- この記事を読むと、Indeedの企業レビューについてと、採用活動においての役割を知ることができます。
- Indeedの企業レビューとは、Indeedの企業ページに設置されている、現社員と過去に働いていた人から投稿される口コミ機能です。
- 職場環境を整えて、社員満足度が向上すれば、企業レビューも自然と良い内容の投稿が増えていき、求職者の応募獲得に有利に働きます。
Indeed(インディード)では、求人票を登録している企業に対し、「企業ページ」を無料で提供しています。
その企業ページ機能の1つに「企業レビュー」機能があります。
求職者は求人票を見て興味を持った際に、「企業レビュー」があれば、そのレビューを参考にする方も多いでしょう。
そこで今回は、Indeedの企業レビューが、採用活動においてどのような役割を果たすのか、お伝えします。
※Indeedについてはこちらで詳しく解説しています。
⇒Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!
目次
Indeedの企業レビューとは?
Indeedの企業レビューは、Indeedの企業ページに設置されている、現社員と過去に働いていた人から投稿される口コミ機能です。
Indeedの企業ページとは?
企業ページとは、Indeed上で企業の紹介ページを作成できる機能で、下記のようなコンテンツで構成されています。
- 企業トップ:トップページ(上部画像参照)
- 企業の魅力:文章や写真だけでなく動画やSNS投稿の埋め込みなど、自由度の高い企業PRページを作成できる
- クチコミ:実際に働く・過去に働いていた社員が企業を評価し投稿できる機能(本記事のテーマ)
- 給与:過去のIndeed上の求人広告や投稿情報をもとに推定される給与情報が記載されている
- 写真:社内風景やイベント写真などを自由に投稿できる
- 質問箱:求職者同士の情報交換をQ&A形式で行う
企業ページについては、下記ページでも紹介していますのでご参照ください。
⇒Indeedで作れる企業ページとは|何のために作るのか
Indeedの企業レビュー機能の役割
Indeedの企業ページに投稿されている企業クチコミは2億件です。(※2019年12月27日現在)
現社員または、退職した社員がレビュアーとなり、さまざまな声が掲載されています。
企業レビューには、求人票には記載されていない情報が含まれるため、企業研究や応募先の絞り込みに積極的に役立てている求職者も少なくありません。
企業レビューは、企業ページの情報をより充実させる重要な役割を担っており、自社のブランディングや採用戦略にも影響する機能であるといっても過言ではありません。
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求職者が企業レビューを重宝する2つの理由
求職者が企業レビューを重視している理由は主に2つあります。
- 選考中や入社後のミスマッチを避けたい
- 良いことしか書かれていない求人票は信用性に欠ける
上記の理由を1つずつ見ていきましょう。
選考中や入社後に発覚するミスマッチを避けたい
求職者側と企業側の双方で言えることですが、あらゆる採用・選考シーンにおいて「応募前に想像していた雰囲気と違う」「会ってみると求める人材ではなかった」というミスマッチは極力避けたいものです。
求職者は、まず求人票を見てその企業が提示する条件や必要とするスキル・能力を知るわけですが、求人票の情報のみでは、断片的な企業情報しか得ることができません。
そんな状況で応募すると、求職者は「実際に会社に訪問してみるとイメージと違った」という印象を持つ可能性が高く、企業側も「求める人材像とは異なる人が来てしまった」という印象を持ってしまうため、双方のミスマッチにつながります。
そうったミスマッチを防ぐために活用できるのが、企業ページの「レビュー機能」です。
実際に働いている人の自由度の高いコメントや評価で、その職場の環境や募集している職種などがより想像しやすくなります。
良いことしか書かれていない求人票は信用性に欠ける
求人票は企業が一方的に発信する情報であるため、どうしても企業側の主観が入ってしまいがちです。
企業側も一定のブランドイメージを保つ必要があるため、求人内容でプラス面やPR面を全面に押し出した求人票を作成してしまうケースが多いです。
こういった時に求職者が参考にするのが、実際に働いている社員によって評価された「企業レビュー」です。
Indeed上で求職者から最も信頼される企業情報源は「現場社員の声」
個々の主観にはなりますが、その人が思う「良いところ」と「改善すべきところ」を知ることは、求職者がその企業に応募するかどうかの判断に役立ちます。
また、職場の課題や好きなところなど、その社員が感じていることがレビューに書かれていることで、企業の雰囲気も掴みやすくなります。
例えば、求人票に「成果報酬制・実力主義」と書かれていても、それだけの情報では、膨大なノルマの元で競争させられるのか、社歴に関わらずやる気次第で昇格できる環境なのか、判断しづらいです。
その点、企業レビューでは、実際に働いている社員の声が反映されているため、求人票で記載されている現場についてより具体的に把握することができます。
※関連記事はこちら
⇒Indeedで応募を増やす秘訣は「クチコミ」機能|効果的な活用方法とは?
企業側がIndeedの企業レビューを管理する際の注意点
投稿された企業レビューは削除できない
Indeedの企業レビューは、そのクチコミを投稿したユーザー本人以外は削除できません。
また業界・業種に関わらず派遣社員の方は、派遣先企業に愛着を持ちづらく、どうしても批判的な意見が多くなってしまう傾向にあります。
企業側は、投稿された内容を真摯に受け止めて、今後の改善に役立て、レビュアーに対しても誠実に対応することを心がけましょう。
投稿されたレビューに対して、企業側はなるべく早く返信する
投稿されたレビューは、自社で働くやりがいや満足している内容で記載をされているレビューもあれば、日ごろから不満に思っている内容を書かれたレビューもあるでしょう。
企業側は、特に不満に思っている内容については、課題を把握した上で改善に努めると同時に、投稿した方へなるべく早く返信をして、丁寧に説明すると良いでしょう。
まとめ
Indeedの企業レビュー機能は、社内外を含めて、さまざまな方が閲覧できます。
投稿されるレビューには、自社の課題や不満などが書かれ、課題が顕在化されることもありますが、その課題に真摯に向き合い、求職者が不安なく応募したいと思えるような職場環境を整えることが重要です。
課題の改善に取り組むことで、社員の離職率が下がり、結果として採用コストのも削減につながります。
社員満足度が向上すれば、企業レビューも自然と良い内容の投稿が増えていき求職者の応募獲得に有利に働くので、積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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