Indeedのデータフィードとは!?使うべきかどうかの基準

データフィードの種類

3行でわかる!この記事の要約
  1. この記事を読むと、Indeedのデータフィードがどのような機能なのかを詳しく知ることができます。
  2. データフィードとは、求人情報が掲載された採用ページの情報(HTMLデータ)を、「XMLフィード」に変換する仕組みのことです。こちらを活用することで更新を素早くすることが可能です。
  3. Indeedのデータフィードを活用することによって、より効果的なIndeed広告の運用ができるようになるので、代理店か専門会社に問い合わせるのがオススメ。

Indeed(インディード)のことを検索していると、「フィード」「データフィード」「xml」「xmlフィード」といった言葉が出てきますが、そもそも「フィード」や「データフィード」というのはなんのことかご存知でしょうか?

これからIndeed(インディード)に求人情報を出そうと考えておられる方は、知っておいて損はないかと思いますので、ご説明をさせていただきます。

フィードとは?

様々なWEBサイトを見ている時に、”RSS”や”XML”などの文字を見たことがあるかと思いますが、ニュースサイトによくあり、最新の記事を更新した際にコンテンツ自体の内容などを配信用に変換した文章のことを表しています。

ニュースフィードなどとも呼ばれていますが、「○○について書いてある記事」を更新した際に、フィードを作っておくことで、フィードリーダーが「○○について書いてある記事」読み込んだ時に、「コレは○○について書いてある記事だ!」とフィードリーダーは情報を取得して、ユーザーはその「○○について書いてある記事」を受け取り、閲覧することができるようになります。

スマホのニュースアプリなんかがこれを利用しています。

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Indeedでよく使われているデータフィードとは?

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Indeed(インディード)でよく使われているデータフィードというのは、求人情報が掲載された採用ページの情報(HTMLデータ)を、Indeed(インディード)が素早く情報を一気に読み込んで更新できるXMLフィードに変換する仕組みのことを指します。

具体的にお伝えするので、下記の求人情報をご覧ください。

職種 Webコンサルタント
仕事内容 HP制作・SEO対策・インターネット広告運用など、効果的なWEBマーケティングを実現するための《営業窓口》として提案力を発揮していただきます。

本来の求人情報ではありえないほどの少ない情報量ではありますが、このような求人情報が求人サイトもしくは、自社サイトの中の求人情報ページに記載されているかと思います。

ただ、この求人情報は、下記のようなHTML形式で書かれています。

<table class=”form_table”>

  <tbody>

    <tr>

      <th width=”20%”>職種</th>

      <td>Webコンサルタント</td>

    </tr>

    <tr>

      <th width=”20%”>仕事内容</th>

      <td>HP制作・SEO対策・インターネット広告運用など、効果的なWEBマーケティングを実現するための《営業窓口》として提案力を発揮していただきます。</td>

      </tr>

  </tbody>

</table>

仮に、この自社サイトに入っている求人情報がIndeed(インディード)のオーガニック部分の一覧に表示されていたとすると、それはHTML形式のデータをクローラーで読み込んで、Indeed(インディード)が情報を検索結果に表示をしていることになります。

ここで1つ、データフィードを更に理解するための例を出します。

仮に、この求人情報の「仕事内容」を「テレアポ営業」に変更した場合、Indeed(インディード)にすぐに反映されるかというとそうではなく、クローラーが回ってきて、HTMLデータを読み込んでから、Indeed(インディード)のオーガニックに表示されていたデータが書き換えられます。

ただここで重要なのは、クローラーはいつ回ってくるのかが分からないということです。1時間後なのか、1週間後なのか、1ヶ月後なのか、こればかりは誰にもわかりません。

また、このHTMLデータをIndeed(インディード)に送信をするといった機能もありません。

ただそれでは、求人情報の一覧に古い情報が出ていることになり、求人をしたい方にとっては非常に不利な状況となります。

そして、ここで利用するのがデータフィードなのです。

データフィードを送信することで、素早く求人情報の更新ができる

データフィードを送信することで、素早く求人情報の更新ができる

Indeed(インディード)には大きなフィードリーダーとしての機能があります。

ニュースアプリが定時刻になると更新されるように、Indeed(インディード)に「○時になったらフィードを読み込んで!」という指示を出すことができます。

そして、Indeed(インディード)は予定通りにフィードを読み込み情報を、読み込み前に書き換えた情報がすぐに更新される仕組みになっています。

ただし、フィードにはRSSフィードやAtomフィード、XMLフィードなどの言語がありますが、Indeed(インディード)は読み込める決まったフィードがあります。

Indeed(インディード)に対応しているフィードはXML形式

Indeed(インディード)に対応しているフィードはXML形式

Indeed(インディード)に対応しているフィード形式はXML形式なので、HTML形式をXML形式に変えて、Indeed(インディード)に読み込んでもらうようにする必要があります。

XMLという形式を聞いたことがある方はあまりいないかもしれませんが、身近なものでいうとWEBサイトのサイトマップがこれです。

ただ、普段見ているサイトマップは、HTML形式で抽出されたものを見ているので、イメージがつかないかもしれませんが、WEBサイトにページが追加された際に、sitemap.xmlというページに新しいページの情報が追加され、googleに新しいページが追加されたことを知らせます。

そして、googleは効率よくクローリングするようになり、新しいページを認識して検索結果に出てくるようにしてくれます。

Indeed(インディード)が読み取れるXML形式のデータの例

あくまでも一例ですが、このようなデータがXML形式です。

<?xml version=”1.0″ encoding=”utf-8″?>
<source>
<publisher>Example Job Site</publisher>
<publisherurl>http://www.examplejobsite.com</publisherurl>
<lastBuildDate>Fri, 10 Dec 2008 22:49:39 GMT</lastBuildDate>
<job>

<title><![CDATA[Webコンサルタント]]></title>
<date><![CDATA[Fri, 10 Dec 2005 22:49:39 GMT]]></date>
<referencenumber><![CDATA[unique123131]]></referencenumber>
<url><![CDATA[http://www.examplejobsite.com/viewjob.cfm?jobid=unique123131]]></url>
<company><![CDATA[株式会社まるまる]]></company>
<city><![CDATA[大阪市]]></city>
<state><![CDATA[大阪府]]></state>
<country><![CDATA[日本]]></country>
<postalcode><![CDATA[85003]]></postalcode>
<description><![CDATA[HP制作・SEO対策・インターネット広告運用など、効果的なWEBマーケティングを実現するための《営業窓口》として提案力を発揮していただきます。]]></description>

データフィードというのは、最初の方で紹介したHTMLデータをIndeed(インディード)が素早く読み込める、ここに記載しているようなXML形式に変換することだと思っていただくと理解が早いかと思います。

ただ、HTML形式でWEBサイトに表示されているデータをわざわざXML形式にするのは非常に大変な作業です。

そこで、データフィードを使うかどうかの基準をお伝えしたいと思います。

データフィードを使うかどうかの基準

データフィードを使うかどうかの基準

例えば、求人情報数が1〜3件程の場合は、正直データフィードを使わなくても良いと思います。

その理由は、Indeed(インディード)のクローラーが回ってきた際に、すぐに情報を吸い取ってくれるぐらいの量だからです。

ただ、求人会社や派遣会社のような求人情報がたくさんあり、Indeed(インディード)広告をしてみようと考えている場合は、データフィードの活用を考えても良いかと思います。

その理由は、クローラーがサイトに入り、求人ページをクローリングしている時は常に誰かがアクセスしているのと同じ状態になります。仮にいくつものクローラーがサイトに入ってきた場合は、アクセス過多となることも考えられ、サイトの表示が不安定になることもあります。

こういった動作上の問題、更新速度の問題を考えると、データフィードを活用することにより、より効果的なIndeed(インディード)広告の運用ができるようになると考えられます。

また他にもデータフィードを使うかどうかの基準があります。

それは、CriteoやMicroAdのレコメンド広告を利用する際です。特に、近距離に同様の職種がたくさんあればレコメンド広告は非常に効果的です。

仮に、求職者様がある場所で仕事を探していて、複数の仕事で悩んで、 エントリーしなかった場合、ご自身が閲覧した興味のありそうな求人詳細が複数のバナーとなり、ブログなどに表示されるため、ダイレクトに効果的な広告を打つことができます。

ただ、レコメンド広告は多数の求人数を持っていなければ、あまり効果的な運用ができず、更にはデータフィードの利用が必須と言えるので、利用する企業は限られてくるかもしれません。

もし、フィードを利用するかどうかの判断に迷われている場合は、Indeed(インディード)の代理店でもあり、求職者集客に特化したWebマーケティングの専門会社でもある、株式会社ネットオンにお問い合わせください。

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※関連記事はこちら
Indeed(インディード)と自社サイトの連携メリットとクローリング方法を解説

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採用Webマラボ編集部

採用に関するお悩みならお任せ!採用業界に精通しており、Indeedや求人ボックスなどの求人検索エンジンから、リスティング・ディスプレイ広告などまで幅広い知識を持った、採用Webマーケティングのコンサルタントなどが記事を執筆していますm(_ _)m

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。

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