キャリア転職サイト「type（タイプ）」とは？ 強みや機能の特長、掲載料金、お得なキャンペーン情報も紹介

type（タイプ）は、若手人材やエンジニアの採用に定評のあるキャリア転職サイトです。
お笑いコンビ・オードリーを起用したテレビCMや交通広告、国内最大級のエンジニア向け転職フェアを知っている採用担当者も多いのではないでしょうか。

この記事では、typeの優位性や求人掲載料金、効果アップのためのオプションサービスなどについて解説します。定期的に実施しているキャンペーン情報も紹介していますので、typeの利用を検討中の方はぜひ参考にしてください。

typeの強みと特長

type（タイプ）は、20～30代のビジネスパーソンやエンジニア向けの転職サイトです。企業側からは若手採用やエンジニア採用に強い求人サービスとして知られており、高いコストパフォーマンスが期待できる求人媒体のひとつといえます。

若手人材（20代～30代）とエンジニアの会員が多い

画像出典：type（転職サイト「type（タイプ）」の会員数・ユーザープロフィール）

typeに登録する求職者（会員）は、403万人（2024年4月時点）。全会員の5人に1人がIT・Webエンジニア経験者です。ものづくりエンジニアを含めるとエンジニア全体が占める割合はさらに大きく、エンジニア採用に強い理由が分かります。

また年齢層は、20～30代が全体の6割以上。若手人材やエンジニアを採用したい企業にとって、採用ターゲットと出会いやすい求人サービスでしょう。

高いマッチング性能により採用成功率を高められる

画像出典：type（業界初のAIマッチング機能）

type（タイプ）では、求職者と求人情報のマッチングを行う際にユーザーデータを活用しています。ユーザーデータとは求職者の登録情報（年齢・性別・居住地・経験職種等）に加えて、AIロボットとの会話（カウンセリング）や行動履歴も含めた情報です。つまり、登録情報とのマッチングよりも高い精度のマッチングが行われています。
さらに機械学習を繰り返すことで精度を日々向上させているため、採用ターゲットとマッチする人材（＝採用したい人材）からの応募を獲得しやすく、採用の可能性を高めることも可能です。

また企業向けのサービスにもAIマッチングを活用。採用ターゲットの条件と合致する会員リストをAIが自動でピックアップ（最大30名まで）し、効果的なアプローチをサポートします。

2職種までは同じ料金で掲載できる

typeでは、2職種までは掲載料金が同じです。
異なる2つの職種を募集できることはもちろん、1つの職種で採用ターゲットを分けて求人原稿を作成することも可能。採用ターゲットに合わせて応募要件やメッセージを書き分ければ、より訴求力の高い求人票を作成することができます。

＜求人原稿の書き分け例＞

・経験／未経験
・勤務地
・PRのポイント（仕事のやりがい）
・案件の特長（自社／常駐）など

typeの商品企画

typeには、「type-A」「type-B」「type-C」「type-D」の4つの掲載プランがあります
各プランの掲載順位や求人原稿の内容、付帯機能の違いを確認しましょう。

掲載順位・求人原稿・付帯機能の違い

※1 AIマッチングとは、AIが会員の登録情報や行動データ（求人検索・閲覧等）を機械学習し、採用ターゲットとマッチする会員に対して自社求人の提案を行う機能
※2 スカウトメールとは、会員データベースから採用ターゲットを抽出し、対象者に直接メールを送信できる機能
※3 いいねとは、会員データベースから採用ターゲットを抽出し、選択した会員に対して応募歓迎の意思表示ができる機能

検索結果の表示順位

type内の検索結果に表示される求人票の順位は、新着求人（掲載開始から1週間以内の求人）が優先です。新着求人の中では上位プランから順に表示され、同じプランの中においては日々ランダムで表示順が変わります。

また面接情報機能（選考概要や面接に関する詳細情報の登録）を利用すれば、利用していない求人票よりも上位に表示されます。面接情報は選考通過率を高めるうえでも重要な情報のため、丁寧な原稿作成を心がけましょう。

typeの掲載料金・転職フェアの出展料

ここでは各プランの料金と他媒体との料金比較表に加え、転職イベント「エンジニア転職フェア」の利用料金についても紹介します。

掲載料金（2024年4月時点）

画像出典：type（掲載料金）

typeでは35万円から求人広告を掲載できるプランが用意されています。また職種追加や延長料金も設定されているため、採用ニーズに合わせて利用することが可能です。

typeと競合求人サイトの料金比較

代表的な3つの転職サイトとtypeの掲載料金を比較しました。

最上位プランはtypeがもっとも低い料金設定です。他社の掲載料金で、typeならオプションを付けることもできますね。

採用コストは採用の成否や採用人数によっても変わります。そのため掲載料金だけで単純に比較することはできませんが、通常の求人掲載で採用予定人数を満たすことができれば、typeはコストパフォーマンスの非常に高い求人媒体といえるでしょう。

「エンジニア転職フェア」の出展料

typeのエンジニア転職フェアは、エンジニア特化型としては日本最大級の転職イベントです。リアル型・オンライン型で開催しています。

エンジニア転職フェアは単体での申し込みはできません（求人掲載［4週間］とのセットプランのみ）。出展料は掲載プランに応じて設定されており、企業ブースはすべて同じサイズです。

キャンペーン情報

typeでは定期的に期間限定キャンペーンを実施しています（料金の割引、掲載期間の延長など）。キャンペーンの活用は採用コストの削減につながるため、日頃からキャンペーン情報を確認しておくと良いでしょう。

8週間キャンペーン

通常よりも4週間長く掲載できる「8週間キャンペーン」。キャンペーン適用後の掲載料金は以下の通りです（2024年4月時点）。

※上記は「IT・通信・Webエンジニア、プロジェクトマネージャー・ITコンサルタント、電子・電気技術・メカトロ技術者、ビジネスコンサルタント・専門職」を対象としたキャンペーンの料金

キャンペーンは期間やエリア、掲載職種限定で実施されている場合があります。現在実施中のキャンペーン情報はtypeキャンペーン情報にてご確認ください。

追加施策（選べる特典）

追加施策（選べる特典）は、求人掲載中に無料で利用できるオプションサービスです。キャンペーン期間中に申し込みをした場合などに特典として利用することができます。

＜特典例＞

• スカウトメール（300名）
• 求人特集（露出アップオプション）
• スペシャルバナーパック（露出アップオプション）
• オファーDM（3,000通／1設定）※type-C以上
• いいね（2,000通）
• 2週間の掲載期間延長
• 1職種追加 ※type-B以上
• PC版カテゴリーランクアップ（露出アップオプション）※type-A限定

【注意点】
特典が変更となる場合やキャンペーン期間中以外は特典が付与されない、または付与に条件が設けられる場合があります。特典内容と適用の有無については申し込み時に確認してください。

typeのオプションサービス

採用ターゲットに対して企業側からアプローチできるプッシュ型機能は、応募効果を高めるために有効です。

応募効果を高める4つのプッシュ型機能

1．行動ターゲティングスカウト

自社の採用ターゲットとマッチする人材に対して、企業側から直接スカウトできる機能です。会員のプロフィール、Webサイト内での行動履歴（直近28日以内の検索・閲覧・応募・保存等）、typeの仕事探しコンシェル（AIロボット）との会話をもとに、自社とマッチする人材に対してアプローチすることができます。自社へ応募する可能性が高い人材へのスカウトメールは、スムーズな応募・採用へとつながりやすいでしょう。
またスカウト対象者はAIによる自動抽出のため、スカウト送信にかかる採用担当者の負担も軽減します。

さらにスカウトメールを送る会員に対して「スカウト特典」を付けることも可能。スカウト特典は、「面接確約」「出張面接可」「現場社員との面談（現場社員との気軽な面談が可能）」など。スカウトメールを受け取ることに特別感を生み出し、自社への関心を高めることができます。

2．オファーDM

採用要件（スキル・経歴等）にマッチする人材に対して広くアプローチする一斉配信メールです。タイトルやメール文面はオリジナルでの作成が可能。未経験歓迎の求人などでは、より効果的に活用することができます。

3．いいね

いいねは、採用ターゲットとスキル・経験がマッチする会員に対して応募歓迎の意思を示す機能です。データベースから対象者を選択するだけの手軽な作業で、求人票の閲覧や応募を促すことができます。

4．関心お知らせメール

会員の登録情報（経験職種・スキル等）と求人情報の応募要件をシステム上でマッチングし、マッチングした会員に対して自動的に配信されるメールです。「あなたに興味がある企業」として紹介し、求人票の閲覧を促します。

ここで紹介したプッシュ型機能は、一部プランを除いて標準装備されています。オプションとしても利用できるため、応募数や選考の状況によって追加利用を検討すると良いでしょう。
また上記のほかに露出を高めるオプション（PC版／モバイル版）や、求人原稿の情報量を増やせるオプションなども用意されています。

プッシュ型機能のオプション料金

「採用係長」なら通年採用も低コストで可能

採用競争が激しい若手人材やエンジニア。「良い人材がいれば、いつでも受け入れたい」というのが中小企業の本音かもしれません。

長期的に求人情報を掲載し続ければ、通年採用も可能です。しかし、転職サイトで長期掲載するには掲載期間分の費用がかかるうえに、費用をかけたからといって必ずしも採用につながるとは限りません。

採用サイト作成ツール「採用係長」なら、通年採用を低コストで行えます。魅力的な採用ホームページを簡単に作成でき、Indeedをはじめとした6つの求人検索エンジンへの掲載もワンクリックで完了。応募者対応と面接調整を一元管理し、採用業務の効率化にも貢献するクラウド採用管理システムです。

「採用係長」は、全国67,000事業者以上（2024年4月時点）が利用しています。人材確保に力を入れたい中小企業は、まずは無料で試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

typeは若手採用やエンジニア採用に強みをもつ転職サイトです。いくつかある特長の中でもtypeの行動ターゲティングスカウトは、AIマッチング機能が搭載されており、自社とマッチする可能性が高い人材に対してスカウトメールを送ることができます。採用したい人材からの応募を獲得しやすいため、採用活動の効率化も期待できるでしょう。

また2職種までは同一料金で掲載ができる点や、スカウトメールの対象者がAIによって自動抽出される点は、中小企業にとって大きなメリットといえます。求人掲載にかかるコストを抑えて、業務負担も軽減したい。若手人材とエンジニアの採用を成功させたい。そんな中小企業は、typeの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

馬嶋 亜衣子（samusillee）

採用・キャリア関連、医療分野を中心に執筆を行うフリーランスライター。 各種メディアの取材ライティングやSEOライティング、採用HPのライティングなどに携わっています。

監修者

辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。