最近テレビCMでも話題のIndeedは、求人の掲載を無料ではじめることができ、低コストで高い成果が出せると企業から人気を集めています。
しかし、いざ無料で使いはじめたものの、「求人をクリックしてもらえない」とお悩みの採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
そんな時、他の求人媒体では費用がかさみ対策が取りづらいですが、Indeedのスポンサー求人は運用型広告なので、クリック数を上げるための改善策をとりやすいです。
今回は、スポンサー求人をクリックしてもらうために、クリック率が上がらない原因と解決する方法をお伝えします。
※Indeedについてはこちらで詳しく解説しています。
⇒Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!
目次
Indeedでスポンサー求人のクリック率が上がらない2つの原因
求人が最適な位置に表示されていない
Indeedで求人がクリックされない原因として、そもそもスポンサー求人求人が求職者にとって最適な位置に表示されてない可能性があります。
求職者にとってのメリットは、さまざまな求人媒体の求人情報を閲覧できることですが、企業側にとっては自社の求人が他の求人に埋もれてしまう可能性も高くなります。
もちろん、豊富な求人情報が掲載されているIndeedの仕組み上、6ページ以降に掲載されると見てもらうことは難しくなります。
Indeedは「検索者(求職者)の検索意図に合った情報」から順番に表示する仕組みとなっており、下記の基準で検索者の意図に合った情報かどうか判断します。
- 位置情報
- 検索キーワード
- 求人情報の閲覧履歴
検索者が調べるキーワード、位置情報や求人情報の閲覧履歴から検索者とマッチしていると推測される求人情報を判断します。
最適な位置に表示されていない求人情報は、こちらの3つを踏まえて求人情報を作成していないので、求人を見てもらえないかもしれません。
検索後の表示部分がクリックしたくなる内容になっていない
次にクリックされない原因として、求職者が検索結果で求人の表示部分を見たときに、クリックしたくなる内容になっていない可能性があります。
Indeedで検索するとタイトル、会社名、勤務地、メリット、給与、求人内容の冒頭が表示されます。
検索者は検索結果の中で、気になった会社をクリックします。
そんな中で、目につくタイトルが魅力的でないと、クリックされることは難しいでしょう。
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Indeedでスポンサー求人のクリック率を上げる方法とは
それでは、クリック数が上がらないと考えられる2つの原因から、クリック数を上げる5つの方法をみてみましょう。
Indeedでスポンサー求人のクリック率が上がらない2つの原因
検索キーワードをタイトルや求人内容に盛り込む
求職者が検索するであろうキーワードを想定して、タイトルや求人内容に自然なレベルで盛り込むようにしましょう。
特に、「職種名」は検索されやすいキーワードなので、必ず入れるようにしましょう。
職種名は具体的かつ誰が見てもわかる書き方にする必要があります。
ただし、下記の内容は、求人の本文中に使用する職種名には避けましょう。
- 文章のような職種名
- 感嘆符
- 社内の用語、求人番号、略語等は求職者にとって分かりづらく、検索されない可能性が高いです。
(引用:効果的な求人票の書き方)
例えば、エンジニア職だとすると、ITエンジニアやメンテナンスのエンジニアなどさまざまな職種をイメージできるので、仕事内容が想像できるぐらい具体的に職種名を書くようにしましょう。
〇よい例: 機械製造エンジニア
×悪い例: やりがいを感じられる!エンジニア
このように、求職者が検索するであろうキーワードを想定し、わかりにくい表現にならないように気をつけて、上手にキーワードを盛り込むとよいでしょう。
※関連記事はこちら
⇒【Indeedの秘訣】応募数アップのコツはキーワード選定!検索されやすい求人票を作る方法
検索者が求める仕事内容を具体的に伝える
求職者がIndeedで求める内容が何かというと、「自分が求める条件と合い、自身の適性があるか判断できる具体的な仕事内容」です。
また、Indeed社も効果的な求人票の書き方として、下記を仕事内容に含めることを推奨しています。
- 仕事内容や責務
- 会社の雰囲気や文化
- 福利厚生
- 必要な学歴や資格
- 望ましい経験年数
その他にも、募集背景の説明や「歓迎スキル」と「必須スキル」を明確に分けるなど、求職者が必要と思う情報を具体的に記入しましょう。
⇒詳しい求人原稿の書き方が知りたい人は「Indeedで成果のでる求人原稿の作り方」をご覧ください。
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⇒求人票に具体性を持たせる書き方5つのコツ|「応募したい」は作れる
有料オプションを利用して出稿する
Indeedは有料オプションを利用して掲載すると、無料掲載の求人よりも表示されやすくなり、検索結果の最適な位置に配置されます。
Indeedの掲載料金はクリック数に合わせて課金されるため、無駄な費用が発生しにくいです。
ただ、いくらスポンサー求人で掲載してもクリック数が伸びない場合があります。
例えば、上記写真は、Indeedで「自動車 営業」と検索した時に、検索結果2番目に表示されたスポンサー求人ですが、タイトルから自動車の営業とは全く関係のない求人情報であることがわかります。
この求人が、全く関係のない検索キーワードでヒットしてしまった原因は、赤枠で囲んだ免許の記載です。
免許と普通自動車の部分を分けて書いていますが、Indeedは「普通自動車」と認識しているため、「映像制作プロデューサー」の募集にも関わらず掲載されています。
また、仕事内容の中にも「完成した映像を営業会社へ売り込む」紛らわしい記述があったことも原因と考えられます。
このように、スポンサー求人だからと言っても、キーワードの選定ミスや、仕事内容の書き方に問題がある場合は、ターゲットとする求職者と違った業種の検索結果に表示されてしまうことがあります。
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⇒インディード(Indeed)を活用した成功事例をご紹介!有料求人広告で効果を出す方法についてもご紹介!
クリックしたくなるタイトル(職種名)を記載する
検索結果の表示部分で一番目につくのは、求人のタイトルとして読み込まれる職種名の記載です。
一言に魅力的なタイトルといっても案外難しく、「シンプルで具体的な職種名」を入れながら、求職者がクリックしたくなるタイトルでなければなりません。
実際に当社のお客さまで、2019年3月1日~31日の1カ月間に掲載した求人で、内容は全く同じでタイトルだけ変えた場合にどのような差がでるか試した案件で結果を比べてみましょう。
期間:2019年03月
募集職種:自動車販売職
職種名の記載:
【1】「転勤なし&未経験歓迎の自動車販売」⇒クリック率:1.4%
【2】「自動車販売のフロントサービス」⇒クリック率:2.2%
「自動車販売のフロントサービス」の方がクリック数が高い結果になりました。
Indeed社調べによると、平均的なクリック率(クリック数÷表示回数)は2%程度なので【1】のタイトルが、平均的にみてもクリック率が低めであることがわかります。
差がついた原因は「求職者が魅力を感じるタイトルではなかった」ことであると推測できるでしょう。
「転勤なし&未経験歓迎の自動車販売」は一見すると、条件がよくわかるタイトルに見えますが、タイトルの内容は他でもよく見る文言に見えます。
一方、「自動車販売のフロントサービス」はシンプルですが、スタイリッシュさを感じさせるタイトルで、目新しさを感じさせたことがクリック率の増加に寄与したのかもしれません。
1例なので推測でしかありませんが、タイトルの違いによってクリック率に違いが出ることだけは確かです。
クリック率の上がるタイトルを特定するために、いくつか同じようにタイトルだけ変えて掲載し、反応のいいものを選ぶのも手ですし、ノウハウを持った代理店に運用方法を相談するのもよいでしょう。
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⇒魅力が伝わる職種名の書き方 業種との違いやIndeedで目立つためのコツも解説
給与金額を丁寧に記載する
Indeedにおける給与金額の記載については、任意記載のため、書いていない企業もありますが、給与金額が載っていないとクリックしてもらえる確率は下がるため、書くことをオススメします。
給与金額が書かれていないのに、求人に興味を持ち、応募までしてもらうのは難易度が高いと思います。
任意の記入事項であっても、求職者にとって重要な情報なので必ず記載するようにしてください。
Indeedアナリティクスで動向を確認し、対策を繰り返し行う
Indeedで広告を掲載するとIndeedアナリティクスという分析ツールでパフォーマンスを閲覧できます。
Indeedアナリティクスでは、スポンサー求人への求職者の表示回数やクリック数を確認できるため、クリック率を上げる方法を実施後、数値に変化があるか確認し、再度調整を繰り返し行いましょう。
例えば、表示回数が増えてクリック数が少ない場合、スポンサー求人をクリックしてもらえるよう再度タイトルを作り直すとよいと思います。
まとめ
Indeedでスポンサー求人のクリック率を上げることは、自社の求人を見てもらう機会を増やし、結果的に応募者を増やすことにもつながります。
クリック率を上げるためには、「検索者の意図に沿った求人情報を掲載すること」で求人を適切な位置に表示させ、検索者にクリックしてもらえるよう工夫することが大切です。
クリック率の改善などIndeedの運用に自信がない方は、当社のクラウド採用管理システム「採用係長」を試されることをおすすめします。
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職種名・仕事内容にキーワードをしっかりと盛り込み、応募数アップを目指したい方は、『採用係長』の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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