Indeed(インディード)で求人の応募がこない。
こんなお悩みのある人事担当者の方に、Indeedパートナーの採用係長が「Indeedを活用して求職者の応募を増やすコツ」をお伝えします。
まず最初にお伝えしたいのは、Indeedで求人をする場合、転職者だけを見るのではなく、Indeedにも目を向ける必要があるということです。
※Indeedについてはこちらで詳しく解説しています。
⇒Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!
目次
Indeedが大切にしている求人への考え方
1、抽象的なコンテンツは避ける
抽象的な求人内容にするのではなく、具体的な求人内容にする必要があります。具体的でない求人広告は、検索結果が制限される場合があります。
2、注目を集めようとするのではなく具体的に
職種名(広告のタイトル)は、名刺の職種や肩書きのようにシンプルにして、目を引くような文言を入れるのはやめましょうと言っています。
職務説明欄には、ユーザーの検索しそうであり大切だと思う情報を入れるようにしましょうと言っています。
3、自社と関係のない職務内容は記述しない
自社で雇用できる職務内容のみを記述しようという意味です。
4、実際の仕事だけを掲載する
スパムや詐欺目的など、求人に関係のない掲載は避けましょうという意味です。
5、Indeedのシステムを乱用しない
Indeedでは最新かつ最も関連性のあるコンテンツを表示する検索アルゴリズムを使用しているため、露出度を高める対策をしようとしていると、逆に露出度が下がる可能性があります。
※青文字のみIndeedの求人広告で気をつける11のことより引用
他にも大切にしている考えが6つあります。
詳しくご覧になりたい方は、引用元のページをご覧ください。
→ Indeedの求人広告で気をつける11のこと
まず、Indeedで効果的に求人を行う場合、Indeedの考え方を理解することから始まります。
なぜならIndeedは、求職者にとって使いやすくなるように改善を続けています。例えば、今までIndeedは良しとはしていなかったけれど、タイトルに「高時給!」などの注目文を入れていても表示されていましたが、最近では徐々に表示されなくなってきています。
他の求人情報と差別化を図るのは良いことですが、求職者は求めている求人情報をより多く見て、タイトルに惑わされずに自分にマッチするものを選びたいのではないかと思います。
だからこそ、タイトルは明確な職種のみとすることで、検索しやすく、求人情報を見やすくできるのではないかと想像ができます。
今日はできても明日はできない。そんな方法をとるよりもIndeedが最適だ!と思う求人広告の出し方をするのが望ましいのは言うまでもありません。
ここから先は、スポンサー広告とオーガニック欄のどちらにも言えるコツについて触れていきます。
※関連記事はこちら
⇒求人票に具体性を持たせる書き方5つのコツ|「応募したい」は作れる
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Indeedのタイトルを明確にするメリット
求人広告のタイトルは、具体的かつ明確な職種名にしましょう。特にこれは、Indeed広告を行う際に無駄クリックが減り広告費の削減に効果を発揮します。
スポンサー広告(Indeed広告)の場合のメリット
まず、スポンサー広告において「タイトル(職種)を明確に」する大きなメリットは「無駄クリックが減り広告費が削減できる」ことです。
クリック数が多ければ多いほど、いろんな求職者に見てもらえると思いがちですが、クリック数は多ければいいというものではありません。
とくに、スポンサー広告に出稿していると、「1クリック○円」といった形で、クリック単価に応じて費用がかかります。
仮に、アナタが飲食店の求人を出す場合、ホールのスタッフは十分にいるけどキッチンスタッフが足りていないからすぐに欲しいと思って、スポンサー広告に出すとします。
その際の求人名が「飲食店スタッフ」か「飲食店の調理スタッフ」でどちらの方がクリックされる可能性が高いかというと、おそらくは「飲食店スタッフ」の方かと思います。
では、キッチンでの調理スタッフで探している求職者100人に求人情報を見られて、ようやく1名応募が来るという条件の場合、「飲食店スタッフ」か「飲食店の調理スタッフ」だと、どちらが広告費を多く使いそうでしょうか?
これに関しても考えるまでもなく、飲食店スタッフの方が広告費が多いはずです。理由はホールスタッフも、ホールスタッフの求人情報を探している求職者が、この「飲食店スタッフ」のタイトルの求人は、ホールの募集もしているのかな?と思ってクリックするからです。
ただ求めているスタッフは、ホールスタッフではなく調理スタッフの場合、無駄にクリックされたとなり、多く見られたと喜ぶどころか、無駄にクリック数が増えて、広告費が多めにかかってしまったという結果となってしまいます。
これは、飲食店に限らず、IT業界・不動産業界・建築業界・美容業界など、すべての業界の求人に言えます。
スポンサー広告を利用した時をベースにお伝えしましたが、明確に求めている職種名を入れなければ、オーガニック検索でもマイナス効果を得る可能性があります。
Indeedのオーガニック検索でのメリット
次に、オーガニック検索において「タイトル(職種)を明確に」するメリットについて説明します。
オーガニック求人としてヒットすると、無料で求職者を採用ページに呼び込むことができます。ただ無料で掲載できても、求職者に見てもらえなければ全く意味がありません。
そこで、求人情報をクリックしてもらえる回数を増やしたいと考える可能性があるので、これもまた明確ではない職種名を入れたり、「高給!」などの注意を引く文言を入れる可能性があるかと思います。
ただし、明確な職種名を入れなければ検索結果に表示されない恐れがあります。
そもそもIndeedが明確な職種名を入れようと伝えている理由は、求職者の方が検索をした時に求めている求人情報を表示できるようにするために他なりません。
裏を返すと曖昧な求人情報を表示しようものなら、求職者が探している求人情報を表示できない求人媒体となり、Indeedは評判を落とすことになります。
こうなっては元も子もありません。そこで、明確に検索する求職者には明確に入力された求人情報を表示するようになってきています。
ここでもうお気づきかもしれませんが、オーガニックの場合においても明確な職種名が入っていなければ「検索結果に表示すらされない!」といった結果になり得るわけです。
タイトルを明確にするとメリットが多い
求職情報のタイトルについて例え話も交えながらご説明をさせていただきました。
ここまでお伝えしたことを簡潔にまとめると、「明確にどんな仕事をする人材が欲しいのか?」を考え、「その仕事はどこで何をする職種なのか?」を求職者がパッと見ただけで理解できるタイトルにすることで、広告費用の削減だけでなく、求職者とのマッチ度も上がり、効果的な募集ができるようになるということです。
もちろん、求めている職種・人材が明確になっていればなっているほど、マッチした人材からの応募、そして応募からの採用率も高くなり、面接時間の削減など、様々なメリットを得ることができるようになります。
求める人材像を明確にする方法は以下の記事で解説しています。
⇒採用ミスマッチを回避!ペルソナを生かした求人票の作り方
採用側と求職者の双方にとって、マッチする採用というのは、長く働いてくれる可能性が高くなるだけでなく、その会社の業績にも影響するのは言うまでもありません。
ぜひご参考にして、Indeedを活用した求人を行っていただければ幸いです。
そこまで考える時間がない!もっと効果的に広告を出して、とにかく多く面接したい!などをお悩みの方は、採用係長に登録するのも一つのコツです。
※関連記事はこちら
⇒【Indeedの秘訣】応募数アップのコツはキーワード選定!検索されやすい求人票を作る方法
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