タイトル:求人の応募者を増やす方法|原因と改善チェックリスト
メタディスクリプション:求人の応募者を増やすには、原因に合わせて求人票・媒体・応募導線・返信速度を見直すことが大切です。応募が来ない時の具体策と注意点を紹介します。
求人を掲載しても「応募が増えない……」と悩むケースは珍しくありません。
最近は採用競争が激しく、企業が求職者から選ばれる時代です。企業ごとに工夫をしないと、なかなか求職者に興味を持ってもらえません。
そこで今回は、求人への応募者を増やす工夫について、応募が来ない原因を踏まえて紹介します。
応募が増えずに悩む企業は、ぜひ当記事をお役立てください。
応募を増やすには、「掲載・原稿・導線・返信速度」を順番に見直すと、効率よく改善点を見つけられます。
求人票作成・掲載・応募管理をまとめて見直すなら「採用係長」
採用係長は、採用サイト作成や求人票作成、求人検索エンジンへの連携、応募者管理をまとめて進められる採用支援ツールです。無料で始められ、自動で有料プランに移行しないため、まずは求人改善の土台づくりから試せます。
目次
【最初に確認】応募を増やす4カテゴリチェックリスト
上位表示できていても、ここが一つでも欠けると応募数・面接化率が伸びづらくなります。当てはまる項目から優先的に直していきましょう。
1) 掲載(見られる状態か)
- 求人情報を直近で更新している(更新日が古くない)
- 職種名が具体的で、検索されやすい言い方になっている
- 掲載期間が短すぎず、露出が確保できている
- ターゲットが使う求人媒体・求人検索エンジン・SNSに情報を出せている
2) 原稿(刺さる内容か)
- ターゲット(ペルソナ)を想定して、内容がブレていない
- 仕事内容・条件・魅力が具体的で、入社後がイメージできる
- 専門用語が多すぎず、応募のハードルを上げていない
- 職場の雰囲気、社員構成、1日の流れ、選考フローなど、求職者の不安を減らす情報がある
3) 導線(応募しやすいか)
- 応募ボタン/フォームが分かりやすい位置にある
- 入力項目が多すぎず、スマホでも完了できる
- 応募後の案内(返信タイミング・次のステップ)が明記されている
- 応募前に「自分でも応募してよいか」を判断できる情報がある
4) 返信速度(取りこぼしていないか)
- 応募への初回返信が当日〜翌営業日以内にできている
- 面接日程の提示が複数候補で、やり取りが何度も往復しない
- 対応漏れが起きない仕組み(担当・管理・通知)がある
- 応募後に辞退される場合、返信速度・面接案内・条件説明のどこで離脱しているか確認している
応募が増えない時は「表示→クリック→応募→面接設定」で原因を切り分ける
応募者を増やすには、いきなり求人票を書き換えるのではなく、どこで求職者が離れているかを確認することが大切です。応募までの流れは、主に以下の4段階に分けられます。
| 段階 | 見るべき指標 | よくある課題 | 改善策 |
|---|---|---|---|
| 表示 | 表示回数、媒体別閲覧数 | 求人が見られていない | 媒体見直し、求人検索エンジン連携、SNS告知、有料オプションの検討 |
| クリック | クリック率、求人詳細ページの閲覧数 | タイトルや条件の魅力が伝わっていない | 職種名、求人タイトル、給与・勤務地・勤務時間の見せ方を改善 |
| 応募 | 応募率、フォーム到達率 | 応募前の不安が残る、フォームが面倒 | 仕事内容、1日の流れ、社員構成、応募条件、応募フォームを見直す |
| 面接設定 | 面接設定率、返信速度、辞退率 | 返信が遅い、日程調整の往復が多い | 初回返信テンプレート、複数候補日の提示、応募者管理の一元化 |
たとえば、表示回数が少ないなら原稿よりも露出改善が優先です。クリックはあるのに応募が少ないなら、仕事内容や条件、応募フォームに問題がある可能性があります。応募後に辞退される場合は、返信速度や日程調整を見直しましょう。
求人応募が少ない・来ない原因
求人応募が少ない・来ない原因を理解することは、最適なアプローチを見つけるための第一歩です。以下では、その原因について紹介します。
※こちらの記事では「ハローワーク」において、応募がこない場合の原因とその解決策について紹介しています
→ハローワークの求人募集で応募が来ない原因は?応募数を増やすための対策を解説
原因が分からない時は、下の対応表から当てはまる箇所を1つだけ直してみてください。
- 更新が古い/情報が少ない:掲載の更新+情報追加(仕事内容・条件・魅力)
- ターゲットが曖昧:ペルソナ設定→原稿と媒体の一貫性を作る
- 埋もれている:露出(SEO・有料オプション・複数媒体・SNS)を増やす
- 条件が弱い:伝え方の工夫+現実的な範囲で勤務条件を改善する
- 応募ハードルが高い:必須条件、入力項目、選考フローを見直す
- 応募後に辞退が多い:返信速度・面接案内・管理方法を整える(テンプレートあり)
求人情報が更新されていない・少ない
一度掲載した求人情報がしばらく更新されていない場合、応募者は「今は募集していないんじゃないか」と思い、他の求人に目を向ける可能性があります。
また、求人に記載された情報が少なく、応募を決めるのに必要な材料が足りないケースもあるでしょう。
何より、更新されていない、情報が少ない求人は、求職者にとって企業側の熱意が感じられません。定期的な更新と多彩な求人情報の提供は、求職者の興味を引くために不可欠です。
特に、仕事内容、勤務時間、給与、休日、勤務地、選考フロー、応募後の連絡目安などが不足していると、求職者は応募前に不安を感じやすくなります。情報量を増やすだけでなく、「応募前に知りたいこと」が先回りして書かれているかを確認しましょう。
ターゲットに合った原稿・媒体になっていない
求人運用に慣れていない場合によくあるのが、「なるべく多くの求職者を引き込みたい」と、ターゲットを具体化せずに求人掲載をしているケース。
求人情報がターゲットに合わせた内容でない場合、求職者は「自分に合っているのか」が曖昧なまま判断できません。結果的に、誰にも刺さらずに応募を増やせないのです。
ターゲット層のニーズに合わせた原稿作成や、適切な媒体での広告掲載を心がけましょう。
たとえば、未経験者を採用したいのに専門用語や経験年数ばかりを強調すると、応募のハードルが上がります。主婦・主夫層、学生、シニア層、経験者、資格保有者など、誰に応募してほしいのかによって、使う媒体・訴求する条件・不安を解消する情報は変わります。
掲載時期が適切ではない
掲載時期が適切でないと、そもそも求職者自体が限られます。
例えば、4月入社に向けた1~3月、下半期のスタートに合わせた8~9月などは、求職者が増える傾向にあります。業界によっては、特定の時期に求職者が増えやすい、といった傾向もあるでしょう。
ただし、応募が増えやすい時期は、業界・職種・地域・雇用形態によって変わります。繁忙期前に人員を確保したい職種、年度替わりに動きやすい求職者、短期・パート・アルバイトを探す層など、ターゲットの動きに合わせて掲載時期を調整することが大切です。
需要が高まる時期や求職者のアクティビティが増える特定の時期に求人を掲載することで、応募者の増加が期待できます。「なるべく早く求人を掲載したい」という気持ちがあっても、掲載時期を見極めることが大切です。
※次の記事では、求人掲載に効果的な時期について解説しています
→求人募集はいつが効果的? 企業・求職者の動きの両方から徹底解説!
求人が埋もれてしまっている
求人が埋もれてしまっている、という可能性もあるでしょう。
その原因はさまざまですが、多いのは「他社との差別化を図れていない」というケース。ありきたりな内容になっていて、求職者が「その会社に応募する意味」を見いだせないのです。
また、求人検索エンジンを利用している場合、掲載求人数が多いあまり、自社求人が埋もれることがあります。「有料オプションを利用する」「SEOを意識した原稿にする」といった対策が必要です。
埋もれている求人は、求職者に見つけてもらう前に比較対象から外れてしまいます。職種名や求人タイトルを検索されやすい表現にする、勤務地・雇用形態・勤務時間などの条件を明確にする、複数媒体やSNSを使い分けるなど、見られる機会を増やしましょう。
求人の条件が魅力的ではない
求人の条件が魅力的でないと、応募者が他の求人に目を向ける可能性が高まります。
給与や福利厚生、キャリアパスなど、求職者にとって魅力的な情報を盛り込みましょう。
また、魅力的なキャリア開発の機会や成長の可能性を明確に伝えることも大切です。意欲のある求職者の応募を増やすと同時に、入社後の定着率向上につながります。
条件を改善できない場合でも、伝え方で印象が変わることがあります。たとえば、シフトの柔軟性、残業の少なさ、研修制度、急な休みに対する配慮、評価制度、職場の雰囲気などは、給与以外の魅力になります。求職者の生活実態とズレていないかも確認しましょう。
※無料で求人が掲載でき、企業から絶大な人気を誇っている「Indeed」。こちらの記事では、Indeedの求人票の書き方や露出の増やし方を紹介しています
→【応募増】Indeedの応募が来ない時に確認すべきこと、求人票の書き方や露出の増やし方について解説
求職者の不安を解消できていない
求人票を見た求職者は、仕事内容や条件だけでなく、「自分にできるか」「職場になじめるか」「応募しても大丈夫か」といった不安も感じています。これらの不安を解消できないと、条件に大きな問題がなくても応募をためらわれることがあります。
職場の年齢層、社員構成、未経験者へのサポート、研修内容、1日の流れ、選考フロー、面接で聞く内容、応募資格の考え方などを具体的に書くことで、応募前の不安を減らせます。
求人の応募者を増やすには?具体的な方法
応募者を増やすための方法は一つではなく、自社にとって最適な方法を選択することが重要です。以下では、おすすめの方法について詳しく紹介します。
一貫性のあるターゲット・コンセプトを設定する
自社が採用したい人材の条件がブレていると、結果的に誰にも刺さらない求人ができてしまいます。
掲載内容には、一貫性のあるターゲットやコンセプトを設定することが重要です。
自社にとっての理想像を「ペルソナ」と言います。求めるスキルや性格、経験など、できるだけ条件を細かくするほど、ターゲットに対してピンポイントでアプローチすることが可能です。
また、ターゲット・コンセプトが一貫していると、情報発信の内容にも統一性が生まれ、企業のブランドイメージが確立します。結果として、求職者の記憶に残り、「あの求人が気になる」と興味を引きやすくなるのです。
ペルソナを決める際は、年齢や経験だけでなく、働き方の希望、通勤手段、家庭や学業との両立、転職で重視する条件、応募前に不安に感じやすい点まで整理すると、求人原稿に反映しやすくなります。
※下記の記事では、ペルソナ設定の方法について解説しています
→応募が来ない時に試すことはペルソナ設定!求人票の書き方のコツをご紹介
仕事内容・条件などを詳しく記載する
仕事内容や条件などを書く際は、求職者がイメージできるよう詳細に記載することが重要です。
応募者は具体的な情報を求めていて、それが「入社後に自分がどのように活躍できるか」を判断するうえで大事な材料となります。
仕事内容や条件を記載するうえで注意したいのが、ターゲットが理解できない可能性のある専門用語を避けることです。
求める人材のレベルに合わせて専門用語を使うのが重要で、例えば未経験者歓迎の場合に専門用語を羅列すると、応募のハードルが上がります。
具体的には、次のような情報を入れると応募前の不安を減らせます。
- 担当する業務の範囲
- 1日の流れ
- 入社後に覚えること
- 研修やフォロー体制
- 一緒に働く人の人数・年齢層・雰囲気
- 必須条件と歓迎条件の違い
- 選考フローと応募後の連絡目安
※原稿の具体的な作り方(構成・見出し・書き方)を確認したい方はこちらも参考にしてください。
→求人原稿の書き方(構成・ポイント)を解説
求人タイトル・職種名を具体化する
求人タイトルや職種名は、求職者が一覧画面で最初に見る重要な要素です。「スタッフ募集」「営業職」だけでは仕事内容が伝わりにくく、クリックされにくくなります。
職種名には、業務内容・勤務地・勤務形態・対象者にとっての魅力を入れると、求人内容が伝わりやすくなります。
| 避けたい表現 | 改善例 |
|---|---|
| 事務スタッフ | 未経験歓迎の一般事務|週3日から勤務OK |
| 営業職 | 既存顧客中心のルート営業|ノルマなし |
| 販売スタッフ | 駅近店舗の販売スタッフ|夕方からの短時間勤務可 |
ただし、求人タイトルに情報を詰め込みすぎると読みにくくなります。検索されやすい職種名を軸に、求職者が重視する条件を1〜2つ加える程度にしましょう。
求人媒体を変えてみる
求人サイトや求人検索エンジンといった特定の媒体を利用していて成果が出ない場合、求人媒体を変える決断も必要です。
求人媒体はユーザー層や強み、機能などがそれぞれ違い、例えば、特定の業界に特化した求人媒体や、地域密着型の媒体などがあります。今利用しているものが自社に合っていない可能性があるのです。
また、求人媒体を変更することで、新たな応募者層へのアプローチが可能となります。「求人サイト&フリーペーパー」など、さまざまな媒体を組み合わせて利用することも効果的でしょう。
媒体を見直す際は、「どの媒体が有名か」ではなく、「採用したい人が普段どこで求人を探しているか」で判断することが重要です。若年層、主婦・主夫層、経験者、地域のアルバイト希望者など、ターゲットによって向いている媒体は変わります。
実際に、利用する媒体を大きく変えたことで、応募数ゼロから脱却した事例があります。
東京都の「株式会社後藤自動車様」は、以前は新聞折込チラシで求人を行っていましたが、全く応募が来ないという課題を抱えていました。そこでWebによる採用(求人検索エンジンとの連携)へ切り替えたところ、2ヶ月で9件の応募を獲得し、20代の整備士の採用に成功しました。
ターゲット層が普段利用しているメディア(スマホ・Web)に掲載場所を変えるだけで、反応が大きく変わることがあります。
※無料で求人掲載ができるサイトを知りたい方はこちら
→無料の求人掲載が出来る求人広告サイトのおすすめ15選 | 効果の出し方やメリット・デメリットを解説
※求人媒体を比較したい方はこちら
→おすすめ求人サイト・求人媒体比較
露出量を増やす
「求人の露出量を増やすこと」は、応募者を増やすうえで欠かせない視点です。
例として、求人を自社運用している場合は、「SEOを意識した求人にする」「SEOに強い採用管理システムを使う」「SNSで積極的に発信する」といった方法があります。
求人媒体を利用しているのであれば、「有料オプションを使う」「掲載期間を長くする」「複数媒体を利用する」などが効果的です。
無料媒体はコストを抑えやすい一方で、求人が埋もれやすい場合があります。有料オプションは露出を増やしやすい一方で、費用対効果の確認が欠かせません。自社採用サイト、求人検索エンジン、求人媒体、SNSを組み合わせ、表示回数・クリック率・応募率を見ながら調整しましょう。
岩手県の食品製造業「株式会社グリーンデリカ様」では、応募が落ち着いてしまった時期に「Indeed有料広告オプション」を活用しました。その結果、求人の露出が高まり、一気に応募を増やすことに成功しています。
「応募が欲しいタイミング」に合わせて露出を強められるのも、Web広告運用の強みと言えます。
※次の記事では、Indeedで露出を増やす方法について解説しています
→Indeed(インディード)で露出を増やす方法は?仕組みとコツを徹底解説
自社のホームページを作成・公開する
自社のホームページを作成し、そこに求人情報を公開することで、企業の魅力をより詳細に伝えられます。自社ホームページを活用する採用方法は、「オウンドメディアリクルーティング」の一つです。
「自社ホームページだと露出度の面で不安……」「自分たちで運用できるか心配……」と思う方もいるかもしれませんが、心配ご無用。
採用サイト作成ツールの中には、複数の求人検索エンジンと連携しているものや、専門スタッフによるサポートがつくものがあります。
自社で採用サイトを持つ大きなメリットは、情報量に制限がないことです。
滋賀県の「株式会社岡喜商店様」は、紙媒体などの広告ではスペースに限りがあり、伝えたい情報を十分に載せられないことに悩んでいました。自社採用サイトを作成し、動画や詳細な情報を掲載するようにしたところ、1年半で60件の応募があり、応募者の2〜3割を確実に採用できています。
ホームページでは、給与や就業時間、福利厚生などだけでなく、社員インタビューや動画など、自社のリアルな雰囲気を伝えることもおすすめです。
また、応募フォームや連絡先を明確に表示することで、応募への導線をつくりましょう。
※オウンドメディアリクルーティングについて詳しく知りたい方はこちら
→【初心者向け】オウンドメディアリクルーティングとは? 今すぐ始める方法とメリットを解説
SNSにも求人を掲載する
SNSを活用して求人を掲載すれば、より広範囲の求職者にアプローチできます。SNSは若年層や特定の業界に興味を持つ求職者にアプローチしやすく、新たな応募者の獲得につながります。
SNS発信でファンを増やすために大切なのは、内容に「一貫性」を持たせて企業のイメージを確立すること。
また、成果を出すには継続的な投稿が大切であるため、しっかりと担当者を決めたうえで、定期的な投稿を通じて企業の魅力を発信しましょう。
求人情報だけを投稿するのではなく、働く人の様子、職場の雰囲気、仕事内容の裏側、研修の様子などを発信すると、応募前の不安解消にもつながります。ただし、SNSだけで応募数を安定させるのは難しいため、採用サイトや求人媒体への導線も用意しましょう。
差別化を図る
他社との差別化を図ることで、求職者の注目を集めやすくなります。
「自社ならではの魅力」を洗い出して盛り込んだり、目に留まるようなキャッチコピーを考えたり工夫をしてみましょう。
また、自社運用の場合は、求人内容だけでなく、求人票や求人サイトのデザインで差別化を図ることも有効です。「企業イメージと結びつくようなデザイン」にすることで、求職者の印象に残るよう工夫しましょう。
差別化というと大きな強みが必要に思えますが、実際には「休みが取りやすい」「教育担当がつく」「少人数で相談しやすい」「地域密着で常連のお客様が多い」なども十分な魅力です。競合求人と比較し、自社ならではの安心材料を言語化しましょう。
応募条件を見直す
求人の応募条件が求職者にとって厳しすぎる可能性があります。
例えば、経験者が欲しいからといって、「求めるスキル」として高度なスキルを羅列すると、そもそも該当する求職者がいないかもしれません。応募のハードルも上がります。
必須条件や経験年数などを緩和することで、幅広い層の求職者にアプローチできます。また、実務経験だけを重視するのではなく、ポテンシャルや意欲を考慮することもおすすめです。
応募条件は「必須条件」と「歓迎条件」に分けて記載しましょう。歓迎条件を必須条件のように見せてしまうと、本来応募してほしい人まで離脱する可能性があります。
応募フォーム・応募ボタンを見直す
求人内容に興味を持っても、応募フォームが使いにくいと応募完了前に離脱されることがあります。特にスマホで求人を探す求職者にとって、入力項目が多い、応募ボタンが見つけにくい、途中で別画面に移動する、という状態は大きな負担です。
応募数を増やすには、次の点を確認しましょう。
- 応募ボタンが求人ページの上部・中部・下部にある
- スマホで入力しやすいフォームになっている
- 初回応募時に求める情報を絞っている
- 応募後の返信タイミングが明記されている
- 面接までの流れが分かる
応募前の情報提供と応募フォームの簡素化を両立できると、求職者は安心して応募しやすくなります。
効果検証を繰り返す
いざ求人掲載を始めても、短期間で成果を出すことは難しいもの。
大事なのは、効果検証を繰り返しながら、求人をブラッシュアップしていくことです。
「流入経路」や「応募者数」「採用率」といったさまざまな指標を分析し、効果的な施策を見極めましょう。また、アンケート調査や面接フィードバックなどを通じて、求職者の生の声を集めたうえで改善点を把握することも効果的です。
求人改善後は、少なくとも以下の指標を確認しましょう。
| 指標 | 確認すること |
|---|---|
| 表示回数 | 求人が求職者に見られているか |
| クリック率 | 求人タイトルや一覧表示の内容に魅力があるか |
| 応募率 | 求人ページを見た人が応募しているか |
| 面接設定率 | 応募後の返信・日程調整で離脱していないか |
| 採用率 | 応募者の質が採用要件に合っているか |
| 媒体別応募数 | どの媒体・経路が成果につながっているか |
| 返信速度 | 応募後の初回対応が遅れていないか |
応募数だけで判断すると、ミスマッチが増えて採用工数が増えることもあります。応募数、面接設定率、採用率をセットで見て、量と質のバランスを確認しましょう。
応募後の返信・面接案内テンプレート(取りこぼし防止)
応募が来ても、返信が遅れる・やり取りが長い・管理が漏れると、辞退が増えて採用成果につながりません。まずは以下のテンプレートをそのまま使い、対応を安定させましょう。
応募受付(初回返信)テンプレート
件名:ご応募ありがとうございます(株式会社◯◯/◯◯職)
本文:◯◯様
この度は弊社求人(◯◯職)へご応募いただき、誠にありがとうございます。
書類を確認のうえ、(当日〜翌営業日)までに次のご案内を差し上げます。
取り急ぎ応募受付のご連絡まで申し上げます。
——
株式会社◯◯ 採用担当 ◯◯
連絡先:◯◯
面接日程の案内テンプレート(往復を減らす)
件名:面接日程のご案内(株式会社◯◯/◯◯職)
本文:◯◯様
ご応募ありがとうございます。面接日程について、以下よりご都合のよい候補をお選びください。
【候補日】
・◯/◯(◯)10:00〜/13:00〜/16:00〜
・◯/◯(◯)11:00〜/14:00〜/17:00〜
・◯/◯(◯)10:00〜/15:00〜
【面接方法】対面/オンライン(いずれか)
【所要時間】◯分程度
【持ち物】履歴書(任意)/職務経歴書(任意)
ご返信の際は、希望候補(例:第1希望◯/◯ 13:00)をお知らせください。
——
株式会社◯◯ 採用担当 ◯◯
当日リマインド(無断キャンセルを減らす)テンプレート
件名:【本日】面接のご案内(株式会社◯◯/◯◯職)
本文:◯◯様
本日◯:◯◯より面接予定です。ご案内を再送いたします。
(場所/URL)
もしご都合が悪くなった場合は、分かった時点でご連絡ください。日程調整いたします。
——
株式会社◯◯ 採用担当 ◯◯
※テンプレートの活用だけでは「返信速度」と「管理漏れ」が改善しない場合は、応募管理(ATS)で担当・通知・ステータスを一元化するのが安全です。次の案内で理由を紹介しています。
応募後の取りこぼしを防ぐなら「ATS」で安全運用
応募数を増やす施策がうまくいっても、応募後の対応が追いつかないと「返信遅れ」「対応漏れ」「日程調整の往復」で辞退が増え、採用につながりにくくなります。
応募対応を安定させる(=取りこぼしを防ぐ)ためには、応募管理(ATS)で「担当・状況・連絡」を一元化するのが効果的です。
採用係長では、応募者情報や選考状況を一元管理できます。求人票作成や掲載だけでなく、応募後の対応までまとめて見直したい場合に活用しやすいサービスです。
無料で求人を掲載したい方へ
採用係長は最大5つの求人検索エンジン(求人ボックス、Googleしごと検索、スタンバイ、Career jet、キュウサク)にワンクリックで連携できます。ぜひ一度お試しくださいませ。
求人を掲載する際の注意点
求人を効果的に掲載するために、以下の注意点に留意してみましょう。
誇大広告はしない
魅力的にアピールすることは大切ですが、誇大広告は避けましょう。
実際の仕事内容や条件との乖離が大きいと、応募者の期待とのギャップが生じ、採用後の定着率が低下します。
例えば、過去に数回芸能人が利用した飲食店が、「有名芸能人ご用達」などと記載すれば、たしかに応募者は増えるかもしれません。ですが、それを期待して入社した社員は、「事実と違う」と落胆するはずです。
「正確で誠実な情報提供」が信頼を築く基盤となるのです。
求人票では、実際に提供できる条件・業務内容・待遇を正確に記載しましょう。法令や媒体ルールは変更されることがあるため、判断に迷う場合は厚生労働省などの一次情報や媒体の掲載ルールを確認してください。
無理のない範囲で条件を提示する
求人の中で提示する条件は、無理のない範囲で現実的なものを選びましょう。
過度な要求や高すぎる条件は、優秀な候補者を遠ざける原因となります。
企業と求職者の双方にとって適切な条件を提示し、双方にとってWin-Winな関係を築くことが重要です。
応募数を増やすために条件を盛りすぎると、入社後のギャップや早期離職につながる可能性があります。条件を改善する場合も、自社で継続できる範囲に留めましょう。
コストを重視する
求人掲載にはコストがかかりますが、無駄な支出はできるだけ抑えましょう。
例を挙げると、時間をかけて採用活動をしたいのに、1週間ごとに掲載料金が発生する媒体を利用したら、費用がどんどん膨らみます。掲載料金が高額すぎれば、経営を圧迫してしまうかもしれません。
求人媒体をじっくりと選定して、リーズナブルなコストで十分な露出を得られる方法を見つけましょう。
採用コストを判断する際は、応募単価だけでなく、面接設定率、採用率、採用後の定着まで含めて確認することが大切です。応募数だけを追いすぎると、採用につながらない応募対応に時間を取られてしまう可能性があります。
応募者を増やす求人を書くポイント
効果的な求人票を作成するためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、特に押さえておきたいポイントについて紹介します。
職種名はイメージしやすいように記載する
求人タイトルや職種名は、応募者がイメージしやすいように具体的に記載しましょう。
一般的な名称だけでなく、具体的なポジションや役割も明確に示すことで、求職者の興味を引きやすくなります。
例えば、単に「営業職」と書くよりも「ルート営業のリーダーポジション」や「リフォームの提案営業」といった具体的な業務内容や職種名を使用することが効果的です。
5W1Hを活用する
仕事内容を記載する際には、5W1H(Who, What, When, Where, Why, How)を意識しましょう。
求職者はさまざまな求人を比較するため、文章が長々と書かれていると、ストレスを感じて離脱してしまいます。
「誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように」が明確に記載されていることで、求職者は求人内容を理解しやすくなります。
業務の1日の流れを紹介する
業務の1日の流れを紹介することで、応募者に具体的な働き方のイメージを与えられます。
求人票の中で「どんな仕事をするか」は書かれていても、「どの順番で、どのくらいの時間をかけて、誰と働くのか」までは分からないことが多いです。
例えば、出勤後の準備、午前中の業務、昼休憩、午後の業務、退勤前の作業などを時系列で紹介すると、求職者は自分が働く姿を想像しやすくなります。
具体的な業務内容や日常の業務フローを分かりやすく記載して、働くイメージを持ってもらいましょう。
応募資格は具体的に記載する
求人広告では、応募資格や必要なスキル・経験を具体的に記載することが重要です。
例えば、営業職を採用するのであれば「法人営業の経験3年以上」、シェフであれば「料理長としてメニュー考案の経験がある人」というような書き方をします。
「必須条件」と「希望条件」を明確に区別したうえで記載することもポイントです。応募者が求められていることを理解して、自身の適性を判断しやすくなります。
また、「未経験歓迎」と書く場合は、何が未経験でもよいのか、入社後にどのような研修があるのかまで書くと安心感が出ます。「資格がなくても応募可能」「入社後に取得支援あり」など、応募してよい範囲を明確にすることも大切です。
職場の雰囲気・社員構成を伝える
求職者は、条件だけでなく「どんな人と働くのか」「職場になじめそうか」も気にしています。職場の雰囲気や社員構成を伝えることで、応募前の不安を減らせます。
たとえば、在籍人数、年齢層、男女比、未経験入社の割合、子育て中の社員の有無、教育担当の有無、チームで働くのか一人で進めるのかなどを記載すると、働くイメージが具体的になります。
選考フローと応募後の流れを明記する
応募後の流れが分からない求人は、求職者に不安を与えます。選考回数、面接方法、所要時間、持ち物、応募後の返信目安を明記しておきましょう。
たとえば「応募後、1営業日以内にご連絡します」「面接は1回、所要時間は30分程度です」「私服でお越しください」などの情報があるだけでも、応募のハードルは下がります。
よくある質問(FAQ)
Q. 応募が増えない時、最初に直すべきはどこですか?
A. まずはチェックリストで「掲載・原稿・導線・返信速度」を切り分け、当てはまる箇所を1つだけ直すのがおすすめです。特に、更新日が古い/情報が少ない/返信が遅い場合は、優先して見直しましょう。
Q. 応募者の質を高めるにはどうすればよいですか?
A. 応募数だけを増やすのではなく、ターゲットに合う情報を具体的に出すことが重要です。仕事内容、必須条件、歓迎条件、向いている人、働き方、職場の雰囲気を明確にすると、ミスマッチを減らしやすくなります。
Q. 応募は来るのに面接・採用につながりません。
A. 応募後の返信速度や日程調整の往復が原因になりがちです。まずは返信・面接案内テンプレートを使って、初回返信の早期化と候補日の複数提示を徹底してください。
Q. 応募後に辞退される場合はどうすればよいですか?
A. 初回返信のタイミング、面接候補日の出し方、求人票に書いた条件と実際の説明にズレがないかを確認しましょう。辞退理由を簡単に記録しておくと、求人票・選考フロー・応募後対応のどこを直すべきか判断しやすくなります。
Q. 応募対応が属人化していて漏れが怖いです。
A. 担当・通知・ステータス管理を一元化できるATSで「取りこぼし」を防ぐのが安全です。本文内の案内もご覧ください。
求人掲載なら採用係長
自社の魅力を十分に伝えるためには、求人票の作成、掲載先の選定、応募者対応、効果検証までを継続して行う必要があります。とはいえ、中小企業や店舗では、採用担当者が他の業務と兼任しているケースも多く、すべてを手作業で管理するのは大きな負担です。
「採用係長」は、採用サイト作成や求人票作成を支援し、1つの求人票で5つの求人検索エンジンに一括連携できます。応募者情報や選考状況も一元管理できるため、求人作成から応募後対応までをまとめて見直したい企業におすすめです。
会社PR文自動作成、仕事内容自動生成、最低賃金チェックなど、求人票作成を支援する機能もあります。無料で始められ、自動で有料プランに移行しないため、まずは採用サイト作成から試してみてください。
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まとめ
求人への応募を増やすといっても、そのアプローチはさまざまです。
重要なのは、原因をしっかりと探ったうえで、それを解決できるアプローチを検討すること。時間と手間はかかるかもしれませんが、結果的に採用成功につながる可能性が高まるため、ぜひ行ってみてください。
まずは、表示・クリック・応募・面接設定のどこで詰まっているかを確認しましょう。そのうえで、求人票の内容、掲載先、応募フォーム、応募後の返信速度を順番に改善すると、無駄なく応募数を増やしやすくなります。
なお、「自社採用サイトを作って採用を強化したい」と考えている場合は、採用マーケティングツール「採用係長」がおすすめです。経験豊富な専門スタッフがそろっていて、皆さまの採用成功をサポートしますので、気になる方はぜひお問い合わせください。
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