今回の内容は「人事採用担当者なら知っておくべき採用用語集」です。
日々、新しい採用用語が出てくる採用業界。
今回は、基礎からトレンドまで「最低限これだけ知っておけば大丈夫!」という採用用語を厳選しましたので、参考にしていただければ幸いです。
気になる用語をクリックして、ご覧ください。
目次
採用用語一覧
Indeed
ハローワークの求人はもちろん、求人サイトに掲載されている採用ページや自社HPの採用ページなど、数千のWebページをシステムが巡回し、求人情報と思われるページのみを集めIndeedに掲載しています。
掲載された求人はIndeed独自のアルゴリズムにより、求職者のニーズに合った求人が検索結果として表示されるようになっています。
具体的な特徴や掲載方法、メリット・デメリットに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒Indeed(インディード)とは?メリットや掲載方法を徹底解説
HRBP
HRBP(HRビジネスパートナー)とは、Human Resource Business Partnerを略したもので、エイチ・アール・ビー・ピーと読みます。
HRBPは、簡単に説明すると事業・経営に寄り添い事業成長をサポートする人事のスペシャリストのことを指します。経営陣と同じ視点を持ち、成果をもたらすための目標設定とその目標を成し遂げるための人事戦略を展開するにあたり経営者のパートナーとして重要な役割を担っています。
近年、HRBPは日本企業で注目を集めるようになっています。
具体的な役割や仕事内容、導入事例に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒近年注目されている「HRBP」とは?|新しい人事戦略の一手として
HRTech
HRTech(HRテック)とは、人事・人材を意味するHuman Resources(HR)と技術を意味するTechnology(Tech)を組み合わせた造語です。
HRTechサービスは、クラウドやデータ解析、人工知能(AI)などのテクノロジー技術を活用し、人材採用や育成、人事評価などの人事業務を改善・効率化するためのデジタル技術でのサービスです。人事業務では、これまでアナログの業務が主流でしたがHRTechサービスはクラウド型が主流となり、PCやスマートフォン、タブレットを使っての業務をおこなえます。
人事業務のほかにも、総務業務や労務業務の改善・効率化するためのサービスもHRTechに含まれます。近年では、新たなHRTechサービスも次々と登場しています。
背景や導入メリット、注目のHRTechサービスに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒人事業務を効率化するHRTech(HRテック)とは?メリットやサービスをご紹介!
Instagram採用
FacebookやTwitterに並ぶ、三大SNSの一つであるInstagramを利用した採用手法です。
採用ブランディングと相性がいいことから近年では採用手法として取り入れる企業が増えています。
採用ページでは伝えきれない視覚的なアピールがおこなえため企業のイメージアップ、認知度の向上が期待できます。
Instagram採用のメリットやデメリット、導入事例に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒Instagram採用とは?採用での活用方法を徹底解説!
アルムナイ
「アルムナイ」とは、本来「卒業生、同級生」などの意味で使われますが、近年では転職が一般的になっていく中で「企業の離職者やOB・OG」を指す言葉としても使用されています。
「企業を退職・離職した人材がいつでも元の企業に復職できる制度」のことを「アルムナイ制度」と言い、外資系企業が制度を導入したことにより日本でも浸透し始めました。
優秀な若い人材を雇い続けることが難しいなかで、転職した優秀な人材を再雇用するための受け入れ体制を作る「アルムナイ制度」が日本でも大きく注目されるようになってきています。
制度のメリット・デメリットやポイント、導入事例に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒「アルムナイ」とは?アルムナイ制度のメリットや活用事例をご紹介!
インフルエンサー採用
インフルエンサーとは、『SNSを中心に活動し、他者の購買行動に大きな影響を与える人物で、多くのフォロワーを持つ人物』を指します。
インフルエンサーを採用しインフルエンサーの持つ影響力、発信力やブランディング力を最大限に活かして企業の商品をアピールしてもらうという取り組みです。
SNSでの発信ノウハウも自社に蓄積させて、コストの削減やマーケティング効率の改善が期待できます。
メリット・デメリットやポイント、導入事例に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒インフルエンサー採用とは?インフルエンサー採用のメリット・デメリットを解説!
オウンドメディアリクルーティング
オウンドメディアリクルーティングとは、自社が所持しているWebサイトやFacebookなどのSNSアカウントなど、消費者や見込み客に向け情報を発信する媒体であるオウンドメディアを軸とし、ターゲットに合わせ戦略的に活用し採用につなげていく採用手法です。
オウンドメディアリクルーティングでは、自社の思いや社風などを自由に発信でき採用の悩みの一つであるミスマッチを減らせます。
具体的な意味や定義、方法に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒オウンドメディアリクルーティングとは? | これから必要な攻めの採用手法
カルチャーフィット
カルチャーフィットとは、企業の文化や理念と求職者の価値観がどのくらいマッチしているのかを指す採用用語です。自社のカルチャーを明確にし採用基準に取り入れることで、企業理念の実現や離職率の低下に繋げるなどさまざまなメリットがあります。
採用に取り入れるメリットやデメリット、活用方法に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒カルチャーフィットとは?その必要性と見極め方に迫ります!
母集団形成
母集団形成とは、自社に対し興味や関心を持つ採用候補となるターゲットに自社が求人募集しているという事実を認知してもらい、応募者の集団を形成することです。母集団形成を行うにあたり、むやみに応募者を集めればいいというわけではなく、自社の求める人物像に適した人材・適切な人数を集めることが重要です。
方法別メリットやデメリット、注意点に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒母集団形成における注意点って?方法別メリット・デメリットは?
採用管理システム
「ATS(Applicant Tracking System)」とも呼ばれる採用管理システムとは、求人情報や応募者情報、面接時や内定時の選考の管理など、採用業務を一元管理できるシステムです。
作業の効率化や情報の共有が簡単におこなえるなどさまざまなメリットがあります。
システムでできることや導入するメリット代表例に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒採用管理システムを導入するメリット|採用業務の効率化のために
採用ブランディング
採用ブランディングとは、自社を「ブランド化」し魅力を高め、「採用したい人材から自社を選んでもらう」ための戦略のことです。自社のビジョンや特徴、働きやすさや働くうえでのメリットなどを発信することにより企業のブランドイメージのアップにもつながります。
メリット・デメリット、ポイントに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒採用ブランディングとは?目的やメリットとブランディングを行う大切な5つことをご紹介!
採用マーケティング
商品やサービスを売っていくためのマーケティングの概念を採用活動に適用した考え方を「採用マーケティング」といいます。応募者のニーズを把握したうえで戦略と検証を繰り返し行うことにより効果的な採用活動につなげられます。
採用マーケティングを踏まえた採用戦略の立て方などに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒採用マーケティングとは? | 将来の優秀な人材確保のためにできること
ジョブカフェ
ジョブカフェとは、都道府県が主体で学校や企業と連携し、若年の能力向上や就職促進を目的に職場体験や職業紹介、就職セミナーなどのサービスを行っている施設のことです。正式名称を「若年のためのワンストップサービスセンター」といいます。若年は無料でさまざまなサービスを利用可能で、自分にあった仕事を見つけることができます。
詳細や活用するメリット、ジョブカフェ一覧に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒ジョブカフェとは?ハローワークとの違いや企業が活用するメリット
ジョブディスクリプション
ジョブディスクリプションとは、日本語で「職務記述書」といい、職務内容を詳しく記述した書類のことです。採用後のミスマッチや業務上の非効率の減少、生産性向上のために用いられます。
使用する目的やメリット・デメリット、ポイントに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒ジョブディスクリプションって何?|メリットやポイントについて紹介
スクラム採用
スクラム採用とは、株式会社HERPが提唱した概念であり、人事担当者だけでなく現場社員も主体となり全社員が一丸となって採用活動を行う採用方法です。採用の目標を共有しあい採用活動をおこなうことで、定着率の向上につなげられるなどさまざまなメリットがあります。
メリット・デメリット、成功するポイントに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒話題の「スクラム採用」について|効果やメリット・デメリットを徹底解説
タレントプール
将来、自社の採用候補者となり得る優秀な人材を中長期的にデータベースに管理することをタレントプールといいます。「採用したいが、今は充足しているため採用できない」などといったタイミングのズレにより、採用できなかった優秀な人材と継続的にコミュニケーションを取ることで適切なタイミングを見定めてから候補者にアプローチできます。
メリット・デメリットや方法、Webサービス一覧に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒今話題の「タレントプール」って何?効果から使い方まで徹底解説!
トライアル雇用
企業が長期間ブランクのある求職者や介護などにより就職が困難な求職者に対し、一定の期間を設けて試しに雇用してみることをトライアル雇用といいます。この制度は全ての企業が導入できるわけではなく、定められた要件を満たしている必要があります。この制度をうまく活用することで企業、求職者の双方にさまざまなメリットが生まれます。
トライアル雇用を導入するための要件や導入の目的、メリット・デメリットに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒【採用担当者必見!】トライアル雇用ってなに?メリット・デメリットから助成金申請方法まで解説
通年採用
通年採用とは、採用期間を設定せずに年間を通じて企業が採用活動を行うことです。留学する学生や帰国子女など、多様化する学生をどの時期でも受け入れられるため、通年採用の必要性が高まってきています。
一括採用との違いやメリット・デメリット、成功させるポイントや導入事例に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒通年採用とは何か?|メリット・デメリットや成功企業の事例を紹介
ペルソナ
ペルソナは直訳すると「人格」、採用においては自社が求める採用したい「架空の人物」を定義したものです。ペルソナの設定はマーケティング手法としても広く活用されており、採用したい人物像を明確にすることでミスマッチを減らし、採用成功に大きく近づくことができます。
ペルソナ設定のポイントと手順に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒採用ミスマッチを回避!ペルソナを活かした求人票の作り方とは?
ポテンシャル採用
候補者の人柄や本来持っている資質や可能性、現在のスキルや経験値だけでなく潜在的能力を重視し採用することをポテンシャル採用といいます。ポテンシャル採用の定義は企業により異なりますが、若者の人材を採用することが難しい近年ではポテンシャル採用を導入し、若者の人材を積極採用する企業が増えています。
メリットやポイント、確認すべきことに関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒ポテンシャル採用とは?メリットや注意点を解説!【導入前にチェック】
嫁ブロック・夫ブロック
嫁ブロック・夫ブロックとは、妻または夫が転職に対し反対することです。また、それを理由に内定辞退を申し出るケースも多く、企業が既婚者の雇用をする際にぶつかる問題の一つといえます。
原因や対策方法に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒嫁ブロック・夫ブロックとは?なぜ起こる?原因と対策について解説【採用担当向け】
若者雇用促進法
「勤労青少年福祉法」を改正し制定された制度を「若者雇用促進法」といいます。これは若者が能力を向上し適切な職に就けるように措置を図るための法律であり、若者の雇用の促進や能力を有効に発揮できる環境を整備することを目的としています。
詳細や主な内容に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
⇒「若者雇用促進法」とは?詳細やメリットを徹底解説!
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まとめ
今回は採用用語を厳選しご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
ぜひ今後の採用活動にお役立ていただければと思います。
また、今回ご紹介した採用方法の他にもさまざまな方法が存在し、今後も新しい採用手法が増えていくことが予想されます。
全ての採用方法を採用活動に取り入れることは難しいですが、本記事が自社に合った採用方法をみつけるための参考になれば幸いです。
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