若手中途採用に“効く”AI面接サービス10選! 録画型・対話型のメリット・デメリット

若手中途採用に“効く”AI面接サービス10選! 録画型・対話型のメリット・デメリット

評価の一貫性を保ちながら採用工数を大幅に削減できるAI面接サービスは、大量採用が必要な企業やDXを推進している企業で積極的に導入され始めています。

しかし採用担当者としては、AI面接によって求職者がネガティブな感情を抱かないか不安を感じるもの。

そこで今回は、AI面接に対する求職者調査データから、中途採用で活用すべき理由や、録画型・対話型それぞれの特徴、おすすめサービスなどを網羅的に紹介します。

本記事をAI面接サービス導入の第一歩にご活用ください。

中途採用担当者がAI面接サービスを導入すべき理由

AI面接サービスが注目される背景には、採用業務の効率化やDX推進といった企業側の事情だけでなく、求職者側の意識変化があります。

特に20代若手社会人においては、AIを活用した採用に対するポジティブな受け止め方が広がりつつあるでしょう。

2024年9月度 中途採用・転職活動の定点調査|マイナビキャリアリサーチLab

画像出典:2024年9月度 中途採用・転職活動の定点調査|マイナビキャリアリサーチLab

マイナビキャリアリサーチLabが2024年に実施した調査によると、20代の50%以上が「採用活動でAIを活用している企業に対して、応募・入社意欲が高まる」と回答しています。

その理由として多く挙げられているのが、「人の感情ではなく公平に評価してくれそう」「新しい技術や施策を取り入れている企業に好感が持てる」といった点でした。

一方で、30代以上のミドル・シニア層や社会人経験のない学生層のなかには、AI面接に対して慎重・否定的な意見をもつ人も一定数見られます。

ただ、これはあくまで現時点での傾向であり、コロナ禍で急速に広まったオンライン面接のように、AI面接が今後世の中のスタンダードになっていく可能性もあるでしょう。

採用効率を高めるDXツールは試しておくに越したことはありません。
まずは求職者からの好感度の高い「20代若手の中途採用」から、AI面接サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

AI面接サービスの種類とメリット・デメリット

AI面接サービスは、大きく分けて「録画型」と「対話型」の2種類に分類されます。
それぞれのメリット・デメリットや特徴を理解したうえで、自社の採用課題に合ったタイプを選びましょう。

録画型AI面接サービス

録画型は、事前に設定された質問に対して応募者が回答を録画し、その内容をAIが分析・評価する方式です。

大量の応募者を効率よくスクリーニングしたい場合や、画一的な質問項目で評価基準を統一したい場合に適しています。

【録画型AI面接サービスのメリット】

  • 決められた質問項目を順に回答していく方式のため、応募者の心理的ハードルが低い
  • 設定が比較的容易(アバターのアドリブの振る舞いなどを調整する必要はない)
  • 導入コストが対話型より抑えられる可能性がある

【録画型AI面接サービスのデメリット】

  • 回答に応じた深掘り質問ができない
  • 一方通行のコミュニケーションになりやすい
  • 応募者によっては「無機質」と感じる場合がある

対話型AI面接サービス

対話型は、AIがリアルタイムで応募者と受け答えをしながら面接を進める方式です。
アバターやデジタルヒューマンが面接官として登場するサービスも増えています。

応募者の人柄や思考プロセスをより深く見極めたい場合や、温度感のある面接体験を重視する場合に適しています。

【対話型AI面接サービスのメリット】

  • 応募者の回答に応じて質問を変化させ、深掘りができる
  • 人間との面接に近い自然な体験を提供できる
  • 思考力やコミュニケーション能力をより正確に評価できる
  • 応募者の緊張を和らげやすい

【対話型AI面接サービスのデメリット】

  • 録画型に比べてコストが高くなる傾向がある
  • AIの応答精度によっては不自然な会話になるリスクがある
  • システムや通信速度の安定性が求められる

【録画型】おすすめAI面接サービス4選

録画型AI面接サービスの中から、特徴的な4つのおすすめサービスを紹介します。
まずは料金と主なポイントを一覧で確認しましょう。

サービス名 料金 特徴
Track AI Interview 要問合せ(無料トライアルあり) オーダーメイドで導入可能、3領域15項目の評価
AI RECOMEN 初期費用0円、1面接あたり 700円 価格が明瞭、低コストでAI面接の基本を試せる
HireVue 要問合せ(無料トライアルあり) 大手導入実績多数、プログラミングテストも可能
面接サポートさくらさん 要問合せ 関連AIサービスとの併用で採用フロー全体を支援

Track AI Interview

Track AI Interview

画像出典:Track AI Interview

Track AI Interviewは、株式会社ギブリーが提供する録画型AI面接サービスです。

最大の特徴は、企業ごとのオーダーメイドを前提としたサービスであること。
企業独自の評価指標を職種・等級に応じて設定し、重みづけまで自由に調整することが可能です。

AI面接後、録画したWeb面接動画はAIが自動で要約・文字起こし・スコアリング。
「思考力」「ヒューマンスキル」「ビジネスリテラシー」の3領域・15項目で応募者を多角的に評価します。

AIの評価と判定材料(面接の抜粋テキスト)を同時に確認可能なため、人間が納得感をもって最終的な合否を決めることができるでしょう。

「根拠」を重視したAI面接を実現したいと考える企業におすすめのサービスです。

AI RECOMEN

AI RECOMEN

画像出典:AI RECOMEN

AI RECOMENは、株式会社アイエンターが提供する録画型AI面接サービスです。
初期費用は0円、1面接あたり 700円で利用可能なため、気軽なトライアルができるでしょう。

なお、AI RECOMENには「for 採用」と「for 面接練習」の2パターンがあり、「for 面接練習」は求職者側でも活用されています。

24時間365日、どこにいても面接対応ができるのはもちろん、録画・要約・文字起こし・表情分析といったAI面接サービスの基本的な機能は網羅的に備わっているサービスとなっています。

初期コストを抑えつつ、まずAI面接を試してみたい企業におすすめと言えるでしょう。

HireVue

HireVue

画像出典:HireVue

HireVueは、タレンタ株式会社が提供する録画型AI面接サービスです。
アメリカで開発されたツールですが、日本でも大手企業を中心に100社以上で導入されている高い実績を誇ります。

特徴は、事前に質問を設定しておく「録画面接」以外にも多数の機能を持つこと。
リアルタイムで応募者と直接オンラインで会話できる「ライブ面接」や、27言語に対応するプログラミングテストも可能です。

AI面接を併用したエンジニア採用を検討する企業におすすめです。

面接サポートさくらさん

面接サポートさくらさん

画像出典:面接サポートさくらさん

面接サポートさくらさんは、株式会社ティファナ・ドットコムが提供する録画型AI面接サービスです。

同サービスは企業や自治体のDXを支援する「AIさくらさん」シリーズのひとつ
AIが候補者の日程調整から一次面接、採用試験の採点までを担当します。

加えて、「日程調整さくらさん」と連携すれば、面接官との日程調整まで自動化可能。
「AIさくらさん」シリーズ全体で見ると、採用領域のみならず支援範囲は非常に広大で、カスタマイズ性も高いため、全社的にDXに取り組む展望がある企業にはぴったりでしょう。

【対話型】おすすめAI面接サービス6選

続いて、応募者がリアルタイムでAIとコミュニケーションできる対話型AI面接サービスを6つ紹介します。

サービス名 料金 特徴
AI面接+ 要問合せ(無料トライアルあり) 質問自動生成、主要求人媒体とのデータ連携
PeopleX AI面接 要問合せ(無料トライアルあり) リアルな唇の動きや身振り手振りをするAIアバター
DuDo AI面接サービス 要問合せ(無料トライアルあり) 実際の社員をモデルにした高精度なAIアバター
Our AI面接 月額換算7.5万円~ 国内唯一の定額制AI面接サービス
SHaiN 完全従量課金制(正社員:5,000円/件、アルバイト:1,000円/件) 初期費用0円、アルバイト向けプランもあり
AI面接官 要問合せ(無料トライアルあり) 新卒採用に強み、大手企業・大量採用向け

AI面接+

AI面接+

画像出典:AI面接+

AI面接+は、株式会社リンクウェイが提供する対話型AI面接サービスです。

採用要件や募集職種に応じて、AIが自動で最適な質問を生成してくれるため、質問内容を一から考える手間はありません。

また、マイナビやリクナビなどの求人媒体からのデータ連携も可能なため、導入ハードルの低いサービスと言えるでしょう。
もちろん、企業側で質問を考えて設定しておくことも可能です。

なお、「AI質問生成機能」でテーマを設定すれば、AIが候補となる質問案を考えてくれるため、AIの力を借りながらオリジナル質問を作成できるでしょう。

料金は要問合せですが、公式サイトによると「1面談あたり数百円から」利用が可能です。

PeopleX AI面接

PeopleX AI面接

画像出典:PeopleX AI面接

PeopleX AI面接は、株式会社PeopleXが提供する対話型AI面接サービスです。

最大の特徴は「自然な会話体験」。
リアルな唇の動き、身振り手振りをするAIアバターが面接を担当するため、会話が機械的になりすぎず、候補者本来の魅力を引き出すことが可能です。

アイスブレイクや深掘り質問もできるので、より人間の面接に近いサービスと言えるでしょう。

加えて、人権尊重の観点や法令等を踏まえた評価設計も強み。
公平な評価や候補者体験の高さから、多くの企業で導入されています。

DuDo AI面接サービス

DuDo AI面接サービス

画像出典:DuDo AI面接サービス

DuDo AI面接サービスはDuDo株式会社が提供する対話型AI面接サービスです。

同サービスならではの独自性は、実際の社員をモデルにした高精度なAIアバターを生成できること。

採用担当者そっくりのアバターによる面接は、汎用型アバターと比べて親近感を持たれやすいのに加え、二次面接などで対面した際のギャップも解消できるでしょう。

また、応募者は何度でも面接をやり直しでき、採用担当者はすべての面接記録を閲覧可能
応募者の熱意やこだわりも含めて総合評価することができるでしょう。

AI面接でも「人間らしさ」にこだわって面接体験を提供したいと考える企業に最適です。

Our AI面接

Our AI面接

画像出典:Our AI面接

Our AI面接は、JetB株式会社が提供する対話型AI面接サービスです。

公式サイトによると、AIアバターと自然な対話で面接できるサービスはOur AI面接が日本初
昨今のAI面接サービスブームに先駆けてローンチされたパイオニアと言えるでしょう。

Our AI面接の強みはコストパフォーマンスの高さ。
国内唯一の定額制AI面接サービスとして月額換算7.5万円~の料金から利用可能です。

他サービスは月額基本使用料に加え、1面接ごとの従量課金となるのが一般的なため、大きな差異があるでしょう。

面接数の多い企業や明瞭な料金で試してみたい企業におすすめです。

SHaiN

SHaiN

画像出典:SHaiN

SHaiNは、株式会社タレントアンドアセスメントが提供する対話型AI面接サービスです。

質問項目は独自開発の「戦略採用メソッド」に基づきAIが構築
評価はAIが10項目を10段階評価で判定します。

もちろん、フリー質問を設定することも可能です。

料金は完全従量課金制で、初期導入費は0円
ローコストでスタートすることができるでしょう。

正社員採用向けのプランは5,000円/件、アルバイト採用向けのプランは1,000円/件で利用可能。

アルバイト採用向けプランを用意しているAI面接サービスは少ないため、アルバイト目的での利用を考えている企業にもおすすめです。

AI面接官

AI面接官

画像出典:AI面接官

AI面接官は、株式会社VARIETASが提供する対話型AI面接サービスで、特に新卒採用のAI面接を得意としています。

経済産業省が定める「社会人基礎力」を含めた16項目の評価や志望動機を、面接後約15分でレポーティングするスピード感が強みです。

また、面接終了後も人材要件や重みづけを変えれば再度総合得点が計算され、通過者を簡単に算出することもできます。

新卒採用を含む大量採用での工数を削減したい企業にぴったりでしょう。

中途採用での利用事例もあるもののメインの活用方法ではないため、詳細が気になる場合は、問い合わせてご確認ください。

AI面接サービスで若手中途採用の質と効率を最大化させよう

AI面接サービスは、採用工数の削減と評価の標準化を同時に実現できる強力なツールです。

特に20代の若手層はAI活用企業に対してポジティブな印象を持つ傾向があり、中途採用においては「最先端のツールを使っている企業」というブランディング効果も期待できるでしょう。

今回紹介した10個のサービスの多くは無料トライアルやデモを提供しているため、まずは実際にいくつか試して使用感を確認してみてください。

アバターや文字起こしのクオリティなどはもちろん、管理画面の操作のしやすさなども、実業務に深く影響するチェックポイントとなります。

加えて、求人出稿~応募管理のフローも効率化したい場合は、採用支援ツールの採用係長の併用もおすすめ。

AI面接サービスではないものの、面接情報記録機能や質問項目テンプレート、面接評価グラフなど、面接に関する機能も充実しています。

無料トライアルもありますので、ぜひお試しください。

採用係長に関するお問い合わせはこちら

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この記事を書いた人
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安光あずみ

求人広告代理店で7年間務めたのち、フリーライターとして活動中。代理店在籍時は掲載型媒体やIndeedの営業、採用広告バナーのディレクション等を担当。さまざまなニーズの求人広告を取り扱った知見を活かし、採用に役立つ記事を執筆します。

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。