求人票に具体性を持たせる書き方5つのコツ|「応募したい」は作れる

求人票を持つ手の写真

求職者に「応募したい」と思ってもらえるような求人票を作りたいけど、どういったものが応募意欲を喚起する求人票なのか分からないとお悩みの事業者の方も多いのではないでしょうか?

仕事選びにおけるニーズが多様化している求職者に対し、抽象的な仕事内容の求人票では応募意欲を喚起することは難しいです。求職者の不安を取り除き、「応募したい」と思わせる求人票を作るには具体性を持たせることが大切です。

今回は、求職者が仕事選びの際に重視するポイントを意識して、応募したくなるような具体性の高い求人票をつくるための5つのポイントをお伝えいたします。

求職者は「具体的な仕事内容」を知りたい

ディップ株式会社様が、2018年に行なった募集条件に対する調査(全国で6カ月以上の長期を前提とした仕事を行なっている16~69歳までの男女)によると、「希望を満たしていなければ、応募の検討もしない」TOP5はこのようになりました。

第1位「勤務地」

第2位「仕事内容」

第3位「給与」

第4位「勤務時間」

第5位「勤務日数」

どの企業にとって変更しづらい項目にも見えますが、第2位の「仕事内容」については、書き方や伝え方次第で改善の余地が大いにありそうです。

「仕事内容」について詳しく調査したところ、求職者は仕事内容の詳細に具体性を求めている声が多くありました。

  • 1日の業務の詳しい流れ
  • 「誰でもできる簡単な仕事」と書いていてある場合の具体的な仕事の内容
  • 具体的な作業基準(難易度)

これらの具体的な仕事の詳細を知ることで、不安の解消に繋がったり、また具体的なイメージが湧くことで、興味や関心につながることがわかりました。

会社説明会などで、詳しい業務内容を伝える機会を設ける企業もありますが、求人票の仕事内容に具体性を持たせ、興味関心の喚起や不安払拭につなげることが、応募率を高める鍵になります。

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求職者の応募意欲をアップさせる書き方5つのコツ

仕事内容について、より具体性を持たせることで、応募意欲が高まると答えた人は、「高まる」「やや高まる」を合わせ、全体の80%以上を越える結果となりました。

求人票で、しっかりとした情報を記載することは、効果改善に重要な要素です。

では、具体的にはどのような記載方法にすればよいのでしょうか。抑えるべき3つのポイントをお伝えします。

受け手により解釈の異なりそうな表現は避ける

例えば倉庫内における軽作業スタッフを募集する場合、「未経験者OK」「重いものは運びません」「誰でも簡単にできるお仕事です」といったアピールポイントを記載したくなるところですが、これらの表現は受け取り手の年齢や性別によっても基準が変わる文言です。

抽象的な内容だと求職者も不安なので、下記のような言い換えや文言を追加することで具体性が増します。

未経験者OK → 未経験者でも働ける根拠やサポート体制の充実を伝える

重いものは運びません → 実際に○kgの荷物を運ぶのか、実際に働かれている方の声など

誰でも簡単にできるお仕事 → 具体的な業務内容や簡単と呼べる根拠

業務の時間の流れを詳細に記載する

求職者が気にする第4位の「勤務時間」の項目にも具体性を持たせるのが効果的です。例えば「9:00~17:00」という無機質の記入方法ではなく、大まかな作業や業務の流れも時間と一緒に記載しましょう。「1日の流れ」として時間軸に沿った記載をすることで、仕事のイメージを膨らませることができます。

業務目標をわかりやすく伝える

業務目標(ノルマ)を記載することは、プレッシャーに感じる求職者もいるので、伝え方が難しいポイントでもあります。

例えば営業職などの場合、3ヶ月後には一人で商品説明はできるようになっていてほしい。といった表現や、個人の成長に合わせて1日5件は訪問していただきます。など、目指してほしい成長度合いを伝えることで、仕事への意欲が増します。

動画や写真などで職場の雰囲気を伝える

広告では、動画や写真は文章より多くの情報を伝えることができると言われています。

文章でしっかりと仕事の詳細を伝えることも大切ですが、動画や写真を使って、アピールすることで、より求職者の興味関心を高めることにつながります。

働いてるスタッフの雰囲気など文章では伝えにくい情報は、動画や写真を活用しましょう。

求人メディアによっては、画像の他、動画を掲載できるサイトもありますし、自社のホームページ上で、スマホで撮影した簡単な動画をアップするだけでも、PRとしては有効です。

履歴書を用意する手間を省く

「面接の際は履歴書は不要です」と明記すると、応募率が上がる傾向にあります。

最近では、求人メディア上で気軽に応募できることもあり、履歴書を用意することを面倒と感じる人も増えてきました。せっかく応募したのに、面接当日までに履歴書を準備できずに辞退してしまう、そんな状況を回避するために、履歴書を不要とする企業も増えております。

また、面接当日にその場で、簡単なキャリアシートを記入してもらう時間をつくることで、対応している企業もあります。

まとめ

今回は求職者の応募意欲を高めるために具体性の高い求人票の作り方についてご紹介しました。

すぐにでも導入できるポイントもあれば、そうでないポイントもあるかと思われますが、求人票において抽象的な表現を減らし具体的な内容を明記することで、採用成功にグッと近くでしょう。

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※参考元:ディップ株式会社様

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採用Webマラボ編集部

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監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
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