採用サイト作成ツール比較8選|無料・ATS型・制作代行の違いと選び方

無料または格安で採用サイトを作りたいものの、『どのツールを選べばよいのかわからない』『サイト作成だけで十分なのか、応募管理まで必要なのか判断しづらい』と悩む人事・採用担当者の方は多いのではないでしょうか。

採用サイト作成ツールには、テンプレートを使って手軽にページを立ち上げられるものもあれば、求人検索エンジンへの連携や応募者管理までまとめて行えるものもあります。費用の安さだけで選んでしまうと、公開後の更新や応募者対応に余計な手間がかかってしまうこともあるため、比較のポイントを押さえて選ぶことが大切です。

この記事では、無料・格安で使いやすい採用サイト作成ツールを比較しながら、どのような企業にどのタイプが向いているのかを整理して解説します。採用サイトを作ることが目的なのか、それとも応募管理まで含めて運用したいのかを見極めながら、自社に合うツールを選んでみてください。

【まず結論】どのタイプを選ぶべき?

  • まずは低コストで採用サイトを作りたい:サイト作成特化タイプ(CMS/ノーコード型)
  • 求人の露出や母集団形成も重視したい:採用プラットフォーム型
  • 採用サイト作成だけでなく応募管理までまとめたい:ATS型・採用管理型
  • デザイン設計から任せたい、社内に運用人員が少ない:制作代行・構築依頼

『採用ページを作ること』が主な目的ならCMS型でも十分ですが、複数職種の募集や応募者対応まで効率化したい場合は、ATS型・採用管理寄りのツールまで比較対象に入れておくと選びやすくなります。

【この記事で扱うこと / 別記事へ送ること】

  • この記事で扱うこと:採用サイト作成ツールの比較、CMS型 / プラットフォーム型 / ATS型の違い、無料 / 格安 / 制作代行の違い、自社に合う選び方、採用係長が向くケース / 向かないケース
  • 別記事で詳しく扱うこと:採用サイトの作り方の詳細手順、制作費相場の詳細、デザイン事例の深掘り、ATSの基礎解説

詳しく知りたい方は、採用サイトの作り方完全ガイド採用サイトの制作費用相場採用サイトのデザイン事例ATS(採用管理システム)とは?もあわせてご覧ください。

目次

採用サイト作成手段を4つに整理 ツール導入と制作代行は別物

『採用サイトを作りたい』という同じ目的でも、選べる手段は大きく4つに分かれます。ここを混同すると、必要以上に高額なものを選んでしまったり、逆に公開後の運用で困ったりしやすくなります。

手段 特徴 向いている企業 注意点
サイト作成特化タイプ(CMS/ノーコード型) テンプレートを使って採用サイトを作りやすい。低コストで始めやすい まず採用ページを立ち上げたい企業、自社で更新したい企業 応募管理や多媒体連携が弱いサービスもある
採用プラットフォーム型 プラットフォーム内で企業ページや求人を公開し、集客もしやすい 露出を増やしたい企業、無料で始めたい企業 独自性や独自ドメインの自由度は確認が必要
ATS型・採用管理型 採用サイト作成に加え、応募受付、応募者一元管理、ステータス管理まで行いやすい 複数職種・複数拠点採用、応募対応の負荷を下げたい企業 サイトだけ作れれば十分な企業には機能過多になることもある
制作代行・構築依頼 設計、デザイン、撮影、原稿制作まで任せやすい 採用ブランディングを強く打ち出したい企業、社内リソースが少ない企業 初期費用が大きくなりやすく、更新が外部依存になりやすい

特に見落としやすいのが、『採用サイトを作れること』と『応募管理まで回せること』は別という点です。公開後に応募が増えても、返信・面接設定・ステータス管理が煩雑なままだと、採用活動全体の効率は上がりません。

採用サイト作成ツールとは

採用サイト作成ツールとは、採用ページや求人詳細ページ、会社紹介ページなどを、専門知識がなくても作成・更新しやすくするサービスのことです。一般的なホームページ作成ツールやCMSのうち、採用活動に必要な機能を備えたものがこれにあたります。

制作会社へゼロから依頼する方法と比べると、テンプレートや管理画面を活用して内製しやすく、公開までのスピードが早い点が特徴です。また、ツールによっては採用サイトを作るだけでなく、求人検索エンジンへの連携や応募者管理まで行えます。

採用サイト作成ツールでできること

主な機能 できること
採用サイト作成 テンプレートや管理画面を使って、トップページ・募集要項・会社紹介・社員紹介などのページを作成できる
応募受付 / 応募フォーム 応募受付用のフォームを設置し、応募までの導線を整えられる
応募管理 応募者情報や対応状況を管理し、連絡やステータス管理を進めやすくする
求人検索エンジン・媒体連携 IndeedGoogleしごと検索求人ボックスなどへ求人情報を掲載しやすくする
スマホ最適化 スマートフォンでも見やすいレイアウトで表示できる
SEO設定 求人ページや採用サイトが検索されやすい構造に対応しやすい
コンテンツ運用 お知らせ、FAQ、社員インタビュー、制度紹介、ブログなどを追加しやすい
分析 / レポート アクセス数や応募数、媒体別の反応を確認しやすい
プラットフォーム機能 サービスによってはスカウト、DM、求人サイト内露出なども活用できる

採用サイトの役割は、求人情報を載せることだけではありません。企業の魅力や働くイメージを伝え、応募の質を高めることも重要です。そのため、デザインだけでなく、求人連携や応募管理、継続更新のしやすさまで含めて比較する必要があります。

無料/格安で採用サイトを作る方法

無料または格安で採用サイトを作る方法としては、主に以下のような選択肢があります。

  • 採用サイト作成ツールを使って自社で立ち上げる
  • 採用プラットフォーム上で企業ページ・募集ページを作る
  • 採用管理システム(ATS)の採用サイト機能を使う
  • 制作会社・構築サービスへ依頼する

費用を抑えたい場合は、テンプレート型のツールや無料プランから始めやすいサービスが候補になります。ただし、無料プランはページ数、独自ドメイン、デザイン自由度、応募管理機能、サポート範囲などに制限があることも少なくありません。

一方で、制作会社へ依頼する場合はデザインや設計の自由度が高くなる反面、初期費用や修正コストが大きくなりやすく、公開後の更新も外部依頼が前提になりがちです。まずは内製しやすいツールから始めて、必要に応じて機能やサポートを広げていく考え方も有効です。

無料・格安・ATS型・制作代行の違い

料金帯 / 手段 向いている企業 主な特徴 注意点
無料 まず採用サイトを立ち上げたい企業 初期費用を抑えやすく、試しやすい 独自ドメインや機能、サポートに制限がある場合がある
無料トライアル 導入前に操作性を確認したい企業 有料機能を試しながら比較しやすい 期間終了後の料金と利用制限を確認する必要がある
格安(月額数千円〜数万円) 低コストで運用しつつ、一定の拡張性も欲しい企業 採用サイト作成に加えて求人連携や簡易管理まで備えるものもある オプション費用や運用負荷まで含めて比較が必要
ATS型・採用管理型 応募管理や媒体連携までまとめたい企業 ワンクリック掲載、応募者一元管理、ステータス管理、分析までつなげやすい サイト公開だけが目的だと機能を持て余す場合がある
制作代行 / 構築依頼 デザインや設計品質を重視する企業 初期立ち上げの負荷を下げやすい 初期費用が大きくなりやすく、運用の自走設計が重要

大切なのは、安いかどうかではなく、採用活動全体の運用コストを抑えられるかという視点です。初期費用・月額費用だけでなく、オプション費用、更新の手間、応募対応のしやすさまで含めて比較しましょう。

ツールのタイプ比較 CMS型・プラットフォーム型・ATS型の違い

採用サイト作成ツールは、似ているようで役割が異なります。自社に合うものを選ぶには、まずタイプごとの違いを理解しておくのが近道です。

タイプ 特徴 向いている企業 向いていない企業
サイト作成特化タイプ(CMS/ノーコード型) 採用サイトの作成・更新をしやすくする。デザインやコンテンツ作成に強い まず採用サイトを立ち上げたい企業、採用ブランディングを重視する企業 応募管理や複数媒体管理までまとめたい企業
採用プラットフォームタイプ プラットフォーム上で募集ページや企業ページを作り、母集団形成もしやすい 露出を増やしたい企業、ターゲット層がプラットフォームと合う企業 独自性の高い自社採用サイトを深く作り込みたい企業
ATS型・採用管理タイプ 採用サイト作成に加え、応募者管理、選考対応、媒体連携などをまとめやすい 複数職種・複数拠点を採用する企業、応募管理まで効率化したい企業 サイトを作るだけで十分な企業

『採用サイトを作りたい』という検索意図でも、実際には採用ページの公開だけで足りるのか、応募管理まで必要なのかで選ぶべきツールは変わります。

たとえば、応募が増えた後の対応や、複数の求人検索エンジンから入った応募者をまとめて管理したい場合は、ATS型・採用管理寄りのツールのほうが運用しやすいケースがあります。採用係長は、この文脈では採用サイト作成だけでなく、求人連携や応募者管理まで見据えたい企業にとって検討しやすいサービスです。

採用サイト作成だけでなく応募管理まで必要なら

採用サイトは作れても、応募者対応が煩雑なままだと採用活動全体の負荷は下がりません。求人作成、求人検索エンジンへの露出、応募者管理までまとめて運用したい場合は、ATS型・採用管理寄りのサービスまで比較しておくと安心です。

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比較表 無料・格安の採用サイト作成ツール8選

まずは一覧で比較したい方向けに、2026年4月時点で公式サイト上で確認できた範囲を中心に情報を整理しました。料金や連携先、独自ドメイン、サポート内容はプランや時期によって変わる場合があるため、導入前には各サービスの公式情報も再確認してください。公式で確認しにくい項目は『要確認』としています。

サービス名 タイプ 料金 独自ドメイン 求人連携 応募管理 SEO / 分析 / スマホ最適化 サポート 向いている企業
トルー ATS型・採用マーケティング型 要お問い合わせ
参考:税込16,500円〜の記載あり
対応 Indeed、求人ボックス、スタンバイ、Googleしごと検索、Careerjet 対応 SEO、GA/GTM/Search Console対応、スマホ最適化、レポート対応 専任CS、制作支援、無料デモ 採用サイト作成に加えて、集客と応募管理もまとめたい企業
採用サイトビルダーCMS型
(現:求人サイトビルダーPRO)
CMS型・構築支援型 旧CMS型プランは月額10,000円〜
現行PRO案内は初期費用5万円〜で要確認
対応
ライトはオプション
Indeed、スタンバイ、求人ボックス、Googleしごと検索 対応 スマホ対応、sitemap自動作成、SEO設計機能あり デザイン / 文章作成支援あり 低コストで採用サイトを育てたい企業、CMS型でも応募管理が欲しい企業
Jobギア採促 CMS型・採用サイト構築型 月額費無料のクイックプランあり
詳細は要お問い合わせ
要確認 Indeed、求人ボックス、スタンバイ、Google、Yahoo!、イーアイデム(オプション) 対応 分析レポート、Google Analytics活用、スマホ対応 取材、撮影、原稿改善、広告支援 採用サイト制作だけでなく、流入施策と応募管理も任せたい企業
Airワーク 採用管理
(旧ジョブオプLite)
採用プラットフォーム型・ATS型 基本機能0円
有料オプションは3,000円〜
要確認 Indeed自動連携
Indeed PLUS利用時は連携求人サイトへ自動掲載
対応
CSVダウンロード可
スマホ最適化、採用ホームページ作成対応 ヘルプ / サポートページ中心 無料で始めつつ、応募管理まで行いたい企業
engage(エンゲージ) 採用プラットフォーム型 基本機能0円 要確認 Indeed、Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイ、求人サイトエンゲージ 対応 スマホ最適化、採用ページ作成、応募者管理対応 サポートセンター、有料オプションあり 無料で採用ページを作り、求人掲載数を増やしたい企業
jobMAKER(ジョブメーカー) 構築型・ATS型 初期費用50万円〜
月額5万円〜
対応
ドメインは自社契約が必要
求人ボックス、スタンバイ、Googleしごと検索、Indeed対応機能 対応 CSV一括登録、SEO設定、タグ調整、スマホ対応 設定代行プランあり 多求人・多拠点・人材業界など、運用要件が重い企業
HRSTUDIO ATS型・採用サイト作成型 要お問い合わせ 要確認 要確認 要確認 要確認 要確認 採用サイト作成と応募管理を一体で検討したい企業
採用係長 ATS型・採用管理型 無料プランあり
有料は月額9,800円〜
オプション対応 Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイ、Careerjet、キュウサク 対応
ステータス管理、メッセージ、分析あり
アクセス数管理、スマホ最適化、求人票自動生成機能あり チャット、電話、メール、FAQ、セミナー 採用サイト作成だけでなく、求人露出と応募管理までまとめたい企業

比較のポイント

  • 初期費用・月額費用だけでなく、オプションや更新の手間まで見る
  • 独自ドメインが使えるかどうかを確認する
  • 求人検索エンジンとの連携先が自社に合うかを見る
  • 応募管理やCSV出力、分析など公開後の運用機能も確認する
  • 複数職種・複数拠点を想定するなら、求人数や権限管理のしやすさも重視する

応募管理まで見据えて採用係長を確認する

採用サイト作成ツールの選び方

比較表を見ても迷う場合は、以下の順番で絞り込むと選びやすくなります。

1. 自社の採用課題を整理する

まずは、今の採用活動で何が課題になっているのかを整理しましょう。たとえば、応募数が少ないのか、応募は来るもののミスマッチが多いのか、応募者対応に手間がかかっているのかによって、必要なツールは変わります。

認知や露出が課題なら、求人検索エンジンやSNSとの連携が重要です。採用広報が課題なら、社員紹介やFAQ、動画などを追加しやすいツールが向いています。応募者対応に課題がある場合は、応募管理機能まで見ておくと安心です。

2. 必要機能と必須条件を決める

次に、絶対に外せない条件を決めます。たとえば、以下のような観点です。

  • 無料または低コストで始められるか
  • 独自ドメインが使えるか
  • 複数職種・複数拠点を掲載しやすいか
  • Indeedなどの求人検索エンジンと連携できるか
  • 応募者管理やCSV出力、分析に対応しているか
  • 更新しやすいか、複数人で運用しやすいか
  • サポートを受けられるか

3. コンテンツ量と拡張性を見る

採用サイトは、募集要項だけ載せれば十分というものではありません。社員紹介、1日の流れ、制度紹介、FAQ、拠点別ページ、職種別ページなどを追加しやすいかどうかで、応募の質は変わります。

『まずは1ページあればよい』のか、『職種別・拠点別に増やしたい』のかによって、向くツールは異なります。採用サイトを長期的に育てていきたい企業ほど、コンテンツ拡張性は重要です。

4. タイプ別に候補を絞る

採用サイトが作れれば十分ならCMS型、露出や母集団形成も重視するならプラットフォーム型、応募者管理まで必要ならATS型というように、タイプごとに候補を絞ると比較を進めやすくなります。

5. 運用負荷と引き継ぎやすさを見る

採用サイトは公開して終わりではなく、改善しながら育てていくものです。更新しやすさ、担当者以外でも扱いやすい管理画面かどうか、権限設定があるか、サポートに相談しやすいかも確認しておきましょう。

6. 無料プラン・無料デモ・無料トライアルで確認する

迷ったら、無料プランや無料デモ、無料トライアルを活用して、実際に更新しやすいか、求人作成や応募管理が現場で回せそうかを確認するのがおすすめです。特に、採用担当者以外でも管理しやすいかどうかは、継続運用のしやすさに直結します。

新卒・中途・アルバイトでの選び分け

同じ採用サイト作成ツールでも、採用対象によって重視したい機能は変わります。実際の採用業務に引き寄せて考えると、選び分けがしやすくなります。

採用パターン 重視したいポイント 向きやすいタイプ
新卒採用 会社理解を深めるコンテンツ、社員紹介、制度紹介、説明会導線、情報量 CMS型、制作代行、コンテンツ拡張しやすいATS型
中途採用 職種別ページ、求人検索エンジン連携、スピード更新、応募対応の速さ ATS型、CMS型+求人連携に強いサービス
アルバイト / パート採用 スマホ最適化、多拠点掲載、Indeedなどへの露出、簡単応募、面接調整のしやすさ プラットフォーム型、ATS型
複数職種・複数拠点採用 求人の作り分け、一覧性、応募者一元管理、CSV、権限設定 ATS型・採用管理型

言い換えると、『採用ページを作れれば十分』なのか、『応募管理まで必要』なのかによって、選ぶべきサービスはかなり変わります。特に中途採用やアルバイト採用では、公開後の応募対応スピードが成果に直結しやすいため、ATS型の価値が出やすい場面です。

採用サイト作成ツールを利用するメリット・デメリット

ここでは、採用サイト作成ツールを利用するメリット・デメリットを、比較判断に必要な範囲で整理します。

メリット

  • 採用サイトの作成・更新コストを無料または低価格に抑えやすい
  • スピーディーに採用サイトを立ち上げやすい
  • 求人検索エンジン連携や応募管理まで一体化できるサービスもある

特にATS型・採用管理型の価値は、サイトを公開した後に感じやすくなります。ワンクリック掲載、多媒体連携、応募者一元管理、ステータス管理、連絡・通知の効率化、CSVや分析までつながるため、公開後の運用負荷を下げやすい点が強みです。

デメリット

  • テンプレート型ではデザインで個性を出しにくい
  • 無料プランでは独自ドメインや機能に制限がある場合がある
  • 更新体制を決めないと情報が古くなりやすい
  • 担当者依存になると引き継ぎしにくい

そのため、単に『無料だから』『月額が安いから』で決めるのではなく、更新のしやすさや運用の回しやすさまで見ておくことが大切です。

無料/格安ツールを選ぶときの注意点

無料・格安で始められることは大きな魅力ですが、費用の安さだけで選ぶと、運用開始後に不便を感じることもあります。特に次の点は確認しておきましょう。

  • 独自ドメインの可否:自社サイトとの一体運用やブランディングに関わるため
  • 機能制限:無料プランではページ数、応募管理、CSV出力、サポートなどに制限がある場合がある
  • 運用負荷:公開後の更新や応募者対応まで、自社で回せるかを確認する
  • 差別化の難しさ:テンプレート型は見た目が似やすいため、コンテンツで補う視点が必要
  • 法的表記・記載内容の正確性:募集要項や雇用条件、会社情報は正確に更新する
  • 情報放置のリスク:募集終了後の求人、古い制度情報、更新されていないFAQは信頼低下につながる

また、社員インタビュー、FAQ、動画、SNS連動、職種別ページの作り分けなどを重視する企業も増えています。採用サイトを長期的に育てたい場合は、コンテンツの拡張性も見ておくとよいでしょう。

おすすめの採用サイト作成ツール8選

ここからは、無料または格安で採用サイトを作成しやすいツールを紹介します。料金や機能など変動しやすい項目は、公式サイトで確認できた範囲を優先して整理しています。

トルー

サービス名 トルー
運営元 株式会社ダトラ様
URL https://web.toroo.jp/
料金 要お問い合わせ
参考:税込16,500円〜の記載あり

『トルー』は、採用サイト作成だけでなく、Indeed・求人ボックス・スタンバイ・Googleしごと検索・Careerjetなどへの連携、応募者管理、分析までつなげやすいATS型のサービスです。採用サイトのブランディング強化に向けて、独自ドメイン、ブログ、社員インタビュー、動画、GA / GTM / Search Console対応なども用意されています。

『まず作る』だけでなく、『作った後の集客・改善・応募管理までしっかり回したい』企業と相性がよく、専任CSや制作支援を受けやすい点も特徴です。公開後の運用負荷まで見据えて選びたい企業に向いています。

向いている企業:採用サイトの立ち上げに加えて、求人の露出や応募管理、改善まで重視したい企業

採用サイトビルダーCMS型(現:求人サイトビルダーPRO)

サービス名 採用サイトビルダーCMS型(現:求人サイトビルダーPRO)
運営元 株式会社カスタマ様
URL https://saiyo-b.com/
料金 旧CMS型プランは月額10,000円〜
現行PRO案内は初期費用5万円〜で要確認

『採用サイトビルダーCMS型』は、採用サイトを低コストで立ち上げつつ、Indeed、スタンバイ、求人ボックス、Googleしごと検索などの活用も視野に入れやすい構築支援サービスです。旧CMS型プランの案内では月額10,000円〜、現行サイトでは『求人サイトビルダーPRO』へリニューアルした案内があり、価格体系は導入前に確認しておくと安心です。

独自ドメインやスマホ対応、sitemap自動作成、求人一括登録など、CMS型として必要な機能を押さえつつ、デザインや文章作成支援も受けられます。『単なる無料ツールでは少し不安だけれど、制作代行ほど重くしたくない』という企業に向いています。

向いている企業:格安で採用サイトを立ち上げつつ、将来的にコンテンツを増やしていきたい企業

Jobギア採促

サービス名 Jobギア採促
運営元 株式会社アイデム様
URL https://job-gear.jp/
料金 月額費無料のクイックプランあり
詳細は要お問い合わせ

『Jobギア採促』は、採用サイト構築を軸に、求人検索エンジン連携、応募者情報の一元管理、分析レポートまで一貫して対応しやすいサービスです。Indeed・求人ボックス・スタンバイ・Google・Yahoo!など多様な流入施策に強く、取材・撮影・原稿改善などの支援を受けられる点も特徴です。

CMS型に近い見え方をしつつ、実際には集客や応募管理の要素も強いため、採用サイトを作るだけで終わらせたくない企業に向いています。自社運用と伴走支援のバランスを取りたい場合に比較しやすいサービスです。

向いている企業:採用サイト制作に加えて、母集団形成や応募管理まで支援を受けたい企業

Airワーク 採用管理(旧ジョブオプLite)

サービス名 Airワーク 採用管理(旧ジョブオプLite)
運営元 Indeed Japan株式会社様
URL https://ats.rct.airwork.net/
料金 基本機能0円
有料オプションは3,000円〜

『Airワーク 採用管理』は、採用ホームページ作成、求人作成、応募者とのやり取り、応募者管理まで基本機能を0円で利用できる採用支援ツールです。Indeedへの自動連携に対応しており、さらに広い露出が必要な場合はIndeed PLUSを有料オプションとして利用できます。

応募者一覧から対応状況の変更やCSVダウンロードも可能なため、『無料で始めたいけれど、サイト公開だけではなく応募管理まで欲しい』という企業に向いています。旧ジョブオプLiteの名前で探している方は、現行名称であるAirワーク 採用管理も比較候補に入れておくとよいでしょう。

向いている企業:無料で採用サイトを作り、応募者管理まで行いたい企業

engage(エンゲージ)

サービス名 engage(エンゲージ)
運営元 株式会社エンゲージ様
URL https://en-gage.net/company/page
料金 基本機能0円

『engage(エンゲージ)』は、採用ページ作成、求人掲載、応募者管理まで0円で始められる採用プラットフォーム型サービスです。Indeed、Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイ、求人サイトエンゲージなどへの対応があり、求人の露出を広げやすい点が魅力です。

求人掲載件数を増やしやすく、スマホ最適化された採用ページを比較的短時間で作成できるため、まずは無料で採用活動を動かしたい企業に向いています。一方で、独自性の高い採用サイトへ作り込む場合は、表現の自由度や独自ドメイン運用を事前に確認しておくと安心です。

向いている企業:無料で採用ページを作り、求人掲載数を増やしながら運用したい企業

jobMAKER(ジョブメーカー)

サービス名 jobMAKER(ジョブメーカー)
運営元 株式会社ウィルビー様
URL https://jobmaker.jp/
料金 初期費用50万円〜
月額5万円〜

『jobMAKER(ジョブメーカー)』は、求人サイト構築に強いクラウドサービスです。求人原稿登録、CSV一括登録、権限設定、求人ボックス連携、Googleしごと検索用タグ設定、スカウト機能など、運用要件が重い企業でも回しやすい機能が揃っています。

ほかの採用サイト作成ツールと比べると費用は高めですが、オリジナルデザインや多原稿運用、他サービス連携まで見据える企業には検討余地があります。複数職種・複数拠点だけでなく、人材業界や大量原稿運用とも相性がよいサービスです。

向いている企業:複数媒体・応募管理・サイト構築をまとめて強化したい企業

HRSTUDIO

サービス名 HRSTUDIO
運営元 要確認
URL https://hr-studio.jp/
料金 要お問い合わせ

『HRSTUDIO』は、採用サイト作成と応募管理をあわせて検討したい企業の比較候補に挙がりやすいサービスです。現状、公式サイトで確認しづらい項目があるため、料金、無料トライアルの有無、独自ドメイン、連携先、応募管理の詳細は導入前に必ず確認してください。

『サイトを早く立ち上げたい』『応募者対応も含めて比較したい』という文脈では候補に入りますが、他サービスと比べて公開情報が少ない分、デモや商談での確認が前提になりやすい点には注意が必要です。

向いている企業:採用サイト作成と応募管理を一体で比較したい企業

採用係長

サービス名 採用係長
運営元 株式会社ネットオン
URL https://saiyo-kakaricho.com/
料金 無料プランあり
有料は月額9,800円〜

『採用係長』は、採用サイト作成から応募者集客、応募者管理まで対応した採用支援ツールです。作成した求人票は、Googleしごと検索、求人ボックス、スタンバイ、Careerjet、キュウサクへ連携でき、応募者の進捗管理やメッセージ管理、アクセス数管理まで行えます。

また、チャット・電話・メールによるサポート、FAQ、セミナー、eラーニングなども用意されており、初めて採用サイトを作る企業でも運用を進めやすい点が強みです。採用サイト単体ではなく、公開後の運用全体も効率化したい企業と相性がよいでしょう。

向いている企業:複数の求人検索エンジンへ露出しながら、応募管理やサポートもまとめて整えたい企業

採用係長が向いている企業

比較の中で採用係長を検討しやすいのは、次のような企業です。

  • 採用サイトを作るだけでなく、応募管理までまとめて行いたい
  • 複数の求人検索エンジンへ露出を広げたい
  • 職種別・拠点別に求人を増やす可能性がある
  • 採用担当者が少なく、サポートを受けながら進めたい
  • まずは無料プランで操作感を確認したい

一方で、『採用ページが1枚作れれば十分』『応募管理は別ツールで運用している』『プラットフォーム内露出を優先したい』という場合は、よりシンプルなCMS型やプラットフォーム型でも足りることがあります。採用係長は、採用サイト単体ではなく、採用運用全体を見据えて効率化したい企業にとって比較しやすい選択肢です。

応募管理まで含めて比較したい方へ

採用サイトを公開したあとに必要になるのが、応募者対応と選考の運用です。採用サイト作成、求人連携、応募者管理をまとめて進めたい場合は、採用係長の無料プランで使い勝手を確認してみてください。

採用係長の無料プランを見る

FAQ 採用サイト作成ツール選びでよくある質問

無料ツールだけで採用サイトは十分ですか?

採用人数が少ない企業や、まずは採用ページを立ち上げたい企業であれば、無料ツールでも十分な場合があります。ただし、独自ドメイン、ページ数、デザイン自由度、応募管理、サポートなどに制限があることもあるため、将来の運用まで見据えて判断するのがおすすめです。

独自ドメインは必須ですか?

必須ではありませんが、自社コーポレートサイトとの一体感を持たせたい場合や、長期的に採用サイトを育てたい場合には確認しておきたい項目です。無料プランでは独自ドメインに対応していないこともあるため、早い段階で仕様を確認しておくと安心です。

採用サイト作成ツールとATSの違いは何ですか?

採用サイト作成ツールは、採用ページを作ったり公開したりしやすくするものです。一方、ATSは応募者情報や選考状況の管理を効率化する役割が中心です。最近は両方の機能を備えたサービスもあるため、『作るだけ』なのか『応募管理まで必要』なのかで選ぶと判断しやすくなります。

制作代行を選ぶべきなのはどんなケースですか?

採用ブランディングを強く打ち出したい、撮影やコピーライティングまで含めて任せたい、社内に更新担当がいない、といった場合は制作代行・構築依頼も有力です。ただし、初期費用や公開後の更新体制まで含めて比較することが大切です。

複数職種・複数拠点の採用では何を重視すべきですか?

求人ページの作り分けや管理のしやすさ、応募者情報の一元管理、CSV出力、求人検索エンジンとの連携状況を重視するとよいでしょう。募集数が多い企業では、サイト作成機能だけでなく運用効率まで見たほうが失敗しにくくなります。

まとめ

無料・格安で採用サイトを作れるツールは多くありますが、重要なのは『安いかどうか』だけではなく、自社の採用課題に合っているかです。

採用サイトを作れれば十分ならCMS型・ノーコード型、母集団形成も重視するならプラットフォーム型、応募管理まで含めて効率化したいならATS型・採用管理寄りのツールまで比較するのが失敗しにくい選び方です。

また、無料・格安ツールを選ぶ際は、独自ドメイン、機能制限、継続運用のしやすさ、差別化のしやすさ、連携先、分析やCSV対応まであわせて確認しましょう。公開後に情報が古いままにならないよう、運用体制まで含めて選ぶことが大切です。

採用サイト作成だけでなく、求人検索エンジンへの露出や応募者管理までまとめて進めたい場合は、採用係長のようなATS型・採用管理寄りのサービスも有力な候補になります。自社に合うかどうかを確認したい方は、無料プランから試してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
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辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。 通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験し、Indeed・求人ボックス・スタンバイなどの求人検索エンジンを活用した採用支援を強みとする。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を持つ。 求人検索エンジンを活用した採用集客や、Google Analytics等の解析ツールを用いた効果分析・サイト改善を強みとしている。

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験し、Indeed・求人ボックス・スタンバイなどの求人検索エンジンを活用した採用支援を強みとする。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を持つ。
求人検索エンジンを活用した採用集客や、Google Analytics等の解析ツールを用いた効果分析・サイト改善を強みとしている。