3行でわかる!この記事の要約
- Indeedで検索されやすい求人票を作るには、キーワードをやみくもに増やすのではなく、職種名・仕事内容・応募条件・待遇を適切な場所に分けて書くことが重要です。
- 検索されやすい求人キーワードには、職種名、働き方、待遇、応募条件、勤務地に関する語句がありますが、実際の募集内容と一致するものだけを自然に盛り込む必要があります。
- サジェストの確認、複数表現の活用、仕事内容の具体化、公開後の効果検証まで行うことで、表示回数・クリック率・応募率の改善につながります。
Indeedに掲載しているものの、なかなか応募が集まらない。そんなときに見直したいのが、求人票のキーワード設計です。
求人票は、ただ公開しただけで求職者に届くわけではありません。求職者が検索しそうな職種名や条件語を、読みやすく正確な形で記載してはじめて、検索結果に表示されやすくなります。
そこで本記事では、Indeedで検索されやすいキーワードの考え方から、求人票への入れ方、注意点、公開後の改善方法までをまとめて解説します。
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目次
Indeedで求人情報が表示される仕組み
Indeedでは、求職者が入力した検索キーワードと、求人票に書かれている内容との関連性をもとに求人が表示されます。そのため、求職者が探している仕事の呼び方や、働き方・待遇・勤務地などの情報が求人票にきちんと書かれていることが大切です。
ただし、ここで大事なのは「キーワードをたくさん入れること」そのものではありません。実際には、どんな職種なのかがすぐ伝わること、条件が整理されていること、内容が正確で読みやすいことが重要です。
特に求人タイトルは、目立つ言い回しよりも、求職者がそのまま検索しそうな一般的な職種名にするのが基本です。待遇や応募条件までタイトルに詰め込むのではなく、本文の適切な項目に分けて書くほうが、求人の内容が伝わりやすくなります。
つまり、Indeedで表示機会を増やすには、「検索されそうな言葉を入れること」+「その言葉に合った情報を正しく書くこと」の両方が欠かせません。
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求人票のキーワード設計の基本
キーワード設計は、人気ワードを集めて並べる作業ではありません。まずは、誰に応募してほしい求人なのかを整理し、その人がどんな言葉で検索するかを考えることから始めます。
採用ターゲットを明確にする
求人票に入れるべきキーワードは、採用ターゲットによって変わります。たとえば、未経験の若手を採用したいのか、即戦力の経験者を採用したいのか、子育てと両立したい人を採用したいのかによって、響く言葉は異なります。
ターゲットが曖昧なまま「人気ワード」だけを追加すると、クリックは増えても応募の質が合わないことがあります。まずは、必要な経験・歓迎したい人物像・働き方の特徴を整理しましょう。
採用ペルソナが検索しそうな語句を考える
たとえば、家庭と仕事を両立したい人を採用したいなら、「残業ほぼなし」「土日祝休み」「時短勤務可」「扶養内OK」などが候補になります。通勤のしやすさを重視する人なら、「駅チカ」「車通勤OK」「転勤なし」なども有効です。
重要なのは、採用側が見せたい言葉ではなく、求職者が実際に入力しそうな言葉を起点に考えることです。
求人票のどこに何を書くかを整理する
キーワードは、求人票のどこに書くかも重要です。次のように役割を分けておくと、読みやすく検索にも強い求人票になります。
- 職種名:一般的な職種名、業種名、扱う商材やサービス名
- 仕事内容:日々の業務内容、使用ツール、担当範囲、仕事の流れ
- 応募資格:必須資格、歓迎経験、未経験可否、学歴条件
- 待遇:給与、賞与、交通費、社会保険、福利厚生
- 勤務条件:雇用形態、シフト、休日、残業、在宅可否
- 勤務地・アクセス:勤務地、最寄り駅、車通勤可否、転勤有無
特に、求人タイトルの付け方は検索結果での見え方に直結します。タイトルは職種名を中心に、本文で条件を補う設計が基本です。
Indeedで検索されやすいキーワード

Indeedで検索されやすいキーワードには、職種名そのものだけでなく、働き方や待遇、応募条件に関するものもあります。ここでは、求人票に取り入れやすい代表的なカテゴリを整理して紹介します。
職種名・仕事内容に関するキーワード
最優先で見直したいのは、職種名です。社内用語や独自の肩書きではなく、求職者が一般的に使う表現を採用しましょう。
一般事務、営業事務、経理、受付、カスタマーサポート、コールセンター、販売スタッフ、接客、軽作業、製造、介護職、介護スタッフ、介護福祉士、看護師、保育士、配送ドライバー、Webデザイナー、社内SE、経理スタッフ など
同じ職種でも呼び方が複数ある場合は、本文の中で関連語を自然に補足すると、検索の取りこぼしを防ぎやすくなります。
働き方に関するキーワード
働き方に関するキーワードは、求職者が絞り込みで使いやすい項目です。募集内容と一致している場合は、勤務条件欄や冒頭文にわかりやすく書きましょう。
正社員、契約社員、アルバイト、パート、派遣、業務委託、短期、単発、夜勤、日勤のみ、シフト自由、週2・3日からOK、平日のみ、土日祝休み、完全週休2日制、残業なし、時短勤務可、扶養内OK、WワークOK、在宅勤務、リモート可、フルリモート、ハイブリッド勤務 など
待遇面に関するキーワード
待遇面の情報は、クリック率や応募率にも影響しやすい部分です。事実として記載できるものを、具体的に書くのがポイントです。
賞与あり、昇給あり、交通費支給、社会保険完備、研修あり、資格取得支援あり、車通勤OK、制服貸与、社割あり、まかないあり、住宅手当、寮完備、有給休暇、産休・育休取得実績あり、副業OK など
応募条件に関するキーワード
応募条件は、求職者が自分に応募資格があるかを判断するために必ず見る項目です。対象者がイメージしやすい言い回しで整理しましょう。
未経験歓迎、経験者優遇、経験不問、資格不問、学歴不問、ブランクOK、第二新卒歓迎、要普通免許、フォークリフト免許必須、PC基本操作、英語を活かせる、中国語を活かせる など
勤務地・会社情報に関するキーワード
勤務地やアクセスも検索のきっかけになります。特に地名や最寄り駅、通勤方法は、具体的に書くほど求職者に伝わりやすくなります。
新宿駅徒歩5分、駅チカ、車通勤OK、バイク通勤OK、転勤なし、東京勤務、大阪勤務、〇〇エリア、商業施設内、オフィス勤務、工場勤務 など
近年よく見られる検索傾向のある語句
近年は、働き方の柔軟性やライフスタイルとの両立に関する語句が目立ちます。たとえば、次のような表現は、仕事内容や条件と一致していれば取り入れやすいキーワードです。
在宅勤務、フルリモート、リモート可、ハイブリッド勤務、週休3日、週4日勤務、フレックスタイム、時短勤務、副業OK、未経験歓迎、ブランクOK、社内SE、SNS運用、動画編集、ECサイト運営、カスタマーサクセス など
ただし、検索されやすい語句であっても、実際に提供できない条件を書くのは避けてください。検索されることと、応募につながることは同じではありません。内容が一致してはじめて意味があります。
Indeedの求人票にキーワードを適切に盛り込む方法
ここからは、求人票にキーワードを取り入れる具体的な方法を紹介します。ポイントは、キーワードを無理に足すことではなく、自然に盛り込める書き方に整えることです。
サジェストワードを取り入れる
サジェストワードとは、検索窓にキーワードを入力したときに表示される候補語のことです。Indeedで「事務」「介護」「軽作業」などの職種名を入力すると、「未経験」「正社員」「土日祝休み」など、関連する検索語が表示されることがあります。

サジェストに出た語句が実際の募集内容と合っているなら、勤務条件や待遇欄に取り入れる価値があります。逆に、当てはまらないものまで無理に入れる必要はありません。
※キーワードの見つけ方をもっと知りたい方はこちら
⇒Indeed検索でヒットしやすいキーワードの見つけ方とは?
複数の表現でキーワードを書く
同じ仕事でも、求職者によって検索語は異なります。たとえば介護系の仕事なら、「介護職」「介護スタッフ」「介護福祉士」など、複数の表現が使われます。

タイトルにすべてを詰め込む必要はありませんが、本文の仕事内容や歓迎要件の中で関連する表現を補うことで、別の呼び方で探している求職者にも届きやすくなります。
- 例:タイトルは「介護スタッフ」
- 本文で「介護職として入居者さまの生活支援を担当」「介護福祉士資格をお持ちの方は歓迎」と補足する
仕事内容を具体的に書く
仕事内容を具体的に書くと、求職者に伝わりやすくなるだけでなく、関連キーワードも自然に増えます。
<NG例>
経理業務全般
<OK例>
- 現金の入出金管理
- 請求書の発行
- 経費精算や領収書の確認
- 売上集計
- 月次・年次決算の補助
- 給与計算のサポート
このように仕事内容を分解して書くと、「請求書」「経費精算」「決算」「給与計算」などの具体語が増え、仕事内容もより伝わりやすくなります。
条件語はタイトルに詰め込まず、本文に分ける
検索されやすくしたいあまり、タイトルに条件を大量に詰め込んでしまうケースがあります。しかし、タイトルが長すぎたり装飾的になったりすると、かえって内容が伝わりにくくなります。
<避けたい例>
一般事務|未経験歓迎|土日祝休み|残業なし|駅チカ|急募|高時給
<おすすめの考え方>
タイトルは「一般事務」や「営業事務」など職種名を中心にし、
本文で「未経験歓迎」「土日祝休み」「残業ほぼなし」「新宿駅徒歩5分」と整理して書く
職種名で検索する人にも、条件で比較する人にも伝わりやすくなるため、結果としてミスマッチの少ない求人票になります。
項目ごとに1つずつ見直す
求人票を一度に全部作り変えるのが難しい場合は、次の順で見直すと効率的です。
- タイトルを一般的な職種名にする
- 仕事内容を箇条書きで具体化する
- 応募資格を明確にする
- 勤務条件と待遇を分けて書く
- 勤務地とアクセスを具体的に書く
自社の求人票で試してみたい方へ
テンプレートを使って項目ごとに整理すると、キーワードの詰め込みを避けながら、読みやすい求人票に整えやすくなります。
Indeedの求人票にキーワードを盛り込む際の注意点
キーワード設計は有効ですが、やり方を間違えると逆効果になります。表示されることだけを狙ってしまうと、クリック後に離脱されたり、応募のミスマッチが増えたりするため注意が必要です。
不要なキーワードを書かない
当然ながら、自社の募集内容に関係のないキーワードを入れてはいけません。たとえば事務職の求人に、関係のない人気職種や業界名を混ぜても、求職者の検索意図とずれてしまいます。
表示されたとしても、内容が違えばクリック率や応募率は下がります。キーワードは「増やす」よりも「合っているか」で判断しましょう。
検索されやすい一般的な表現を選ぶ
社内だけで通じる呼び方、略称、等級名、管理番号などは避けるのが基本です。
- 例:「CS一課メンバー」ではなく「カスタマーサポート」
- 例:「L4 Data Analyst III」ではなく「シニアデータアナリスト」
求職者がそのまま検索しそうな表現に直すだけで、意図との一致度は大きく改善します。
キーワードの詰め込みや羅列をしない
「#未経験歓迎 #短期 #高時給 #急募」のようにキーワードを羅列すると、読みにくいだけでなく、内容が薄く見えてしまいます。
キーワードは、次のように文章の中で自然に使うのがおすすめです。
<NG例>
#短期 #未経験OK #高時給 #駅チカ
<OK例>
未経験から始めやすい短期の軽作業スタッフ募集です。駅から近く通勤しやすい職場で、高時給でしっかり稼げます。
誇張表現や装飾的なタイトルに頼らない
求人タイトルに「急募!」「今だけ!」「絶対稼げる」「即採用」などの装飾的な言葉を多用すると、肝心の職種が伝わりにくくなります。
応募を増やしたい気持ちはあっても、タイトルはあくまで職種名を中心にし、本文で条件や魅力を補うのが基本です。
属性を限定するような書き方に注意する
検索されやすい語句の中には、年齢や性別、属性を含むものもあります。しかし、求人票では、特定の属性を限定しているように見える書き方は避ける必要があります。
たとえば「女性歓迎」「20代限定」「外国人不可」のような表現ではなく、次のように仕事内容や働き方、必要条件で伝えるほうが安全です。
- 「子育てと両立しやすいシフト制」
- 「ブランクのある方も研修ありで安心」
- 「日本語での接客対応が必要な業務です」
有料掲載時ほど無駄クリックを避ける
有料オプションや広告運用をしている場合、検索意図とずれたキーワードはコスト増加にもつながります。
たとえば「営業 未経験」で検索した人に対して、本文に「未経験不可」と書かれている求人が表示されると、クリックされても応募にはつながりにくくなります。経験者募集であれば、「法人営業経験1年以上必須」など、最初から明確に書くほうが効率的です。
雇用形態別に考えるキーワードの例
同じ職種でも、雇用形態によって求職者が重視する語句は変わります。ここでは、よく使われやすい考え方を整理します。
正社員
正社員では、職種名に加えて、休日制度、給与、キャリア、安定性に関する語句が見られやすい傾向があります。
未経験歓迎、事務、営業、社内SE、土日祝休み、完全週休2日制、賞与あり、昇給あり、在宅勤務、フルリモート、転勤なし、第二新卒歓迎 など
アルバイト
アルバイトでは、シフトの柔軟性や学業・副業との両立のしやすさが重視されやすくなります。
高校生OK、学生歓迎、シフト自由、WワークOK、短時間OK、夕方から、土日のみ、カフェ、接客、イベントスタッフ、短期 など
パート
パートでは、家庭との両立や勤務時間の柔軟性、通いやすさが重視されやすい傾向があります。
扶養内OK、平日のみ、週2・3日からOK、時短勤務、残業なし、ブランクOK、車通勤OK、事務、軽作業、調理補助 など
派遣
派遣では、時給、開始時期、勤務シフト、案件の条件が比較されやすい傾向があります。
日払いOK、週払いOK、高時給、短期、単発、夜勤、オープニング、駅チカ、空調完備、データ入力、軽作業、コールセンター など
ただし、どの雇用形態でも共通して言えるのは、人気ワードを並べることが目的ではないということです。実際の求人内容に合った言葉だけを残しましょう。
公開後は表示回数・クリック率・応募数を見て改善する
キーワード設計は、公開したら終わりではありません。改善する際は、少なくとも次の3つを確認しましょう。
- 表示回数:そもそも検索結果に表示されているか
- クリック率:表示された中でクリックされているか
- 応募数・応募率:クリック後に応募につながっているか
表示回数が少ないなら、職種名や仕事内容の表現がずれている可能性があります。クリック率が低いなら、タイトルがわかりにくい、もしくは条件の見せ方が弱いのかもしれません。応募率が低い場合は、仕事内容や必須条件、待遇の記載が不足していることがあります。
改善のコツは、一度に全部変えないことです。たとえば、今月はタイトルだけ、次回は仕事内容だけ、というように変更箇所を絞ると、何が効果につながったのか判断しやすくなります。
※クリック改善や原稿改善の考え方はこちらも参考になります
⇒Indeedの求人票でクリック率を高めるには?改善ポイントを解説
⇒求人広告の改善方法を解説
今すぐ見直せるチェックリスト
- タイトルは一般的な職種名になっているか
- 待遇や応募条件をタイトルに詰め込みすぎていないか
- 仕事内容が具体的な業務レベルまで書けているか
- 雇用形態、休日、残業、勤務地が明確になっているか
- 未経験可否や必須資格がわかるか
- サジェストで見つけた語句を、事実に合う範囲で入れているか
- 社内用語や独自の肩書きになっていないか
- キーワードの羅列や誇張表現になっていないか
- 表示回数、クリック率、応募数を見て改善できる状態か
まとめ
Indeedで検索されやすい求人票を作るには、キーワードを増やすことだけに注目するのではなく、職種名をわかりやすくすること、仕事内容や条件を適切な場所に整理すること、募集内容と一致する言葉だけを使うことが重要です。
人気ワードやサジェストを参考にするのは有効ですが、それ以上に大切なのは、求職者が検索した言葉と、求人票の中身がきちんと一致していることです。表示回数を増やしたい、クリック率を上げたい、応募の質を改善したいという場合ほど、求人票の構成そのものを見直してみてください。
求人票の作成・改善をまとめて進めたい方へ
採用係長なら、求人票の作成から応募管理までまとめて進められます。これから求人票を作る方も、既存原稿を見直したい方も、まずは全体像を確認してみてください。
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