無料ATS比較|採用係長・Airワーク・engageの違いと選び方

無料で使える採用管理システム(ATS)を探していると、「採用係長」「Airワーク」「engage」のどれを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

3サービスはいずれも、採用サイト作成・求人作成・応募者管理といった基本機能を備えています。ただし、無料で使える範囲求人の露出の広げ方有料に切り替えたときに強化できるポイントには違いがあります。

この記事では、無料ATSを比較したい方に向けて、「採用係長」「Airワーク」「engage」の違いを紹介します。無料で十分な会社有料も視野に入れたほうがよい会社の違いもあわせて解説しますので、自社に合うサービス選びの参考にしてください。

この記事は、無料で使える3つのサービス(採用係長・Airワーク・engage)の比較に絞ってお伝えします。有料プランも含めて採用管理システムを幅広く見比べたい方は採用管理システムの比較記事、ATSの基本そのものを知りたい方はATS(採用管理システム)とは?もあわせてご覧ください。

無料ATSを比較|『採用係長』『Airワーク』『engage』の違いを一覧で確認

3サービスは、次のように考えると選びやすくなります。

比較ポイント 採用係長 Airワーク engage
無料の位置づけ 無料トライアル型
まずは操作感や掲載の流れを試し、本格運用は有料も含めて検討しやすい
基本機能0円型
採用ホームページ作成・求人作成・応募者管理を無料で始めやすい
基本無料型
期限を気にせず、採用サイト作成・求人掲載・応募者管理を無料で使いやすい
無料でできること 採用サイト作成、求人作成、5つの求人検索エンジン連携、応募者管理の一部 採用ホームページ作成、求人作成・公開、応募者管理、Indeedの無料枠への掲載 採用サイト作成、求人掲載、応募者管理、メッセージ送信、条件を満たす場合のDM送信
有料で広がること 応募者閲覧上限の解放、公開求人数拡張、サポート強化、求人作成代行など Indeed PLUSによる掲載拡張、条件に合う求職者へのアプローチ、効果確認 エンゲージプレミアムによる求人露出拡大、AI推薦など
注意点 無料は応募者情報の閲覧1件・公開求人数3件までのため、本格運用には向いていない 無料でも始めやすいが、応募数をさらに増やしたい場合はIndeed PLUSの検討が必要 無料範囲は広いが、他サービス応募者の一括管理はengage単体ではできない
向いている会社 まず試しながら、将来的には伴走支援や機能拡張も視野に入れたい会社 採用ページをすばやく整え、シンプルに募集を始めたい会社 無料で使える範囲を広く確保して、低コストで運用したい会社

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採用管理ツールとは

採用管理ツール(ATS)とは、求人作成、応募者情報の管理、選考状況の共有、面接記録、応募者とのやり取りなど、採用活動に関わる情報を一元管理できるツールです。

Excelやメールだけで採用を管理していると、応募経路が増えるほど情報の更新漏れや対応漏れが起こりやすくなります。ATSを使えば、求人の公開から応募者対応までを1つの画面で管理しやすくなり、小規模採用でも進めやすくなります。ATSの基本機能やメリット・デメリットを詳しく知りたい方は、ATS(採用管理システム)とは?機能とメリット・デメリット、導入費用まで解説もあわせてご覧ください。

無料ATSとは? 基本無料型と無料トライアル型の違い

無料で使えるATSは、大きく分けると2種類あります。

  • 基本無料型
    採用サイト作成や求人掲載、応募者管理などの基本機能を0円で継続利用しやすいタイプです。Airワークやengageは、この考え方に近いサービスです。
  • 無料トライアル型
    無料で試せる一方で、応募者閲覧件数や公開求人数などに上限があり、本格運用では有料移行も前提に比較したいタイプです。採用係長は、このタイプとして考えると比較しやすいでしょう。

どちらが合っているかは、「まずは費用をかけずに始めたい」のか、「将来的なサポートや拡張性まで見据えたい」のかで変わります。無料かどうかだけでなく、どこまで無料で使えるのかまで確認することが大切です。

無料ATSを選ぶ前に押さえたいポイント

無料ATSのメリット

  • 費用を抑えて導入できるため、採用予算が限られている会社でも始めやすい
  • 求人作成・採用サイト作成・応募者管理といった基本機能を試しやすい
  • 導入のハードルが低く、Excel管理から移行しやすい

無料ATSの注意点

  • 応募者閲覧件数、公開求人数、利用できる機能に制限がある場合がある
  • 分析機能や権限管理、外部連携、CSV活用などは有料で拡張されるケースがある
  • 無料掲載だけでは露出が頭打ちになり、応募数をさらに増やしたい段階で有料施策の検討が必要になることがある
  • 採用サイトはサービス提供側のドメインで公開されるケースもあり、独自ドメイン運用や細かな設計は有料側で広がることがある
  • 導入して終わりではなく、誰が求人を更新し、誰が応募者対応をするかといった運用ルールも必要

比較するときに見ておきたい7つの項目

  • 無料で使える範囲:求人件数、応募者閲覧、分析、CSV出力などに制限はあるか
  • 求人媒体・検索エンジンとの連携:無料でどこまで露出できるか
  • 採用サイト作成のしやすさ:テンプレート、画像設定、会社紹介の載せやすさはどうか
  • 応募者管理のしやすさ:ステータス管理、メモ、メッセージ送信、手入力応募の登録がしやすいか
  • 将来の有料移行のしやすさ:応募が増えたときに無理なく拡張できるか
  • データ制限:応募者閲覧上限、保持期間、公開求人数などに制約はないか
  • サポート・運用体制:問い合わせ手段、権限設定、応募者情報の運用ルールを確認しやすいか

採用サイトづくりそのものを詳しく比較したい方は、無料で採用サイトを作る方法も参考になります。また、無料ATS以外も含めて採用ツールを幅広く比較したい場合は、採用管理システムの導入比較記事もあわせてご確認ください。

無料で使える『採用係長』『Airワーク』『engage』の違い

3サービスの違いをあらためて見ると、次のように考えると選びやすくなります。

  • 採用係長:無料で試しながら、将来的にはサポートや運用支援も含めて強化したい会社向き
  • Airワーク:採用ホームページを手早く整え、まずはシンプルに募集を始めたい会社向き
  • engage:無料で使える範囲の広さを重視し、まずは低コストで運用したい会社向き

採用初心者にも取り組みやすい『採用係長』

採用係長の管理画面イメージ

(出典:採用係長公式

採用係長(運営:株式会社ネットオン)は、採用サイト作成、求人票作成、求人検索エンジン連携、応募者管理までを一通りカバーしながら、必要に応じて有料プランでサポートや機能を広げやすい点が特長です。連携できる求人検索エンジンは、求人ボックススタンバイGoogleしごと検索・Careerjet・キュウサクの5つです。

無料で始められますが、位置づけとしては無料トライアル型です。まずは操作感や掲載の流れを確認し、その後、応募数や運用体制に応じて有料プランへ移行する使い方が向いています。

また、画像掲載、会社PR文の自動作成、仕事内容の自動生成、最低賃金チェックなど、求人票作成を支援する機能が充実しています。採用担当者が少ない会社でも、運用を始めやすいサービスです。

採用係長の機能をさらに詳しく知りたい方は、採用係長とは? 採用係長でできることを詳しく解説。導入事例や評判も紹介しますもご覧ください。

無料でどこまで使えるか

採用係長の無料トライアルでは、採用サイト作成、求人作成、5つの求人検索エンジン連携を試しながら、掲載の流れを確認できます。一方で、応募者情報の閲覧は1件、公開求人数は3件までのため、本格運用というより、導入前の確認に向いている無料枠と考えるとわかりやすいでしょう。

有料で何が広がるか

有料プランへ移行すると、応募者情報の閲覧上限が実質解消され、公開求人数も拡張できます。プランによってはサポートや求人作成代行なども使いやすくなるため、『無料で試して、手応えがあれば本格運用へ移りやすい』のが採用係長の強みです。

無料の位置づけ 無料トライアル型。応募者情報の閲覧1件、公開求人数3件まで
無料で使いやすい機能 採用サイト作成、求人作成、5つの求人検索エンジン連携、求人票作成支援機能
有料で広がる方向 応募者閲覧上限の拡張、公開求人数拡張、サポート強化、求人作成代行など
向いている会社 まずは試しながら、将来的にはサポートや採用ノウハウ支援も受けたい会社

採用ページを整えて始めやすい『Airワーク』

Airワーク 採用管理の画面イメージ

(出典:Airワーク公式

Airワーク(運営:リクルート)の特長は、採用ホームページを手軽に立ち上げやすいことです。基本機能は0円で利用でき、採用ホームページ作成、求人作成、応募者管理まで一通り進められます。

採用ページを自社で更新しやすく、求人作成から公開までのスピードも出しやすいため、「まずは見た目を整えた採用ページを用意したい」という会社と相性が良いです。

また、無料の基本機能で作成した求人は、Indeedの無料枠にも掲載できます。より多くの求職者に届けたいときの露出拡大は、有料オプションのIndeed PLUS(クリック課金型)が前提です。公式では求人掲載料金3,000円〜と案内されています(最新の料金は公式でご確認ください)。無料で基本の導線を整え、応募を増やしたい段階で有料を足す流れになります。

Airワークの特徴や使い方を詳しく知りたい方は、Airワーク(エアワーク)とは?特徴から料金や掲載方法、他ツールとの違いまで解説!も参考にしてください。

無料でどこまで使えるか

Airワークは、採用ホームページ作成、求人作成・公開、応募者とのやり取りを無料で始めやすいサービスです。作成した求人はIndeedの無料枠にも掲載できます。応募者のステータス管理、面接日・メモの管理、応募者一覧のダウンロード、電話応募や他メディア応募の登録なども行えます。

有料で何が広がるか

応募数をさらに増やしたい場合は、Indeed PLUSの活用を検討しやすいのがAirワークの特長です。無料のままでも基本導線は整えられますが、露出の拡張やアプローチ機能まで使いたい場合は有料オプションも含めて考えると判断しやすいでしょう。

無料の位置づけ 基本機能0円型。採用ホームページ作成、求人作成・公開、応募者管理を中心に使え、作成求人はIndeedの無料枠にも掲載できる
無料で使いやすい機能 採用ホームページ作成、求人作成・公開、応募者管理、CSVダウンロード、手入力応募の登録(作成求人はIndeedの無料枠に掲載)
有料で広がる方向 Indeed PLUSによる掲載拡張、条件に合う求職者へのアプローチ、掲載効果の確認
向いている会社 まずはシンプルに採用ページを立ち上げたい会社、無料で始めて必要なときに応募拡大を検討したい会社

無料で使える範囲が広い『engage』

engageの画面イメージ

(出典:engage公式

engage(運営:株式会社エンゲージ。2026年4月にカカクコムとエン・ジャパンの合弁会社へ移行)は、無料で使える範囲の広さが特長の採用支援ツールです。採用サイト作成、求人掲載、応募者管理、メッセージ送信などの基本機能を無料で使いやすく、期限を気にせず利用できます。

公開した求人は、Googleしごと検索・求人ボックス・スタンバイなどの外部サイトに無料で連携されます。とくに求人ボックスとの連携が案内されており、無料のままでも露出を広げやすいのが特長です。なお、engageからIndeedへの求人連携は2026年6月11日に終了しました(詳しくはengageのIndeed連携終了ガイド)。

また、条件を満たすと『エン転職』会員へのDM送信も利用できます。無料で使える範囲は広い一方、他サービスからの応募者をengage単体で一括管理することはできないため、複数の経路からの応募をまとめて管理したい場合は、別サービスも含めて検討するとよいでしょう。

engageの特徴を詳しく知りたい方は、「engage(エンゲージ)」とは? 意味や特徴、料金、口コミなどを解説!もご覧ください。

無料でどこまで使えるか

engageは、採用サイト作成、求人掲載、応募者管理、メッセージ送信を無料で使いやすく、求人掲載は期間・件数ともに制限なく運用しやすいのが強みです。無料連携の外部サイトも比較的多く、低コストで始めやすいタイプといえます。

有料で何が広がるか

より早く応募を集めたい場合は、有料プランのエンゲージプレミアムも選択肢になります。無料版より掲載先を広げやすく、AI推薦などの機能も使えるため、無料運用を軸にしつつ、必要な段階で応募拡大策を加えやすいのが特長です。

無料の位置づけ 基本無料型。期限を気にせず使いやすい
無料で使いやすい機能 採用サイト作成、求人掲載、応募者管理、メッセージ送信、条件を満たす場合のDM送信、外部サイト無料連携
有料で広がる方向 エンゲージプレミアムによる求人露出拡大、AI推薦など
向いている会社 無料で使える範囲を広く確保したい会社、まずは低コストで運用したい会社

各ツールの特徴まとめ【比較表付き】

3サービスはどれも無料で採用活動を始めやすい一方、強みの出方は異なります。改めて全体像を見ると、次のように考えると選びやすくなります。

採用係長 Airワーク engage
無料で試しながら、将来的にはサポートや求人改善支援まで見据えやすい。求人票作成支援や5つの求人検索エンジン連携も強み。 採用ホームページを整えやすく、シンプルに始めやすい。無料の基本機能とIndeed PLUSによる応募拡大の役割分担がわかりやすい。 無料で使える範囲が広く、採用サイト作成から求人掲載、応募者管理までを低コストで進めやすい。外部サイト無料連携も魅力。

■『採用係長』『Airワーク』『engage』の無料比較表

比較ポイント 採用係長 Airワーク engage
無料で使える範囲 無料トライアル型
応募者情報の閲覧1件・公開求人数3件まで
基本機能は0円
採用ホームページ作成、求人作成・公開、応募者管理(作成求人はIndeedの無料枠に掲載)
基本機能は無料
採用サイト作成、求人掲載、応募者管理、メッセージ送信など
採用サイト制作
採用サイト作成、画像掲載、会社PR文の自動作成など

採用ホームページを自社で作成・更新しやすい

フォーマット入力中心で作成しやすい
求人掲載・連携
5つの求人検索エンジンに連携

Indeedの無料枠に掲載。Indeed PLUS(有料)で掲載範囲を広げやすい

Googleしごと検索・求人ボックス・スタンバイなどへ無料連携(Indeed連携は2026年6月終了)
応募者管理
ステータス管理、メッセージ対応。無料は閲覧上限あり

ステータス管理、面接日・メモ、CSV出力、手入力登録

応募者管理、メッセージ送信。条件を満たす場合はDM送信も利用可能
サポートの考え方
有料移行後にサポートを強化しやすい

ヘルプページ、チャット、メールで確認しやすい

サポートセンターの記事を見ながら自己解決しやすい
将来の拡張性
公開求人数拡張、サポート強化、求人作成代行など

Indeed PLUSで掲載拡張、アプローチ、効果確認を追加しやすい

有料プランで求人露出拡大やAI推薦を追加しやすい
特に向いている会社 無料で試しつつ、後から伴走支援も受けたい会社 まず採用ページを整えて、シンプルに募集を始めたい会社 無料で使える範囲を広く確保して運用したい会社

※料金、連携先、機能、プラン内容は変更されることがあります。導入前に各社の公式情報をご確認ください。

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無料で十分なケース / 有料を検討すべきケース

無料で十分なケース

  • 採用人数が少なく、まずは小規模採用から始めたい
  • 採用担当者が少人数で、まずはExcel管理から卒業したい
  • 応募経路が少なく、採用サイトと求人掲載を1つのツールで始めたい
  • 本格導入の前に、操作性や応募の入り方を試したい

この条件に近いなら、Airワークやengageのような基本無料型、または採用係長の無料トライアルから始める方法が選びやすくなります。

有料を検討すべきケース

  • 応募数が増え、閲覧制限や運用負荷が気になり始めた
  • 複数職種・複数拠点で募集しており、公開求人数や管理工数が増えている
  • Indeed以外も含めて、複数チャネルで応募をしっかり集めたい
  • 過去応募者の蓄積・再活用、分析、権限管理など、管理精度を高めたい
  • 求人作成や運用改善も含めて、サポートを受けながら採用効率を上げたい

この場合は、採用係長の有料プラン、AirワークのIndeed PLUS、engageのエンゲージプレミアムなど、無料の先にある拡張方法まで見たうえで選ぶと失敗しにくくなります。

『採用係長』『Airワーク』『engage』の有料機能の違い

無料ATSを比較するときに見落としやすいのが、有料へ切り替えたときに何が広がるかです。採用活動を強化する中で無料から有料へ移行する会社は少なくないため、事前に方向性を見ておくと失敗しにくくなります。

採用のプロの支援まで視野に入れやすい『採用係長』

採用係長は、無料トライアルの後に段階的な有料プランへ移行できます。応募者閲覧や公開求人数の上限が広がるだけでなく、プランによってはサポートや求人作成代行なども検討しやすくなります。

「採用活動を本格化したいが、採用担当者だけでは運用改善まで手が回らない」という会社にとって、無料から有料へ移行したときの伸びしろが大きいサービスです。

露出拡大の流れがわかりやすい『Airワーク』

Airワークは、基本機能は無料で使いながら、必要に応じてIndeed PLUSを活用する考え方がわかりやすいサービスです。有料オプションを利用することで、連携求人サイトへの掲載拡張、条件に合う求職者へのアプローチ、効果確認などを行いやすくなります。

「まず無料で採用ページと求人を整え、応募強化が必要になった段階で露出を広げたい」という会社に向いています。

無料の使いやすさに加えて追加機能も選びやすい『engage』

engageは無料で使える範囲が広い一方で、エンゲージプレミアムといった有料プランも用意されています。無料版より掲載先を広げやすく、AI推薦などの機能も使えるため、無料運用を軸にしつつ、必要な段階で応募拡大策を加えやすいのが特長です。

無料で基本運用を進めつつ、「掲載範囲も広げたい」となったときに、必要な機能を追加で検討しやすいサービスです。

■有料時の広がり方の比較表

比較ポイント 採用係長 Airワーク engage
有料で広がる主な方向 公開求人数拡張、サポート強化、求人作成代行など Indeed PLUSによる掲載拡張、アプローチ機能、効果確認 求人露出の拡大、AI推薦など
向いている会社 採用の伴走支援まで求める会社 応募の母集団形成を強めたい会社 無料運用を軸に、必要な段階で露出拡大をしたい会社
考え方 無料で試し、有料で本格運用へ移りやすい 無料で整え、有料で露出を強化しやすい 無料の広さを活かし、不足する段階で追加施策を取りやすい

導入後に最低限決めておきたい運用ルール

無料ATSでも、導入しただけで成果が出るわけではありません。最低限、次の3点は決めておくと運用が安定しやすくなります。

  • 運用ルールの設計
    誰が求人を更新し、誰が応募者対応を行い、どのステータスで管理するかを決める
  • 定期モニタリング
    応募数、応募経路、返信速度、面接設定率などを定期的に確認する
  • マニュアル・Q&Aの整備
    担当者が変わっても運用できるよう、求人更新手順や返信テンプレートを残しておく

よくある質問

無料ATSとは何ですか?

無料ATSとは、求人作成、応募者管理、選考進捗の共有、面接日程の調整、採用サイト作成など、採用活動の基本機能を無料で使い始められる採用管理ツールのことです。小規模採用や、Excel管理からの移行を考えている会社に向いています。

無料ATSだけで十分ですか?

採用人数が少なく、まずは採用サイトと求人掲載を整えたい会社なら、無料の範囲で十分なこともあります。一方で、応募数が増えたときの閲覧制限、公開求人数、分析、露出拡大、サポート体制まで必要になる場合は、有料移行も視野に入れた比較が必要です。

Airワークの無料機能とIndeed PLUSの違いは何ですか?

Airワークは、採用ホームページ作成、求人作成・公開、応募者管理などの基本機能を0円で始められ、作成した求人はIndeedの無料枠にも掲載できます。Indeed PLUSは有料オプション(クリック課金型)で、連携する複数の求人サイトへの掲載拡張、条件に合う求職者へのアプローチ、掲載効果の確認などを行いやすくする役割です。

Airワークとengageの違いは何ですか?

どちらも無料で始めやすいサービスです。Airワークは、作成した求人をIndeedの無料枠に掲載し、必要に応じてIndeed PLUS(有料)で広げる流れがわかりやすいサービスです。engageは2026年6月にIndeedへの連携を終了し、現在はGoogleしごと検索・求人ボックス・スタンバイなどへの無料連携が中心で、無料で使える範囲の広さを重視したい会社と相性が良いでしょう。

採用係長はどんな会社に向いていますか?

採用係長は、無料で試してから本格導入を判断したい会社、求人票作成や運用改善まで見据えたい会社、将来的にサポートや機能拡張も含めて採用体制を整えたい会社に向いています。

まとめ

「採用係長」「Airワーク」「engage」は、いずれも無料で採用活動を始めやすいサービスですが、同じ「無料ATS」でも考え方は異なります。

  • 採用係長:無料トライアルから始めて、将来的なサポートや運用支援まで見据えたい会社向き
  • Airワーク:採用ページを整えて、まずはシンプルに求人募集を始めたい会社向き
  • engage:無料で使える範囲を広く確保し、低コストで運用したい会社向き

無料ATSを比較するときに大切なのは、「どれが有名か」ではなく、自社が無料でどこまで運用したいか、そして有料に移行するなら何を重視するかを先に決めることです。

採用管理システム全体を広く比較したい方は、採用管理システムの導入比較記事も参考になります。3サービスを比較したうえで、「まずは試しながら判断したい」「将来のサポートまで含めて見たい」と感じる場合は、採用係長から触ってみると判断しやすいでしょう。

自社に合うATSかどうかは、実際に触ってみると判断しやすくなります。採用係長はこれまでに約3.6万社が応募を獲得し、累計の応募数は約130万件にのぼります(2017年以降)。無料で始められ、自動で有料プランに移行することはありません。

無料で求人を掲載したい方へ

採用係長は最大5つの求人検索エンジン(求人ボックス、Googleしごと検索、スタンバイ、Career jet、キュウサク)にワンクリックで連携できます。ぜひ一度お試しくださいませ。

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この記事を書いた人
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コンノ

公務員として4年間、人事労務の実務経験あり。 これまで100名以上の事業者をインタビューしており、「企業や個人事業主が本当に悩んでいること」を解決できる記事を執筆します。

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験し、Indeed・求人ボックス・スタンバイなどの求人検索エンジンを活用した採用支援を強みとする。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を持つ。
求人検索エンジンを活用した採用集客や、Google Analytics等の解析ツールを用いた効果分析・サイト改善を強みとしている。