しゅふきたとは？ 北海道採用に強い理由と求人掲載のメリットを紹介

多くの企業では、採用活動を行う際に求人サイトを活用しています。
求人サイトは募集職種や雇用形態に合わせてさまざまな種類があるため、上手く使い分けることで採用を成功させている企業は多いはずです。

ところがそうした企業でも、地方採用では苦戦するケースが少なくありません。いつも利用している求人サイトでは、採用したいエリアでの応募者がなかなか集まらないためです。

心当たりのある採用担当者も多いのではないでしょうか。

地方採用で求人サイトを利用する場合は、そのエリアに強い地元の求人サイトをおすすめします。
例えば、北海道なら「しゅふきた」。北海道全域をカバーする、主婦（夫）層の採用に最適な求人サイトです。

この記事では、これから北海道での採用を行う担当者に向けて、しゅふきたの特長や求人掲載のメリット・デメリットを解説します。ぜひ、地元人材の採用成功にお役立てください。

しゅふきたとは

「しゅふきた」は、株式会社 北海道アルバイト情報社が運営する、北海道エリア限定の求人情報サイトです。
“主婦（夫）の「働く」を応援する北海道の求人情報サイト”として、パートや正社員、短時間勤務からフルタイム勤務まで、北海道全域の地元求人を取り扱っています。

しゅふきた（北海道アルバイト情報社）の企業情報

北海道アルバイト情報社は、「しゅふきた」をはじめとした求人メディアの運営や求人情報誌の発行、人材紹介サービスなどを展開する企業です。
北海道内に15の拠点（本社と14営業所）を設け、北海道全域をカバーする求人サービスを提供しています。

北海道アルバイト情報社が運営する求人メディア

• 主婦（主夫）の「働く」を応援する北海道の求人情報メディア『しゅふきた』
• 札幌市内、近郊エリア、地元に根づいた北海道生まれの求人メディア『アルキタ』
• 正社員志向の高い、北海道で働く人の、シゴトメディア『ジョブキタ転職』
• 道内全エリアをカバーする、地域に根ざした総合求人情報メディア『シゴトガイド』
• 地元・北海道で就職したい学生のための就職情報メディア『ジョブキタ就活』
• 北海道専門転職エージェント『ジョブキタ紹介』

しゅふきたのWebサイト（PC・スマートフォン）

札幌、小樽近郊、旭川、函館、千歳、恵庭、苫小牧、室蘭、帯広、釧路、北見エリアの求人情報を掲載するWebサイト（PC・スマートフォン）。
求職者向けのコンテンツや新着求人をメールでお知らせする「しゅふきたメール」など、応募を促す仕組みも充実しています。

しゅふきたのWebアプリ

しゅふきたのWebアプリ（i phoneのみ対応）では、掲載中の求人情報の中から「急なお休みOK」「職場見学OK」「残業なし」の求人情報を公開。
子育て中の求職者でも応募しやすい求人情報を集約し、手軽で使いやすいスマホアプリによる情報提供を行うことで、応募効果の向上を図っています。

しゅふきたの口コミ・評判

しゅふきたは、求職者からはどのように評価されているのでしょうか。
サイト利用者の感想を確認し、企業視点で分析してみましょう。
※ここでは「しゅふきた」経由で就職した方のインタビュー記事から抜粋して紹介しています。

しゅふきたの口コミ・評判

（前略）主人の仕事は土曜・日曜がお休みなので子どもの面倒を見てもらい、週末の短い時間だけ働ける仕事を探し始めました。そして「しゅふきた」で見つけたのが、今働いているマンション住民専用のベーカリー販売の仕事です。土曜・日曜の8時から13時勤務の仕事でしたから、まさに私の希望にぴったりで。（中略）ギリギリ掲載最終日に見つけたこともあり、すぐに間に合うかどうか電話で確認をしました。 「応募者が多いために精査中なので、履歴書を送ってください」と言っていただけたので、すぐに送付したところ面接に進んで働けることになったんです。（後略）

引用元：しゅふきた 私のシゴト探しSTORY

企業にとっても、勤務日や就業時間が“ぴったりな人材”を見つけられることは大きなメリットです。
またこの利用者の声からは、企業が一定の応募数を獲得していることも読み取れます。

（前略）社会保険労務士の会社で事務仕事を希望して、情報収集をスタートしました。そんな時に、たまたま「しゅふきた」で見つけたのが、今、私が勤務している社会保険労務士事務所が募集していた「採用ホームページ担当」の求人でした。 文字情報だけではなく、会社の雰囲気がよくわかる社員の集合写真が載っていたので、すぐに興味を持ちました。（後略）

引用元：しゅふきた 私のシゴト探しSTORY

求人サイトでは“求人票の見せ方”がとても重要です。
しゅふきたの求人サイトでは企業の魅力をしっかりと訴求でき、採用ターゲットの応募意欲を高められることが分かりますね。

しゅふきたに求人掲載をするメリット

しゅふきたはどのような企業にとって最適な求人媒体なのでしょうか。
しゅふきたを活用するメリットを確認しましょう。

北海道での採用に強い

総合求人サイトなどでは手薄となっていることが多い、北海道エリアに特化していることは、しゅふきたの大きな強みです。
企業が拠点展開をする際には、地元人材の採用に苦戦することがよくあります。

しゅふきたのように北海道全域の採用に特化した媒体なら、母集団形成をスムーズに行うことが可能。
また多様な雇用形態や勤務時間での就業を希望する求職者が登録しているため、幅広いポジションでの採用に活用することもできます。

しゅふきたは北海道エリアでテレビCMを行っており、高い認知度が期待できる求人媒体です。

さらに多くのフォロワーを有する同社の『しゅふきたママLife』でも情報提供を行うことで、主婦（夫）層に対する効果的なリーチを実現しています。

豊富な求人数

北海道エリアの求人数が多いこともしゅふきたの特長です。
求人数が多ければ、その分ライバルとなる企業も少なくありませんが、求職者は情報量の多い求人サイトに集まる傾向があるため、求人数は求人媒体選びの重要な指標といえるでしょう。

しゅふきたの求人件数（他サービスとの比較）

実際に北海道エリアの求人件数を比較してみましょう。
ここでは「北海道　パート求人」の検索結果のうち、1ページ目に表示される求人サービスの中から5つの求人サイトをピックアップしました。
各求人サイトにおける「札幌市」に該当する地域の「アルバイト・パート」求人件数は、以下のとおりです。

※2023年6月9日時点における「札幌市」の「アルバイト・パート」求人件数

しゅふきた以外はすべて全国展開を行っている大手求人サイトです。
大手求人サイトでは、派遣会社が大量の求人情報を掲載しているケースがあるため、募集企業数よりも求人数が多くなることが一般的。
そうした中でも、しゅふきたは検索結果の1ページ目に表示され、さらに1,000件を超える求人情報が掲載されています。

求職者向けのイベントがある

しゅふきたでは、「合同企業説明会」や「しゅふきたセミナー」などのイベントを定期的に開催しています。

道内各地に営業拠点がある強みを活かし、「札幌」「千歳・恵庭」「旭川」「函館」「苫小牧・室蘭」「十勝」「釧路」「北見・紋別・網走」の各エリアでイベントを実施。
地元での就職・転職を希望する求職者へのサポートを通じて、人材を必要とする企業への応募促進を効果的に行っています。

就職イベント以外には、業種別の仕事説明会（「裏方のおシゴトまるわかるセミナー」「介護・福祉のお仕事相談会」など）も開催しており、求職者から高い信頼を得ているサービスといえるのではないでしょうか。

しゅふきたに求人掲載をするデメリット

求人サイトの強みだけでなく、弱みも知っておくことで採用活動をより良く進めることが可能になります。
しゅふきたを利用する際のデメリットについても確認しておきましょう。

採用しやすい職種・難しい職種がある

しゅふきたで掲載されている求人職種のカテゴリを確認すると、求人情報が多い職種と少ない職種があることが分かります。

しゅふきたの求人職種カテゴリ別件数

接客サービス（受付など）31件

※2023年6月9日時点 求人情報が少ない職種カテゴリは、その職種を希望するサイト利用者が少ない可能性があるため、応募が少なかったり、採用に時間がかかったりすることもあるでしょう。
ただしそれはしゅふきたに限ったことではなく、求人媒体ではよくみられることです。

しゅふきたのエリア別求人件数

しゅふきたではサイト利用者の属性が公開されていませんが、市町村別人口を踏まえると応募獲得がしやすい地域とそうでない地域の差があることは、以下のエリア別の求人件数からも推測できます。
地域格差については、地域特化型の求人媒体の特性として考慮しておきましょう。

※2023年6月9日時点

北海道で働きたい人以外へのアプローチはできない

しゅふきたは北海道エリアに特化した求人サイトです。
当然ですが、北海道で働きたい人材以外へのアプローチには活用できません。
国内の複数拠点で採用を行いたい企業の場合は、他のエリアでは別の求人媒体を利用する必要があります。
そのケースでは媒体ごとに求人票作成や応募者管理が求められ、採用業務の負担が増える可能性があるでしょう。

北海道で主婦（夫）層を採用するなら「しゅふきた」

しゅふきたは北海道エリアに特化した、主婦（夫）を中心とした求職者が利用する求人サイトです。
地方採用では折り込み広告や地元紙の求人広告枠の活用も選択肢のひとつですが、採用ターゲットによっては情報が届きづらい場合があります。

しゅふきたは北海道で認知されているだけでなく、求人サイトの利用者層も明確です。
地元の主婦（夫）層を採用したい場合には、最適な求人媒体といえるでしょう。

北海道で人材採用を行う予定のある企業は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

馬嶋 亜衣子（samusillee）

採用・キャリア関連、医療分野を中心に執筆を行うフリーランスライター。 各種メディアの取材ライティングやSEOライティング、採用HPのライティングなどに携わっています。

監修者

辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。