あさがくナビとは？特徴や料金、掲載方法、事例について解説

あさがくナビは「ダイレクトリクルーティング」に特化した採用サイトです。
ダイレクトリクルーティングは、企業から求職者に直接アプローチする手法で、自社にマッチする人材を探しやすいという強みを持ちます。
あさがくナビは学生からの人気も高く、利用を検討している企業は多いのではないでしょうか。

今回はあさがくナビの特徴や料金、掲載方法といった基本情報を網羅的に解説します。採
用に成功した事例も取り上げるため、企業の採用・人事担当者さまはぜひ当記事をお役立てください。

あさがくナビとは

あさがくナビは、企業からスカウトを送る「ダイレクトリクルーティング」に特化したサイトです。
求人広告を掲載して学生からの応募を待つと同時に、企業から直接アプローチができます。

学生の会員数は40万人以上と業界内でトップクラス。2024年オリコン顧客満足度(R)調査の部門別で顧客満足度1位を獲得するなど、確かな人気を高めています。

企業の利用実績も30,000社を超えており、大企業だけでなく中小企業やベンチャー企業の支援実績も豊富です。
すべての企業に専任のカスタマーサクセス担当がつくので、ダイレクトリクルーティング自体がはじめての企業も安心できます。

あさがくナビを運営する会社は、新卒学生や20代の就職・転職支援を専門としている株式会社学情。
あさがくナビ以外にも「Re就活」といった有名なサイトを運営しています。

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あさがくナビの特徴

あさがくナビはダイレクトリクルーティングに特化していることに加え、採用成功につながるさまざまな特徴を持ちます。ここでは、特に押さえておきたい特徴を解説します。

自社にマッチした人材をスカウトできる機能が充実

あさがくナビには「スカウト機能」が搭載されており、学生が登録した「Web履歴書」や「ガクチカ情報」を見て個別にスカウトメールを送信できます。
学生を見つける際は、「採用条件」「学校情報」「学生の特徴」「保有資格」の4つの視点から絞り込むことが可能で、AIによる自動レコメンドもあります。

ダイレクトスカウトの平均開封率は52％。2人に1人がスカウトを見てくれるため、採用成功だけでなく母集団形成にもつながるでしょう。

LINEと連携したオプション利用が可能

「あさがくナビコミュニケーター」という、LINEを活用した採用管理システムがあることも特徴です。
学生からするとメールや電話よりもLINEのほうが使い慣れていて、コミュニケーションが取りやすいと感じる人が多いです。
あさがくナビコミュニケーターを使えば、セグメント配信や求職者管理、やり取りをスマホのLINEでできるようになり、採用業務にかかる工数とコストを大幅に削減することが可能です。

リアル開催イベントを通じてアクティブな学生との接触ができる

あさがくナビは、さまざまな対面の就活イベントを用意しており、企業は学生と直接会ってアプローチすることができます。
合同企業セミナー「就職博シリーズ」や、少⼈数制ダイレクトリクルーティング型イベント「就活サポートmeeting」がその一例です。
近年の就活市場は以前よりも学生優位の傾向にあるため、企業・学生の双方から理解を深めることがベストマッチングにつながります。

あさがくナビの掲載までの流れ

あさがくナビに求人を掲載するまでの流れは下記のとおりです。

1. 問い合わせ
2. 申し込み
3. 原稿の方向性確認・取材日確定
4. 取材・撮影
5. 原稿の初稿確認
6. 原稿修正・最終確認
7. 掲載スタート

取材日は複数の候補日を提示したうえで決まり、あさがくナビ側と企業側の都合の良い日に実施されます。取材・撮影から初稿が共有されるまでの期間は、「中5営業日～7営業日」です。

あさがくナビの料金

あさがくナビには下記3つのプランがあります。

プランごとの掲載料金は下記のとおりです。

上記の基本料金にオプション価格が上乗せされて料金が決まります。

オプションについては、メインPRムービーは20万円、プラチナ求人案内が20万円/5,000通というように、利用内容によって金額が異なるので、詳細は問い合わせや打ち合わせの際に確認すると良いでしょう。

あさがくナビの採用成功事例

毎年5～10人の採用に成功

【課題】
新卒採用についてのノウハウが不足しており、情報提供やサポート体制が充実した企業を探していた。また、志望者が「本が好き」というだけのケースが多く、母集団の質に課題を感じており、ミスマッチを防止したいという狙いもあった。

【取り組み】
「あさがくナビ」で認知を広げつつ、「就職博」「就活サポートmeeting」といったリアルイベントで中身の濃い面談を実施することで、会社や仕事への理解度を高めた。
「あさがくナビ」は管理画面の使い方が分からないところからのスタートだったが、サポートスタッフが丁寧に教えてくれて安心して使用できた。

【結果】
毎年5～10名の学生を採用することに成功。以前は他社サービスも併用していたが学情ひとつに絞ることを決めた。

【出典】
株式会社大垣書店様｜学情の企画のみで質の高い母集団を形成、毎年5～10人の採用に成功。

2年間のブランクをカバーし、過去最高人数の内定出しに成功

【課題】
新型コロナウイルスの流行により2年間新卒採用を停止していた状況から、急きょ23卒の新卒採用を開始。そのため社内の人的リソースが不足していた。コロナ禍で加速したオンライン化にも対応できておらず、一心同体で採用活動をサポートしてくれる企業を探す中で学情に出会った。

【取り組み】
「あさがくナビゲーター」を使い密なコミュニケーションを効率良く行う、「JobTube Lite」を活用するなどの工夫により、質の高い学生からのエントリーを多数獲得。「就職博」については、合同企業セミナー・説明会の参加自体がほとんど初めてだったが、準備から当日の段取りまでサポートしてもらい、結果として参加企業中トップの面談数につながった。

【結果】
エントリーシートの提出があった学生は100％選考に移行させることができた。過去最高数の内定出しに成功。

【出典】
株式会社伊藤久右衛門様｜2年間のブランクをカバーし、23卒採用で過去最高人数の内定出しに成功。

リアルイベントを通じて数多くの理系学生との面談を実現

【課題】
技術系総合職の「電気・情報系」の学部生の採用に苦戦していた。これまでも合同企業セミナーに出展したことはあったが、9割以上が文系の学生だった。

【取り組み】
学情の「インターンシップ博」に参加。決め手は、過去の開催実績から理系学生の来場数や学部別の比率が高かったことだった。参加にあたっては、あさがくナビで自社ページに「気になる」ボタンを押してくれた学生に告知を行った。

【結果】
当日はスタッフが理系学生を連れてきてくれたりもして、過去に参加した合同企業セミナーとは比較にならないほどの学生と面談に至った。

【出典】
神戸電鉄株式会社様｜これまでとは比べ物にならない数の理系学生と面談。

まとめ

あさがくナビは学生へのスカウト機能を持つ採用サイトで、就職活動をする学生に企業からアプローチすることができます。今の時代、応募を待つだけの採用活動では他社に先を行かれてしまいます。ぜひこれを機に「攻めの採用活動」をスタートしてみてください。

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この記事を書いた人

コンノ

公務員として4年間、人事労務の実務経験あり。 これまで100名以上の事業者をインタビューしており、「企業や個人事業主が本当に悩んでいること」を解決できる記事を執筆します。

監修者

辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
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