Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!

3行でわかる!この記事の要約
  1. この記事を読むと、Indeed(インディード)について広く理解することができます。
  2. Indeedが中小企業の求人の救世主!採りづらかった地域や職種でも採用を成功させている会社もたくさんあります。
  3. 基本的には無料で利用できるので、まずは掲載してみることをオススメします!

目次

Indeed(インディード)とは?

皆さん、最近一気に採用サイトとして認知されるようになったIndeedについて、ご存じでしょうか。
最近耳にする機会が増えたという方、多いのではないでしょうか。

「しごとバイト探しはIndeed ♪」のフレーズでおなじみのIndeedですが、今までの求人サイトとは一線を画す、まったく新しいサイトになっております。

一言でいうと、Indeedは「ありとあらゆる求人情報が掲載されるサイト」です。
すでに、求人量・求職者の数ともに日本最大級のサイトで、今後さらに利用者が増えることは間違いありません。

※Indeed社について下記の記事でも解説しています。
Indeed社の会社概要を紹介!実はあの有名企業の子会社?

Indeedの企業理念は「I Help People Get Jobs」である。

Indeedはもともと、2004年にアメリカで創業しましたが、2012年にリクルートホールディングスが買収。

そんなIndeed、日本ではなんと、月間2,700万以上のユーザー(求職者)がいます。
(2024年4月15日調べ)

年間ではなく月間です。ちょっと驚きの数字ですよね。
求職者を確保できている理由、それはIndeedの仕組みがわかれば理解できます。

Indeedの企業理念である「I Help People Get Jobs」。
先ほども申し上げた通り、「求職者の方に会社名ではなく、仕事の内容や自分の価値観と合うかのマッチングを重視してほしい」というメッセージが、この企業理念に込められています。

ここで大切なことは求職者目線に立った理念を掲げていることです。
そして、その理念はIndeedのTOP画面にも表れています。

スッキリしていて探しやすそう!
もしくはGoogleの検索画面と似ている!

そう思った方多いのではないでしょうか。
入力する項目は「キーワード」と「勤務地」のみ。
シンプルな作りです。

従来の求人媒体では、お金を払った大企業が大きな広告枠を買い、TOPページに大きなスペースで大々的に露出するというのが一般的です。
それらの従来の媒体と異なり、Indeedは露出の形については平等です!

ちなみに冒頭でIndeedが中小企業の求人の救世主になるといった理由はコレです。
後ほど説明しますが費用の面も、もちろんIndeedの強みとしてあります。
ただし、Indeed最大の魅力は、平等ゆえに取りづらいといわれている職種や地方の中小企業でも採用ができるようになるという点です。

さて、ここまでIndeedの「理念」や「魅力」についてご紹介いたしました。
次はIndeedの「概要」や「仕組み」について、ご説明していきます。

Indeedの掲載料金ガイド | Indeedに出すための様々な費用が分かる

Indeed(インディード)が世の中に出てきた経緯

Indeedを利用する求職者・企業が増えた背景として「求職者側の行動変化」と「採用側の行動変化」があります。

スマホの普及により、求職者は仕事探しをスマホで行うようになりました。
さらに、特定の求人サイトで検索をせず、Googgleなどの検索エンジンで職種や勤務地などのキーワードを検索して希望条件とマッチする求人情報を探すようになりました。

また、求職者の変化に伴い、オウンドメディアリクルーティングを採用の軸に据える企業も増えてきたことから、求職者も企業もIndeed利用者が増加しました。

Indeedに求人広告を掲載したい方へ

採用係長は、作成した採用サイトをIndeedをはじめとする最大6つの検索エンジンにワンクリックで連携できます。
求人掲載が無料で始められる「採用係長」。ぜひ一度お試しくださいませ。

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Indeed(インディード)を利用するのに向いている企業担当者と解決できる課題

皆さんが今ご覧になられている採用アカデミー。
こちらを運営している我々が提供している採用管理ツール「採用係長」、簡単に言うとIndeedへの掲載のサポートをして採用担当者の負担を減らすツールです。

そんなツールを作っているくらいですから私たちはいわば、Indeedのプロ。
当然、Indeedの「いいところ・悪いところ」「使うべき企業・使わないほうがいい企業」について熟知しています。

具体的にIndeedを利用した方がいいといわれている企業は以下のような企業になります。

  • 採用費用を抑えたい企業
  • 他の職種に比べて採用が難しいといわれている企業
  • 地方の中小企業
  • 通年で採用をしている企業
  • 社員とアルバイトを同時に募集している企業

ひとつでも該当する点がある場合は、ぜひとも最後までご覧ください!

中小企業における採用担当者の皆さんにとって、採用をするにあたって「大変だな」と感じる点は以下のような点ではないでしょうか?

  • 予算に対する採用費用の高騰
  • 少子化のため求職者数の減少による競争の激化
  • ミスマッチによる離職の増加
  • 知名度がない中小企業の採用のむつかしさ
  • 取りづらいと言われている職種の採用

どれも難しい問題ですよね。
特に予算や知名度の面に関しては、どうしても大企業とは圧倒的な差があり、中小企業の方は歯がゆい思いをしていることだと思います。

ただ、これらの問題、実はIndeedを使うことですべて解決できます。

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詳しくはこれからIndeedの仕組みを説明しつつお話ししますが、やはりIndeedの一番の特徴としては「就社よりも就職」という部分です。

IndeedJapanの代表取締役を以前されていた高橋氏はインタビューでこのようにおっしゃっています。

従来型の求職サイトでは会社を探すことに力点が置かれているため、どうしても会社の名前に目が行って、仕事にはなかなか目が向きません。そこが大きな違いで、Indeedが目指すのは「就社」ではなく「就職」、自分に合った仕事探しのサポートなのです。現に、採りづらかった地域や職種でもコストをかけずに求める人材の採用が実現するなど、検索エンジンだからこそ壁を超えられた、画期的な採用マッチングの成功例が増えてきています。

引用元:求人に特化した検索エンジンIndeedで自社採用HPへの集客を高め、「自立した採用力」を促す – 『日本の人事部』

Indeedが、今までの掲載媒体ではできなかったことを解決しようといることをお判りいただけたと思います。
採用側の目線でいうと、採りづらかった地域や職種の採用を低コストにできるようにしたいというところが嬉しいですよね。

現にIndeedを使って、無料で採用を成功させているお客様もたくさんいらっしゃいます。

【誰でも簡単】Indeedに求人情報を無料・有料で掲載する方法|画像解説

Indeed(インディード)と他求人サイトとの違い

Indeedは一般的な求人サイトとどのような違いがあるのか表にまとめました。

  Indeed(インディード) 求人サイト
メリット

・無料でも利用できる

・求職者の数が多い

・掲載期間が決まっていない

・有料掲載は「クリック課金型広告」のため、費用のコントロールができる

・自社にマッチした求職者へのアプローチが可能

・いずれ転職したいという潜在層にもアプローチが可能

デメリット

・アカウント作成や求人票作成など掲載するまでに手間がかかる

・求人効果を出すためには運用ノウハウが必要

・クリック単価は変動制なので、予想よりも費用が高くなる場合がある

・採用できなくても費用の支払いが発生する

・競合が多い職種だと自社の求人が埋もれる可能性がある

料金

クリック課金制

・1掲載あたり
パート・アルバイト:約1万円~10万円程度
中途採用:約15万円~50万円程度
新卒採用:約40万円~100万円程度
掲載期間 特に制限なし 掲載期間が4週間のサイトが多い
向いている企業

・通年採用を行っている

・採用費用を抑えたいと考えている

・複数の職種で求人を募集する

・中長期的に自社の採用サイトで集客する仕組みを構築したい

・採用予定人数が多い

・短期間で採用したい

Indeedの仕組み

クローラーという仕組みを使って求人情報を収集している

詳しい説明は割愛しますが、クローラーというプログラムがインターネット上の求職情報のデータを収集してきて、それをIndeedに反映しているのです。
そのため、インターネット上の求職情報はすべて対象になりますし、逆にインターネット上にない求人情報はクローラーが拾えないので対象外になります。

Indeed(インディード)のビジネスモデルと料金体系

スポンサー求人枠(有料掲載枠)とオーガニック求人枠(無料掲載枠)で構成される

そんなIndeedですが、どのように収益を上げているのでしょうか。

結論からいうと、Indeedは広告で収益をあげるビジネスモデルです。
Indeedの掲載には「無料掲載」と「有料掲載(スポンサー求人)」の2種類があり、有料掲載(スポンサー求人)によって収益化をしています。

無料掲載と有料掲載(スポンサー求人)の違いは、単純に有料掲載(スポンサー求人)のほうが露出が増えることです。

そして、Indeedの有料掲載において料金が発生するのは、求人がクリックされるタイミングです。
「クリック課金型」と呼ばれる方法なのですが、方法で費用が発生します。

1クリックあたりにいくら支払うかという上限クリック単価を企業側で設定し、入札制で表示される求人が決まります。

※Indeedの掲載料について、下記の記事でも解説しています。
インディード(Indeed)の掲載料、無料・有料プランを徹底比較!

求職者がIndeedを使って仕事を探し始める時代がもうすぐ来る!

もう一歩踏み込んだ話をします。

もしも「Indeedがある程度の求人情報が横断的に網羅されているサイト」だと求職者側に認知されるようになるとどのようなことが起こるでしょうか。

おそらくですが、求職者がまずIndeedのページを検索して、Indeedのサイト上から仕事を探し始めるようになります。
そしてこれは、遠い未来の話ではなく、今実際に起こり始めています。

皆さんも気づかれているかもしれませんが、求人の媒体は多くの広告費を投入しています。
求人媒体戦国時代と言ってもいいくらい、どこも必死で自社サイトを使ってもらうために努力をしています。
2021年段階ではタウンワークがダウンタウンの松本さんをTVのCMに起用していたり、その他のサイトも豪華なキャストを起用していて、とにかくサイト名を覚えてもらおうと必死ですね。

なぜ大量の広告費を投入するのか。

その理由は「GoogleやYahoo!で自社の求人サイト名を検索してもらってそのサイトから仕事を探してほしいから」または「アプリストアで自社の求人アプリをダウンロードして、そこから仕事を探してほしいから」です。
Googleからの集客だと検索が強いIndeedがすべての求職者を独占してしまうので、このような状況になっています。

Indeed(インディード)の特徴

Indeed(インディード)は圧倒的な掲載数が魅力

Indeedについて最初にお伝えしたいのが、Indeedはアグリゲートサイトといわれるサイトで、従来の求人媒体とは全く違うジャンルのサイトだということです。

アグリゲートサイトのアグリゲートとは、集約するという意味があります。
アグリゲートサイトであるIndeedには文字通り「新卒・中途」「正社員・アルバイト」などの雇用形態を問わず、色々な情報が掲載されています。

掲載対象は、「求人媒体のページ」はもちろん、「コーポレート内の自社求人サイト」や「ATS(採用管理システム)を使って作ったサイト」も対象です。
一方、一部のサイトは対象外で「ネット上にない求人」や「Indeedのフォーマットに沿ってない求人」や「Indeedへの掲載を拒否している求人サイト」は掲載されておりません。

いかがでしょうか。
Indeedの圧倒的な掲載数についてご理解いただけたことでしょう。
では次は、Indeedがどのようにしてそれらの求人情報を収集しているか、その方法についてご説明します。

圧倒的な掲載数は「SEOの強さ」や「求職者側の便利さ」につながる

求人掲載数が多いことはシンプルに「サイト上に情報量が多い」ことを意味します。
また、先ほどIndeedの代表の言葉を引用させていただきましたが、Indeedはとにかく「求職者ファースト」のサイト設計をしています。

「情報量の多さ」と「ユーザーファーストの設計」が何をもたらすのか。
一番大きな影響は、グーグル検索時にIndeedの露出が増えることです。

現にIndeedのSEOは非常に強く「新宿 事務」などの「地名+職種」の検索では、ほとんどが3位以内に表示されています。
東京だけではなく、地方においてはより傾向が出ているので、皆さまもご自身の会社の「地名と職種」で検索してみてください。
きっと、検索結果にはIndeedのページがあるはずです。

また、あらゆる求人情報が掲載されているということは求職者にとってもメリットです。

今までは、新卒で会社を探すときに「リクナビに登録して・・・」「マイナビに登録して・・・」と複数サイトに登録して、さらに管理する必要がありました。
しかし今は、ありとあらゆる求人がIndeedに集まっていて、圧倒的に仕事探しの手間が省けます。

Indeed(インディード)で採用活動するメリット

ここまでIndeedについて説明してきましたが、改めてIndeedを使うメリットをおさらいしましょう。

1.求職者の数が多い。
2.就職ではなく就社を掲げている。
3.費用のコントロールができる。

Indeedのメリット1:求職者の数が多い。

冒頭にIndeedは、求職者が多いとご説明しました。
やはり、このメリットを維持できる限り、今後もIndeedが採用活動の中心になることは間違いないでしょう。

採用活動を釣りに例えるとすると、やはり魚がたくさんいる池に釣竿を垂らすというのが、大切なことです。
掲載する媒体の求職者の数が増えれば、自分の求人票を見てもらえるので、やはりIndeedは魅力的です。

Indeedのメリット2:就職ではなく就社を掲げているので中小企業でも戦える。

こちらも先ほど説明いたしましたが、Indeedが重視しているのは就職ではなく就社。
その理念が現れているサイトなので、ある程度中小企業が戦えるシステムと言えるかもしれません。
広告にかけられる金額の差はあるかもしれませんが、従来の求人サイトのように「面(掲載される範囲)の不利」の部分がありません。
たくさんいる求職者に対して、どうやってアプローチをするかを考えることで大企業とも互角に戦えるというところがIndeedを使う最大のメリットと言えるかもしれません。

Indeedのメリット3:費用のコントロールができる。

Indeedの有料掲載は「成功報酬のクリック課金型広告」です。
1クリックあたりにいくら支払うかという上限クリック単価を企業側で設定し、入札制で表示される求人が決まるというのは先ほど説明しましたね。

採用側にとって、このシステムの最大のメリットだといえるこのシステム。
料金が後払いではなく上限予算を先に支払うデポジット型なので、企業側がコントロールできます。
広告費を使い続ける期間も、自由に決めることが可能です。

indeedの管理画面では、「上限クリック単価」と、「1日あたりに利用する上限日予算」を設定することで目安の期間が割り出されます。

1クリック当たりの相場はだいたい50円~300円です。
もちろん職種や業種や勤務地の競争率によって異なりますが、予定通りたくさんクリックがあると1日あたりの予算を使い切りますし、逆に全然クリックされなければ予算が残って期間を延長することになります。
例えば、月上限5万円と決めたらそれ以上の費用が発生することはありません。

このように金額をコントロールできるIndeedは通年採用にとても向いています。
採用を強化したいタイミングで広告費を増やしたり、逆に採用を控えたいタイミングでは広告費を減らしたりすることができるので、費用の管理がしやすいと言われています。

また、今掲載している媒体と併用して始める方も多いのも特徴です。
あくまで無料で掲載が可能であり、費用がコントロールできるので少額から始められるということで、まずは始めてみることをオススメします。

Indeed(インディード)で採用活動するデメリット

さて、ここまでメリットについてご紹介してきました。
いいことづくめのIndeedですが、逆にデメリット(難しい点)は何でしょうか。

こちらについても改めて説明いたします。

1.自社サイトはほとんどクローリングしてもらえない
2.検索されるキーワードがないと、当然集客できない
3.広告についての知識が必要
4.専門スキルを持った人材は専門サイトで探す必要がある

Indeedのデメリット1:自社サイトはほとんどクローリングしてもらえない。

Indeedに掲載する仕組みを説明していた箇所でIndeed側でクローラーというプログラムを使って情報を収集しているという話をさせていただきました。

自社サイトのほとんどが自分でIndeedにクローリング申請する形、もしくは採用係長をはじめとするATSを使う場合がほとんどです。

本来であればそれを使って、すべてのサイトを網羅的にクローリング対象が増えた結果、カバーしきれないというのが現状です。

Indeedのデメリット2:検索されるキーワードがないと、当然集客できない

Indeedの仕組みを説明する際に求職者側がキーワードを入れて検索するとご説明しました。
これは「キーワードが掲載されていない求人情報は検索に引っかからない」と言い換えることもできます。

求人が検索されるように求職票を工夫したり、求人自体を求職者に魅力的に感じてもらえるようにするようにするしかありません。

Indeedのデメリット3:広告についての知識が少し必要

クリック単価制ということは、多少なりとも広告の知識が必要です。
実際にはIndeedの管理画面上で、ある程度のサポートがあるので苦労はしないと思いますが、慣れるまでは少し大変かもしれません。

Indeedのデメリット4:専門スキルを持った人材は専門サイトで探す必要がある

専門スキルをもった人を採用する場合は、もしかしたらIndeedとのかみ合わせが悪いかもしれません。
例えばITエンジニアについてはPaizaやGreen、シェフは飲食店.comやグルメキャリーなど、ジャンルごとに特化した専門的なサイトで検索を始められると、Indeedを経由せずに応募されてしまいます。

なので、自社が求める人材が専門的な人材かそうでないかについては一度検討する必要があります。

以上です。
これらのメリット・デメリットを見て、自社にとってIndeedが適切か判断してご利用いただければと思います。

Indeed(インディード)への掲載方法

Indeed(インディード)に掲載するためのページを用意する

まずは、Indeedに掲載するページを用意する必要があります。
ページを用意する方法は、3つあります。

Indeedへ直接作成する

Indeedサイト内で直接求人情報を作成して掲載する方法です。
Indeedのアカウントを作成すると、管理画面から求人を投稿することができます。
所定の項目を埋めるだけで、簡単に求人が掲載できます。

Indeedへの直接投稿の手順は下記の記事でも解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
インディード(Indeed)に求人を掲載する方法とは?有料掲載と無料掲載の違いまで徹底解説!

自社採用ページを作成し、Indeedにクローリングさせる

クローリングとは、自社採用ページの求人情報をIndeed のシステムに読み込ませ、自動的にIndeed上でも掲載させる方法です。
クローリングを利用してIndeedに掲載するには、クローリングされる条件を満たす必要があります。

クローリングについては、下記の記事でも解説しておりますので、ぜひご覧ください。
Indeed(インディード)への連携メリットとクローリング方法を徹底解説!

他社求人媒体サイトでIndeedに掲載

上記以外の方法で、他社求人媒体サイト経由でIndeedに掲載する方法もあります。
他社求人媒体サイトがIndeedと連携しており、求人情報がIndeedへ転載される仕組みになっています。

Indeed(インディード)の掲載基準を満たすようにページを調整する

Indeedには掲載基準が設けられています。
掲載基準を満たしていないページは、掲載されなかったり修正が必要となります。
下記の掲載基準を予め確認して求人情報を作成しましょう。

【コミュニケーション規約】
・複数の求人を応募者に提示しない。(1つの求人情報につき、「1職種、1勤務地」が原則)
・勤務地、職種名、応募条件、給与体系が明記されているようにする。
・テキスト内にリンクを含める場合は、直接求人情報を表示するリンクにする。
・採用企業の名称と所在地、担当者の氏名と職名を明記する。
・採用活動に必要な最小限のもの以外の情報提供を、応募者に要求しない。

【応募に関する規約】
・Indeedの応募ボタンから、該当職種の応募画面に直接移動できること。
・求人情報の投稿者と、採用企業との関係性を求人情報に明記すること。
・応募プロセスで入手した応募者の個人情報を第三者に漏えいしないようにすること。

【差別に関する規約】
・業務の能力と関係ない理由で、応募を制限しないこと。

【合法性に関する規約】
・法律に違反するような求人情報や仕事内容でないこと。

【プラットフォームの不正使用に関する規約】
・Indeed上での求人情報の表示順を操作したり、これまで紹介してきた基準を回避したりする内容、またはそれらを可能にするシステムの開発をしていないこと
(引用:Indeedで求人情報が表示されない理由。掲載基準を見直してみよう|Indeed

Indeedの掲載基準については、下記の記事でも解説しておりますので、ぜひご覧ください。
Indeed(インディード)で求人が掲載されない理由と掲載基準を解説

Indeed(インディード)に求人を掲載する際の注意点

掲載する求人は、Indeedが公開している求人広告掲載基準を満たしている必要があります。
ガイドラインや規定に反した求人は掲載されず、企業アカウント自体が無効になる可能性もあるので、まずはしっかり確認しましょう。

インディードの求人広告掲載基準を知りたい方は、こちらのページもご覧ください。
3分でわかる!Indeed求人広告掲載基準(ガイドライン)を簡単解説

Indeed(インディード)で効果を出す方法

では、Indeedを使って実際に自社が求める人材を採用するには、どのような工夫が必要なのでしょうか。

ここでは、求人効果を高めるための3つの工夫をご紹介します。

有料掲載・無料掲載で共通のポイント

勤務地を詳細に記載する

例えば「東京都」だけでなく、勤務地は「市区町村」まで詳しく記載する必要があります。

会社名・職種名の記載ルールを守る

会社名・職種名にも記載ルールがあります。ルールに基づいて記載していないと、Indeedへ掲載されない可能性があります。

会社名の項目には、会社名・勤務先店舗以外の文言は含めないようにしましょう。

職種名は具体的に記載しなければいけませんが、23文字以上で記載しないようにしましょう。
また、職種と関係のない文言(例:雇用形態、会社名、未経験歓迎、給与情報など)は記載してはいけません。

求人内容を具体的に記載する

求職者が自社で働く姿を具体的にイメージできるよう、求人内容は具体的に、かつわかりやすく記載しましょう。
求人票には、待遇や仕事内容、勤務地、福利厚生などのさまざまな項目を記入します。

例えば、事務職といっても、仕事内容はデータ入力や電話対応、書類作成など多岐にわたりますし、求められるパソコンスキルも企業によって異なります。

福利厚生の欄に社会保険についてだけ記載されている求人よりは、手当や支援、イベントなどに関することが書いてある求人のほうが、入社意欲が高まりやすいはずです。

また、Indeedではアピールポイントの記載が可能なので、自社ならではの魅力を盛り込みましょう。
「未経験でも高収入」「有休消化率●%」「残業なし」「服装自由」など、求職者の目を引くような自社ならではの魅力をアピールしてみてくださいね!

求職者のニーズに合ったキーワードを入れる

Indeedでは、よく検索されるキーワードを求人内に入れると、検索時に自社の求人が表示されやすくなります。

例えば、主婦(主夫)層を採用したいのであれば、「子育て支援」「扶養内」「主婦歓迎」などのキーワードで検索する人が多いと見込まれます。

Indeedで露出を増やすためのポイントを知りたい方は、こちらのページもご覧ください
Indeed(インディード)で露出を増やす方法は?仕組みとコツを徹底解説

自社採用サイトを作りこむ

多くの求職者は、Indeedで気になる求人を見つけたあと、自社の採用ページや公式サイトを探します。
そのため、応募につながる可能性を少しでも高めるには、自社サイトの作りこみも大切です。

Indeed経由で自社の求人サイトに流入した中から、応募者を増やすためのポイントを知りたい方は、こちらのページもご覧ください。
【応募増】Indeedの応募が来ない時に確認すべきこと、求人票の書き方や露出の増やし方について解説

有料掲載のポイント

有料掲載のスポンサー求人の場合、導入後にしっかり運用していくことで高い効果を得られます。
具体的なポイントは下記の2点となります。

キャンペーンを設定する

キャンペーンとは、掲載している求人をグループ化して管理できる機能です。

Indeedで複数の求人を掲載している場合、職種や予算、配信したいエリアなどでグループ分けをすることができます。

キャンペーンごとに、広告の配信や停止などができ、予算調整を行いやすいなどのメリットがあります。

効果に応じて改善を加えながら運用する

キャンペーンを1回設定して終わりではなく、分析レポートの結果を確認し、効果状況を見ながら定期的な改善も必要です。
予算の調整や原稿の改善などを行い、効果改善を図っていきましょう。

Indeed(インディード)を利用した成功事例(業種別)

ここでは、実際にIndeedを使って採用を成功させた企業の事例を紹介します。
ぜひ、自社での採用活動において参考にしてみてくださいね。

事例1:外食チェーンを展開する飲食店様

【対応業種】
飲食業

【採用課題】
外食チェーン店を広範囲に展開されている企業様で、正社員の確保が急がれる中、元々は人材紹介会社を利用して応募を集めたそうです。
しかし、採用単価が高く、将来的にどのように自社の採用力を高めたら良いのか悩んでいました。

【支援内容・アプローチ】
Indeedの営業担当者に広告の改善を支援してもらいながら、自社の強みを伝えられる求人を継続的に掲載。
営業担当者のアドバイスに従い、キーワードや文章も随時見直しました。

【採用成果】
Indeedの利用開始から約3か月後に、応募が一気に増え始め、人材紹介会社の利用は5分の1以下になっています。
Indeed経由の採用が増えたことで、3年後には採用コストが利用前の4分の1になりました。 

事例2:昭和創業のタクシー会社様

【対応業種】
旅客運送業

【採用課題】
タクシーがまだ浸透していなかった昭和時代に創業し、紙媒体の求人誌やチラシを使って採用活動をしてきたそうです。
しかし、募集が少なく、コストパフォーマンスも良くない状況でした。

【支援内容・アプローチ】
インターネットを活用した採用活動にシフトするにあたって、Indeedを活用。
従来より未経験者の募集が多かったため、職場環境が具体的に伝わる求人を作成するよう努めたようです。

【採用成果】
スマートフォンで求人を見て応募する求職者が増え、応募数がたった半年で大幅に増加しました。
当初と比べて、採用活動のコストパフォーマンスが大きく改善されたようです。

※その他の事例について、下記の記事で紹介しています。
【事例紹介】採用係長でIndeedに掲載したら採用成果が6.5倍以上になった

Indeedを実際に利用する方法

ここまでIndeedについて説明いたしましたが、ここからは実践編になります。
Indeedを今日から始めたいという方に向けて、2つ方法がございます。

1:Indeed内に直接求人票を作成する。
2:ATS(採用係長)を使って求人票を作成する。

そのうち今回オススメするのは、2のATS採用係長をつかった方法です。
もしも、直接Indeedに求人票を作成したい方はこちらのページをご覧ください。

【誰でも簡単】Indeedに求人情報を無料・有料で掲載する方法|画像解説

採用係長も求人票の作成自体は無料で行うことができますので、ぜひともこちらを使ってみてください。
Indeedだけではなく、求人ボックスなどの他のアグリゲートサイトなどにも同時に掲載できます応募者管理機能もついていますので、作業工数の削減もできます。

Indeed(インディード)に関するよくある質問

有料オプションを利用しないと求職者は集まりませんか?

有料オプションのほうが求職者は集まりやすいものの、無料掲載であっても応募してもらえます。
求人内容やそのときの求人状況なども影響するため、求人効果については一概に判断できません。
効果を測定したい場合は、一度求人を掲載する必要があります。

サポート体制について教えてください

フリーダイヤル(0120-34-3140)かお問い合わせフォームから、疑問や不安を相談できます。
営業担当者に相談したい場合は、その旨を伝えると対応してもらえます。

なお、フリーダイヤルは平日9時~17時に利用可能です。

※お問い合わせフォームはこちらから
お問い合わせフォーム|Indeedサポート

求人情報はいつでも変更できますか?

好きな時間に無制限で変更でき、掲載できる求人数に上限もありません。
変更内容はリアルタイムで更新されるわけではありませんが、最短1時間以内で反映されます。

まとめ

Indeedは、Web上にある様々な求人サイトや採用サイト等の求人情報を、クローラーと呼ばれるロボットが自動収集しIndeedに掲載、検索できるようにしています。

また、Indeedは「利用者数が多い」という特徴があります。Indeedに掲載することで、より多くの求職者に自社の求人を見てもらえる機会が高まります。

無料で始める採用ツール『採用係長』は、あらゆる業種の採用活動をサポートするサービスです。Indeedへの掲載はもちろん、応募意欲を高める求人票作成から応募管理まで幅広くカバー。簡単な質問に答えるだけで、会社のPR文を自動作成してくれる機能をはじめ、魅力的な機能が充実しています。

職種名・仕事内容にキーワードをしっかりと盛り込み、Indeedでの応募数アップを目指したい方は、『採用係長』の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

Indeed(インディード)に関するコラム

インディード(Indeed)に求人を掲載する方法とは?有料掲載と無料掲載の違いまで徹底解説!

Indeedに求人を掲載する方法について、無料掲載・有料掲載別に知ることができるページです。
「無料で掲載する際の手順」について画像付きで解説しているので、このページを見るだけでIndeedで求人掲載できるようになりますよ。

 

インディード(Indeed)の掲載料とは 無料・有料の違いや費用について解説!

Indeedの掲載料金について、詳細に解説しているページです。
Indeed内で有料掲載する場合の料金はもちろん、代理店に依頼する場合の相場についても解説しているので、予算を踏まえてIndeedの利用を検討したい場合にお役立てください。

 

インディード(Indeed)の運用代行とは?メリットや運用のコツなどを解説!

Indeedの「運用代行」を活用するメリットや料金相場、利用する判断基準などを解説しています。
自社だけでの運用に不安な場合は、こちらのページを一度ご覧になり、運用代行の利用を検討することがおすすめです。

 

自社に合ったIndeed(インディード)代理店の比較方法とおすすめ代理店5選!

Indeedでの集客力を高めるうえで効果的な「代理店活用」について、選び方や選ぶポイントを解説しています。
Indeed代理店の主要5社も紹介しているので、このページを見るだけで、利用したい代理店の選定まで可能です。

 

Indeed(インディード)で作れる企業ページとは?メリットと注意点を解説

Indeedには、「企業ページ」と呼ばれる「Indeed内に作成できる無料の企業ブランド構築ツール」が備わっています。
こちらでは、企業ページを作ることによる自社への影響や、作り方を紹介しています。企業ページの必要性について知ったうえで、実際にIndeed内で作成することが可能です。

 

Indeed(インディード)で露出を増やす方法は?仕組みとコツを徹底解説

上記のページでは、Indeed内で自社求人の露出を増やすためのコツを解説しています。
Indeedには膨大な求人が掲載されているので、何も対策をせずに求人投稿すると、求職者から見てもらえない可能性があります。求人の露出度を高めて応募を集めるために、ぜひこのページをお役立てください。

 

Indeed(インディード)への連携メリットとクローリング方法を徹底解説!

Indeedに自社求人を連携させる場合の、根本的な仕組みや具体的な方法について解説しているページです。
自社の採用サイトや採用ページを持っている場合は、ぜひこちらを参考にしながら、Indeedと連携させてみてください。

 

Indeed(インディード)で求人が掲載されない理由と掲載基準を解説

Indeedを使っている中で、「求人が表示されない」と悩むことがあっても大丈夫。
上記のページにて、求人が表示されない場合に考えられる原因や解決法を紹介しています。
ブックマークやお気に入り登録しておいて、困ったときにぜひご活用ください。

※下記の記事で採用係長の詳細を解説しています。導入を検討される方は参考にしてください。
採用係長とは? 採用係長でできることを詳しく解説。導入事例や評判も紹介します

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