Indeed(インディード)で作れる企業ページとは?メリットと注意点を解説

Indeedの企業ページ例

3行でわかる!この記事の要約
  1. この記事を読むと、Indeedで作れる企業ページとはなにか、企業ページがあることで得られる効果を知ることができます。
  2. Indeedの企業ページとは、「Indeed内に作成できる無料の企業ブランド構築ツール」です。企業ページを作成することで認知度や求人情報の閲覧数、応募数の上昇効果が見込めます。
  3. Indeedの企業ページは使い方によって非常に効果があるため、丁寧に作成するのがオススメです。

Indeedには様々な機能がありますが、その中に「企業ページ」があります。

ここではその企業ページはどんなものなのか、また企業ページがあることで得られる効果をお伝えします。

※Indeedについてはこちらで詳しく解説しています。
Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!

Indeed(インディード)の企業ページとは?

一言で表すと、「Indeed内に作成できる無料の企業ブランド構築ツール」です。

Indeedは、求人サイトとして、全世界の様々な求人情報を集めていますが、求人情報だけが求職者の役に立つ情報ではありません。

その企業がどんな企業なのか、求職者にとってあると嬉しい口コミ情報や評価などのコーポレートサイトには掲載されていない情報を入れることができます。

企業ページに記載できること

記載できる項目、求職者が見ることができる項目は、基本的に8つです(2022年12月時点)。

  1. 企業トップ(企業情報)
  2. 企業の魅力
  3. クチコミ
  4. 給与
  5. 求人
  6. 質問箱
  7. 面接
  8. 写真

それぞれどんな情報が見られるのか、どんな情報を入れるのが好ましいのかお伝えさせていただきます。

企業トップ(企業情報)

経営者や設立年、従業員数など、企業の基本情報を掲載できます。

企業ページを開いて最初に表示される項目なので、ここが詳しく入力してあると、ページ全体への信頼性が高まります。

企業の魅力

PR文、PR動画などさまざまな情報を入れることができます。

キャッチコピーや企業風土、今後の展望を記載するなどアピール内容は企業によって異なりますが、反応をみて変更することもできます。

クチコミ

クチコミは働いている人もしくは過去に働いていた人がレビューをします。

情報提供者自体は匿名になっており、役職、部署などを入れ、個人的な評価とともに、長所・短所も入れることができます。

ページ上では★5段階で総合評価とカテゴリ別評価を5つ見ることができます。

カテゴリ評価の項目

  • ワークライフバランス
  • 待遇・福利厚生
  • 定着率・昇進
  • 上司との関係
  • 企業文化

いい会社は平均評価が良くなるので、人も集まりやすくなるでしょう。

給与

現在、掲載している求人や過去に出した求人データを職種ごとに参照して、平均値を出したデータが表示されます。

働いている従業員の給与も計算に入れ、どのくらいの待遇が受けられるかを求職者が知ることができます。

求人情報

ここでは、現在公開している求人情報が全て表示されます。

質問箱

ユーザーからの質問と、それに対する回答が掲載されます。

回答の投稿は、企業だけでなく他のユーザーも可能となっています。

面接

企業の面接プロセスに対する、応募者の印象が掲載されます。

「全体的な印象」「難易度」「最終面接までの期間」の大きく3つについて、募集職種ごとに確認できる仕組みです。

写真

オフィス、従業員、イベント風景などの写真を入れることで社内の雰囲気を伝えることができます。

逆に写真の入っていない企業ページは、雰囲気がわからないため、求職者から興味を持ってもらいにくい可能性があります。

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Indeed(インディード)の企業ページで想定される3つの効果

上記でもお伝えしましたが、企業ページを作成することで、良い効果は3つ想定できます。

  • 認知度の向上効果
  • 求人情報の閲覧数上昇効果
  • 応募数の上昇効果

認知度の向上効果が見込める

企業ページは求人情報よりも会社全体の雰囲気を伝えることができるページです。

求人情報だけ見ても、募集している企業はどんな雰囲気で仕事をしているのかあまり伝わらず、応募意欲も持ちづらいでしょう。

会社全体の雰囲気、働く部署の雰囲気など、会社全体を通して考え方や雰囲気が伝われば、その企業のファンになってくれる人が増え、認知度の向上が見込めます。

求人情報の閲覧数上昇効果が見込める

企業ページには、現在掲載している求人情報が一覧で表示されます。

企業ページを訪れる人は「どんな企業が求人情報を出しているのか」が気になっているので、企業に興味を持ってくれれば、おのずと求人情報も見てくれます。

企業ページ→求人情報という流れで魅力を伝えられれば、そのまま応募してくれる人もいるでしょう。

検索結果一覧にロゴが表示されることもある

検索結果の右側中央にロゴが掲載されている

Indeedの求人情報検索結果一覧は基本的に、職種名、社名、住所、報酬などのテキスト情報がメインで表示されます。

ただある一定額以上の広告費を利用することで、上記画像の右側のようにロゴが表示される方式です。

一定額以上の広告費というのは、「企業規模」と「求人情報件数」に応じて変動します。

例えば従業員数が100人までの企業の場合で4件以下の求人数を公開している場合、月間の広告費目安は15万円以上となります。

ただ、条件をクリアしたからといって常にロゴが表示されるのではなく、条件をクリアした企業の中からランダムで表示される方式です。詳しく知りたい場合は、Indeed代理店のネットオンに問い合わせてみてください。

※関連記事はこちら
Indeedの「注目の企業」とは?リッチ表示で自社の認知を高めよう!

応募数の上昇効果が見込める

求人情報を見てくれる数が増えれば、おのずと応募数は増えます。

内容の充実した企業ページを作成しているリテラシーの高い企業は、同じく質の高い求人情報を作成する事にも長けています。
求職者のことを考えられた求人情報は、企業ページから入ってきた人にも効果が見込めるはずです。

そのため、応募数が上昇することが考えられます。

Indeed(インディード)の企業ページは作ったほうが良いか?

ここまでの説明を読んで、「企業ページは作成しておいた方が良い」という結論に至る方は多いのではないでしょうか。

ただ、問題は費用対効果です。

ここで作成しておいた方が良いとお伝えしている理由は、企業ページを作成するのにそこまで時間がかからないことが理由となります。

また、1度作成しておくと将来にわたって良い効果が継続する可能性があるので、長期的な投資になります。

Indeed(インディード)の企業ページを作成した際の注意点

ここは非常に重要なポイントです。

企業ページはオウンドメディアリクルーティングを提唱するIndeedらしい機能で、求人票以外に表現できるコンテンツが拡充できることがポイントですが、作成後の運用をしっかりとおこなわないと、逆効果となってしまいます。

情報の鮮度を保つ

まず、内容は常に最新の情報に更新し続ける必要があります。
企業情報や写真など、古い情報が掲載されているままだと応募者に不信感を抱かせることになってしまいます。

クチコミなど、書き込みへの対応が必要

また、「クチコミ」コーナーにネガティブな口コミが書かれるリスクや、「面接」コーナーに面接内容が公開されてしまうなどといったデメリットも存在します。また、一度作成した企業ページは原則削除ができないため、作成は慎重に見極める必要があります。

Indeedの企業ページ機能は、求職者にとっての認知度も発展途上ではあるので、企業独自の情報発信をするのであれば、まずは自社採用ホームページを立ち上げ、運用することがスタートとしては良いと考えられます。

※関連記事はこちら
Indeedの企業レビューとは?企業レビューを管理する際の注意点

まずは自社の採用ホームページから

自社採用ページが無ければ『採用係長』を利用するのがおすすめです。

採用係長は、Indeedなどの求人サイトと連携できる、自社採用サイトを作成できる採用マーケティングツールです。

採用ページを作成して維持する技術を持っていない企業からすると、予算を抑えることができ、デザイン性に富んだ自社求人サイトを効率よく作成し、Indeedと簡単に連携できます。

Indeedと連携するためには、Indeedのガイドラインに沿った求人情報を作成する必要があるため、知識が無い制作会社に依頼すると、修正点が発生し、費用が予想以上にかかることもあります。

だからこそ、採用係長のような採用マーケティングツールは大手企業などからも選ばれています。

⇒ 採用係長の公式ホームページへ

Indeed(インディード)の企業ページを作成する方法

企業ページを作成する流れは、たった2つです。

  1. 自社求人サイトを連携する
  2. 情報を入力する

自社求人サイトを連携する

自社求人サイトを連携する方法は、別の記事で詳しく書いているので、そちらをご覧ください。

⇒ Indeedで自社求人サイトを連携する方法

自社求人サイトを持っていない場合は、ぜひ採用係長を利用して連携をしてみてください。

⇒ 採用係長でIndeedに連携するまでの流れと料金

情報を入力&添付する

基本入力する項目は、企業情報、ヘッダー画像、写真、Twitter・FacebookなどのアカウントURLです。

そこまで情報量が多くない代わりに、ひとつでも欠けると不十分なページとなってしまいます。

しっかりと埋めましょう。

企業ページの編集方法・手順

まずは、企業ページを編集するまでの操作手順を確認しましょう。

1 Indeedにログインして管理画面を開く
2 「アナリティクス」をクリックして「概要」ページを開く
3 「ブランドのパフォーマンス」の「企業ページのトラフィック」の下にある「企業ページを見る」をクリックする
4 「企業の魅力」のタブを開き、「ページ編集」をクリックする

さらにここからは、「ページ編集」で設定できる項目について、詳しく解説します。

①ロゴ画像について

自社のイメージを印象付けるために重要なロゴ画像。
サイズや対応形式などの詳細は、下記のとおりです。

・画像の推奨サイズ:256px×256px(正方形ではない場合は400px×160px以下)
・対応形式:JPEG、PNG、GIF(JPEG推奨)
・ファイル容量の上限:5MB

②ヘッダー画像について

ヘッダー画像は、ページの上に表示される画像であり、ページを開いたときに一番最初に目に入ります。
詳細は下記のとおりです。

・画像の推奨サイズ:1960px×400px
・画像の最低サイズ:980px×200px以上
・対応形式:JPEG、PNG、GIF(JPEG推奨)
・ファイル容量の上限:5MB

③カスタムコンテンツについて

カスタムコンテンツに入力した内容は、「企業の魅力」に表示されます。

・画像の推奨サイズ:1240px×700px
・対応形式:JPEG
・動画と画像の掲載可能数:5つまで

※企業ページの編集方法は、Indeed内のサポートページでも確認できます
企業ページの編集|Indeedサポート

Indeed(インディード)で効果的な企業ページを作成するコツ

Indeedで求職者に魅力を感じさせる企業ページを作るためには、下記のポイントを意識すると良いでしょう。

・動画や画像など視覚で伝わるコンテンツを盛り込む
・口コミ機能を活用する
・SNSで積極的に発信する

求職者はさまざまな求人を比較するため、「この求人には興味がない」と思われたら、すぐに離脱してしまいます。
そのため、自社の求人にとどまってもらうには、動画や画像など、ぱっと見で伝わるコンテンツをいかに活用するかが重要です。
文章だけの求人よりも企業のリアルな雰囲気が伝わりやすく、自分が働くイメージを深めてもらうことにもつながります。

Indeedに搭載されている口コミ機能を使い、既存社員に自社についての口コミを書いてもらう方法もひとつです。
実際に働いている人からの生の声なので、求職者の納得感が高まります。
ただし、良い部分だけを書くと逆に信ぴょう性に欠けるので、「こうなればもっと良い会社なる」のような内容も書くことをおすすめします。

最近になって効果が高まっているのが、SNSでの発信。
SNSで情報収集をする人は多いので、各SNSと企業ページを連携させてPRするのも良いですよ。

※関連記事はこちら
Indeedで応募を増やす秘訣は「クチコミ」機能|効果的な活用方法とは?

魅力的な採用サイトの作成は採用係長

「採用サイトを作って応募を増やしたい」と考えている場合は、ぜひ『採用係長』をご利用ください。

採用係長は、穴埋め式で項目を入力していくだけで、最短2分でオリジナル採用サイトを作れるシステムです。
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Indeedや求人ボックススタンバイといった大型求人検索エンジンとワンクリックで連携できるので、採用係長ひとつで採用活動が完結するかもしれません。

無料コースもあるので、気になった方は、まずはお気軽にご相談ください。

採用係長については、下記の記事で詳しく解説しています。
採用係長とは? 採用係長でできることを詳しく解説。導入事例や評判も紹介します

まとめ

Indeedの企業ページは使い方によって非常に効果があります。

ただ情報量が薄いと逆効果になるので、作る場合は丁寧に作成しましょう。

また、求人情報にも力を入れなければ意味がないので、求めている求職者に向けた求人情報を作るようにしてくださいね。

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インディードの概要についてはこちら

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この記事を書いた人
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コンノ

公務員として4年間、人事労務の実務経験あり。 これまで100名以上の事業者をインタビューしており、「企業や個人事業主が本当に悩んでいること」を解決できる記事を執筆します。

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
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