- この記事を読むと、Indeedの課金の仕組み・支払い方法・請求のタイミングについて知ることができます。
- Indeedは予算を自分で設定できるので予算超過の可能性がなく、リスクを最小限に抑えたい企業にとってはメリットが多いサービスです。
- 応募数を伸ばしたい、短期間で人を採用したい、データを元に改善したい場合は、スポンサー求人を活用するのがオススメ。実績やノウハウが豊富なコンサルタントに任せたほうが、より効果を実感しやすいです。
ここ数年で掲載数・利用者数ともに伸ばし続け成長した『Indeed』。
採用コストを抑えたい中小企業にとって、無料で求人を掲載出来るのは大きなメリットです。露出を上げるための有料オプションも安価に設定されており、最小限のコストで応募効果を期待できます。
今回の記事では、実際にIndeedを活用するにあたって押さえておきたいスポンサー求人の仕組みや支払い方法、請求のタイミングなどを解説します。
※Indeedについてはこちらで詳しく解説しています。
⇒Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!
目次
Indeedスポンサー求人の仕組み
スポンサー求人とは、いわゆる有料広告のことです。
Indeedは基本的に無料で掲載できますが、正社員求人約180万件、アルバイト求人約150万件(2020年12月1日調べ)と掲載求人数があまりにも多いため、ただ無料で掲載するだけだと他の求人に埋もれてしまいます。
また掲載から日数が経つにつれて表示順位が下がっていき、閲覧数・応募数も徐々に落ちていきます。
ターゲットである求職者に自社の求人を見てもらうためには、より求職者に見てもらえるよう求人を表示させる必要があります。そこで活用すべきなのが、スポンサー求人です。
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⇒Indeed(インディード)有料広告(スポンサー求人)の掲載方法を徹底解説
スポンサー求人を活用するメリット
スポンサー求人にコストを掛ける最大のメリットは、『検索結果の適切な位置に表示され、求職者の目に留まりやすくなる』こと。検索結果画面の12ページ目に表示されるのと、1ページ目に表示されるのでは、後者の方が求職者に見てもらえる可能性が各段に上がります。
求職者に見てもらえるということは、応募数や採用数増加が見込めるということです。求人を掲載する最大の目的は人材の採用なので、コストを掛ける価値はあります。
またIndeedアナリティクスという効果分析ツールも使えるようになり、データをもとに求人の改善を行えます。アナリティクスで確認できるデータは下記の通りです。
- 自社求人のクリック数と応募数、またクリック率
- 平均表示位置
- どんなキーワードで検索されているか(スポンサー求人で一定以上の金額を使用した場合)
- 職種名と勤務地のランキング(スポンサー求人で一定以上の金額を使用した場合)
データがない場合での改善はPDCAサイクルを回しにくく、データがあることで検証もしやすくなります。また、スポンサー求人で一定額以上を使用していると検索上位キーワードや、ランキング上位の求人を確認できるため、他社求人の良いところを自社の求人に取り入れることもできます。
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⇒Indeed有料広告(スポンサー求人)に掲載する効果とは【メリットとデメリット】
スポンサー求人のコストイメージ
Indeedのスポンサー求人はリスティング広告、つまりユーザーが検索したキーワード(検索語句)に連動して掲載され、クリックにより課金される有料広告です。
一般的な求人サイトは、数万円~数十万円の掲載費を最初に支払います。決して安い金額ではなく、採用コストをできるだけ抑えたい企業にとってはリスクにもなり得ます。
対してクリック課金制であれば、興味を持って閲覧してくれた求職者がいた場合にだけ料金が発生するので、掛けた予算が無駄になりにくい仕組みです。
また予算に応じて求人が表示される回数や検索結果の順位が変動します。予算の設定は手動による設定か、Indeedによる自動調節設定が利用できます。
手動で1クリックあたりの金額を設定する場合は、15円~1000円で自由に設定できます。
自動調整設定を利用する場合は設定予算に応じて、Indeed側が判断し、「応募画面に進む」ボタンにつながりやすいように毎日の1クリック単価が調整されます。
この時1クリックに上限単価はありませんが全体の利用予算を超えて費用が発生することはありません。
例えば、採用には1万円しか掛けられないという場合は自動調節設定を利用すると良いでしょう。予算金額を1万円に設定することで、Indeedが自動で1万円の中でクリック単価の自動調整が行われます。
最初はどの程度の金額に設定すべきか分からないかもしれませんが、その場合はIndeedの担当者がサポートしてくれますのでご安心ください。
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⇒インディード(Indeed)の掲載料、無料・有料プランを徹底比較!
求人広告を掲載したい方へ
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Indeedの支払いはクレジットカード
支払い方法はクレジットカード決済のみで、銀行振込や電子マネーなどには対応していません。登録できるクレジットカードはJCB、VISA、Master Card、American Expressの4社です。
クレジットカードの利用明細には、Indeedからの請求が下記のように表示されます。
1st Line:ONLINE JOB ADS 2nd Line:INDEED
料金の請求タイミング
料金請求のタイミングは2つあります。1つは利用金額が40,000円に達した場合に請求され、その都度クレジットカードから支払われます。
もう1つは利用料金が40,000円に満たない場合で、月末締め・翌月月初払いで請求されます。
もし予算を90,000円に設定していれば、まず40,000円に達した段階で1回目の請求が、80,000円に達した段階で2回目の請求があります。残りの10,000円については、翌月月初に請求されます。
このように月が変わると一度清算され、また0円からクリックごとに課金されていきます。
ちなみに新規でスポンサー求人を利用する場合のみ、掲載開始からの利用料金が2,000円に達した段階で初回の請求がありますが、その後は上記の通り40,000円ごとになります。
請求の確認や領収書の発行
請求に関する確認はすべて、マイページ上で行います。 右上のアイコンをクリックするとマイページメニューが開きます。
赤で囲った箇所『ご請求内訳』をクリックするとこれまでの取引履歴が表示されます。具体的な請求金額の確認や領収書の発行・印刷を行う場合は【請求書番号】をクリックします。
なお領収書の発行・印刷に関しては、支払い処理完了後に利用できるようになります。
まとめ
Indeedは無料で利用できる求人サイトなので、まずは試しに求人掲載からはじめましょう。
しかし冒頭でも触れたように、掲載求人数の多さもあり、ただ無料掲載しているだけではなかなか表示されず、かつ徐々に掲載順位も下がっていくことから、十分な応募効果は期待できません。
応募数を伸ばしたい、短期間で人を採用したい、データを元に改善したい。そんな場合はスポンサー求人を活用しましょう。
予算は自分で設定できるので予算超過の可能性がなく、採用できた段階でクリック課金を止められます。
リスクを最小限に抑えながら、応募効果もきちんと得たいという企業にとってはメリットが多いサービスです。
クリック課金型は前金型の求人広告と違って支払い方法が分かりにくいところもありますが、慣れてしまえば仕組みはカンタンです。
ぜひ今回の記事を参考に、Indeedのスポンサー求人にトライしてみてください。
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またオプションで、Indeedを含めた有料広告の運用プランも用意されています。採用係長はIndeedの『シルバーパートナー』にも認定されており、運用実績は十分です。
知識がない中で手探りな運用を行うより、実績やノウハウが豊富なコンサルタントに任せたほうが、より効果を実感できるかと思います。
採用係長については、下記の記事で詳しく解説しています。
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