- この記事を読むと、Indeedで応募数を増やすために効果的な求人情報の書き方を習得できます。
- Indeedで応募を増やすために気をつけたい項目は5つ。職種名、仕事内容、スキル、労働条件、PR情報です。
- 全ての項目に共通して言えるポイントは求める人物像を細かく想像し、その人物像の気持ちになって求人票を作るということです。具体例や詳しい書き方は記事内に記載しています。
今この記事をお読みの方は、「Indeed(インディード)に出そうと考えている」、「Indeed(インディード)の反応が悪いから改善したいと思っている」のどちらかだと思います。
ここでは、そんな方達のために、Indeed(インディード)で効果的な求人情報の書き方と出し方についてご説明します。
※Indeedについてはこちらで詳しく解説しています。
⇒Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!
目次
Indeedで応募数を増やしたい!求人情報の書き方、5つのコツ
Indeed(インディード)で応募がこない時に確認したいポイントでもあるので、下記に記載する5つの項目を読みながら確認してください。
- タイトル(職種)
- 仕事内容
- スキル
- 給与などの労働条件
- 募集要項やPR情報
最初にお伝えしておきたいのは、全ての項目を書いている企業がほとんどです。しかし、書いていても反応が薄い場合もあります。Indeed(インディード)で求人の応募数を増やすためにも、ただただ書くだけでなく、しっかりと内容を工夫する事が大切です。
では、5つの項目のコツを説明いたします。
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Indeedにはヒットしやすいタイトルがある
Indeed(インディード)の検索結果に表示される各求人情報のタイトルには、職種が表示されます。
この時、職種は、単純に職種を記載するのではなく、 ”老人ホーム”の”介護職”というように、仕事のカテゴリや場所+ 職種名のように記載いただいた方が分かりやすくなります。
しかし、求職者が知らないような特殊な社内用語は、求人を見る方が理解できない場合がありますので、 誰もが知っているもしくはその業界の求職者なら知っているような一般的な表現を心がけてください。
そうすることで、検索結果を見た求職者がアナタの求人情報を見てくれる可能性があがります。
次にIndeed(インディード)タイトルの良い例と悪い例をご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてください。
※関連記事はこちら
⇒【Indeedの秘訣】応募数アップのコツはキーワード選定!検索されやすい求人票を作る方法
Indeedタイトルの良い例
- 「コピー機などOA機器の営業社員」
- 「デジカメ製造検査装置の機械設計」
- 「JAVA言語を使ったシステムエンジニア」
- 「金融関係のコールセンター」
- 「たこ焼き屋の調理・接客スタッフ」など
Indeedタイトルの悪い例
- 「営業 正社員」
- 「システムエンジニア」
- 「20代の女性活躍中!未経験OK」
- 「コールセンター」
- 「店長候補募集中」
- 「その他事務スタッフ」など
仕事内容は実際に行う仕事内容を具体的に書く
できる限り具体的に仕事内容を書きましょう。
例えば、自分はどんな職種でどんな商品のどんなことに携わるのかなど、求職者がイメージできるように書くのが理想です。
※関連記事はこちら
⇒求人票に具体性を持たせる書き方5つのコツ|「応募したい」は作れる
仕事内容の良い記載例
下記は経験者歓迎の求人のため、あえて専門知識に対する説明はしておりません。
経験者であればわかるような言葉となっております。
ご契約済みのお客様専任のアカウントプランナーとしてご担当いただきます。 ■Yahoo! / Google / Indeed(インディード)/ DSPなどのインターネット広告の提案、戦略立案 ■Google アナリティクスと中心としたWeb解析、レポーティング 【具体的な業務フロー】 ■お客様のニーズや課題をヒアリングし、目標策定 ■各種インターネット広告メディアを選定し、予算決定 ■バナーなどのクリエイティブをデザイナーへ作成依頼 ■インターネット広告運用の専任スタッフへ依頼 ■広告配信をしながら、効果検証をおこない、強化点と改善点のご提案
仕事内容の悪い記載例
インターネットを活用したクライアントの集客のお手伝いをしていただきます。 具体的には、クライアント企業のビジネスゴール達成のためにプランナーとの協働で戦略立案を行い、広告などの運用を行います。 あなたのWEB広告の運用経験などを生かして自由な発想で、施策を成功に導いてください。
こういった仕事内容をたまに見ますが、何をするのか分かるようで分かりません
そのため、どんなことをするのか求職者にとってはイメージしづらい内容といえます。
スキルは必須と推奨・関連が分かるようにする
会社がどのスキルを歓迎するのか、スキルを持つ事でどのようなメリットがあるのかを表している部分です。
具体的には、「出来なければ仕事にならないスキル(必須)」、「出来なくても仕事は出来るが、持っていると有利なスキル(推奨)」、「出来なくても問題ないが、あると便利なスキル(関連)」といった意味合いを持ちます。
だからこそ、スキルの部分は必須と推奨をしっかりと分け、必要な人材を示すことが大切です。
スキルの良い表現例
リスティング広告やIndeed(インディード)広告の運用を行うスタッフの求人情報に記載しているスキルの内容です。
【必要な経験・スキル】 ・インターネット広告アカウントプランナーで2年以上の実務経験 ・Google アナリティクスの基本的な操作 ・WordやExcelなどの基本的なPCスキル
【推奨するスキル(無くてもOKです!あれば嬉しいです)】 ・コミュニケーション能力 ・論理的思考力、問題解決力 ・Google AdWords 認定資格 ・Google アナリティクス個人認定資格 ・ウェブ解析士
上記の内容は、【必要な経験・スキル】として、”インターネット広告アカウントプランナーで2年以上の実務経験”がある場合は、残りの二つは基本的にはできるはずのものとなっているので、条件を絞り込んだ書き方をしています。
そして推奨スキルでは、(無くてもOKです!あれば嬉しいです)と記載して必須ではないことをわかりやすく表現しています。
スキルの悪い表現例
WEBの制作会社の場合の求人情報を例にしてみましょう。
【歓迎スキル】 ・コーディング経験者 ・WEB広告やコーポレートサイトの制作に興味がある方 ・HTML・CSSコーディング業務の経験がある方 ・Flash、Dreamweaver、Illustrator、Photoshopが使える方 ・新しいことにチャレンジすることが好きで、常に前向きな思考をお持ちの方 ※実務経験がない方も応相談。未経験者を採用した実績あり
このような形で記載していると、どれが必須でどれが推奨なのかわかりにくく、求職者にこちらの意志を伝えきれない場合もあります。
そうなると、求職者と募集者のミスマッチが生まれ、お互いの時間を無駄にしてしまうことにもなりかねません。
もちろん目的により記載の仕方は変わりますが、できる限り必須と推奨は分けた方が良いです。
給与等の労働条件は法律にのっとった記載方法で
給与等の条件の記載方法は、平成30年1月1日より一部が変更されています。
そのため、しっかりと法律に定められた記載方法をとり、明確にわかりやすく記載しましょう。
給与等の労働条件の記載例
■関連ページ
平成30年1月1日からの職業安定法一部改正にもとづく内容の解説!求人情報記載の労働条件に関する注意事項
受動喫煙対策は採用にも影響アリ! 求人票に明示すべき内容と書き方とは?
募集要項やPR情報は求人理由を明らかにし、どんな会社かもわかるようにする
おそらくもっとも力を注いで文章をつくるのはここではないでしょうか。
ただこの募集要項やPR情報にもコツがあります。
それは、「求職者がなぜ募集しているのかわかり、どんな会社なのかイメージできるようにする」ということです。
これも見本を見せたほうが分かりやすいので、ご覧ください。
募集要項やPR情報などのおすすめの出し方
まずこのスクリーンショットをご覧ください。
■PR文の内容
Webマーケティングによって、中小企業から大手・上場企業まであらゆる企業の人材採用を成功に導いている当社。
[会社の雰囲気] ・若手社員大歓迎…20代の若手が活躍してます!!
2016年2月にリリースした採用サイト作成・集客パッケージソフト『採用係長』が中小・中堅企業から高く評価されており、好調な業績を維持しています。
今回は、シェア拡大に伴い、アカウントプランナー(ご経験者)を募集をすることとなりました。
弊社のアカウントプランナーは、ご契約済みお客様へ、インターネット広告を用いたプロモーションの戦略立案からプランニング、 運用へのディレクションをおこなっていただきます。
お客様は、求人業界に絞り込んでいますので、社内に蓄積されたノウハウをもとに、より深いところまで、じっくりとご提案することができます。
・社内環境…働きやすさに応えるため、月一回面談を行っています。
結論からいうと、画像に自社のスタッフが写っているため、どんな人と仕事をするのかイメージしやすくなっています。
更に、PR文には何を扱っている会社で、なぜ募集しているのか、何の職種を必要としているのか、どんな仕事をしているのかといった情報を簡単に説明することで、求職者が見たときにパッとどんな求人情報なのかを理解しやすくしています。
このようにすることで、次のスキルや実際の仕事内容などの情報を見てくれる可能性があがります。
情熱的にものすごく長い文章で説明するのも良いですが、あまり長くしたり、文字が多すぎると、数多くの求人情報を見ている求職者には見てもらえない可能性もあります。
だからこそ、できる限り簡潔に説明をするだけでなく、どんな会社なのかイメージできるようにするのが望ましいです。
Indeedから応募がこない場合だけでなく、ほかの求人媒体でも参考に
今回は、Indeed(インディード)広告において応募がこなくて困っている人を対象に、この記事を書かせていただきましたが、ここでお伝えしたことは求人をする上で基礎的な内容ともいえます。
そのため、今まさに応募がこないなどで悩んでいるのであれば、ぜひ求人情報の改善を試してみてください。
もちろん、求人情報を自分で作るのはもう疲れた、プロに運用していただく方が確実で時間も削減できるという考え方もあるので、そういった方はIndeed(インディード)代理店などにご相談いただくことを推奨いたします。
またIndeed(インディード)広告代理店の選び方もご紹介しておりますので、ぜひ参考になさってください。
Indeed(インディード)広告の代理店の選び方と代理店の種類
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