【応用編】Indeedの機能一覧(労働市場分析・データフィード・ジョブラベル・応募者管理機能・企業レビュー・アナリティクス)

Indeedは、今もっとも求職者が集まるサイトとして高い人気を誇っています。

無料で求人を掲載できるうえに操作が簡単なので、どの企業・店舗でも気軽に利用可能です。
公式サイトで公表されている月間ユーザーは、なんと3,000万人以上。
Indeedが最も代表的な求人掲載先として活用される状況は、今後も続くと考えられます。

Indeedには、求人掲載以外にもさまざまなサブ機能があり、上手に活用すれば応募者の増加や採用力の向上につながります。
膨大な求人が掲載されている中で、自分たちの求人を見てもらうには、各機能の活用が効果的です。

この記事では、Indeedの応用編として、各機能の概要や利用するメリットを解説します。
いずれの機能も操作方法は難しくないので、気になる機能があればぜひ活用してみてくださいね!

労働市場分析(指定した求人市場の傾向が分かる!)

労働市場分析は、求人市場における「競争率」や「求人数」、クリックにつながった「キーワードランキング」など、合計9つの指標を分析できる機能です。求人掲載数や有料求人の利用状況などの基準を満たした場合や、一部のIndeed代理店を利用する場合に使えます。

募集職種や都道府県ごとの市場動向・採用難易度が分かるので、把握した傾向を踏まえれば、応募者のニーズに合った求人票作成が可能です。

労働市場分析で確認できる指標の詳細や、効果的な活用方法は、下記の記事で詳しく解説しています。

Indeedの「労働市場分析」機能とは?採用効果アップに役立つのか?(活用事例付き)

データフィード(求人情報の素早い更新に効果的!)

データフィードとは、求人情報が掲載された外部ページを読み込みIndeed上の情報を素早く更新する仕組み。
具体的には、HTML形式のデータをXML形式に変換することです。

通常であれば、求人情報の更新後にクローリングされ、自動的にIndeedへ反映されます。
しかし、反映までの期間は不定期であり、数時間で完了することもあれば、数日かかることもあります。特に多くの求人を掲載している場合は、最新情報が反映されるまで時間がかかる可能性があるため、データフィードの活用が効果的です。

データフィードの具体的な仕組みは、下記の記事で解説しています。

Indeedのデータフィードとは!?使うべきかどうかの基準

ジョブラベル(応募者へのアピールになる!)

ジョブラベルとは、「返信率の高い企業」「急募」「人気の求人」など、求人票に付与されるアピールマークのことです。求職者の応募意欲を高める効果があり、応募者の増加に効果を発揮します。ジョブラベルが与えられる条件は明らかになっていないものの、クリック数や返信頻度などが影響すると考えられています。

ジョブラベルの種類や付与されるための取り組みは、下記の記事で詳しく解説しています。

Indeedのジョブラベルで求職者へアピール!効果アップのためにできる2つのこと

応募者管理機能(応募者の情報をIndeed内で一括管理!)

応募者管理機能は応募者の情報や選考状況、面接日程などの採用活動に関わるデータを、Indeed上で一括管理できる機能です。メッセージのやり取りや履歴書のダウンロードなども行えるので、煩雑化しやすい応募者の管理が、この機能1つで完結します!

応募者管理機能は、Indeedの管理画面にある「ダッシュボード」から使用できます。もちろん無料で使える機能なので、採用活動を効率化させるために、ぜひ活用してみてくださいね。

応募者管理機能の具体的な使い方は、下記の記事で解説しています。

【Indeed】応募者管理機能の特徴と使い方|無料で使えて高機能って本当?

Indeedの企業レビュー(既存従業員と退職者からの口コミ機能!)

企業レビューとは、既存従業員や退職者から投稿された口コミを管理できる機能です。求人票からだけでは知り得ないリアルな情報も知れるため、求職者にとっては応募先を検討する際の重要な材料になります。応募の段階でミスマッチを防止できるようになれば、企業側にとっても大きなメリットです。

「悪い口コミが書かれたらどうしよう……」と心配する人もいるかもしれませんが、不安になりすぎる必要はありません。求人票には基本的に良い部分だけが書いてあるため、企業の欠点も知れることで、むしろ信用性が高まる場合があります。

企業レビューの重要性や管理方法については、下記の記事で具体的に解説しています。

Indeedの企業レビューとは?企業レビューを管理する際の注意点

アナリティクス(求職者や求人の状況を細かく分析できる!)

アナリティクスは、一般的に「解析機能」のことであり、Indeedには、「求人アナリティクス」と「Indeedアナリティクス」の2つが搭載されています。

【求人アナリティクス】

Indeed上の掲載求人数や求人広告のクリック数、検索ワードランキングなどの集計結果が、1か月単位で表示される機能です。特に「検索ワードの把握」を目的として使われます。

どのようなキーワードで自分たちの求人が検索されているかを把握できれば、自社が想定するニーズと求職者が実際に持つニーズの擦り合わせが可能です。正確なニーズを分析したうえで求人票を作成すれば、「この企業は自分に合っている!」と思ってもらえるケースが増え、応募率が向上します。

【Indeedアナリティクス】

Indeedアナリティクスでは、「広告全体のパフォーマンス推移」や「検索者の動向」など、より詳細なデータを確認できます。具体的には、クリック数や応募数、コンバージョン率などの数値を一目で把握可能です。

応募につながりやすい・つながりにくい求人の把握や、パフォーマンス低下の要因分析などに活用できるので、求人票の作成・修正に役立ちます。

下記の記事では、求人アナリティクスとIndeedアナリティクスについて、具体的な使い方や活用方法を解説しています。
Indeedで2つのアナリティクスを活用して応募者数を増やす方法【使い方も詳しく解説

また、下記の記事では、Googleアナリティクスを使って、自社採用サイトのアクセス解析を実施する方法を解説しています。
採用活動におけるデータ分析の重要性と最低限やっておきたいこと

まとめ

Indeedでは、求人掲載だけでなく、本記事で紹介した機能もすべて無料で利用できます。
世界トップクラスの集客力を誇るIndeedですが、その反面、膨大な求人が掲載されているため、自社の求人が埋もれてしまうことが懸念点です。紹介した機能を効果的に活用できれば、より多くの求職者に自分たちの求人を見てもらえるようになり、応募者の増加にもつながります。

実際に使ってみると、いずれの機能も操作自体は難しくありません。機能ごとに、より具体的に解説しているページを紹介しているので、気になる機能があれば、ぜひ確認してみてください。

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この記事を書いた人
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採用Webマラボ編集部

採用に関するお悩みならお任せ!採用業界に精通しており、Indeedや求人ボックスなどの求人検索エンジンから、リスティング・ディスプレイ広告などまで幅広い知識を持った、採用Webマーケティングのコンサルタントなどが記事を執筆していますm(_ _)m

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。

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