求人写真の構図を工夫しよう!今すぐ実践できる求人のコツ

求人票 写真 構図

求人票を作成する際、よい文章を書くように心がけるのはもちろん、そこに掲載する写真の選定も非常に重要な要素のひとつです。

職場の雰囲気や社員の姿がわかればなんでもいいという訳ではなく、求職者が「もっと詳しく知りたい」「応募してみよう」と思えるような求人を作らなければなりません。

そこで今回は求人写真の重要性をはじめ、目を惹く構図についてご紹介します。

求人における写真の重要性

求人写真は、求人閲覧数および応募数を左右する大きな要因のひとつです。
どんなに魅力的ですてきな文章を書いたとしても、写真が一枚も掲載されていない場合や、そもそもの写真が暗いと閲覧数が一気に下がってしまう恐れがあります。

また、写真は会社の顔であるといっても過言ではなく、写真が会社のイメージや雰囲気を伝える役目を果たすことから、採用ターゲットに合わせて適切な写真を選ぶことも大切でしょう。

求人を見た人が入社した後の自分をイメージさせるのが、求人写真の役目です。

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良い求人写真とは

求人における「良い写真」とは、主に次のような写真を指します。

  • 働く社員の様子が伝わる
  • 会社の雰囲気が伝わる
  • 採用ターゲットに合った写真である

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

働く社員の様子が伝わる

求人に写真を載せる際、社員の顔や表情がしっかりと写真に写っていることが大切です。みんなが後ろ向きになっていたり、下を向いたりしていては、肝心な雰囲気が今一つ求職者に伝わりません。

カメラ目線の写真を載せるべきとまではいいませんが、自然な笑顔や柔らかな表情が写っていると印象がよくなると共に、見た人に安心感を与えられるでしょう。
よい表情を引き出すためにも撮影中は明るく声掛けを行い、リラックスした状態で撮影に臨んでもらうことが大切です。

また、もし2人組を撮ろうと考えている場合、「ちょっと近すぎるのでは」と思うぐらいの距離まで近づいてもらってから撮影しましょう。
写真上では被写体同士の間の距離が強調されやすく、思ったよりも離れて見えてしまうことが少なくありません。そのため、すこしやりすぎではないかと思うぐらいの距離で撮影することをおすすめします。

会社の雰囲気が伝わる

人が写っている写真とあわせて、オフィスの雰囲気が伝わる写真を載せましょう。

デスクワーク風景や、打ち合わせ中の光景など普段の会社の雰囲気がわかる写真を載せておくと、求職者が実際に自分がそこで働くときのことをイメージをしやすくなります。

また、もし社内に観葉植物などを置いている場合、撮影小物として活用するのがおすすめです。写真の背景にさりげなく写り込むよう、場所を調整してみてください。
観葉植物が単調な色味になりやすいオフィス風景のアクセントとなり、求人の紙面上を優しく彩ってくれるでしょう。

採用ターゲットにあった写真である

求人掲載用の写真を撮影する際、「欲しい人物像」にあった写真を心がけるようにしましょう。
たとえば、さわやかな若手の営業担当者が欲しいと考えているときに、40~50代の管理職の写真を載せてしまっては満足な効果が得られません。

求人に掲載された写真は会社の顔となり、求職者に与えるイメージを大きく左右することから、ターゲットを意識したモデル選定が極めて重要となります。

そのため、欲しい人材のイメージが具体的に決まっている場合には社内メンバーで最も近しい人を探し、撮影に挑むとよいでしょう。

フリー素材は極力使わない

昨今では画質もよく使い勝手の良いフリー素材が増えており、それらを利用した広告を目にすることも少なくありません。

しかし、求人で大切なのは「会社の雰囲気が求職者に伝わること」です。そのため、フリー素材を多用してしまうと肝心な雰囲気が伝わらなくなってしまいます。
社員に対し、写真を撮影する目的をきちんと説明したうえでオリジナルの写真を用意しましょう。

また、オリジナルの写真を撮る際はただ撮るだけではなく、「構図」を意識するだけでグッと魅力的な写真を撮影できるのでぜひ挑戦してみてください。

写真の構図を工夫する

何気ないオフィス内の光景でも、構図を意識して撮影するだけで相手に与えるイメージを大きく変えられます。
構図にはいくつかの種類がありますが、ここでは初心者でも比較的挑戦しやすい「三分割法」と「放射線構図」を取り上げてみました。

さっそく、見ていきましょう。

三分割法

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三分割法は初心者でも比較的簡単に、バランスとれた写真を撮れる構図のことです。三分割法では縦横を3分割し、その線や交点に被写体が重なるように配置します。

写真を撮ろうとした際、つい中央に被写体を持ってくる「日の丸構図」になってしまいがちですが、三分割法を意識するだけでガラッと雰囲気の違う写真が撮れるでしょう。

また、三分割法は見た人に安心感や心地よさを与える構図でもあるため、オフィス内で活躍する社員の様子を伝えるのに適しています。

最近のカメラやスマホでは、三分割の線が表示される仕様になっているものも増えており、少し意識するだけで撮影可能です。(スマホの場合、カメラの設定から「グリッド機能」を設定しましょう)

注意点としてはメインの被写体が中心から外れるため、使用するカメラによってはピントが上手く合わない恐れがあります。そのため、ピントの位置に注意しながら撮影してみてください。

放射線構図

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三分割法と並び、よく利用されるのが「放射線構図」です。
放射線構図とは写真に奥行や動きを出すための構図で、一点から複数の線が放射線状に広がっていく構図を指します。絵画などでもよく使用され、見た人に躍動感や迫力を与えられるのが特徴です。

三分割法は主に人物のポートレート撮影に対して用いられることが多いのに対し、放射線構図は街並みや室内などの撮影に向いています。

そのためデスクワーク風景はもちろん打合せの様子など、社内の様子を伝えたいときはこの放射線構図を意識するとよいでしょう。
また、オフィス内で社員を撮る場合も背景の放射線を意識するだけで、いつもと一味違った写真が撮れます。

日の丸構図や三分割法よりも少々慣れが必要な構図とはなりますが、ぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

今回は、求人写真の重要性と撮影時の構図についてお伝えしました。

はじめはなかなか思うような写真が撮れず苦戦するかもしれませんが、繰り返し撮影することで納得のいく写真が撮れるようになります。

ぜひこの記事でお伝えした構図を頭の片隅において、求人写真の撮影に挑んでみてください。

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採用Webマラボ編集部

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監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
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