求人ボックスの料金プラン|無料でも掲載できるって本当?

求人ボックスの料金のイメージ画像

3行でわかる!この記事の要約
  1. この記事を読むと、求人ボックスの料金体系について知ることができます。
  2. 求人ボックスは無料で求人掲載ができます。有料掲載の利用で検索結果の上位に表示される回数を増やすことも可能。
  3. まずは無料で求人掲載を始めてみましょう!応募が増えない場合は、有料掲載も検討してみましょう。

求人募集ができるサービスは世の中に多く存在しますが、Indeed(インディード)Careerjet(キャリアジェット)と同様の求人検索エンジンの1つに「求人ボックス」があります。

今回は、求人ボックスについて、他サービスと比べて料金がどう異なるのか、無料掲載はできるのかについてご紹介していきます。

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無料掲載と有料掲載

求人ボックスは基本的に無料で掲載できるサービスですが、有料オプションプランもあります。

有料オプションプランは無料掲載枠と比べて、より求職者の目の届きやすい枠に求人が表示されます。クリック課金型でクリック単価も自由に設定できるため、採用状況に応じて柔軟に運用することができます。

有料オプションの配信には「シンプルプラン」と「アドバンスプラン」の2種類があります。

シンプルプラン

シンプルプランでの設定項目は「1日あたりの予算」のみとなっております。
入札方法は以下の『自動運用』が適用され、設定された予算に応じて求人ボックスが入札単価を自動調整します。

※入札単価の上限は、1000円を上限として予算額や予算の費消状況にあわせて自動で設定されます

アドバンスプラン

アドバンスプランでは「入札方法」「入札単価」「ご利用予算」の3つの項目を設定する必要があります。

入札方法 :「手動運用」か「自動運用」を選択します。入札単価を細かく調整したい場合は「手動運用」を選択してください。
入札単価 : 手動運用の場合【25円~1,000円】までの中から設定します。自動運用の場合は入札単価の上限を選択できます。
       入札単価が高いほど検索結果の上位に表示されやすくなります。
ご利用予算: 手動運用の場合、1日あたりの予算を設定します。
       自動運用の場合は予算の種類を”1日あたり”,”1ヶ月あたり”,”期間指定”の3種類から選ぶことができます。

(出展:求人ボックス公式サイト

下記の記事では、求人ボックスの特徴や掲載方法、料金について解説しています。
求人ボックスとは?特徴や掲載方法、料金や活用事例を解説!

求人ボックスの無料掲載

結論から言うと、求人ボックスもIndeedなどの求人サイトと同様に無料で求人を掲載できます。

求人の掲載方法は、

  • 求人媒体やハローワークなどに求人を掲載する
  • 求人ボックスのトップページから直接求人を投稿する方法

の2種類があります。

無料で求人を掲載できますが、有料広告掲載で無料掲載よりも多くの求職者へアプローチすることも可能です。

※求人ボックスの料金プランについて、下記の記事でも解説しています。
求人ボックスの料金プラン|無料でも掲載できるって本当?

無料掲載は効果があるのか?

求人ボックスは無料でも有料でも掲載できるサービスですが、無料掲載では効果が薄いのでしょうか?

求人ボックスでは無料で掲載できる「無料枠」と有料の「有料枠」があり、無料で掲載している場合には無料枠の中で求人が表示されます。

求人ボックスの有料枠と無料枠

月間の訪問者数は800万人を超えており(※2022年11月時点)、求人情報提供しているプラットフォームとしては他の求人サイトの中でも訪問者数上位を占めているサイトです。

そのため、たとえ無料掲載でも効果はあると言えるでしょう。

無料枠の中でもどの求人が上位表示されるかは、求人ボックスの検索エンジンの仕組みによって決められていますが、そのアルゴリズムは公表されていません。
どうすれば上位表示されるかという答えはありませんが、品質が高いと判断された求人は上位表示されやすい傾向にあります。

なお、求人ボックスのヘルプページには以下の内容のような求人が推奨されていますので参考にしてみてください。

・職種や業務がわかるタイトルを付ける
・住所を掲載する
・給与や賃金条件を明記する
・仕事内容は誰でも理解できるようにする
・歓迎する資格などがあれば掲載し、資格の名称を略さない
・情報を更新する(古い情報をそのままにしない)

それでも応募が集まらない場合には、「有料枠」への掲載も検討してみましょう。

有料枠においては求人情報が検索結果の上位に表示されるため多くの求職者にアプローチできます。無料枠よりも応募が増える可能性が高いと言えます。

求人ボックス以外に無料で求人広告を出せるサイトは、下記の記事で紹介しています。
無料で求人を掲載できる求人広告サイト21選!効果を出す方法や無料掲載のメリット・デメリット、有料版との違いを解説

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求人ボックスの有料掲載

求人ボックスでは有料掲載にすることで検索結果の上位に表示され、求職者に自社の求人情報を見つけてもらいやすくなります。

次に、有料掲載の料金発生の仕組みと料金プランについて詳しく見ていきましょう。

クリック課金について

求人ボックスの有料掲載には、クリック課金が採用されています。クリック課金とは、求職者がクリックするごとに料金が発生する仕組みです。

過去にクリックしていない求職者の検索結果に求人が表示されることもあるので、「認知」という形でアプローチもできます。

クリックするごとに課金されていきますが、1日500円から予算の設定ができるので使いすぎを防げます。少額から有料掲載を始められることもメリットですので、魅力的な求人を作ることができれば、求人媒体よりも採用コストを抑えられる可能性もあります。

料金プラン

求人ボックスはクリック課金の中にもプランがあり、「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」の2つから選択できます。

スタンダードプラン

スタンダードプランは、1クリック当たりの単価が50円と固定されています。
有料枠への掲載ができますので、無料枠よりも多くの求職者にアプローチできると言えるでしょう。

プレミアムプラン

プレミアムプランは、1クリック当たりの単価が50円~100円と変動しますが、スタンダードプランよりもさらに上位表示を狙えます。

有料枠内での表示順位アルゴリズムについては無料枠と同様に公開されていませんが、料金プランも表示順位決定要素のひとつとされています。

そのため、競合が多い業界や業種の場合では、スタンダードプランよりもプレミアムプランの方が上位表示を狙いやすいと言えるでしょう。

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求人・転職サイトとの料金比較

求人ボックスは他の求人サイトや転職サイトと比べて料金は高いのでしょうか?それぞれ比較してみましょう。

  無料掲載 有料掲載形態 費用感
求人ボックス クリック課金 1クリック50~100円
大手求人・転職媒体サイト(他社) 掲載時費用発生 アルバイト・パート:数万円~
中途採用:数十万円~

大手求人・転職媒体サイトは基本的に掲載をする段階で費用が発生し、求人の閲覧数に関わらず固定の金額がかかります。

例えば大手求人・転職媒体サイトの掲載料が12万円とした場合、求人ボックスに同額の掲載料を使うとなると、スタンダードプランでは1クリックあたり50円となるため2,400クリックに相当します。

大手求人・転職媒体サイトのほうが効果が高い可能性もありますが、仮に1%の求職者が応募すると考えると、2,400クリックであれば24名の応募を集められるのです。

求人ボックスであれば費用をかけただけクリック数を確保できるため、応募数の予測を立てやすいのではないでしょうか。既に他の求人媒体を利用されており、自社の求人の閲覧数が見られる場合は、1クリック50円として求人ボックスで必要であろう費用を計算してみてください。

Indeedとの料金比較

次に、求人ボックスと同様に「求人専用の検索エンジン」の機能を持つIndeedと比較してみましょう。Indeedも同じクリック課金システムとなっています。

  無料掲載 料金システム 1クリックあたり
求人ボックス クリック課金 50~100円
Indeed クリック課金 15~999円

求人ボックスが50100円であるのに対してIndeedは最低15円と安い場合もありますが、職種や業種によっては最高で1,000円近くになる場合があります。

Indeedのクリック単価は2つの料金プランから選択できる求人ボックスとは違って、1円単位で上限のクリック単価を設定できます。しかし、競合が設定している上限クリック単価の金額によっては、なかなか求人が上位表示がされないこともあります。
そのため、上限クリック単価をこまめに調整していかなければ表示もクリックもされずに費用も発生していなかったということも起こりえるのです。

シンプルに2つの料金プランから選択できる求人ボックスと、1円単位でクリック単価を調整して運用できるIndeedはどちらも一長一短です。
Indeedの利用者数は日本でも最大級で1,000万人以上の方が毎月利用しています。有料掲載する競合企業も多いため、「Indeedを利用している企業でなかなか効果が現れない」という場合には、求人ボックスの利用も合わせて検討してみましょう。

Indeedの詳しい掲載料は以下記事で解説しています。
Indeedの料金ガイド | Indeedに出すための様々な費用が分かる

下記の記事でも、Indeedと求人ボックスの違いについて解説しています。
求人ボックスとIndeedの違いとは?仕組みや料金、利用者、掲載方法を徹底比較

スタンバイとの料金比較

求人ボックスと同じく最近人気を集めている求人検索エンジンのひとつが「スタンバイ」です。
求人ボックスとスタンバイの料金は、下記のとおりです。

  無料掲載 料金システム 1クリックあたり
求人ボックス クリック課金 50~100円
スタンバイ クリック課金 20~1,000円

スタンバイの料金体系は、全体的に求人ボックスと似ています。
有料掲載を始める際には、「1クリックあたりの上限金額」「1日の予算上限」「1か月の予算上限」を設定します。

なお、クリック単価の下限は雇用形態などによって異なるため、詳細は事前に確認することがおすすめです。

※スタンバイの仕組みや特徴、掲載方法などの基本情報は、下記の記事で網羅的に解説しています
スタンバイとは?仕組みや強み・特徴・掲載方法・利用料金などを徹底解説!

※下記の記事では、求人ボックスとスタンバイの違いについて、機能面やユーザー層などに焦点を当てて解説しています
国産の求人検索エンジン「スタンバイ」と「求人ボックス」の違いを解説

Careerjetとの料金比較

次にCareerjetと求人ボックスの料金を比較してみましょう。Careerjetは、2003年6月にイギリスのロンドンで発足した求人専用の検索エンジンです。

  無料掲載 料金システム 1クリックあたり
求人ボックス クリック課金 50~100円
Careerjet クリック課金 10円~

Careerjet1クリック当たりの単価は10円からと低価格からはじめられますが、無料掲載ができません。
求人検索エンジンへの求人掲載をまずは試してみたいといった場合は、CareerjetよりもIndeedや求人ボックスから始めると良いでしょう。

求人ボックスの掲載基準・ガイドラインについて

求人ボックスに求人を掲載するにあたっては、「掲載ガイドライン」を押さえておく必要があります。

掲載ガイドラインとは、掲載が認められる基準のようなもので、これを守っていないと、求人の停止をはじめとしたペナルティが課せられる可能性があります。

求人ボックスが公表しているガイドラインは、大きく下記の2つです。

求人情報に関する掲載ガイドライン 求人内容についての基準です。求人ボックスに限らず、採用活動にあたって必ず守るべき基準ばかりなので、自社の在り方を確認する意味でもチェックしてみてください。
掲載主に関する掲載ガイドライン 「求人を掲載できない者」について記載されたガイドラインです。「応募者への対応を行わない掲載主」「短期的に投稿を繰り返す掲載主」をはじめ、複数の事項があるため、必ずご確認ください。

求人ボックスの掲載期間は?

求人ボックスでの求人掲載に、掲載期間の決まりはありません。
応募者の状況に合わせて掲載・停止を調整したり、随時募集するために長期的に掲載したり、柔軟な使い方が可能です。

まとめ

これまで、求人ボックスの無料掲載は効果があるのか、有料掲載の費用、IndeedやCareerjetと比べて料金はどのように違うのかについてご紹介してきました。

様々な求人検索エンジンがリリースされている中で、
「求人ページの作成・編集が面倒・・・」
「応募者管理が大変・・・」
というお悩みのある方は簡単に求人ページが作成できて一括連携できる採用管理ツールがおすすめです。

なお、求人ボックスへの求人掲載にあたっては、当社の採用マーケティングツール「採用係長」の活用がおすすめです。
求人ボックス以外にも、「スタンバイ」や「Googleしごと検索」など計5つの有名求人検索エンジンと連携しており、各サイトの応募者を一括管理できます。

無料から始められるうえに、露出を増やすための独自プランも用意していますので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。

※下記の記事で採用係長の詳細を解説しています。導入を検討される方は参考にしてください。
採用係長とは? 採用係長でできることを詳しく解説。導入事例や評判も紹介します

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この記事を書いた人
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コンノ

公務員として4年間、人事労務の実務経験あり。 これまで100名以上の事業者をインタビューしており、「企業や個人事業主が本当に悩んでいること」を解決できる記事を執筆します。

監修者
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辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。

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