少子高齢化をはじめとした要因により採用活動が難しくなる中、次々と新たな求人サイトが生まれています。
一口に「求人サイト」と言っても、その特徴は多種多様。当然ながら、各サイトに適した企業も変わってきます。
実際に「自分たちに合った求人サイトが分からない……」と悩む方は多いのではないでしょうか。
今回は、「正社員採用」「女性採用」「アルバイト採用」の3つの観点から、おすすめの求人サイトを紹介します。サイト選びに悩んでいる方は、ぜひ当記事をお役立てください。
目次
そもそも求人サイトとは?
求人サイトとは、企業の依頼により求人を掲載するプラットフォームです。
求職者はサイト内で検索をかけたり、サイト側から紹介してもらったりすることで、理想的な応募先を探します。
費用が発生するタイミングや掲載料金、自社求人への応募を強化するためのオプションなどは、サイトによって異なります。
また、サイトによって得意な地域や業界があるので、さまざまな角度から「自社に合っているかどうか」を見比べてみてはいかがでしょうか。
人気な求人サイトの一覧
今回紹介するのは、下記の求人サイトです。
正社員の転職向け・おすすめの求人サイト | |
サイト名 | 特徴 |
Indeed | ・利用求職者数No.1 ・有料掲載はAIがクリック単価を自動調整 |
求人ボックス | ・日本人が馴染みやすいデザイン ・有料掲載は広告単価25~1,000円の入札単価制 |
スタンバイ | ・Yahoo!ユーザーが多い ・デバイスごとにクリック単価を調整可能 |
doda | ・転職エージェントとしての機能も持つ ・求職者と直接会えるイベントが多数開催 |
Green | ・「カジュアルな転職」がテーマ ・20~30代の若手デジタル人材に特に強い |
Wantedly | ・「共感」を軸にマッチングするサービス ・採用ホームページとしても人気 |
イーアイデム | ・Webマーケに強いスタッフがサポート ・誌面でのアプローチも可能 |
エンゲージ | ・求人企業数国内トップクラス ・採用支援ツール「engage」と連携 |
マイナビ転職 | ・求職者に直接スカウトできる ・国内最大級の転職イベントを開催 |
リクルートエージェント | ・初期費用0円でスタートできる ・大手ならではのノウハウで採用成功までサポート |
エン転職 | ・サービスのプロモーションに積極的で人気上昇中 ・プランに関係なく新着求人が全て上位表示 |
げんきワーク | ・完全無料で利用できる ・企業登録が不要で求人掲載までが簡単 |
リクナビNEXT | ・入念な取材のうえ求人原稿を作成 ・サポートが手厚い |
女性の転職向け・おすすめの求人サイト | |
サイト名 | 特徴 |
女の転職type | ・自動マッチング機能がある ・専属ライターが女性視点で求人作成 |
しゅふJOB | ・主婦採用に特化 ・サイトとして受賞歴がある |
20代向け・おすすめの求人サイト | |
サイト名 | 特徴 |
求人ボックス | ・日本人が馴染みやすいデザイン ・有料掲載は広告単価25~1,000円の入札単価制 |
Indeed | ・利用求職者数No.1 ・有料掲載はAIがクリック単価を自動調整 |
30代向け・おすすめの求人サイト | |
サイト名 | 特徴 |
日経転職版 | ・利用求職者のビジネス感度が高い ・日経メディアを利用する転職潜在層にもアプローチ |
エンゲージ | ・求人企業数国内トップクラス ・採用支援ツール「engage」と連携 |
40代向け・おすすめの求人サイト | |
サイト名 | 特徴 |
エン・ミドルの転職 | ・ミドル層専門のハイクラス転職サイト ・転職エージェントとしての機能も持つ |
FROM40 | ・会員登録25,000人以上の40代・50代向け求人サイト ・料金が業界最安値クラス |
50代向け・おすすめの求人サイト | |
サイト名 | 特徴 |
リクナビNEXT | ・入念な取材のうえ求人原稿を作成 ・サポートが手厚い |
マイナビミドルシニア | ・候補者選定や面接日調整なども代行 ・採用活動が効率化する「ノック機能」を搭載 |
アルバイト・パート向け・おすすめの求人サイト | |
サイト名 | 特徴 |
タウンワーク | ・サポートを受けられるコースがある ・最短2営業日で掲載スタート |
バイトル | ・動画掲載に強みを持つ ・再掲載の場合は当日掲載が可能 |
マイナビバイト | ・幅広い層から人気 ・効果測定のフォローが充実 |
マッハバイト | ・20代の若年層にアプローチできる ・成功報酬プランと掲載課金プランを選べる |
LINEバイト | ・LINEならではの機能が充実 ・応募者とLINE上でやり取りできる |
正社員の転職向け・おすすめの求人サイト
まずは、正社員の採用に向いている求人サイトを13種類紹介します。
①Indeed
(出典:Indeed公式)
【特徴】
- 利用者数が圧倒的に多い
- 有料掲載ではAIがクリック単価を自動調整
- 地方採用にも向いている
Indeedは、訪問者数が世界No.1の求人サイト。
日本での月間訪問数は2,700万以上にのぼり、求人情報数も一番豊富です。知名度も高く、「Indeed」と聞いて、ほとんどの人が「知っている」「使ったことがある」と思うでしょう。
求人掲載の方法としては、「Indeed内での直接投稿」「クローリング」「データフィード」の3種類があります。
全国の求職者が利用しているうえに、「職種+エリア」で求人を探すのが基本なので、地方採用にも向いています。
【公開求人数】
非公開。ただし世界中で展開されていて日本でもユーザー数が最大であるため、国内トップクラスの求人数であることは間違いありません。
【注意点】
無料で効果を出すためには自社に求人作成・運用のノウハウが必要。
【関連記事】
Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!
②求人ボックス
(出典:求人ボックス公式)
【特徴】
- 独自の検索エンジンでマッチング精度が高い
- 日本人好みのデザインなので操作しやすい
- 有料掲載は広告単価25~1,000円の入札単価制
正確には「求人サイト」ではなく「求人検索エンジン」になりますが、求人ボックスもおすすめです。
日本の会社によって作られたサイトなので、日本人が馴染みやすいデザインです。
2015年のリリース以降人気を高めていて、2023年12月時点で月間利用者数1,000万人以上(PC+スマホ)。今後、利用者がますます増えることが予想されます。
求人掲載の方法は「クローリング」「データフィード」「直接投稿」の3つ。
直接投稿は、採用ボードを使って項目を埋めていくだけで求人が完成するので、初めての企業でも簡単に操作できます。
【公開求人数】
2,328,027件(2024年9月27日現在)
【注意点】
有料掲載は広告単価25~1,000円の入札単価制で柔軟度が高いものの、その分自社で運用するにはノウハウが求められます。
【関連記事】
求人ボックスとは?特徴や掲載方法、料金や活用事例を解説!
③スタンバイ
(出典:スタンバイ公式)
【特徴】
- Yahoo!ユーザーの利用が多い
- デバイスごとにクリック単価を調整できる
- サイト内での直接入稿はできない
スタンバイは人気求人検索エンジンのひとつで、過去にYahoo!しごと検索と連携していたことから、Yahoo!で求人検索した場合に上位表示されやすいという特徴があります。
有料掲載の料金体系は、一般的な求人検索エンジンと同じくクリック単価型。
スタンバイではデバイスごとにクリック単価を設定できるので、「若年層の閲覧が多いからスマホ版の単価を高くする」といった戦略を立てられます。
なお、スタンバイ内で直接投稿はできず、用意した求人ページを連携させます。
【公開求人数】
13,523,549件(2024年9月27日現在)
【注意点】
Yahoo!の検索画面で優先表示されやすい一方で、他の求人検索エンジンに比べるとGoogleのSEOに強くないことが挙げられます。
【関連記事】
スタンバイとは?特徴や仕組み、メリット、掲載料金、導入方法などを解説
④doda
(出典:doda公式)
【特徴】
- 「転職サイト」としては業界トップクラスの規模
- 転職エージェントとしての機能も備えている
- イベントが充実していて求職者との接点を増やせる
dodaは人材大手のパーソルキャリア株式会社によって運営されていて、約848万人(2024年1月末時点)の登録者数を誇る業界トップ規模の転職サイトです。
転職エージェントとしての側面もあり、転職のプロが求職者の希望やキャリア展望をヒアリングのうえ、最適な求人を紹介して企業とつなぎ合わせます。
「doda転職フェア」をはじめ、企業と求職者が直接会えるイベントが定期的に実施されていることも特徴です。
【公開求人数】
261,465件(2024年9月27日現在)
【注意点】
20代~30代半ばのユーザーが多いため、ベテランの採用には向いていない場合があります。
【関連記事】
doda(デューダ)とは?特徴やメリット、掲載料金、掲載期間について徹底解説
⑤Green
(出典:Green公式)
【特徴】
- 面接前にカジュアル面談ができる
- 20~30代の若手デジタル人材に特に強い
- 企業から求職者への一括アプローチが可能
Greenは、「就職=結婚ではなく、就職=恋人関係」というテーマのもと、カジュアルな転職を実現させることができるサービスです。
面接前にカジュアル面談ができることをはじめ、双方が気軽に接点を作れるという特徴を持ちます。
登録者の50%以上がIT・Web人材で、Green経由の転職者の約60%がIT業界の経験者です。
【公開求人数】
29,750件(2024年9月27日現在)
【注意点】
企業と求職者が気軽に接点をつくることができる一方で、そこから面接につなげられるかどうかは企業のアプローチの仕方によります。そのため企業側に、自社の魅力を伝え求職者を引き付ける力が求められます。
【関連記事】
Greenとは?サービス概要や掲載料金、掲載方法を詳しく解説!
⑥Wantedly
(出典:Wantedly公式)
【特徴】
- 「共感」でマッチングする独自性の強さ
- 20代~30代の利用が7割
- 採用ホームページとしての活用にも向いている
Wantedlyの最大の特徴は、「共感」をベースに採用できることです。
企業側は事業への思いやビジョンなどをサイトに掲載し、共感してくれた求職者とマッチングを進めます。内面のマッチングが目的なので、求人に待遇について記載するのはNG。面談や面接の中ですり合わせることになります。
「私たちについて」「メンバー」「ストーリー」などのカテゴリがありブログ形式で記事を投稿できるため、自社の魅力を発信する採用ホームページとして活用する企業も多いです。
【ユーザー数】
400万人以上(2024年9月27日現在)
【注意点】
給与をはじめ待遇に関する記載をしてはいけないため、自社における仕事の魅力を明確に伝えることが重要です。
【関連記事】
Wantedly(ウォンテッドリー)とは?機能や使い方、導入メリット、料金を解説
⑦イーアイデム
(出典:イーアイデム公式)
【特徴】
- Webマーケティングに強いスタッフがサポート
- 複数の勤務地の募集に向いている
- フリーペーパーによるアプローチも可能
イーアイデムは、ユーザーが若年層から中高年層まで幅広く、さまざまな雇用形態に対応している総合型求人サイトです。
運営会社のアイデムは長年にわたって求人広告業を営んでいて、「Google Partner」や「Indeed認定パートナーPLATINUM」に認定されるほどWebマーケティングに強みを持っています。
「Jobアイデム」という求人フリーペーパーも発行しているので、地域に密着した転職潜在層にアプローチしたい場合などに検討すると良いでしょう。
【公開求人数】
258,370件(2024年9月27日現在)
※関東版の求人数です
【注意点】
インターネットと紙媒体の両方を扱っているため、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて最適なアプローチを検討することが効果的に利用するカギです。
【関連記事】
イーアイデムとは?特徴や掲載料金、機能などを解説
求人フリーペーパーのメリットは?料金比較も紹介!
⑧エンゲージ
(出典:エンゲージ公式)
【特徴】
- 求人企業数が国内トップクラス
- 求人検索の項目が充実していてマッチ度が高い
- 採用支援ツール「engage」を利用すると各種求人検索エンジンに連携
エンゲージは、総合型求人サイトとして企業数国内No.1(エンゲージ調べ)を誇るサイトです。同社が提供する採用支援ツール「engage(エンゲージ)」を利用すると、Indeedや求人ボックスなどの外部媒体と連携できます。
求人検索画面は、「職種」「エリア」「求人の特徴」「給与形態」など細かく分かれており、求職者が希望の求人を見つけやすいことが特徴です。
【公開求人数】
1,890,136件(2024年9月27日現在)
【注意点】
無料で求人掲載をスタートできますが、基本的に求人作成は自社で行います。エンゲージを使って採用活動をしている企業は多いので、他社の事例を参考にすると良いでしょう。
⑨マイナビ転職
(出典:マイナビ転職公式)
【特徴】
- 求職者への直接スカウトが可能
- 国内最大級の転職イベント「マイナビ転職フェア」を開催
- メディア展開が幅広い
大手人材会社の株式会社マイナビが運営する総合型転職情報サイトです。
利用する求職者の多さに加え、スカウトメールを送信して企業のほうから接点をつくることも可能。メールの種類として「希望マッチ」「経験マッチ」「条件マッチ」の3つがあり、「プレミアム特典」や「スカウト特典」といったより興味を引きやすいスカウトもあります。
マイナビ転職フェアは企業・求職者の双方から人気で、2022年開催の実績平均を見ると、転職フェアの企業満足度は87%、来場者満足度は94%となっています。
【公開求人数】
29,761件(2024年9月27日現在)
【注意点】
高額のプランを選ぶほど求人が検索結果で上位に表示されやすい仕組みです。そのため、高い効果を出すにはある程度の予算が必要となります。
【関連記事】
マイナビ転職とは?特徴やメリット、料金、掲載方法などを解説
⑩リクルートエージェント
(出典:リクルートエージェント公式)
【特徴】
- 初期費用0円の転職エージェント
- ユーザーは20代半ば~30代半ばの若年層が多い
- 専門アドバイザーが求人作成から採用成功までサポート
リクルートエージェントは、初期費用0円で利用できる人材紹介会社です。
完全報酬型なので、実際に人材が入社した時点ではじめて料金が発生します。
ユーザーは26~35歳が約7割で、若年層を採用したい場合に特におすすめです。
専門のアドバイザーが確かなノウハウで求人作成から内定までをサポートしてくれるうえに、国内20拠点で幅広いニーズに応えられることも強みです。
【公開求人数】
公開求人数:473,600件、非公開求人数:403,229件(2024年9月27日現在)
【注意点】
採用した人材の「初年度理論年収の35%」を手数料としてリクルートエージェントに支払います。そのため料金が数百万円を超えることが多く、求人サイトよりも高めです。
⑪エン転職
(出典:エン転職公式)
【特徴】
- プロモーションに積極的
- プランに関係なく新着求人がすべて上位表示
- 国内最大級の口コミサイト「ライトハウス」と連動
エン転職は、日本最大級の総合型転職サイトです。
2020年時点で1求人当たりの会員数が2,271人を記録しており、求人に対して求職者が多い点が特徴です。
スマホ版が特に使いやすく、それも関連しているのか、35歳以下の会員比率が全体の7割以上を占めます。
どのプランを選んでも新着求人が上位表示されるので、「下位プランを選んだら全然露出しなかった」という不安がありません。
【公開求人数】
140,570件(2024年9月27日現在)
【注意点】
総合型サイトではあるものの求人は都市部、特に首都圏が多い傾向です。そのため地域に密着した人材を採用したい地方企業には向いていない可能性があります。
⑫げんきワーク
(出典:げんきワーク)
【特徴】
- 企業登録せずに求人掲載ができる
- 採用成功まで完全無料で利用可能
- 「求人掲載」に特化していて応募管理等はできない
げんきワークは、企業と求職者の双方が完全無料で利用できる求人情報サイトです。
「求人掲載」のフェーズに特化しており、企業情報を登録せずに求人情報を入力するだけで掲載をスタートできます。
その手軽さから年々人気を高めており、掲載数は1,515,464件(2024年5月18日現在)です。
【公開求人数】
1,565,276件(2024年9月27日現在)
【注意点】
求人掲載に特化した媒体なので、採用までの運用はすべて自分たちで行うことが前提です。また、応募者管理や効果測定など採用に必要な機能は備わっていません。
⑬リクナビNEXT
(出典:リクナビNEXT公式)
【特徴】
- プランが豊富で多様なニーズに応えられる
- 専門スタッフが求人原稿作成をサポート
- 大手ならではの安心感
株式会社リクルートによって運営されているリクナビNEXT。
求人作成にあたっては、入念なヒアリング・取材のうえ、ターゲットの応募意欲を最大限に高める原稿を用意してくれます。
プランが充実しており、「募集人数」「募集期間」「掲載情報量」など企業のニーズに応じて最適なプランを提案できることも強みです。
【公開求人数】
538,000件(2024年9月27日現在)
【注意点】
料金体系として掲載課金型を採用しているので、採用できなくても一定の費用が発生します。リクナビNEXTに限らず掲載課金型全体の注意点ですが、この点を踏まえてアプローチする必要があります。
女性の転職向け・おすすめの求人サイト
次に「女性」をターゲットとする場合におすすめの求人サイトを紹介します。
※こちらの記事では、主婦層からの応募を増やすための方法を紹介しています
主婦層からの応募数を増やすには?求人に使えるPRポイント・文例集
①女の転職type
(出典:女の転職type)
【特徴】
- 求職者の条件に合致する求人が表示される「自動マッチング機能」がある
- 関連サービスが充実していてニーズに応じたプラン提供が可能
- 専属ライターが「女性視点」で求人作成
女の転職typeは、「長く働きたい女性の採用」に特化した転職サイトです。
就業意欲の高いユーザーが多いことが特徴で、「産育休活用有」「育児と両立しやすい」など、女性の働きやすさに焦点を当てた求人が掲載されています。
企業からスカウトを送れる機能があるので、「攻めの採用活動」を行いたい場合にもおすすめのサイトです。
【公開求人数】
2,419件(2024年9月27日現在)
【注意点】
「育児を優先しながら仕事したい」「スキマ時間で働きたい」「キャリアアップを図りたい」など女性特化型サイトならではのカテゴリがあるため、検索でヒットするようにワードを盛り込むことでマッチ度を高められます。
②しゅふJOB
(出典:しゅふJOB公式)
【特徴】
- 主婦・主夫の採用に特化
- 主婦・主夫採用のノウハウを持ったプロがサポート
- 受賞歴があり信頼度が高い
しゅふJOBは、主婦・主夫の採用に特化した求人サイトです。
「育児・家事と仕事を両立しながら働きたい」「扶養内の収入で働きたい」など、主婦・主夫ならではのニーズを満たす求人がそろっています。
「第3回日本サービス大賞 厚生労働大臣賞」をはじめとした受賞歴があり、信頼度の高さも特徴です。
【公開求人数】
164,081件(2024年9月27日現在)
【注意点】
自社で求人を作成するプランと求人作成を代行するプランがあります。それぞれメリットがあるので最適なプランを選択することが採用成功の近道になります。
20代の採用におすすめの求人サイト
①求人ボックス
(出典:求人ボックス公式)
【20代の採用におすすめの理由】
求人ボックスは、20代の利用者が多い傾向にあります。
それだけだと他媒体にも同じ特徴を持つものはありますが、求人ボックスは無料で掲載をスタートすることが可能です。
さらにユーザー数が月間1,000万人以上と非常に多いので、20代を採用するだけでなく「未経験者」「特定の資格を持った人材」「高い技術を持った人材」というふうに細かくペルソナを設定しても理想的な人材と出会いやすいはずです。
②Indeed(インディード)
(出典:Indeed公式)
【20代の採用におすすめの理由】
Indeedが20代におすすめである理由は、国内最大のユーザー数を誇ることと検索エンジン上での強さ。
例えばGoogleの検索窓で「東京 調理師」というキーワードをいれると、検索結果の一番上にIndeedの調理師求人へのリンクが表示されます。
つまり、インターネットに使い慣れている20代が特定のキーワードで求人検索すると、そのままIndeedに流入する可能性が高いのです。
30代の採用におすすめの求人サイト
①日経転職版
(出典:日経転職版公式)
【特徴】
- ユーザーのビジネス感度が高い
- 日経メディアを利用する転職潜在層にもアプローチできる
- スカウト機能もあるため自社から接点をつくることができる
日経グループが運営する転職サイトで、メディアの特徴からビジネスに対して精力的な人材が多く利用しています。
採用したい人材にスカウトを送付できる機能があり、求職者からの返信率を高められる「ゴールドスカウト」、カジュアル面談を設定できる「カジュアル面談スカウト」など、ニーズに応じた使い分けが可能です。
【掲載求人数】
356,231件(2024年9月28日現在)
【30代の採用におすすめの理由】
日経メディアを利用しているユーザーが登録しているので、時代のリーダーとして活躍したいという意思を持ったビジネスパーソンが多いです。そのため、経験豊富な30代と出会える可能性が高いと言えます。
②エンゲージ
(出典:エンゲージ公式)
【30代の採用におすすめの理由】
エンゲージに求人掲載するには、採用支援ツール『engage』を使って自分たちで求人を作成する必要があります。
自分たちで求人を作成するのはコツがいりますが、その分柔軟度は高まります
「30代」というターゲットに刺さる内容を盛り込むことで、理想的な人材との出会いに近づくでしょう。
40代の採用におすすめの求人サイト
①エン・ミドルの転職
(出典:エン・ミドルの転職公式)
【特徴】
- ミドル専門のハイクラス転職サイト
- 人材大手のエン・ジャパン株式会社が運用
- 転職エージェントとしての機能も持つため自社求人にマッチする人材と出会いやすい
エン・ミドルの転職は、年収1,000万円以上の求人が5,000件以上掲載されており、ハイクラス転職に特化しています。管理職・マネージャー級を獲得したい場合は最適なサイトだと言えるでしょう。
スカウト機能があり、気になった人材に対して他社よりも早く接点をつくることが可能です。
【掲載求人数】
357,317件(2024年9月28日現在)
【40代の採用におすすめの理由】
登録者の平均年齢が45歳で、かつミドル層の転職に精通したエージェントが支援してくれます。レベルの高い40代人材を求める企業にもってこいだと言えるでしょう。
②FROM40
(出典:FROM40公式)
【特徴】
- 会員登録25,000人以上の40代・50代向け求人サイト
- 料金が業界最安値クラス
- 求人票作成や求職者検索、スカウトなどあらゆる業務をサポート
日本最大級の40代向け求人サイトFROM40は、Web広告やコラム配信などをベースに独自のデータベースを築いており、他社とかぶらない人材と出会えます。
スカウト型サービスは料金体系として「採用成功報酬」が導入されており、採用した人材の想定年収の15%をFROM40に支払います。類似サービスの料金相場は一般的に想定年収の30~40%なので、お得に利用することが可能です。
【掲載求人数】
16,821件(2024年9月28日現在)
【40代の採用におすすめの理由】
FROM40がおすすめの理由は即戦力人材の豊富さです。登録者の6割以上がマネジメント経験を持っており、採用後、はやくに活躍してくれることが見込めます。
50代の採用におすすめの求人サイト
①リクナビNEXT
(出典:リクナビNEXT公式)
【50代の採用におすすめの理由】
リクナビNEXTは若者だけでなくミドルシニア層の採用にも向いています。
実際に2024年9月24日時点で求人数は「53,800件」ですが、キーワードに「50代」といれて検索すると「85,452件」もヒットします。
また専門スタッフによるサポートが充実しているので、ただ年齢を満たすだけでなく、求めるスキルや経験に合致する求職者にアプローチできます。
②マイナビミドルシニア
(出典:マイナビミドルシニア公式)
【特徴】
- 40代・50代・60代の採用に特化
- サポート体制が充実しており候補者選定や面接日調整などを代行
- 採用活動が効率化する「ノック機能」
マイナビミドルシニアはサービス名にもなっているとおり、40代~60代の人材が利用するサイトです。
大手人材会社マイナビの100%子会社なので、豊富なノウハウを持って企業を支援してくれます。
特徴の一つである「ノック機能」とは、求職者が企業に対して「自分が採用対象になるか」を確認できる機能です。これにより、双方のミスマッチを事前に防止できます。
地方の求人が少ないため求職者も限られる可能性があり、地方採用を実施する企業は要注意です。
【掲載求人数】
58,054件(2024年9月28日現在)
※東京都に限定した求人数
【50代の採用におすすめの理由】
求人サイトは若者向けが多いため、この層に特化しているサービスは珍しいと言えます。
また、正社員、契約社員、アルバイト・パート、派遣、業務委託などあらゆる雇用形態を扱っているので、自社のニーズに合わせた採用活動が可能です。
アルバイト・パート向け・おすすめの求人サイト
最後に、アルバイト・パートの採用に向いている求人サイトを紹介します。
※こちらの記事では、アルバイトを募集する際のポイントについて解説しています
→アルバイトの効果的な募集方法13選 最新の求人トレンドや成功のコツを解説
※こちらの記事では、アルバイト採用におすすめのサイトを紹介しています
→【2024年最新】おすすめアルバイト採用サイト11選!今掲載すべき求人広告をご紹介
①タウンワーク
(出典:タウンワーク公式)
【特徴】
- サポートありのコースと自分たちで始める低価格コースがある
- 最短2営業日で掲載スタート
- ネットと雑誌でアプローチできる
長年愛されていて知名度の高さが売りの人気媒体「タウンワーク」。
営業担当者がプラン提案や原稿作成をサポートするコースと、自分たちで求人掲載・運用を進める低価格コースの2つが用意されています。
自分たちで始める場合は、最短2営業日で求人掲載をスタートできます。
フリーペーパーに掲載するプランもあり、その場合はWeb版への転載が可能です。
【公開求人数】
(2024年9月27日現在)
【注意点】
【関連記事】
TOWNWORK(タウンワーク)の特徴とは?掲載料金や費用を抑える方法をご紹介
②バイトル
(出典:バイトル公式)
【特徴】
- 動画掲載で自社らしさを伝えられる
- 再掲載であれば最短で当日掲載が可能
- 採用業務を総合的にサポート
バイトルでは動画掲載が可能で、文章や写真だけでは伝えられない「自社らしさ」を表現できます。実際に、動画掲載により応募者が増えた企業も多いようです。
初回でも最短1営業日で掲載をスタートできますが、求人を再掲載する場合は即日掲載が可能。急な人材不足にも対応できるので、一度だけでなく継続的な活用におすすめです。
【公開求人数】
(2024年9月27日現在)
【注意点】
③マイナビバイト
(出典:マイナビバイト公式)
【特徴】
- 幅広い層から支持されている
- エリアごとの営業担当者がサポート
- 効果測定のフォローが充実している
ブランド力が高く、若手からベテランまで幅広い層に人気のマイナビバイト。
エリアごとの担当者が自社に最適なプランを提案のうえ、課題解決に向けた求人原稿を作成してくれます。
掲載結果を担当者が分析したうえで、今後の採用活動についてナビゲートしてくれることも特徴です。
【公開求人数】
(2024年9月27日現在)
【注意点】
【関連記事】
マイナビバイトの掲載料金プランを紹介!特徴や求人掲載の流れも解説
④マッハバイト
(出典:マッハバイト公式)
【特徴】
- 20代前半までの層にアプローチできる
- 成功報酬プランと掲載課金プランを選択できる
- 独自の企画が多い
マイナビバイトの利用者は、約5割が20代前半までの若年層。さらに、その多くが学生やフリーターです。
採用が決まった求職者に最大1万円の祝い金を支給していたり、独自の企画が人気を集めています。
掲載プランは「成功報酬プラン」と「掲載課金プラン」の2つ。
無駄なコストをかけたくないときは成功報酬プラン。あらかじめ予算を固めたい場合は掲載課金プラン、というような計画的な採用におすすめです。
【公開求人数】
(2024年9月27日現在)
【注意点】
⑤LINEバイト
(出典:LINEバイト)
【特徴】
- マイナビバイトに掲載した場合はLINEバイトにも自動掲載
- LINE上で求職者とやり取りできる
- LINEならではの機能が充実
今や日常生活で多くの人が使っているLINE。
LINEバイトはその特徴を活かして、求職者からの応募を集めるための機能が充実しています。「新着求人のプッシュ通知」や「LINE応募」などが一例です。
応募や面接、内定までLINEバイトで完結させられる点も魅力です。
ちなみに、LINE株式会社が2020年7月に実施した調査では、利用者の約8割が「応募が簡単なところが魅力的」と回答しています。
【公開求人数】
(2024年9月27日現在)
【注意点】
【関連記事】
LINEバイトとは?掲載料金・掲載方法・特徴を解説|他の求人サイトとの違いとは?
ハローワークの利用もおすすめ
求人サイトではありませんが、「ハローワーク」での募集もおすすめです。
ハローワークは「公共職業安定所」の愛称で、厚生労働省によって運営されている公的機関です。全国500か所以上に設置されています。
求職者や人材募集をする事業者に対して無償サービスを提供しており、代表的なものが、求職者への職業紹介です。
企業がハローワークの職業紹介を利用すると、下記のメリットがあります
- 採用成功まで完全無料
- 利用している求職者が多い
- 地域密着型の人材を採用できる
- 求人の掲載期間を延長する手続きが簡単にできる
なお、「ハローワークインターンサービス」という、インターネット上に求人掲載する仕組みもあります。より多くの求職者に求人を見てもらううえで効果的なので、こちらも検討してみるのがおすすめです。
※こちらの記事では、ハローワークで求人で人材募集するときの流れについて解説しています
→ハローワークとは?求人掲載の出し方は?流れと記入のコツを解説
求人サイトの選び方
多種多様な求人サイトがある中、「どれを選んだらいいか分からない……」と悩む方もいるでしょう。そんなときは、次の3点を意識してみてください。
- 予算に応じて選ぶ
- 募集する人数に応じて選ぶ
- 採用したい時期に応じて選ぶ
このうち、「募集する人数」と「採用したい時期」について補足します。
小人数の採用を予定している場合は「成果報酬型」のサイトがおすすめ。採用数あたりのコストパフォーマンスが高くなりやすいためです。
大量に採用する場合は「求人掲載型」や「クリック課金型」がいいでしょう。求人掲載にかける予算をあらかじめ固定できるので、何人採用しても料金が変わりません。
また、媒体によって掲載できる期間は異なります。
そのため、採用したい時期から逆算して求人を掲載することで、サイト利用の効果を最大化できます。
求人掲載なら採用係長がおすすめ
求人サイトで応募先をしぼった求職者は、「より詳しい情報が知りたい!」と自社採用ページを訪問する傾向にあります。
そこでおすすめしたいのが「採用係長」というツールです。
採用係長は採用業務全般を効率化できるクラウドシステムで、複数のテンプレートから好みのデザインを選ぶだけで、「最短2分」でオリジナル採用サイトを作ることが可能。
さらに、下記のように複数のメリットがあります。
- 穴埋めするだけでで求人票が作れる
- 『スタンバイ』や『求人ボックス』など5つの求人検索エンジンとワンクリック連携
- 応募者管理や面接サポートなど、採用活動における便利な機能が多数搭載
- 月額9,800円~/月で利用可能
- 中小企業がオススメする採用サイト作成ツールNo1に選ばれたことも!
当社ネットオンは、2004年の創業以来、採用Webマーケティングの分野で事業を展開し、零細企業や中小企業から大企業、さらには官公庁まで支援してきました。
電話やメールなど、お客様のニーズに応じて採用課題をサポートしますので、まずはお気軽にご連絡ください!
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求人サイトに関するよくある質問
求人が一番多いサイトは何ですか?
すべてを比較したわけではないので明確ではありませんが「Indeed」だと予想できます。
Indeedは月間新規追加求人数620万件で、インターネット上の求人情報を収集して網羅的に掲載しているためです。
求人サイトで一番使われているのはどのサイトですか?
こちらも「Indeed」ではないでしょうか。
日本における月間訪問者数が3,700万以上であり、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入数も非常に多いです。また、世界展開されており、サイト全体のユニーク訪問者数は月間3憶人です。
※当社ネットオンは公認のIndeed代理店であり、Indeedの運用代行を行っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
→Indeedでの露出を増やしたい方|ネットオン公式サイト
まとめ
当記事で紹介したように、求人サイトの特徴は多種多様です。
求人掲載の効果を最大化するには、「このサイトが良さそう!」と感覚的に決めるのではなく、そのサイトの特徴を踏まえて判断することが重要です。
手間はかかるかもしれませんが、最適な求人サイトをじっくりと検討することが、最終的な採用成功につながります。
なお、「自社採用サイトを作って採用を強化したい」と考えている場合は、採用マーケティングツール「採用係長」もおすすめです。経験豊富な専門スタッフがそろっていて、皆さまの採用成功をサポートしますので、気になる方はぜひお問い合わせください。
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