「engage(エンゲージ)」は、株式会社エンゲージ(株式会社カカクコムとエン株式会社の合弁会社)が提供する採用支援ツールです。
企業向けの採用ページを作成し、求人掲載から応募者対応までをまとめて進められるのが特長です。
まずは無料で始めやすく、採用ページ作成・求人掲載・外部求人サービスへの露出・応募者管理まで進められるため、「まずはコストを抑えて採用を始めたい」という企業に向いています。
この記事では、engageの企業登録・アカウント作成から、求人作成・掲載までの流れを画像付きで解説します。
あわせて、登録前に気になりやすい無料でできること、有料版との違い、応募者管理でできること・できないことも、記事の流れを崩さない範囲で整理しました。
「まず無料で求人掲載を始めたい」「engageでどこまで対応できるか知りたい」という方は、最初から順に読んでいただくと、登録→求人作成→公開→その後の判断までスムーズに確認できます。
※「engage」の機能や特長を先に詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。
⇒「engage(エンゲージ)」とは? 機能の特長やメリットを解説!
目次
engageとは?無料でできること
先に全体像を押さえておくと、engageは「採用ページ作成ツール」と「求人掲載・応募者管理ツール」をあわせて使えるサービスです。
対応している雇用形態も幅広く、正社員・契約社員だけでなく、アルバイト・パート、業務委託、有給インターン、派遣などの募集にも対応しています。
無料版でも、主に次のような機能を利用できます。
- 採用ページの作成
- 求人の作成・掲載・修正
- Google しごと検索、求人ボックス、スタンバイなどへの自動連携
- 応募者管理
- 管理画面からのメッセージ送信
- 条件を満たした場合のDM(ダイレクトメッセージ)送信
そのため、「まずは自社の採用ページを作り、無料で求人を出してみたい」という段階であれば、engageは十分に使い始めやすいサービスです。
一方で、複数媒体・複数職種・複数担当者で本格的に採用を進める場合は、あとから管理面の整理が必要になることもあります。
採用ページや求人サイトを無料で作れるサービスを広く比較したい場合は、こちらも参考になります。
⇒無料で採用サイト・求人ページを作る方法を見る
【2026年の体制・連携の変更点】
- engage(採用支援ツール/求人サイト「エンゲージ」)は、2026年4月に株式会社カカクコムとエン株式会社の合弁会社「株式会社エンゲージ」へ運営が移行しました。
- Indeedへの求人転載・連携は、2026年6月11日をもって終了しました。engageで公開した求人は、以降Indeedには自動連携されません。
- エン転職への転載は2026年6月末より制限付きとなり、2026年9月末をもって終了が予定されています。
- Google しごと検索・求人ボックス・スタンバイなどへの無料連携は継続し、今後は求人ボックスとの連携強化が案内されています。
連携終了の影響や、Indeed経由の応募を続けたい場合の対応は、下記の記事で詳しく解説しています。
⇒engageのIndeed連携終了で何が変わる?対応ガイドを見る
(出典:engageサポートセンター「株式会社エンゲージの設立に伴う提供サービスの変更のお知らせ」)

engageで公開した求人が掲載される主な連携先(2026年6月11日時点)
engageのアカウント作成から求人掲載までの流れ・手順
まずは、engageでアカウントを作成する流れです。
engageの企業向け利用を始めるには、先に初期設定を進め、その後に採用ページと求人を公開します。
アカウント作成までの大きな流れは、下記の2つです。
1.engageのサイトにアクセスする
2.アカウントを作成する
その後、求人掲載までは次の流れで進みます。
1.メールアドレスを認証する
2.採用ページを作成する
3.求人を作成する
4.確認事項をチェックする
5.求人を公開する
engageのサイトにアクセスする
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで「engage」と検索し、サイトを開いてください。
求職者向けページと企業向けページがあるので、企業向けページを表示します。

engageの企業向けトップページ(「求人掲載スタート」などのボタンから無料で開始)
engageの企業向けページを開いたら、「求人掲載スタート」や「まずは無料でお試し」などのボタンをクリックします。
クリック後、アカウント作成の画面が表示されます。
なお、画面内の文言は更新によって変わることがあるため、企業向けの無料登録ボタンを目印に進めると分かりやすいでしょう。
アカウントを作成する
手順のとおり進めると、下記のようなアカウント作成画面が表示されます。

engageのアカウント作成画面(担当者名・メールアドレス・会社名・パスワードを入力)
画面上の案内に従って、必要項目を入力していきます。
・担当者名
・メールアドレス
・会社名、所属部署名(所属部署名は任意)
・パスワード
パスワードは今後のログイン時に使用するため、社内で管理しやすいものにしておきましょう。
入力後は、登録したメールアドレス宛に届く確認メールから、メール認証まで進めるとアカウントの本登録が完了します。
なお、あとでDM機能も活用したい場合は、最初から企業ドメインのメールアドレスで登録しておくほうがスムーズです。
フリーメールで登録した場合、DM利用条件を満たせないことがあります。
engageの求人票の作成から掲載まで
アカウントを作成したら、実際に求人を掲載します。
engageで求人掲載するためのステップは、大きく下記の5つです。
STEP1:企業情報を登録して採用ページを作成する
STEP2:管理画面から求人作成に進む
STEP3:求人の基本情報やアピールポイントを入力する
STEP4:「求人掲載にあたっての確認」をチェックする
STEP5:求人票を掲載する
それぞれのステップの目的や、必要な操作を解説します。
STEP1:企業情報を登録して採用サイトを作る
最初に行う作業が、採用ページの作成です。
サイト上で「採用サイトの作成へ」などの案内をクリックした後、下記のような流れで設定を進めます。
1.会社名/店舗名や電話番号など基本情報を入力する
2.採用ページのトップに掲載するパネル画像を選択する
3.会社のロゴを設定する
4.採用ページのテーマカラーを選択する
5.採用ページのURLを設定する
パネル画像やロゴは、テンプレートから選ぶことも、自社で用意した画像をアップロードすることも可能です。
短時間で採用ページの土台を作れるので、採用専用サイトがまだない企業でも始めやすいでしょう。
STEP2:管理画面から求人作成に進む
採用ページを作ったら、次は求人作成のステップです。
管理画面を開き、「新しく求人を作成する」などのボタンから求人作成に進みます。
下記は、管理画面イメージです。

engageの管理画面で新しく求人を作成するメニュー
表示される文言は更新によって多少変わる場合がありますが、求人の新規作成メニューから進めば問題ありません。
STEP3:求人の基本情報やアピールポイントを入力する
求人作成の画面では、職種や雇用形態、勤務地、給与、仕事内容、応募資格、勤務時間、休日休暇、福利厚生などを入力します。
下記の画面のように、プルダウンや直接入力で進めます。

engageの求人作成画面(基本情報・職種・法人名・事業内容などを入力)
「入力内容を保存」を使えば途中保存もできるため、一度に完成させなくても大丈夫です。
迷いやすいのは仕事内容やアピールポイントの書き方ですが、ここは応募率に影響しやすい部分です。
単に条件を並べるだけでなく、どんな仕事か、誰と働くのか、入社後に何を任せるのかまで具体的に書くと、応募後のミスマッチを減らしやすくなります。
求人原稿の作り方から見直したい場合は、採用ツール全体の考え方も含めてこちらも参考になります。
⇒採用ツールの選び方を見る
engage向けに求人票の書き方や掲載前のチェックを整理したい場合は、こちらも参考になります。
⇒engageの求人票の書き方・掲載前チェックを見る
STEP4:「求人掲載にあたっての確認」をチェックする
engageでは、求人ができたら「求人掲載にあたっての確認」が表示されます。
主に法令や掲載基準の観点から、求人内容に問題がないかをチェックするための質問です。
「休日休暇について」「支払給与について」など、いくつかの質問が表示されるので、確認しながらチェックを入れてください。

engageの「求人掲載にあたっての確認」のチェック画面
すべての質問を確認したら、掲載ガイドラインに同意し、内容確認へ進みます。
この段階で条件の曖昧さや表記ゆれを見直しておくと、審査や公開後の修正を減らしやすくなります。
STEP5:求人票を掲載する
入力が完了したら、求人を公開する前に「プレビュー」で表示内容を確認できます。
求人の修正は公開後も可能ですが、求人内容に誤りがあると、応募者とのミスマッチや応募意欲の低下につながります。
公開前に、職種名・勤務地・給与・勤務時間・休日休暇・応募条件にズレがないかを必ず確認しましょう。
なお、外部連携先への掲載反映は即時とは限りません。
連携先での審査や反映に数営業日かかることがあるため、公開直後に表示されなくても慌てず状況を見てください。
※Indeedへの自動連携は2026年6月11日をもって終了しています(上記の補足を参照)。
engageの無料版と有料版の違い
登録や掲載の前に、無料版と有料版の違いも押さえておくと、自社に合う使い方を判断しやすくなります。
| 項目 | 無料版のengage | 有料版のengage Premium |
|---|---|---|
| 採用ページ作成 | 〇 | 〇 |
| 求人作成・掲載・修正 | 〇 | 〇 |
| 応募者管理・メッセージ | 〇 | 〇 |
| 無料連携先への掲載 | 〇 | 〇 |
| 掲載の露出強化 | △ | 〇 アドネットワークでより多くの求人サイトへ掲載 |
| スカウト強化 | △ 条件を満たしたDM | 〇 プレミアムAIスカウト |
| 料金の考え方 | 0円 | 1求人1日単位で使えるチケット型 |
ポイントは、無料版でも採用活動に必要な準備をひと通り進められることです。
採用ページ作成、求人掲載、応募者管理まで0円で始められるため、まずは無料版から試したい企業にも向いています。
一方、有料版のengage Premiumは、「できるだけ早く応募を集めたい」「無料版だけでは露出が足りない」という場面で検討しやすいプランです。
課金の考え方も月額固定ではなく、1求人を1日単位で掲載できるチケット型なので、必要な職種だけ強化しやすいのが特長です。
また、engage Premiumは別途申込型です。
無料で使っているうちに、勝手に有料へ切り替わる仕組みではありません。
応募者管理でできること・できないこと
engageは「掲載して終わり」ではなく、応募後の対応まで管理画面で進められます。
具体的には、次のようなことができます。
- 応募者のプロフィール確認
- 選考ステータスの管理
- 管理画面上でのチャット形式のメッセージ送信
- 返信テンプレートを使った連絡
実際の運用では、まず「新着(未対応)」に応募者が入り、内容を確認して「選考中」へ進める流れです。
新着の段階では氏名や連絡先が見えず、選考に進めた応募者の情報を確認できる仕様になっています。
また、応募者との連絡は管理画面上で進められますが、メッセージには添付ファイルを送れません。
そのため、履歴書提出や日程調整の方法は、自社の進め方に合わせて整理しておくと安心です。
一方で、注意しておきたい点もあります。
- engage単体では、他サービスからの応募者をまとめて一元管理するには限界がある
- 1アカウントに複数メールアドレスを追加する使い方には向かない
- 複数担当者で細かく権限を分けて管理したい企業には物足りないことがある
つまり、1媒体中心・少人数での採用ならengageでも進めやすい一方で、複数媒体・複数担当者・複数職種を並行して管理する段階になると、ATSの必要性が高まります。
ATS自体の役割を整理したい方は、こちらも参考にしてください。
⇒ATS(採用管理システム)とは何かを見る
engageで足りるケースと、ATSも検討したいケース
engageは、次のような企業であれば、まず無料で始める選択肢として相性が良いサービスです。
- はじめて採用ページを作る
- まずはコストをかけずに求人掲載を始めたい
- 採用担当者が少なく、進め方も比較的シンプル
- 1〜数職種の募集を中心に進める
- 無料で掲載しながら反応を見たい
一方、次のような場合は、engageに加えてATSも比較しておくと判断しやすくなります。
- 複数の媒体・チャネルを横断して応募者をまとめて見たい
- 職種数が多く、応募者対応の抜け漏れを減らしたい
- 複数名で採用管理を進めたい
- 掲載だけでなく、選考管理まで効率化したい
- 今後の採用人数の拡大を見据えている
engageでまず無料掲載を試しつつ、応募後の管理まで見据えたい場合は、ATSの無料トライアルも比較しておくと安心です。
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無料で使える採用管理システムを比較したい方は、下記の記事も参考にしてください。
⇒無料で使える採用管理システムを見る
engageに登録・掲載する前によくある質問
Q1. engageは無料でどこまで使えますか?
A. 採用ページ作成、求人作成・掲載・修正、外部求人サービスへの自動連携、応募者管理、管理画面からのメッセージ送信など、基本機能は無料で使えます。
ただし、DMは利用条件があり、有料版のengage Premiumでは露出強化やプレミアムAIスカウトが使えます。
Q2. 無料で使っているうちに勝手に有料化されますか?
A. 勝手に有料へ切り替わる仕組みではありません。
engage Premiumは別途申込型なので、無料版を試しながら必要になったタイミングで検討できます。
Q3. 求人を公開したら、すぐに応募が来ますか?
A. 公開後すぐに応募が来るとは限りません。
求人内容、職種の競争度、勤務地、給与条件、写真や訴求内容の分かりやすさによって反応は変わります。
また、Google しごと検索や求人ボックスなどの外部連携先への反映に、時間がかかる場合があります。
Q4. engageのDMは誰でもすぐ使えますか?
A. いいえ。
企業ホームページの設定、企業ドメインのメールアドレス登録、求人審査完了、本登録、対象雇用形態などの条件があります。
「登録したのにDMが使えない」という事態を避けたい場合は、登録時点から企業アドレスを使い、採用ページ・求人審査まで早めに進めておくと安心です。
Q5. engageはどんな会社に向いていますか?
A. 採用ページをまだ持っていない会社、まずは無料で求人掲載を試したい会社、少人数で比較的シンプルに採用を進めたい会社に向いています。
一方で、複数媒体や複数担当者で本格的に採用を進めたい会社は、ATSとの比較もおすすめです。
Q6. 採用係長のようなATSも検討したいのはどんなタイミングですか?
A. 求人掲載そのものより、応募後の管理が課題になってきたタイミングです。
たとえば、応募者数が増えて対応漏れが出てきた、複数媒体を併用したい、担当者をまたいで進捗共有したい、といった場合はATS比較の優先度が上がります。
採用係長でできることを詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
⇒採用係長とは? 採用係長でできることを詳しく解説。導入事例や評判も紹介します
まとめ
engageは、企業登録から採用ページ作成、求人掲載、応募者対応までを無料で始めやすい採用支援ツールです。
とくに、「まず無料で求人を出したい」「採用ページを作りたい」という段階では使いやすく、登録から掲載までの流れも比較的分かりやすく整理されています。
その一方で、掲載後の管理まで考えると、engageで十分なケースと、ATSも比較したいケースが分かれてきます。
まずはengageで無料掲載を始めつつ、応募者管理や複数媒体での採用まで見据えたい場合は、採用係長のようなATSもあわせて確認しておくと、自社に合う進め方を選びやすくなるでしょう。
なお、engageと同じく、無料で求人掲載を始められるツールが「採用係長」です。
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下記の記事では、採用係長の特徴について解説しています。
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