲載枠)で構成される

Indeed(インディード)には「無料掲載」と「有料掲載」の2種類があり、Indeed(インディード)は有料掲載によって収益化をしています。

Indeed(インディード)の有料掲載は、 無料掲載よりも求人の表示回数が増加し、より多くの求職者にリーチできる可能性が高まります。
有料掲載の料金は「クリック課金型」であり、求人がクリックされるごとに費用が発生する課金方式です。

1クリックあたりにいくら支払うかという上限クリック単価を企業側で設定し、入札制で表示される求人が決まります。

下記の表は、弊社での運用実績から元に算出した業界・職種別のクリック単価相場です。
時期によって単価が変わる場合もありますが、参考にしていただけると幸いです。

業界・職種 クリック単価相場
保育 40円~250円
観光 140円~200円
建築 50円~200円
医療 250円~450円
介護 50円~200円
教育 20円~100円
人材派遣 30円~100円
飲食 100円~300円
エンジニア 110円~350円
事務 40円~100円
営業 200円~300円
イベント 50円~100円
コールスタッフ 250円~350円
デザイナー 50円~100円

従来の求人サイトとの料金体系の違い

従来の求人サイトは広告掲載モデルであり、企業は求人広告を掲載する際に料金を支払います。
一方、Indeedはクリック課金型であり、求人広告がクリックされた場合にのみ料金が発生します。

どちらが最適かは、企業のニーズや採用戦略により異なります。Indeed(インディード)の掲載料について、下記の記事でも解説していますので、料金について詳しく知りたい方は参考にしてください。
Indeed(インディード)の掲載料、無料・有料プランを徹底比較!

求職者がIndeed(インディード)を使って仕事を探し始める時代がもうすぐ来る!

もう一歩踏み込んだ話をします。

もしも「Indeed(インディード)がある程度の求人情報が横断的に網羅されているサイト」だと求職者側に認知されるようになるとどのようなことが起こるでしょうか。

おそらくですが、求職者がまずIndeed(インディード)のページを検索して、Indeed(インディード)のサイト上から仕事を探し始めるようになります。
そしてこれは、遠い未来の話ではなく、今実際に起こり始めています。

皆さんも気づかれているかもしれませんが、求人の媒体は多くの広告費を投入しています。
求人媒体戦国時代と言ってもいいくらい、どこも必死で自社サイトを使ってもらうために努力をしています。
2021年段階ではタウンワークがダウンタウンの松本さんをTVのCMに起用していたり、その他のサイトも豪華なキャストを起用していて、とにかくサイト名を覚えてもらおうと必死ですね。

なぜ大量の広告費を投入するのか。

その理由は「GoogleやYahoo!で自社の求人サイト名を検索してもらってそのサイトから仕事を探してほしいから」または「アプリストアで自社の求人アプリをダウンロードして、そこから仕事を探してほしいから」です。
Googleからの集客だと検索が強いIndeed(インディード)がすべての求職者を独占してしまうので、このような状況になっています。

Indeed(インディード)で採用活動するメリット

ここまでIndeed(インディード)について説明してきましたが、改めてIndeed(インディード)を使うメリットをおさらいしましょう。

1.求職者の数が多い。
2.就職ではなく就社を掲げている。
3.費用のコントロールができる。

Indeed(インディード)のメリット1:求職者の数が多い。

冒頭にIndeed(インディード)は、求職者が多いとご説明しました。
やはり、このメリットを維持できる限り、今後もIndeed(インディード)が採用活動の中心になることは間違いないでしょう。

採用活動を釣りに例えるとすると、やはり魚がたくさんいる池に釣竿を垂らすというのが、大切なことです。
掲載する媒体の求職者の数が増えれば、自分の求人票を見てもらえるので、やはりIndeed(インディード)は魅力的です。

Indeed(インディード)のメリット2:就職ではなく就社を掲げているので中小企業でも戦える。

こちらも先ほど説明いたしましたが、Indeed(インディード)が重視しているのは就職ではなく就社。
その理念が現れているサイトなので、ある程度中小企業が戦えるシステムと言えるかもしれません。
広告にかけられる金額の差はあるかもしれませんが、従来の求人サイトのように「面(掲載される範囲)の不利」の部分がありません。
たくさんいる求職者に対して、どうやってアプローチをするかを考えることで大企業とも互角に戦えるというところがIndeed(インディード)を使う最大のメリットと言えるかもしれません。

Indeed(インディード)のメリット3:費用のコントロールができる。

Indeed(インディード)の有料掲載は「成功報酬のクリック課金型広告」です。
1クリックあたりにいくら支払うかという上限クリック単価を企業側で設定し、入札制で表示される求人が決まるというのは先ほど説明しましたね。

採用側にとって、このシステムの最大のメリットだといえるこのシステム。
料金が後払いではなく上限予算を先に支払うデポジット型なので、企業側がコントロールできます。
広告費を使い続ける期間も、自由に決めることが可能です。

Indeed(インディード)の管理画面では、「上限クリック単価」と、「1日あたりに利用する上限日予算」を設定することで目安の期間が割り出されます。

1クリック当たりの相場はだいたい50円~300円です。
もちろん職種や業種や勤務地の競争率によって異なりますが、予定通りたくさんクリックがあると1日あたりの予算を使い切りますし、逆に全然クリックされなければ予算が残って期間を延長することになります。
例えば、月上限5万円と決めたらそれ以上の費用が発生することはありません。

このように金額をコントロールできるIndeed(インディード)は通年採用にとても向いています。
採用を強化したいタイミングで広告費を増やしたり、逆に採用を控えたいタイミングでは広告費を減らしたりすることができるので、費用の管理がしやすいと言われています。

また、今掲載している媒体と併用して始める方も多いのも特徴です。
あくまで無料で掲載が可能であり、費用がコントロールできるので少額から始められるということで、まずは始めてみることをオススメします。

Indeed(インディード)で採用活動するデメリット

さて、ここまでメリットについてご紹介してきました。
いいことづくめのIndeed(インディード)ですが、逆にデメリット(難しい点)は何でしょうか。

こちらについても改めて説明いたします。

1.自社サイトはほとんどクローリングしてもらえない
2.検索されるキーワードがないと、当然集客できない
3.広告についての知識が必要
4.専門スキルを持った人材は専門サイトで探す必要がある

Indeed(インディード)のデメリット1:自社サイトはほとんどクローリングしてもらえない。

Indeed(インディード)に掲載する仕組みを説明していた箇所でIndeed(インディード)側でクローラーというプログラムを使って情報を収集しているという話をさせていただきました。

自社サイトのほとんどが自分でIndeed(インディード)にクローリング申請する形、もしくはATSを使う場合がほとんどです。

本来であればそれを使って、すべてのサイトを網羅的にクローリング対象が増えた結果、カバーしきれないというのが現状です。

Indeed(インディード)のデメリット2:検索されるキーワードがないと、当然集客できない

Indeed(インディード)の仕組みを説明する際に求職者側がキーワードを入れて検索するとご説明しました。
これは「キーワードが掲載されていない求人情報は検索に引っかからない」と言い換えることもできます。

求人が検索されるように求職票を工夫したり、求人自体を求職者に魅力的に感じてもらえるようにするようにするしかありません。

Indeed(インディード)のデメリット3:広告についての知識が少し必要

クリック単価制ということは、多少なりとも広告の知識が必要です。
実際にはIndeed(インディード)の管理画面上で、ある程度のサポートがあるので苦労はしないと思いますが、慣れるまでは少し大変かもしれません。

Indeed(インディード)のデメリット4:専門スキルを持った人材は専門サイトで探す必要がある

専門スキルをもった人を採用する場合は、もしかしたらIndeed(インディード)とのかみ合わせが悪いかもしれません。
例えばITエンジニアについてはPaizaやGreen、シェフは飲食店.comやグルメキャリーなど、ジャンルごとに特化した専門的なサイトで検索を始められると、Indeed(インディード)を経由せずに応募されてしまいます。

なので、自社が求める人材が専門的な人材かそうでないかについては一度検討する必要があります。

以上です。
これらのメリット・デメリットを見て、自社にとってIndeed(インディード)が適切か判断してご利用いただければと思います。

Indeed(インディード)を利用するのに向いている企業は?

具体的にIndeed(インディード)を利用した方がいいといわれている企業は以下のような企業になります。

  • 採用費用を抑えたい企業
  • 他の職種に比べて採用が難しいといわれている企業
  • 地方の中小企業
  • 通年で採用をしている企業
  • 社員とアルバイトを同時に募集している企業

ひとつでも該当する点がある場合は、ぜひとも最後までご覧ください!

中小企業における採用担当者の皆さんにとって、採用をするにあたって「大変だな」と感じる点は以下のような点ではないでしょうか?

  • 予算に対する採用費用の高騰
  • 少子化のため求職者数の減少による競争の激化
  • ミスマッチによる離職の増加
  • 知名度がない中小企業の採用のむつかしさ
  • 取りづらいと言われている職種の採用

どれも難しい問題ですよね。
特に予算や知名度の面に関しては、どうしても大企業とは圧倒的な差があり、中小企業の方は歯がゆい思いをしていることだと思います。

ただ、これらの問題、実はIndeed(インディード)を使うことですべて解決できます。

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詳しくはこれからIndeed(インディード)の仕組みを説明しつつお話ししますが、やはりIndeed(インディード)の一番の特徴としては「就社よりも就職」という部分です。

IndeedJapanの代表取締役を以前されていた高橋氏はインタビューでこのようにおっしゃっています。

従来型の求職サイトでは会社を探すことに力点が置かれているため、どうしても会社の名前に目が行って、仕事にはなかなか目が向きません。そこが大きな違いで、Indeedが目指すのは「就社」ではなく「就職」、自分に合った仕事探しのサポートなのです。現に、採りづらかった地域や職種でもコストをかけずに求める人材の採用が実現するなど、検索エンジンだからこそ壁を超えられた、画期的な採用マッチングの成功例が増えてきています。

引用元:求人に特化した検索エンジンIndeedで自社採用HPへの集客を高め、「自立した採用力」を促す – 『日本の人事部』

Indeed(インディード)が、今までの掲載媒体ではできなかったことを解決しようといることをお判りいただけたと思います。
採用側の目線でいうと、採りづらかった地域や職種の採用を低コストにできるようにしたいというところが嬉しいですよね。

現にIndeed(インディード)を使って、無料で採用を成功させているお客様もたくさんいらっしゃいます。

【誰でも簡単】Indeedに求人情報を無料・有料で掲載する方法|画像解説

Indeed(インディード)に無料で掲載する方法

Indeed(インディード)に掲載するためのページを用意する

まずは、Indeed(インディード)に掲載するページを用意する必要があります。
ページを用意する方法は、3つあります。

Indeed(インディード)へ直接作成する

Indeed(インディード)サイト内で直接求人情報を作成して掲載する方法です。
Indeed(インディード)のアカウントを作成すると、管理画面から求人を投稿することができます。
所定の項目を埋めるだけで、簡単に求人が掲載できます。

Indeed(インディード)への直接投稿の手順は下記の記事でも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
Indeed(インディード)に求人を掲載する方法とは?有料掲載と無料掲載の違いまで徹底解説!

自社採用ページを作成し、Indeed(インディード)にクローリングさせる

クローリングとは、自社採用ページの求人情報をIndeed(インディード)のシステムに読み込ませ、自動的にIndeed(インディード)上でも掲載させる方法です。
クローリングを利用してIndeed(インディード)に掲載するには、クローリングされる条件を満たす必要があります。

クローリングについては、下記の記事でも解説しておりますので、ぜひご覧ください。
Indeed(インディード)への連携メリットとクローリング方法を徹底解説!

他社求人媒体サイトでIndeed(インディード)に掲載

上記以外の方法で、他社求人媒体サイト経由でIndeed(インディード)に掲載する方法もあります。
他社求人媒体サイトがIndeed(インディード)と連携しており、求人情報がIndeed(インディード)へ転載される仕組みになっています。

Indeed(インディード)の掲載基準を満たすようにページを調整する

Indeed(インディード)には掲載基準が設けられています。
掲載基準を満たしていないページは、掲載されなかったり修正が必要となります。
下記の掲載基準を予め確認して求人情報を作成しましょう。

【コミュニケーション規約】
・複数の求人を応募者に提示しない。(1つの求人情報につき、「1職種、1勤務地」が原則)
・勤務地、職種名、応募条件、給与体系が明記されているようにする。
・テキスト内にリンクを含める場合は、直接求人情報を表示するリンクにする。
・採用企業の名称と所在地、担当者の氏名と職名を明記する。
・採用活動に必要な最小限のもの以外の情報提供を、応募者に要求しない。

【応募に関する規約】
・Indeed(インディード)の応募ボタンから、該当職種の応募画面に直接移動できること。
・求人情報の投稿者と、採用企業との関係性を求人情報に明記すること。
・応募プロセスで入手した応募者の個人情報を第三者に漏えいしないようにすること。

【差別に関する規約】
・業務の能力と関係ない理由で、応募を制限しないこと。

【合法性に関する規約】
・法律に違反するような求人情報や仕事内容でないこと。

【プラットフォームの不正使用に関する規約】
・Indeed(インディード)上での求人情報の表示順を操作したり、これまで紹介してきた基準を回避したりする内容、またはそれらを可能にするシステムの開発をしていないこと
(引用:Indeedで求人情報が表示されない理由。掲載基準を見直してみよう|Indeed

Indeed(インディード)の掲載基準については、下記の記事でも解説しておりますので、ぜひご覧ください。
Indeed(インディード)で求人が掲載されない理由と掲載基準を解説

Indeed(インディード)に求人を掲載する際の注意点

掲載する求人は、Indeed(インディード)が公開している求人広告掲載基準を満たしている必要があります。
ガイドラインや規定に反した求人は掲載されず、企業アカウント自体が無効になる可能性もあるので、まずはしっかり確認しましょう。

インディードの求人広告掲載基準を知りたい方は、こちらのページもご覧ください。
3分でわかる!Indeed求人広告掲載基準(ガイドライン)を簡単解説

Indeed(インディード)で効果を出す方法

では、Indeed(インディード)を使って実際に自社が求める人材を採用するには、どのような工夫が必要なのでしょうか。

ここでは、求人効果を高めるための3つの工夫をご紹介します。

有料掲載・無料掲載で共通のポイント

勤務地を詳細に記載する

例えば「東京都」だけでなく、勤務地は「市区町村」まで詳しく記載する必要があります。

会社名・職種名の記載ルールを守る

会社名・職種名にも記載ルールがあります。ルールに基づいて記載していないと、Indeed(インディード)へ掲載されない可能性があります。

会社名の項目には、会社名・勤務先店舗以外の文言は含めないようにしましょう。

職種名は具体的に記載しなければいけませんが、23文字以上で記載しないようにしましょう。
また、職種と関係のない文言(例:雇用形態、会社名、未経験歓迎、給与情報など)は記載してはいけません。

求人内容を具体的に記載する

求職者が自社で働く姿を具体的にイメージできるよう、求人内容は具体的に、かつわかりやすく記載しましょう。
求人票には、待遇や仕事内容、勤務地、福利厚生などのさまざまな項目を記入します。

例えば、事務職といっても、仕事内容はデータ入力や電話対応、書類作成など多岐にわたりますし、求められるパソコンスキルも企業によって異なります。

福利厚生の欄に社会保険についてだけ記載されている求人よりは、手当や支援、イベントなどに関することが書いてある求人のほうが、入社意欲が高まりやすいはずです。

また、Indeed(インディード)ではアピールポイントの記載が可能なので、自社ならではの魅力を盛り込みましょう。
「未経験でも高収入」「有休消化率●%」「残業なし」「服装自由」など、求職者の目を引くような自社ならではの魅力をアピールしてみてくださいね!

求職者のニーズに合ったキーワードを入れる

Indeed(インディード)では、よく検索されるキーワードを求人内に入れると、検索時に自社の求人が表示されやすくなります。

例えば、主婦(主夫)層を採用したいのであれば、「子育て支援」「扶養内」「主婦歓迎」などのキーワードで検索する人が多いと見込まれます。

Indeed(インディード)で露出を増やすためのポイントを知りたい方は、こちらのページもご覧ください
Indeed(インディード)で露出を増やす方法は?仕組みとコツを徹底解説

自社採用サイトを作りこむ

多くの求職者は、Indeed(インディード)で気になる求人を見つけたあと、自社の採用ページや公式サイトを探します。
そのため、応募につながる可能性を少しでも高めるには、自社サイトの作りこみも大切です。

Indeed(インディード)経由で自社の求人サイトに流入した中から、応募者を増やすためのポイントを知りたい方は、こちらのページもご覧ください。
【応募増】Indeedの応募が来ない時に確認すべきこと、求人票の書き方や露出の増やし方について解説

有料掲載のポイント

有料掲載の場合、導入後にしっかり運用していくことで高い効果を得られます。
具体的なポイントは下記の2点となります。

キャンペーンを設定する

キャンペーンとは、掲載している求人をグループ化して管理できる機能です。

Indeed(インディード)で複数の求人を掲載している場合、職種や予算、配信したいエリアなどでグループ分けをすることができます。

キャンペーンごとに、広告の配信や停止などができ、予算調整を行いやすいなどのメリットがあります。

効果に応じて改善を加えながら運用する

キャンペーンを1回設定して終わりではなく、分析レポートの結果を確認し、効果状況を見ながら定期的な改善も必要です。
予算の調整や原稿の改善などを行い、効果改善を図っていきましょう。

Indeed(インディード)有料プランの代理店運用

「自社での運用が負担」、「求人作成のノウハウがない」、「応募者をもっと増やしたい」といった方はIndeed(インディード)の代理店に広告の運用を任せるのも有効です。

Indeed(インディード)で効果を出すためには、求人の「運用」が重要となります。

下記の記事では、自社運用・運用代行の判断基準や運用代行を利用するメリットを解説していますので、運用代行の利用を検討されている方は参考にしてください。
インディード(Indeed)の運用代行とは?メリットや運用のコツなどを解説!

Indeed(インディード)を利用した成功事例(業種別)

ここでは、実際にIndeed(インディード)を使って採用を成功させた企業の事例を紹介します。
ぜひ、自社での採用活動において参考にしてみてくださいね。

事例1:外食チェーンを展開する飲食店様

【対応業種】
飲食業

【採用課題】
外食チェーン店を広範囲に展開されている企業様で、正社員の確保が急がれる中、元々は人材紹介会社を利用して応募を集めたそうです。
しかし、採用単価が高く、将来的にどのように自社の採用力を高めたら良いのか悩んでいました。

【支援内容・アプローチ】
Indeed(インディード)の営業担当者に広告の改善を支援してもらいながら、自社の強みを伝えられる求人を継続的に掲載。
営業担当者のアドバイスに従い、キーワードや文章も随時見直しました。

【採用成果】
Indeed(インディード)の利用開始から約3か月後に、応募が一気に増え始め、人材紹介会社の利用は5分の1以下になっています。
Indeed(インディード)経由の採用が増えたことで、3年後には採用コストが利用前の4分の1になりました。 

事例2:昭和創業のタクシー会社様

【対応業種】
旅客運送業

【採用課題】
タクシーがまだ浸透していなかった昭和時代に創業し、紙媒体の求人誌やチラシを使って採用活動をしてきたそうです。
しかし、募集が少なく、コストパフォーマンスも良くない状況でした。

【支援内容・アプローチ】
インターネットを活用した採用活動にシフトするにあたって、Indeed(インディード)を活用。
従来より未経験者の募集が多かったため、職場環境が具体的に伝わる求人を作成するよう努めたようです。

【採用成果】
スマートフォンで求人を見て応募する求職者が増え、応募数がたった半年で大幅に増加しました。
当初と比べて、採用活動のコストパフォーマンスが大きく改善されたようです。

Indeed(インディード)を実際に利用する方法

ここまでIndeed(インディード)について説明いたしましたが、ここからは実践編になります。
Indeed(インディード)を今日から始めたいという方に向けて、2つ方法がございます。

1:Indeed(インディード)内に直接求人票を作成する。
2:ATSを使って求人票を作成する。

Indeed(インディード)に関するよくある質問

有料オプションを利用しないと求職者は集まりませんか?

有料オプションのほうが求職者は集まりやすいものの、無料掲載であっても応募してもらえます。
求人内容やそのときの求人状況なども影響するため、求人効果については一概に判断できません。
効果を測定したい場合は、一度求人を掲載する必要があります。

求人情報はいつでも変更できますか?

好きな時間に無制限で変更でき、掲載できる求人数に上限もありません。
変更内容はリアルタイムで更新されるわけではありませんが、最短1時間以内で反映されます。

まとめ

Indeed(インディード)は、Web上にある様々な求人サイトや採用サイト等の求人情報を、クローラーと呼ばれるロボットが自動収集しIndeed(インディード)に掲載、検索できるようにしています。

また、Indeed(インディード)は「利用者数が多い」という特徴があります。Indeed(インディード)に掲載することで、より多くの求職者に自社の求人を見てもらえる機会が高まります。

Indeed(インディード)に関するコラム

Indeed(インディード)に求人を掲載する方法とは?有料掲載と無料掲載の違いまで徹底解説!
Indeed(インディード)に求人を掲載する方法について、無料掲載・有料掲載別に知ることができるページです。
「無料で掲載する際の手順」について画像付きで解説しているので、このページを見るだけでIndeed(インディード)で求人掲載できるようになりますよ。

Indeed(インディード)の掲載料とは 無料・有料の違いや費用について解説!
Indeed(インディード)の掲載料金について、詳細に解説しているページです。
Indeed(インディード)内で有料掲載する場合の料金はもちろん、代理店に依頼する場合の相場についても解説しているので、予算を踏まえてIndeed(インディード)の利用を検討したい場合にお役立てください。

Indeed(インディード)の運用代行とは?メリットや運用のコツなどを解説!
Indeed(インディード)の「運用代行」を活用するメリットや料金相場、利用する判断基準などを解説しています。
自社だけでの運用に不安な場合は、こちらのページを一度ご覧になり、運用代行の利用を検討することがおすすめです。

自社に合ったIndeed(インディード)代理店の比較方法とおすすめ代理店5選!
Indeed(インディード)での集客力を高めるうえで効果的な「代理店活用」について、選び方や選ぶポイントを解説しています。
Indeed(インディード)代理店の主要5社も紹介しているので、このページを見るだけで、利用したい代理店の選定まで可能です。

Indeed(インディード)で作れる企業ページとは?メリットと注意点を解説
Indeed(インディード)には、「企業ページ」と呼ばれる「Indeed(インディード)内に作成できる無料の企業ブランド構築ツール」が備わっています。
こちらでは、企業ページを作ることによる自社への影響や、作り方を紹介しています。企業ページの必要性について知ったうえで、実際にIndeed(インディード)内で作成することが可能です。

Indeed(インディード)で露出を増やす方法は?仕組みとコツを徹底解説
上記のページでは、Indeed(インディード)内で自社求人の露出を増やすためのコツを解説しています。
Indeed(インディード)には膨大な求人が掲載されているので、何も対策をせずに求人投稿すると、求職者から見てもらえない可能性があります。求人の露出度を高めて応募を集めるために、ぜひこのページをお役立てください。

Indeed(インディード)への連携メリットとクローリング方法を徹底解説!
Indeed(インディード)に自社求人を連携させる場合の、根本的な仕組みや具体的な方法について解説しているページです。
自社の採用サイトや採用ページを持っている場合は、ぜひこちらを参考にしながら、Indeed(インディード)と連携させてみてください。

Indeed(インディード)で求人が掲載されない理由と掲載基準を解説
Indeed(インディード)を使っている中で、「求人が表示されない」と悩むことがあっても大丈夫。
上記のページにて、求人が表示されない場合に考えられる原因や解決法を紹介しています。
ブックマークやお気に入り登録しておいて、困ったときにぜひご活用ください。

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この記事を書いた人
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コンノ

公務員として4年間、人事労務の実務経験あり。 これまで100名以上の事業者をインタビューしており、「企業や個人事業主が本当に悩んでいること」を解決できる記事を執筆します。

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。

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【受付時間】平日9:00〜18:00

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