- この記事を読むと、自社求人サイトをIndeedで表示させる仕組み・条件を知ることができます。
- クロールした求人情報がガイドラインに則っており、掲載条件を満たしているとIndeedの検索結果画面で表示される仕組みとなっています。
- 採用管理システム(ATS)を使って自社求人サイトを作成すると、Indeedに自動で同期することができるのでオススメです。
Indeed(インディード)には、求人情報を掲載する一つの機能として、自社ホームページの情報(採用サイト・求人サイト)を出すことができる機能が備わっています。
自社求人サイトをお持ちの企業は、Indeed(インディード)と連携することで採用力がアップするため、ぜひ当記事をお役立てください。
※Indeedについてはこちらで詳しく解説しています。
⇒Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!
目次
Indeed(インディード)連携とは
まず「Indeed連携」と聞いても、どのような操作のことを指すのか、連携するとどんなメリットがあるのか、具体的なイメージが持てない方も多いでしょう。
そこではじめに、Indeed自体の概要や連携の仕組み、連携できるサイトなどの基本情報を詳しく解説します。
Indeed(インディード)連携とは
「自社サイトのIndeed連携」とは、自社求人サイトのページをIndeed(インディード)の検索結果画面上に出すということです。
実際にどういうものか見てみると……。
Indeed(インディード)のシンプルな検索結果画面から、このようなデザイン性の高い求人ページが表示されるようになります。
本来、Indeed(インディード)に求人情報を作ると、Indeed(インディード)の検索結果画面と同じようなシンプルな情報のみが表示されます。
実際これでも応募がこないわけではありませんが、やはり応募を増やすために見た目は重要です。自社サイトを連携したい、もしくはデザインの良い求人情報にしたいという企業は多いと思います。
Indeed(インディード)に連携できるサイト
Indeedに連携できるのは、自社採用サイトの求人情報です。
「他の求人サイトの求人情報をIndeedにも掲載する」というように、他の求人広告サービスとIndeedを意図的に連携させることはできません。
また、連携できるのは求人情報のみで、募集が終了している情報や企業PRだけのページなどは掲載できないので注意してくださいね。
なお、Indeed(インディード)は、公式サイト内で「求人掲載基準」を明記しているため、事前に確認しておくことがおすすめです。
⇒求人掲載基準|Indeedサポート
求人広告を掲載したい方へ
採用係長は、作成した採用サイトを最大5つの検索エンジンにワンクリックで連携できます。
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自社求人サイトをIndeedで表示させる仕組み
Indeed(インディード)は様々な会社のホームページをクロールして、その内容をIndeed(インディード)で表示させています。
そうはいっても、日本にある企業すべてのサイトを自動的にクロールしているわけではなく、「クロールをしてください」とIndeed(インディード)にお願いする必要があります。
そして、クロールした求人情報がガイドラインに則っていれば、Indeed(インディード)の検索結果画面で表示される仕組みとなっています。
呼び込む方法は後ほど説明しますので、まずは次で、自社求人サイトが掲載される条件について解説します。
Indeedに自社求人サイトが掲載される条件
Indeedに自社求人サイトの採用ページが掲載されるためには、ガイドラインに則って作成されたページであると同時に、「掲載条件」を満たしている必要があります。
Indeedで自社求人サイトが掲載されるためには、以下8つの条件を満たした上で、Indeedによるクローリング審査を通過する必要があります。
1.実在する求人情報である 上記の条件を満たした上で、Indeedによるクローリング審査の通過 |
※Indeedへの掲載手順は、下記の記事で詳しく解説しています。
⇒インディード(Indeed)に求人を掲載する方法とは?有料掲載と無料掲載の違いまで徹底解説!
Indeedを自社サイトと連携させるメリット
Indeedと自社サイトを連携させることで、自社の採用活動に大きなメリットがもたらされます。特に注目したいメリットは、下記のとおりです。
- 応募数が増える
- ミスマッチを防止できる
- 母集団形成に役立てられる
Indeedに掲載できる求人情報は限られますが、自社サイトでは自分たちが届けたい情報やコンテンツを自由に掲載できます。
例えば、Indeedを見て興味を持ってくれた求職者が自社サイトを訪れて、社員インタビューの動画を視聴した場合、「自分もこの人のようになりたい」と応募意欲を高めるかもしれません。
またIndeedは、Googleをはじめとした求人検索エンジンの上位に表示されるため、転職先を何気なく探している人の目に入る可能性が高くなります。知らないうちに自社のことを知る人が増え、母集団形成につながるのです。
※下記の記事でIndeedに求人を掲載するメリットについて解説しています。
⇒インディード(Indeed)に求人を掲載する方法と注意点とは?有料掲載と無料掲載の違いまで徹底解説!
自社サイトを連携してIndeedにクロールさせる方法と流れ
それではここからIndeed(インディード)にサイトをクロールさせて連携する方法をお伝えします。
一例として、スポンサー広告に出すための流れは下記のとおりです。
- 問い合わせをする
- Indeed(インディード)から連絡がくる
- 掲載可否がでる
- OKであればアカウントの発行
- 入金
- タグ設置
- 広告の配信開始
問い合わせをする場所
問い合わせをする場所はIndeed(インディード)アカウントをお持ちの方であればこちらからできます。
少し小さくて目立ちにくいですが、この画像の場所にあります。
アカウントをお持ちでない方に関しては、アカウントを作成する流れの中で表示されます。
お問い合わせをする際のメッセージの内容は、下記のように記載してください。
あとは連絡が来るのをお待ちいただくだけで、基本的にはメールで案内されるので、案内されるまま進めていただくと大丈夫です。
広告予算に関しては、1日当たりの予算と1か月あたりの予算で設定することができますので、それに合わせて支払いをするとよいでしょう。
なお広告費の支払いに関しては、クレジットカード決済のみ対応しています。
※下記の記事で、Indeedの問い合わせについて解説しています。
⇒Indeedの問い合わせ電話番号はコレ! つながらないときは、「採用企業ヘルプセンター」を活用しよう
個人事業主だと連携が難しい場合も
個人事業主の方は、求人ページを作るノウハウや予算がない場合が多く見られます。それゆえに、Indeed(インディード)に連携できるほどのWebサイトを用意できない事もあるでしょう。
もしできない場合は、「Indeed(インディード)内に求人情報を作成する」「採用管理システムで作成し広告プランを利用する」「求人媒体を利用する」の3パターンしかありません。
無料掲載で応募を集めるのには限界があります。広告を出して応募を増やすことに専念する方が時間もかからないでしょう。
採用管理システム(ATS)とは
ここで、「採用管理システム」とは何かを整理しておきましょう。
採用管理システムは、採用活動において発生する情報を一元的に管理できるシステムです。「Applicant(応募者)Tracking(追跡)System(システム)」の略で「ATS」と呼ばれることもあります。
採用管理システムを使えば、下記の業務が可能となります。
- 求人の作成・運用・管理
- 応募者とのコミュニケーション・日程調整
- 応募者一人ひとりの情報管理
- 応募者一人ひとりの選考状況管理
- 応募者の面接評価の比較
これらの業務が効率化されれば、企業は人的リソースやコストを節約することができます。
結果として、人事採用担当者は「面接」「新入社員研修」をはじめとした重要な業務に時間と労力をあてられるようになり、組織全体の生産性が向上するのです。
※採用管理システム(ATS)について、下記の記事で詳しく解説しています
→ATS(採用管理システム)とは?機能とメリット・デメリット、導入費用まで解説
採用係長の特徴と求人ページ作成事例
当記事の中で掲載した画像は、当社ネットオンの求人情報ページです。
この求人情報ページは、無料でIndeedに対応した自社採用サイトと求人ページを作る『採用係長』を利用しています。
採用係長というのは、『Indeed(インディード)』や『求人ボックス』と連携することができ、かつどなたでも利用しやすいようデザインされた便利なシステムです。
自社サイトを持っていなくても、自社求人ページの修正をする必要がある方でも、採用係長の中で採用情報を入力することで、だれでも簡単におしゃれで見やすいデザインの求人情報ページを作成することができます。
■採用係長で作成した求人ページの見本1
■採用係長で作成した求人ページの見本2
ほかにもいろんなデザインがあります。ネットオンの採用情報ページもデザイン見本になるので、ご覧下さい。
まとめ
一人の求職者を獲得するために、複数の企業が争っている近年。
自社サイトをIndeedと連携することで採用力を強化すれば、優秀な人材を確保できる可能性が高まります。
連携自体は無料ですし簡単に行えるため、ぜひ当記事を参考にして実践してみてください。
なお、自社サイトとIndeedの連携に前向きになっている方は、当記事の最後にご紹介した『採用係長』の利用もぜひご検討ください。
当社スタッフが、Indeedとの連携にとどまらず、採用活動における課題に応じて柔軟にご支援いたします!
※関連記事はこちら
⇒採用係長とは? 採用係長でできることを詳しく解説。導入事例や評判も紹介します
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