ATS(採用管理システム)とは?Excel管理との違い・機能・費用・選び方を解説

ATS(採用管理システム)は、求人作成から応募者管理、面接調整、選考進捗の共有、内定後フォローまでの採用業務を一元化し、Excel・メール・媒体管理の分散を減らして採用活動を効率化する仕組みです。費用は「採用人数」「必要機能」「サポート範囲」で変動するため、要件を整理して比較し、最後は無料トライアルで操作性を確認するのが失敗しにくい進め方です。

当記事では、ATS(採用管理システム)について、概要や主な機能、利用するメリット・デメリットだけでなく、比較検討に進む前に知っておきたい「Excel管理との違い」「費用感」「選び方」までまとめて解説します。

  • ATS(採用管理システム)で「何ができるか」
  • ATSとExcel(手作業)の違い(どこが楽になるか)
  • 導入メリット/デメリットと、向いている企業の特徴
  • 導入時の注意点・費用感
  • 比較検討の進め方と、無料トライアルで確認すべきポイント

  • 求人作成・採用サイト運用・求人媒体連携
  • 応募者情報・選考ステータス・面接予定の一元管理
  • 候補者との連絡、面接日程調整、社内共有の効率化
  • 応募経路や通過率など採用データの可視化・改善

「ATSとは何か」だけでなく、「自社に必要か」「何を比較すべきか」まで知りたい方は、このまま読み進めてください。

ATSとは、採用活動における一連の業務を効率化できるシステムです。
採用活動では、求人作成や応募者管理、面接、内定者フォローとさまざまな業務が発生します。
近年は求人媒体や採用手法が多様化していることもあり、採用活動における業務の煩雑化に悩んでいる企業・飲食店は多いのではないでしょうか。

ATSを使うと、具体的に業務がどのように効率化するのか、どのような企業に向いているのか、そして選ぶ際に何を見ればよいのかまで整理できます。ATSの導入を少しでも検討している企業・飲食店は、ぜひ当記事をお役立てください。

まず何から始める?
「ATSを導入すべきか/どれを選ぶべきか」を進めるなら、まず全体像を押さえた上で、最後は管理画面の操作性を無料トライアルで確認するのがスムーズです。

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目次

ATS(採用管理システム)とは?

ATSは、採用活動において発生する業務を一元的に管理できるシステムのことで、日本語では「採用管理システム」です。

下記3つの言葉の頭文字から、「ATS」と呼ばれています。

・Applicant(応募者)
・Tracking(追跡)
・System(システム)

ATSを利用すれば、煩雑化しやすい採用業務を仕組み化でき、多様な悩みを解決できます。特に、複数媒体からの応募情報の集約、選考進捗の見える化、候補者とのやり取り、面接調整、採用データの分析までを、ひとつの画面で進めやすくなる点が大きな特徴です。

ATS(採用管理システム)が注目されている背景

ATSが近年注目されている大きな要因が「少子高齢化による採用競争の激化」です。
数年前までは、1人あたりの求職者に対して求人数が少なく、企業が求職者を選べる構図になっていましたが、最近は求職者に対する求人数が多く、売り手市場の傾向になっています。

さらに、求人媒体だけでなく、自社採用サイト、SNS、リファラル、人材紹介など採用チャネルが増えたことで、応募者管理や社内共有は以前より複雑になりました。
応募者を待つ「守り」の採用活動では、他の企業に採用競争をリードされるため、企業からアプローチをかける「攻め」の採用活動が求められています。
攻めの採用を実施するには、ノンコア業務をできるだけ効率化させ、採用戦略の立案や面接など、重要な業務に集中できる体制を整えることが重要です。

ATS(採用管理システム)で可能になること

ATSを利用すれば、下記のように多くの業務をひとつのシステム上で進めやすくなります。

  • 求人の作成・運用:求人票の作成、更新、採用サイト運用、求人媒体との連携
  • 応募者情報の一元管理:媒体ごとに散らばりやすい応募者情報をまとめて管理
  • 選考状況の一元管理:書類選考、面接、内定などの進捗を見える化
  • 候補者とのコミュニケーション:メールや連絡履歴を集約し、対応漏れを防ぎやすくする
  • 面接日程の調整:空き枠確認、共有、リマインドなどの負担を減らす
  • 採用データの分析:応募経路、通過率、採用数などを可視化して改善に活かす
  • 内定者情報の一元管理:内定通知や入社前フォローの管理

応募から採用、さらには内定後のフォローまで、ひとつのATSで管理することが可能です。

「どのATSが自社に合うか」まで一気に進めたい方は、比較観点を押さえた上で、無料トライアルで操作性を確認すると検討がスムーズです。
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ATSとExcel(手作業)で何が変わる?

ATSは「採用の情報が散らばる」「担当者ごとに管理が違う」「日程調整や連絡が追いつかない」といった状況を、採用業務の流れに沿ってまとめて管理できるのが特徴です。まずは、よくある手作業管理との違いを整理しておきましょう。

特に、Excel・メール・求人媒体の管理画面を行き来している企業ほど、導入前後の差が出やすくなります。導入前は「転記」「確認」「共有」に時間がかかりやすく、導入後は「見れば分かる」「すぐ共有できる」状態をつくりやすいのがATSです。

項目 Excel・メールなど手作業 ATS(採用管理システム)
応募者情報の管理 媒体ごと・担当者ごとに分散しやすい 応募者情報を一元管理し、検索・共有がしやすい
選考ステータス共有 更新漏れや認識ズレが起きやすい 選考状況をリアルタイムで共有しやすい
面接日程調整 往復連絡が増え、ダブルブッキングのリスク 空き枠抽出やリマインドで調整負荷を削減しやすい
候補者との連絡 返信漏れ・履歴確認に手間がかかる テンプレ・履歴管理で対応漏れを減らしやすい
求人運用・媒体連携 媒体ごとに投稿・更新が必要になりがち 一括掲載・連携で運用工数を抑えやすい(製品による)
分析・改善 集計が手作業になり、継続しづらい 応募経路や進捗を可視化し、改善に活かしやすい

「いまExcelで困っていること」が、ATSの導入効果そのものになるケースは少なくありません。たとえば、複数媒体の応募をまとめて見たい、面接状況を現場と共有したい、返信漏れを減らしたい、採用経路ごとの成果を見たいといった課題があるなら、ATS導入の検討余地は大きいでしょう。

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ATSは「できること」よりも、日常で触る画面(応募者一覧・ステータス変更・日程調整・連絡)が使いやすいかで差が出ます。候補を絞ったら無料トライアルで確認するのが安心です。

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ATS(採用管理システム)が有する機能

ATSには、主に下記6つの基本機能が搭載されています。

求人の編集・公開機能

ATS上では、求人の作成や公開、編集など、求人運用にかかる一連の操作が可能です。
導入するATSによっては、Indeed求人ボックスといった求人媒体との一括連携もできます。

ATSを導入しない場合、自分たちで自社採用サイトを作成したり、料金を払って求人媒体に掲載したり、労力やコスト面での負担が大きくなります。
ATSの中には、ボタン1つで複数の求人媒体に求人を同時掲載できる製品もあるので、負担を大幅に抑えることが可能です。

応募数を増やしたい企業にとっては、この機能が「単なる管理」ではなく「集客の土台」になることもあります。

採用候補者の管理機能・進捗管理機能

採用候補者の管理機能・進捗管理機能は、ATSを代表する機能の1つです。
応募から採用に至るまで、採用候補者の情報を端末ひとつで管理できるようになります。

多くの人事担当者にとって最も日常的に使用する機能になるため、「使いやすさ」が大切です。
可能であれば、事前に操作性や画面デザインを確認した上で、長期的に利用できるかどうかを判断しましょう。

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データインポート機能

採用活動のデータをすべて手打ちで入力しようとすると、時間と手間がかかるため、ほとんどのATSにはデータインポート機能が搭載されています。
例えば、複数の求人媒体に求人を掲載している場合でも、データインポート機能を使えば、ATS上の簡単な操作で、各媒体の募集状況を一括取り込みできます。

既存の応募者情報や求人データを移しやすいかどうかは、導入直後の負担にも直結するため、確認しておきたいポイントです。

コミュニケーション機能

データを管理するだけでなく、採用候補者とのメールのやり取りもATS上で行えるようになります。
採用活動期間中は、多くの求職者とやり取りするため、メールの見落としや返信漏れが起こることが珍しくありません。
コミュニケーションツールとしても十分に活用するには、対応済み・未対応のメールが分かりやすく表示される仕様のATSがおすすめです。

候補者の属性によっては、メールだけでなく別の連絡手段に対応しているかも比較材料になります。
連絡の質とスピードを上げたい場合は、テンプレを整備しておくと運用が楽になります。
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面接の日程管理機能

ATSの多くは、面接の日程を自動または半自動的に調整できる機能を備えています。
候補者の希望日や、面接担当者のスケジュールを一元管理して、自動的に空き時間を抽出できる製品もあるため、手動でカレンダーと照らし合わせる手間が大幅に削減されます。

また、面接日が確定したらATS上に反映されるため、他の担当者との共有もスムーズに行えます。面接の前日に自動リマインドメールを送る機能を備えたATSもあるので、面接忘れや日程のダブルブッキングといったトラブルを未然に防ぐことが可能です。

面接の質を均一化したい場合は、評価観点をシート化しておくと判断がぶれにくくなります。
面接評価シートはこちら

採用ホームページ作成機能

ATSによっては、採用ホームページ(自社採用サイト)を簡単に作成できる機能を搭載しているものもあります。
テンプレートやデザインがあらかじめ用意されていて、企業ロゴや採用コンセプトを反映するだけで手軽に自社らしい採用ページを制作できるケースも多いです。

さらに、作成した採用ホームページと求人媒体を連携できるタイプであれば、ホームページ上の求人情報をボタン1つで外部に配信できるなど、求人募集をスピーディに進められます。
結果として、求人作成や運用にかかる時間的コストを大幅に削減しながら、求職者に対して統一感のある企業イメージを届けることが可能です。

採用サイト作成や応募者管理まで含めてサービスの全体像を確認したい方は、こちらも参考にしてください。
採用係長とは?機能・特徴を解説

ATS(採用管理システム)を導入するメリット

ATSを導入すると、企業に多くのメリットがもたらされます。
特に大きなメリットは、下記の5つです。

採用活動を効率化できる

属人化されていた業務が一元管理できるようになり、採用業務が効率化します。
採用活動では、採用計画の立案から始まり、募集や面接、入社後のフォローまで、数か月にわたりさまざまな業務を行います。

そのため、採用活動を効率化できれば時間や人員の余裕が生まれ、本来重視したい業務に集中できるようになります。
結果として、採用活動にとどまらず、人事部門全体の生産性がアップするでしょう。

社内での情報共有がスムーズになる

チーム内での情報共有がスムーズになることもメリットの1つです。
例えば、応募者と面接の日程調整が完了したら、ATSにすぐ入力すればリアルタイムでチームメンバーへと共有でき、認識のズレや遅れがなくなります。
特に近年は、リモートでの面接も増えているので、メンバーが離れた場所にいても採用を効率的に進める上で重要な機能です。

ヒューマンエラーを防止できる

採用活動では、応募者の個人情報や面接日をはじめ、さまざまなデータを取り扱うので、手動で管理しようとすると、どうしてもヒューマンエラーが発生しやすくなります。
ATSを活用すれば、応募者の情報が自動的にシステムへ反映されるため、ヒューマンエラーの防止が可能です。
手動で入力した際などにもしヒューマンエラーが発生しても、一元管理されていることで、周囲がフォローしやすくなります。

採用コストを抑えられる

ATSの導入や利用には一定のコストがかかるものの、多くの場合、将来的に採用コストが抑えられます。
例えば、転職希望者専用の求人サイトに求人を掲載する際、媒体によっては1か月あたり数十万円の掲載料金が発生しますが、ATSで自社採用サイトを作れば、求人サイトを利用する必要がなくなるかもしれません。
他には、業務が効率化するため、採用活動にかかる人件費も抑えられます。

採用活動を分析して今後に生かせる

採用活動の結果を分析し、ノウハウとして蓄積することも可能です。
例を挙げると、どのような経路で応募につながっているのかを分析できれば、流入数が多い経路の求人を強化することで、さらに応募者を増やせます。
自社に応募する人材の傾向が分かれば、採用計画や面接官の対応改善に生かせるでしょう。
ノウハウがどんどん蓄積されれば、自社の採用力の底上げにもなります。

ATSは「使いやすさ」で差が出ます
比較で候補を絞ったら、最後は管理画面の操作性や導線(応募者管理・日程調整・連絡のしやすさ)を無料トライアルで確認すると失敗しにくくなります。

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ATS(採用管理システム)を導入するデメリット

ATSの導入にはデメリットもあるため、メリットとどちらが大きいかを考えながら、導入を検討することが重要です。

導入・運用に費用がかかる

導入・運用にあたっては、一定の費用がかかります。
長期的に見るとコストパフォーマンスが上回るケースは多いものの、直近の支出をなるべく抑えたい場合は、費用面が導入の障害となりやすいでしょう。

導入費用や利用料金は、ATSによって異なります。
費用面の負担を軽くしたい企業は、製品ホームページや問い合わせなどで料金をよく確認した上で、導入を検討することがおすすめです。

使い方に慣れるまで時間が必要

操作方法はATSによって異なるため、多くの場合、自社の従業員が慣れるまでに一定の時間を必要とします。
特に、これまで外部のツールを使用してこなかった企業や飲食店は、スムーズに浸透するかどうか不安が大きいはずです。

慣れるまでの時間を短縮させたい場合や、そもそも正しく導入できるか不安な場合は、サポートが充実しているATSを選ぶとよいでしょう。
検討段階で実際に問い合わせてみて、対応の手厚さや心地よさなどもチェックしてください。

自社の運用に合わないと定着しにくい

機能が多いATSでも、自社の採用フローや現場の使い方に合っていなければ、十分に活用されないことがあります。
そのため、導入前に「誰が」「どの画面を」「どの頻度で使うのか」を整理し、無料トライアルで応募者一覧や面接調整など日常で触る操作を確認することが大切です。

ATS(採用管理システム)導入が向いている企業の特徴

ATSは大企業だけのものではなく、中小企業や店舗採用でも有効なケースがあります。特に、下記のような企業は導入効果が出やすい傾向があります。

複数店舗・複数拠点で採用している

店舗や営業所ごとに求人を出していると、応募状況や選考進捗の確認だけでも手間がかかります。
ATSがあれば、拠点ごとの状況をひとつの管理画面で把握しやすくなり、本部・現場間の共有もスムーズになります。

複数の求人媒体を利用している

媒体ごとに管理画面が分かれていると、応募者の確認や転記作業が増えやすくなります。
複数媒体を使っている企業ほど、ATSによる一元管理の効果を感じやすいでしょう。

面接官や関係者が複数いる

採用担当者だけでなく、現場責任者や店舗責任者も選考に関わる場合、情報共有のしやすさは重要です。
ATSなら、最新の選考状況や評価を共有しやすく、認識ズレや連絡漏れを減らしやすくなります。

年間採用数が一定以上ある

年間を通じて継続的に採用する企業では、採用業務の工数が積み上がりやすくなります。
採用人数が増えるほど、手作業管理の負担も増えるため、ATS導入のメリットが大きくなります。

中小企業でも採用業務の属人化が強い

「担当者しか状況が分からない」「Excelの更新ルールが人によって違う」「連絡テンプレが整っていない」といった状態なら、企業規模にかかわらずATSの導入余地があります。
人事部門だけでなく、店舗責任者や経営者が採用を兼務しているケースでも、運用ルールを整えやすくなります。

もちろん、企業の人事部門や人材派遣会社の職員など、複数の求職者情報を扱う立場の方にもATSは向いています。重要なのは「企業規模」よりも、「採用情報が分散していて、管理や共有に手間がかかっているかどうか」です。

ATS(採用管理システム)の種類

ATSは「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類に分けられるため、どちらが自社に合うのかを検討する必要があります。
それぞれの概要やメリット・デメリットなどを解説します。

クラウド型

クラウド型とは、インターネット上で利用する形態のことです。
サービスの導入もインターネット上で行うので、サーバーの設置は必要ありません。

クラウド型のメリットは、導入をオンラインで進められるため料金が安価に設定されている製品が多く、スムーズに利用を開始できる点です。
一方で、十分なセキュリティ対策が講じられていないと、情報漏えいなどのトラブルに発展する可能性があります。
会社ごとに対策をするか、セキュリティが強固な製品を選ぶ必要があります。

オンプレミス型

オンプレミス型は、ソフトウェアを購入した上で、自社のサーバーにインストールする形態を指します。

メリットは、基本的に自社で管理するため、セキュリティ面でのトラブルが少ない点です。
デメリットとしては、初期費用が高くなりやすい点や、Webサーバーなどのインフラ整備が必要であるため導入までに時間がかかる点が挙げられます。

ATS(採用管理システム)の雇用形態別・用途別の考え方

ATSを導入する際には、雇用形態や採用の進め方に合わせた製品を選ぶことが重要です。
ここでは、用途別に、どのような特徴を持つATSがおすすめかを紹介します。

採用業務全般管理型

採用業務全般に活用する場合は、年間でどの程度の人数を採用するかに応じて、優先する機能を検討するとよいでしょう。
例えば、年間を通して数名程度しか採用しないのであれば、コミュニケーション機能よりも、求人作成や他求人媒体との連携性などの「集客力」を重視したほうがよいと言えます。

新卒採用特化型

新卒採用は、数種類ある採用活動の中でも、最も多くの求職者とコミュニケーションを取るため、「やり取りのしやすさ」に長けているATSがおすすめです。
加えて、応募者の管理画面が見やすく、情報をすぐに把握できるかどうかも重視しましょう。

アルバイト採用特化型

アルバイトの採用は、新卒採用のように一律でスケジュールを組むわけではなく、募集があった人から順に面接を行うことが一般的です。
募集状況をすぐに更新できるよう、求人の編集が手軽に行えるATSがおすすめです。

リファラル採用特化型

リファラル採用の場合は、自社従業員の紹介から採用活動を始めるので、求人管理の機能は重視する必要がありません。
自社に合う人材かどうかを客観的に見極める必要があるので、社内でスムーズに情報共有できるATSを選ぶとよいでしょう。

ATS(採用管理システム)の選び方・比較ポイント

ATSを選ぶときは、いきなり製品を並べるのではなく、まず自社の課題がどこにあるかを整理することが大切です。
比較の基本は、「応募数を増やしたいのか」「応募者管理を効率化したいのか」「選考管理を効率化したいのか」「採用課題を可視化したいのか」を明確にすることです。

課題別の選び方

応募数を増やしたい場合

応募数が足りない場合は、求人検索エンジンや求人媒体との連携、自社採用サイトの作成・運用機能を重視するとよいでしょう。
媒体運用だけでなく、自社の採用ページを持ちたい企業にも向いています。

応募者管理を効率化したい場合

媒体ごとに応募者情報が散らばっている、返信漏れや重複管理が起きている場合は、応募者一覧の見やすさや検索性、連絡履歴の確認のしやすさを重視しましょう。
特に複数職種・複数拠点で採用している企業は、管理のしやすさが重要です。

選考管理を効率化したい場合

面接調整や社内共有に負担がかかっている場合は、ステータス変更のしやすさ、面接日程調整、面接評価の共有、関係者への通知のしやすさを確認するのがおすすめです。

採用課題を可視化したい場合

どの媒体が成果につながっているのか、どこで歩留まりが起きているのかを把握したい場合は、レポートやダッシュボードの見やすさ、分析できる項目の深さを重視するとよいでしょう。

比較時に見るべきポイント

候補製品を比較する際は、下記の観点を押さえておくと判断しやすくなります。

比較ポイント 確認したいこと
求人検索エンジン・求人媒体との連携 自社が使いたい媒体や検索エンジンに対応しているか
採用サイト作成機能 自社らしい採用ページを作れるか、運用しやすいか
応募者管理のしやすさ 一覧の見やすさ、検索、絞り込み、重複管理のしやすさ
選考管理・日程調整・連絡 ステータス変更、面接調整、テンプレ連絡、履歴確認がしやすいか
社内共有のしやすさ 面接官や現場責任者と進捗・評価を共有しやすいか
権限管理・情報管理 閲覧範囲や操作権限を適切に設定できるか
データ分析のしやすさ 応募経路、通過率、採用数などを見やすく把握できるか
サポート体制 導入時の支援、問い合わせ対応、マニュアルが充実しているか

現在利用しているサービスとの連携が可能かどうかも重要です。
すでに何らかの求人媒体を利用しているのであれば、連携可能なATSを選ぶと応募者の管理が一元化します。
Slackなどの社内で使っているコミュニケーションツールと連携できるATSを選べば、採用活動中の情報共有がより円滑になるでしょう。

また、どんなに使いやすいATSを選んでも、日々使用する中で、使い方が分からない場面が出てくるはずです。
疑問や悩みをすぐ解決できるよう、サポートの内容も確認しておきましょう。
例えば、外部ツールの使用に慣れていない企業や飲食店であれば、導入時から手厚いサポートがあり、かつすぐに相談できる窓口のあるATSがおすすめです。
自分たちで解決しながら使いたい場合は、マニュアルや操作ページの充実度を確認するとよいでしょう。

無料トライアルで確認すべきポイント

最後は、資料だけで決めずに無料トライアルで操作性を確認するのが安全です。特に、下記の画面は優先して見ておくと判断しやすくなります。

  • 応募者一覧:必要な情報が見やすいか
  • ステータス変更:選考状況の更新が直感的にできるか
  • 日程調整:面接調整の流れが分かりやすいか
  • 候補者連絡:テンプレ・履歴確認・返信対応がしやすいか
  • 権限設定:店舗責任者や面接官の権限管理がしやすいか
  • レポート画面:見たい数字が把握しやすいか

比較観点を整理したあとに、実際の操作感まで確認できると、導入後のギャップを減らしやすくなります。
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ATS(採用管理システム)を導入するときにかかる費用

ATSの導入にあたってかかる費用は、0円~数万円とさまざまで、企業の使用方法に合わせて導入費用が設定される場合もあります。
一律で金額を明確にするのは難しいものの、採用人数・必要機能(媒体連携/応募者管理/面接調整など)・サポート範囲によって費用は変動します。
導入前に「必要な機能」と「運用体制」を整理しておくと、見積もりの比較がしやすくなります。

導入後の月額料金も、金額設定はATSごとに異なっており、数千円の製品から10万円を超えるような製品もあります。
操作性や搭載機能など他の要素も踏まえながらコストパフォーマンスを判断し、自社にとって最適なATSを導入してください。

費用感を先に押さえたい場合は、候補製品の料金表を確認し、無料トライアルで「必要機能が満たせるか」を確かめるのが安全です。
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ATS(採用管理システム)の導入事例

応募者管理機能で採用活動の効率化を実現

企業名:株式会社英國屋様(東京都中央区)
業種:販売

1940年創業のフルオーダースーツのテーラーである同社は、ATS導入後に応募者管理ページを活用することで日々の採用業務が大きく効率化しました。

具体的には、応募者がどの媒体から応募したのかをひと目で把握できるようになり、面接日時の調整や候補者情報の整理をスピーディに進められるようになったといいます。
また、メンバー全員が同じ管理画面を閲覧できるため、社内での情報共有がしやすくなり、認識のズレやコミュニケーションの手間が減少。応募者数が増えても混乱することなく、効率的かつ的確に選考を進められるようになりました。

結果として、より多くの応募者と接点を持ちながら、企業イメージを損なわないスムーズなやり取りを実現し、採用担当者の負担も軽減されているとのことです。

【出典】
煩雑な採用業務が、採用係長の導入で業務効率向上に成功!|採用係長

求人作成にかかる時間の短縮に成功

企業名:もろ小児科医院(埼玉県川越市)
業種:医療/介護/福祉

もろ小児科医院様では、採用ページを作成する際の雛形機能や、求人文面を自動生成できるATSの機能を積極的に活用することで、求人票作成のスピードが大幅に向上しました。

さらに、LINEで応募できる機能を導入したことで、若い世代の応募ハードルが下がり、応募数そのものも増加したといいます。こうした新機能を組み合わせて使うことで、求人内容のブラッシュアップと同時に応募率アップを実現。
最終的には短期間で2名の採用が成功し、業務負担の削減と採用成果の向上を両立させることができました。

【出典】
新機能も使いやすく気に入っています!応募も増え、信頼しているツールです。|採用係長

事例を見て「自社にも必要かも」と感じたら、次は必要な機能(媒体連携/応募者管理/面接調整など)と運用体制を整理し、比較検討に進むのがおすすめです。
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よくある質問(FAQ)

ATS(採用管理システム)と「採用管理ツール」は同じですか?

一般的には同じ意味で使われることが多く、応募者情報・選考状況・求人運用などを一元管理する仕組みを指します。製品によって得意領域(求人集客・面接調整・分析など)が異なるため、比較時は「自社が何を効率化したいか」を先に整理すると選びやすくなります。

ATS導入でまず効率化されやすい業務は何ですか?

応募者情報の集約、選考ステータスの共有、日程調整、候補者との連絡(メール等)など、手作業が多い業務ほど効果が出やすい傾向があります。現状のボトルネックが「媒体ごとの管理」「返信漏れ」「面接調整」などどこにあるかを確認しておくとスムーズです。

ATS導入が向いている企業はどんな企業ですか?

複数店舗・複数拠点で採用している企業、複数の求人媒体を利用している企業、面接官や関係者が複数いる企業、年間採用数が一定以上ある企業、採用業務の属人化が強い企業に向いています。中小企業でも、採用情報が散らばっているなら導入効果を感じやすいでしょう。

ATSは無料で使えますか?

製品によって「無料プラン」「無料トライアル」の有無や制限(求人数、応募者数、機能範囲など)が異なります。まずは無料で試せる選択肢も含めて候補を絞り、必要な機能が満たせるかを確認するのが安全です。
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ATSの費用はどれくらいを見ておけばよいですか?

初期費用・月額費用ともに幅があり、採用人数、必要機能(媒体連携や面接調整など)、サポート範囲で変動します。複数社を比較する前に、必須機能と運用体制(誰が何を使うか)を決めておくと、見積もりの比較がしやすくなります。

クラウド型とオンプレミス型はどちらが良いですか?

スピード重視で導入しやすいのはクラウド型、セキュリティや自社管理を重視する場合はオンプレミス型が選ばれやすい傾向です。求めるセキュリティレベルや社内の運用負担(保守・管理)を踏まえて判断するとよいでしょう。

求人媒体(Indeed等)や社内ツール(Slack等)と連携できますか?

製品により連携可否や連携範囲が異なります。自社が使っている求人媒体・コミュニケーションツール・カレンダー等を洗い出し、候補製品ごとの対応状況を確認するのが安全です。

ATSの選び方で見るべきポイントは何ですか?

「採用目的(新卒/中途/アルバイトなど)」「採用人数」「必須機能(応募者管理・日程調整・連絡・媒体連携など)」「連携したいツール」「サポート要件」を先に決め、候補を絞った上で操作性を確認するのがおすすめです。比較の観点を整理した記事も参考にしてください。
採用管理システム(ATS)の比較・選び方はこちら

ATS導入は何から始めればいいですか?

まずは「採用の目的(新卒/中途/アルバイト)」「採用人数」「必須機能(応募者管理・日程調整・連絡・媒体連携など)」「連携したいツール」「サポート要件」を整理し、候補を絞るのがおすすめです。候補が決まったら無料トライアルで、応募者一覧や日程調整など日常で触る画面を優先して確認すると失敗しにくくなります。
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ATS導入前に準備しておくと良いことはありますか?

導入後の運用をスムーズにするために、「採用フロー(書類選考から面接、内定まで)」「担当者の役割」「選考ステータスの粒度」「候補者への連絡ルール」「連携したい媒体・ツール」を整理しておくのがおすすめです。要件が明確になるほど、見積もり比較と製品選定がしやすくなります。

無料トライアルでは何を確認すべきですか?

「応募者一覧の見やすさ」「ステータス変更のしやすさ」「面接日程調整の流れ」「候補者との連絡(テンプレ・履歴管理)」「権限設定」「レポートの見方」など、日常的に触る画面の使いやすさを優先して確認するのがポイントです。
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どのATSを選べばよいか迷ったら?

まず「採用の目的(新卒/中途/アルバイト)」「採用人数」「必須機能」「連携したいツール」「サポート要件」を整理し、候補を絞るのがおすすめです。比較の観点をまとめた記事も参考にしてください。
採用管理システム(ATS)の比較・選び方はこちら
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まとめ

ATSは、採用業務を一元的に管理できるシステムのことで、日本語では「採用管理システム」と呼ばれます。
「求人の編集・公開機能」「採用候補者の管理機能・進捗管理機能」などのさまざまな機能が搭載されており、業務効率化や採用コストの節約といった、多くのメリットをもたらします。

また、ATSを検討するときは、定義だけでなく、何ができるか/Excel管理と何が違うか/自社に向いているか/費用感はどのくらいか/どう選ぶかまで整理しておくことが大切です。
比較観点が整理できたら、最後は無料トライアルで応募者一覧や日程調整など実務で触る画面を確認し、自社で運用しやすいかを見極めましょう。

比較からトライアルまで進めたい方へ
まずは比較観点を押さえた上で、実際に使い勝手を確認すると失敗しにくくなります。

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  • 応募者管理や面接サポートなど、採用活動における便利な機能が多数搭載
  • 月額9,800円~/月で利用可能
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コンノ

公務員として4年間、人事労務の実務経験あり。 これまで100名以上の事業者をインタビューしており、「企業や個人事業主が本当に悩んでいること」を解決できる記事を執筆します。

監修者
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辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。