採用エントリーフォームの作り方!応募が減らない項目設計とおすすめツール

採用 エントリーフォーム

採用サイトからの応募を増やしたいとき、求人原稿やデザインの見直しと同じくらい重要なのが「エントリーフォーム」の設計です。応募意欲が高まっていても、入力項目が多すぎたり、スマートフォンで入力しづらかったり、送信後の流れがわかりにくかったりすると、候補者は途中で離脱してしまいます。

一方で、必要な情報だけをわかりやすく入力できる応募フォームは、応募完了率の改善だけでなく、応募後のやり取りや選考管理のしやすさにもつながります。この記事では、採用フォームの基本、離脱を減らす設計、必要項目のテンプレート、Googleフォーム・HTML自作・専用ツールの違い、そして採用サイトで使いやすいフォームツールまで、実務目線で整理して解説します。

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採用ページ、応募フォーム、自動返信、応募者管理までまとめて整えたい場合は、最初から採用導線を設計しやすいサービスを使う方法もあります。

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フォームツールとは

フォームツールとは、お問い合わせや応募などで使う「フォーム」を、専門的なプログラミング知識がなくても作成できるツールです。

採用の文脈では、応募受付用のエントリーフォーム、説明会申し込みフォーム、カジュアル面談申し込みフォームなどに活用できます。入力項目の追加、必須設定、確認画面、自動返信、ファイル添付、通知、データ管理などをまとめて扱えるため、フォームをゼロから実装するよりも早く作れ、運用もしやすいのが特長です。

また、応募情報を一覧で管理したり、CSVで出力したり、外部ツールと連携したりできるサービスも多く、単なる「入力窓口」ではなく、採用業務の一部として活用できる点が大きなメリットです。

ストレスなく入力できる。応募者獲得には「エントリーフォームの最適化」を。

採用サイトの応募数を増やすには、求人ページや導線だけでなく、最後の受け皿であるエントリーフォームの見直しが欠かせません。入力方法がわかりにくい、項目が多すぎる、スマートフォンで扱いづらい、といった状態では、応募意欲のある候補者ほど「あとでやろう」となりやすく、結果として離脱につながります。

フォームの入力を最後まで完了してもらうためには、次の3つの観点から最適化を進めましょう。

  1. 入力の手間を減らす
  2. 入力時のストレスを減らす
  3. 離脱要因を減らす

①入力の手間を減らす

応募者ができるだけ少ない操作で入力を終えられる状態を目指します。特にスマートフォン経由の応募では、1項目増えるだけでも負担が大きくなります。

  • FAX番号、現住所の建物名、希望連絡時間帯など、初期選考で不要な項目は削除する
  • 電話番号と携帯番号を分けず、「連絡先電話番号」を1項目にまとめる
  • 住所は郵便番号から自動補完できるようにする
  • 氏名・ふりがな・生年月日などは入力形式を統一し、迷わせない
  • 都道府県、希望職種、勤務形態はテキスト入力ではなく選択式にする
  • スマートフォンで入力しやすいキーボードが表示されるよう、メールアドレス・電話番号・数値の入力形式を適切に設定する

採用フォームでは「最初にできるだけ多くの情報を集めたい」と考えがちですが、まずは応募完了を優先し、詳細情報は面接前の提出書類や後続連絡で回収する考え方が有効です。

②入力時のストレスを減らす

どこに何を書けばよいかわからないフォームは、入力項目が少なくても離脱されやすくなります。応募者が迷わないよう、見た瞬間に理解できるUIに整えることが重要です。

  • 氏名、ふりがな、メールアドレス、電話番号などには記入例を表示する
  • 必須項目は色やラベルで目立たせ、未入力時のエラーもその場でわかるようにする
  • 入力欄どうしの間隔を十分に取り、現在どの項目を見ているか把握しやすくする
  • 長文入力欄には文字数の目安や記入例を添える
  • 入力内容が消えにくい設計にし、長いフォームでは途中保存や段階入力も検討する
  • スマートフォンでボタンが小さすぎないか、固定ボタンが入力を妨げていないか確認する

特にエラー表示は重要です。送信ボタンを押したあとにまとめてエラーが表示されるよりも、入力欄の近くで何が不足しているのかを示したほうが、再入力の負担を減らせます。

③離脱要因を減らす

応募者が入力中に気をそらされたり、不安を感じたりしないよう、フォーム以外のノイズを減らすことも大切です。

  • フォームページでは不要なナビゲーションやバナーを減らし、入力に集中しやすくする
  • ページ表示が遅くならないよう、画像や埋め込み要素を増やしすぎない
  • 送信ボタンの近くに「戻る」や別ページへの導線を置きすぎない
  • 送信後は完了画面や自動返信メールで受付完了を明確に伝える
  • 個人情報を扱うため、プライバシーポリシーへの導線と同意取得をわかりやすく設置する
  • SSL対応やURLの信頼感も含め、応募時の不安を減らす

採用ターゲットがフォームを前にしたときにどのような気持ちになるかを想像し、「面倒」「不安」「わかりにくい」を先回りして取り除くことが、応募完了率の改善につながります。

エントリーフォームを作成する際のポイント

ここからは、エントリーフォームを実際に作る際のポイントを紹介します。前章の「最適化」と考え方は共通していますが、この章では、項目設計や入力方式、確認導線まで、より実務に落とし込んで整理します。

まずは、採用フォームでよく使う基本項目を整理しておきましょう。

まず押さえたい。採用エントリーフォームの必要項目テンプレート

採用フォームの項目は、募集職種や選考フローによって変わります。ただし、最初の応募段階では「選考を進めるために最低限必要な情報」に絞るのが基本です。

項目 基本設定 設計のポイント
氏名・ふりがな 必須 姓・名を分ける。ふりがなは入力例を表示する。
電話番号・メールアドレス 必須 連絡が取れる情報として両方あると安心。メールアドレスは確認用入力も検討する。
生年月日 必要に応じて必須 年・月・日を分けるか、カレンダー入力を使う。表記ゆれを防ぐ。
住所 必要に応じて必須 応募段階では都道府県まででもよい場合がある。郵便番号から自動入力できると親切。
希望職種・希望勤務地 募集内容に応じて必須 選択式にすると入力ミスを防ぎやすい。
履歴書・職務経歴書の添付 募集内容に応じて必須または任意 添付可能な形式・容量を明記する。必須にすると離脱が増える職種では、後提出も検討する。
志望動機・自己PR 必要に応じて任意または必須 初回応募では自由記述を短めにし、長文を求めすぎない。
入社可能日・希望勤務条件 必要に応じて任意 すぐに判断に必要な場合のみ設置する。選択式にすると負担を減らしやすい。
個人情報の取り扱いへの同意 必須 プライバシーポリシーへのリンクと同意チェックを設置する。

反対に、最初の応募段階では見直し候補になりやすい項目もあります。

  • FAX番号
  • 家族構成
  • 趣味・特技
  • SNSアカウント
  • 顔写真のアップロード
  • 詳細すぎる職歴や資格一覧
  • 現年収や希望年収

これらは職種や選考フローによっては必要になる場合もありますが、初回応募の時点で必須にすると応募ハードルが上がりやすい項目です。応募完了率を優先するなら、後続のやり取りで取得できないかを検討しましょう。

必要項目が固まったら、実際の応募導線まで見直すのがおすすめです。

採用ページから応募フォーム、応募後のやり取りまで一連で整えたい場合は、採用サイト全体の導線設計もあわせて確認してみてください。

応募フォームのある採用ページを見てみる

続いて、作成時の具体的なポイントを7つに整理します。

  1. 入力項目は最低限にする
  2. 必須項目は分かりやすく、なるべく任意項目を減らす
  3. 関連する項目は近くに置く
  4. 適切な入力形式を選ぶ
  5. 入力データはフォーム側で成形する
  6. 入力内容の確認導線を整える
  7. 自動返信メールを設定する

①入力項目は最低限にする

エントリーフォームの入力項目は、必要最低限に絞りましょう。応募時点では、候補者は個人情報を預けることに一定の心理的負担を感じています。そこに入力項目の多さが重なると、「今はやめておこう」と判断されやすくなります。

最初の応募では、「連絡が取れる」「募集との適合を判断できる」レベルの情報があれば十分なケースも少なくありません。不要な項目を削り、シンプルなフォームを目指しましょう。

②必須項目は分かりやすく、なるべく任意項目を減らす

入力漏れやミスを防ぐために、必須項目は目立つ形で表示しましょう。一方で、任意項目が多すぎると「どこまで書けばよいのか」がわからず、かえって負担になります。任意項目は、本当に必要なものだけに絞ることが大切です。

また、「必須」と表示していても視認しづらければ意味がありません。色、ラベル、エラー表示を含めて、見落としにくい設計にしましょう。

③関連する項目は近くに置く

応募者がスムーズに入力できるよう、関連する項目は近くに配置しましょう。入力時に文脈の流れがあると、理解しやすいフォームになります。

たとえば、氏名、志望動機、住所、自己PR、電話番号のように文脈が飛ぶ並びは、入力者にとってわかりにくく、心理的負担が増えやすくなります。

関連項目が離れていて入力しづらいフォーム例

氏名や住所、連絡先などの個人情報入力欄と、志望動機などの選考に必要な項目をひとまとまりにすると、入力しやすい流れを作れます。まず基本情報、次に応募内容、最後に確認・同意という順に並べると自然です。

関連項目ごとに整理された入力しやすいフォーム例

④適切な入力形式を選ぶ

設問に対して適切な入力形式を設定することも大切です。すべてをテキスト入力にするのではなく、希望職種はラジオボタン、都道府県はプルダウン、入社可能時期は選択肢など、回答しやすい形式を選びましょう。

入力形式が合っていないと、記入ミスが増えるだけでなく、スマートフォンでの操作負荷も高まります。選択式にできるものは、できるだけ選択式に寄せるのが基本です。

⑤入力データはフォーム側で成形する

集計や管理の都合上、企業側ではデータ形式を揃えたいものです。ただし、「姓名の間は全角スペースで」「電話番号はハイフンなしで」などの細かなルールを応募者に求めると、入力の負担が増えてしまいます。

このような場合は、姓と名を分ける、電話番号の形式チェックを自動で行う、都道府県を選択式にするなど、フォーム側で整えられる形にしておくと、応募者にも運用側にもやさしい設計になります。

⑥入力内容の確認導線を整える

応募者は、送信前に誤字脱字や入力ミスがないかを確認したいと考えています。そのため、確認画面を設置する、または送信後に入力内容がわかる自動返信メールを送るなど、確認できる導線を用意すると安心感が高まります。

また、完了画面では「応募を受け付けました」「担当者から何日以内に連絡するか」といった次のアクションを明示すると、送信できたか不安になって二重送信するケースも減らせます。

⑦自動返信メールを設定する

エントリーが正常に完了したことを応募者が確認できるため、自動返信メールはできるだけ設定しておきたい機能です。応募者が「ちゃんと送れたのか」「いつ連絡が来るのか」を把握できるだけでも、体験は大きく変わります。

自動返信メールには、次のような内容を入れておくと実務上も役立ちます。

  • 応募受付が完了したこと
  • 応募した職種名
  • 担当者から連絡する目安日数
  • 迷惑メール設定に関する注意喚起
  • 問い合わせ先

フォームツールを選ぶ前に確認したい比較軸

ツール紹介を見る前に、何を比較すべきかを整理しておくと、自社に合うサービスを選びやすくなります。採用フォームで特に見ておきたい比較軸は以下のとおりです。

比較軸 見るポイント
ファイル添付 履歴書・職務経歴書を受け取れるか。形式や容量制限はどうか。
必須・任意設定 項目ごとに柔軟に設定できるか。未入力時のエラー表示はわかりやすいか。
確認画面・サンクスページ 送信前後の不安を減らせるか。二重送信の防止に役立つか。
自動返信メール 応募者への受付通知を自動化できるか。本文の編集自由度はあるか。
デザイン・カスタマイズ性 採用サイトの雰囲気に合わせやすいか。埋め込みやブランド反映がしやすいか。
通知機能 メール、チャット、社内ツールなどに通知できるか。
応募管理の一元化 応募内容、返信履歴、選考ステータスをまとめて見られるか。
外部連携 ATS、CRM、スプレッドシート、チャットツールなどとつなげやすいか。
セキュリティ SSL対応、アクセス権限、スパム対策、データ保管面に不安がないか。
スマホでの使いやすさ 回答画面が見やすいか。長文入力や添付操作で離脱しにくいか。

採用フォームでは、作ること自体よりも「応募を取りこぼさないこと」と「応募後に管理しやすいこと」の両方が重要です。見た目だけで選ばず、運用まで含めて比較しましょう。

エントリーフォームの作成手段を比較

採用フォームの作り方は、大きく分けると「Googleフォーム」「HTML自作」「専用フォーム作成ツール」の3つがあります。それぞれに向いているケースが異なります。

作成手段 向いているケース メリット 注意点
Googleフォーム まずは低コストで応募受付を始めたい すぐ作れる、無料で始めやすい、回答管理がしやすい 採用サイトとのデザイン統一や管理面は、専用ツールより弱いことがある
HTML自作 独自要件が多く、社内に実装・保守体制がある 自由度が高く、細かいUI設計ができる 実装・保守・セキュリティ・通知・管理機能まで自前で考える必要がある
専用フォーム作成ツール 早く作りたい、運用も効率化したい ノーコードで作りやすく、確認画面・通知・添付・管理などが揃いやすい プランによって機能差があるため、比較軸を決めて選ぶ必要がある

採用ページをすでに持っていて「まず応募窓口を作りたい」なら、Googleフォームは始めやすい選択肢です。独自の要件や高度な連携が必要で、社内に開発体制があるならHTML自作も選べます。ただし、応募管理や自動返信まで含めて考えると、実務では専用ツールのほうが扱いやすいケースが多くあります。

さらに、採用ページ作成・応募フォーム・応募者管理まで一体で整えたい場合は、ATSや採用管理ツールまで含めて検討すると、後からの運用負荷を減らしやすくなります。

オススメのエントリーフォームツール10選

ここからは、採用サイトで使いやすいエントリーフォームツールを紹介します。料金や細かな機能は変更されることがあるため、本記事では「どんな企業に向いているか」「何を重視して選ぶべきか」がわかるように整理しています。導入前には、必ず各公式ページで最新情報を確認してください。

formrun

https://form.run/home

ドラッグ&ドロップでフォームを作りやすく、テンプレート、メール対応、通知、管理画面まで含めて使いやすいサービスです。応募フォームを作るだけでなく、その後のやり取りやステータス管理まで見据えたい企業と相性がよいでしょう。

  • 直感的に項目を追加・編集しやすい
  • 自動返信や通知、メール運用をまとめやすい
  • 採用以外の問い合わせフォームにも展開しやすい

向いている企業:応募受付から初期対応までを一元化したい企業

formzu

https://www.formzu.com/

テンプレートが充実しており、比較的手軽にフォームを立ち上げたい場合に使いやすいサービスです。硬めのビジネス用途にもなじみやすく、まずは標準的な応募フォームを用意したい企業に向いています。

  • テンプレートベースで作成しやすい
  • 比較的シンプルな構成で始めやすい
  • 広告表示や保存件数などはプラン差を確認したい

向いている企業:まずは標準的な応募フォームをコストを抑えて用意したい企業

FormOK

https://formok.com/

フォーム作成から受信管理までを一体で扱いやすいツールです。添付ファイルや通知、セキュリティ対応など、応募受付の実務に必要な機能を確認しやすいのが特長です。

  • ドラッグ操作でフォームを組み立てやすい
  • 受信管理も含めて使える
  • 容量の大きい添付ファイルを扱いたい場合にも確認候補になる

向いている企業:添付ファイルや受信後の管理まで、実務ベースで考えたい企業

QuboREQUEST

https://www.qubo.jp/request

入力しやすさやレスポンシブ対応を重視したフォームを作りたい場合に検討しやすいサービスです。スマートフォン経由の応募を意識する企業では、入力補助や見やすさの観点で相性があります。

  • ドラッグ&ドロップで作成しやすい
  • レスポンシブ対応でスマホ入力を意識しやすい
  • テンプレートやサポート内容を確認しながら選びやすい

向いている企業:スマートフォンでの応募完了率も重視したい企業

Zoho Forms

https://www.zoho.com/jp/forms/

カスタマイズ性や自動化、外部連携を重視する場合に有力な選択肢です。フォームの保存再開、複数ページ化、通知、カスタムドメイン、各種連携など、運用を拡張しやすい点が魅力です。

  • デザインや項目設定の自由度が高い
  • ワークフローや連携機能を活用しやすい
  • 採用以外の業務フォームにも展開しやすい

向いている企業:採用以外も含めてフォーム活用を広げたい企業

フォームメーラー

https://www.form-mailer.jp/

フォーム単体だけでなく、ランディングページ形式で情報を見せながら応募を受けたい場合に使いやすいサービスです。募集要項、画像、地図、動画などもあわせて見せたいケースで活用しやすいでしょう。

  • ランディングページ作成機能を活かしやすい
  • フォームと説明コンテンツを一体で見せやすい
  • 採用イベントや説明会申し込みにも応用しやすい

向いている企業:採用ページとフォームを一体で見せたい企業

Tayori

https://tayori.com/

フォームだけでなく、FAQや受信箱、ステータス管理といった運用面もまとめて整えたい場合に便利なサービスです。採用フォームテンプレートもあり、応募後の問い合わせ対応や情報整理まで見据えやすいのが特長です。

  • フォームとFAQを組み合わせやすい
  • 受信箱やステータス管理を使いやすい
  • 採用FAQや応募前の不安解消にもつなげやすい

向いている企業:応募受付と問い合わせ対応をまとめて整えたい企業

Googleフォーム

https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/

Googleアカウントがあれば始めやすく、まずはすぐに応募窓口を作りたい場合に便利です。回答の集計やスプレッドシート連携もしやすく、社内で扱いやすい点も利点です。

  • 無料で始めやすい
  • 回答の集計・共有がしやすい
  • 採用サイトとのデザイン統一や運用設計には工夫が必要

向いている企業:まずは低コストですばやく応募窓口を作りたい企業

SELECTTYPE

https://select-type.com/

フォーム作成に加えて、予約やイベント申し込みの管理まで視野に入れたい場合に使いやすいサービスです。採用説明会、面談予約、イベント受付などにも展開しやすい点が魅力です。

  • 用途別テンプレートが豊富
  • 説明会やイベント受付にも応用しやすい
  • 多言語設定やサイト機能もあわせて検討できる

向いている企業:採用説明会や予約導線まで一体で設計したい企業

HubSpot

https://www.hubspot.jp/products/marketing/forms

フォーム送信後のCRM管理やマーケティング運用まで重視する企業に向いています。採用専用ツールではありませんが、分析や自動化、CRM連携を重視する場合には有力な選択肢です。

  • フォーム送信情報をCRMに取り込みやすい
  • 分析やフォロー施策と組み合わせやすい
  • 採用専用ではないため、運用設計は自社に合わせて考える必要がある

向いている企業:応募獲得後のデータ活用や自動化まで重視したい企業

採用サイト作成ツールの活用も

ここまでフォームツールの選び方やおすすめのサービスを紹介してきましたが、応募フォームだけを個別に最適化するのではなく、採用サイト全体の導線から見直す方法もあります。

たとえば、採用ページの情報設計が弱いままフォームだけ改善しても、応募数の伸びは限定的です。反対に、採用ページの内容、導線、応募フォーム、応募後の自動返信、応募者管理まで一気通貫で整えると、応募者体験も運用効率も改善しやすくなります。

採用ページ全体の設計を見直したい場合は、以下の記事もあわせて参考にしてください。

また、応募フォーム単体ではなく、採用ページ作成、応募受付、自動返信、応募者管理、選考プロセス管理までまとめて進めたいなら、ATSや採用管理ツールを活用する方法もあります。

応募受付から管理までまとめて整えたい方へ

応募フォームを作るだけでなく、応募経路の把握、応募者との連絡、選考状況の管理までつなげたい場合は、採用管理まで含めて見直すと運用が安定しやすくなります。

採用係長の機能を確認する

よくある質問

Q. 採用フォームの入力項目は何個くらいが理想ですか?

募集職種や採用フローによって異なりますが、初回応募では「最低限の基本情報 + 応募判断に必要な情報」に絞るのが基本です。入力項目が多いほど、特にスマートフォンでは離脱が起きやすくなります。迷ったら、後から回収できる情報を先に削る発想で見直しましょう。

Q. 写真アップロードは必須にすべきですか?

職種や選考方針によりますが、初回応募で必須にするとハードルが上がることがあります。履歴書や職務経歴書の提出が必要でも、写真は後提出にする、または書類選考通過後に依頼するなど、応募完了率とのバランスを見て決めるのがおすすめです。

Q. 自動返信メールには何を書けばよいですか?

少なくとも「受付完了」「応募職種」「担当者から連絡する目安日数」「問い合わせ先」は入れておきたい内容です。応募者の不安を減らすことが目的なので、事務的すぎる文面よりも、次の流れがわかる文面にすると親切です。

Q. SSL対応は必要ですか?

採用フォームでは氏名、住所、電話番号、メールアドレス、書類データなどの個人情報を扱うため、セキュリティ面の確認は重要です。SSL対応の有無だけでなく、データ保管や管理権限、スパム対策なども含めて確認すると安心です。

Q. 離脱が多い場合はどこから見直すべきですか?

まずは、項目数、必須項目の多さ、スマートフォンでの入力しやすさ、エラー表示、送信後の完了導線から確認するのがおすすめです。特に「長すぎる」「迷う」「送れたかわからない」は離脱の定番要因なので、ここから優先的に改善すると効果が出やすくなります。

まとめ

採用エントリーフォームは、単なる応募窓口ではありません。応募完了率、応募者体験、採用担当者の管理効率を左右する重要な接点です。

大切なのは、ツールを増やすことではなく、応募者がストレスなく入力できる形に整えることです。具体的には、必要項目を絞る、入力形式を最適化する、スマートフォンでの使いやすさを確認する、確認導線と自動返信を整える、そして運用まで見据えてツールを選ぶことが重要です。

自社の採用フォームが「とりあえず設置したまま」になっているなら、まずは項目の削減と並び順の見直しから始めてみてください。応募フォームの改善は、採用サイト全体の成果改善にもつながります。

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この記事を書いた人
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辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。 通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験し、Indeed・求人ボックス・スタンバイなどの求人検索エンジンを活用した採用支援を強みとする。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を持つ。 求人検索エンジンを活用した採用集客や、Google Analytics等の解析ツールを用いた効果分析・サイト改善を強みとしている。

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験し、Indeed・求人ボックス・スタンバイなどの求人検索エンジンを活用した採用支援を強みとする。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を持つ。
求人検索エンジンを活用した採用集客や、Google Analytics等の解析ツールを用いた効果分析・サイト改善を強みとしている。