アルバイト・パートの求人を出すとき、掲載先の候補によく挙がるのが「タウンワーク」です。ただ、タウンワークは2025年に掲載の仕組みが大きく変わりました。紙のフリーペーパーが休刊し、料金も従来の掲載課金からクリック課金へ移っています。「掲載課金はいつまで?」「いまいくらで出せるの?」と気になっている方も多いはずです。
この記事では、タウンワークの料金と掲載方法を、2025年の変更点を踏まえて企業向けに整理します。費用を抑える考え方や、どんな採用に向くかまで確認できます。
タウンワークも含めて複数の媒体を見比べたい方は、あわせてこちらもどうぞ。アルバイト向けの求人サイトを料金や無料枠で比較しています。
⇒アルバイト求人サイト比較16選|料金・無料枠・向く職種がわかる
目次
タウンワークとは?まず特徴を整理
タウンワークは、株式会社リクルートが運営するアルバイト・パート向けの求人媒体です。1998年の創刊以来、「バイトするならタウンワーク」のテレビCMでも知られ、勤務地で仕事を探す求職者に長く使われてきました。
媒体としての要点をまとめると、次のとおりです。
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 種類 | アルバイト・パート向けの求人媒体(有料) |
| 掲載の場 | Web版「タウンワークネット」。紙のフリーペーパーは2025年3月末で休刊 |
| 料金 | Indeed PLUS経由のクリック課金(有料掲載は3,000円〜、予算の上限を設定可能) |
アルバイト・パート専門で知名度が高い
タウンワークは、アルバイト・パートに絞った求人媒体です。リクルートは公式に「ブランド認知度No.1」とうたっており、仕事探しのときに「まずタウンワークを見る」という求職者も少なくありません。求人サービスが増えるなかで、知名度の高さは応募を集めるうえで一つの強みになります。
エリア単位で地元の求職者に届けやすい
タウンワークは都道府県や地域ごとに分かれていて、採用したいエリアの求職者にしぼって求人を届けられます。地元の応募が集まりにくいと感じている店舗や中小企業にとっては、近くで仕事を探している人にアプローチしやすい点がメリットです。
専門職には不向きだが、幅広いアルバイト採用に向く
利用者の職種や年代にかたよりが少ないため、飲食や販売、軽作業など、はばひろいアルバイト・パートの募集に向いています。一方で、専門スキルや資格を持つ人材をねらった採用には向きません。専門職を採りたい場合は、ほかの媒体との併用も検討するとよいでしょう。
2025年に大きく変わったタウンワークの掲載方法
タウンワークでいま求人を出すなら、まず2025年の変更を押さえておく必要があります。変わったのは「紙の有無」と「料金の仕組み」の2点です。
紙のフリーペーパーは2025年3月末で休刊した
長く親しまれてきた紙のフリーペーパー版は、全国の全版が2025年3月末で休刊しました。駅やコンビニ、スーパーで配布されていた冊子はもう発行されておらず、現在はWeb版「タウンワークネット」に一本化されています。「紙に載せたい」という前提で検討していた方は、いまはWebが基本になる点に注意してください。
紙版の休刊の経緯や、紙で求人を配っていた事業者の次の一手については、こちらでくわしく整理しています。
⇒タウンワークの紙版(フリーペーパー)休刊後、どう求人を出す?
掲載は「Indeed PLUS」経由のクリック課金になった
もう一つの変更が料金の仕組みです。従来の「掲載枠を買って一定期間載せる」掲載課金型は2025年3月末で終了し、現在はIndeed PLUSという配信のしくみを通したクリック課金型に切り替わりました。求人がクリックされた分だけ費用が発生し、予算の上限を自分で決められる形です。
Indeed PLUSは、リクルートとIndeedによる求人配信のプラットフォームで、タウンワークのほかリクナビNEXTやはたらいくなどのリクルート系媒体にも求人が配信されます。Airワークなどの採用管理ツールやIndeed連携の管理画面から求人を作成すると、タウンワークを含む配信先にまとめて掲載される流れです。

2025年以降、タウンワークへの掲載はIndeed PLUS経由が基本です
Indeed PLUSのしくみや使い方は、こちらでくわしく解説しています。
⇒Indeed PLUS(インディードプラス)とは?特徴・仕組み・利用方法まで解説
タウンワークの掲載料金はいくら?
現在のタウンワークは、有料の掲載で3,000円から始められます。求人がクリックされた分だけ費用がかかるクリック課金で、予算の上限を自分で設定できるため、想定以上にコストがふくらむ心配はありません。
実際の金額は、募集するエリアや原稿の内容、かけられる予算によって変わります。固定の料金表があるわけではないので、具体的な見積もりは公式の問い合わせ窓口や、取り扱いのある代理店で確認するのが確実です。
「首都圏は1週間19,000円〜」といったエリア別の固定料金表は、掲載課金型だった2024年以前の情報です。2025年3月末でこの仕組みは終了しているため、古い料金表を見かけても現在の金額とは異なります。
費用を抑えるための考え方
クリック課金では、やみくもに掲載するより、限られた予算を効かせる工夫が大切です。次のような点を押さえておくと、ムダな費用を減らしやすくなります。
- 予算の上限を設定し、想定の範囲で運用する
- 仕事内容や条件をわかりやすく書き、クリックから応募につながる求人票にする
- 自社の採用ページもあわせて用意し、求人媒体だけに頼らない流入をつくる
なお、以前あった「つど割」「全国共通割」といったポイント先払いの割引は、掲載課金型を前提にした制度でした。仕組みが変わった現在は、これらの割引を前提に費用を見積もらないほうが安全です。利用できる割引があるかどうかは、申し込み時に確認してください。
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タウンワークはどんな採用に向いている?
タウンワークは、幅広い年代のアルバイト・パート求職者が利用する媒体です。リクルートが公表した利用者の構成比(2021年時点)では、Web版の年代分布は次のようになっていました。
| 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | |
| Web版 | 13% | 43% | 14% | 13% | 17% |
20代が中心ですが、各年代がまんべんなく使っているのが特徴です(数値は2021年時点の公表値で、最新の構成比は変わっている場合があります)。学生から主婦や主夫、シニアまで幅広い層に届くため、職種を限定しないアルバイト採用と相性がよい媒体だといえます。
反対に、勤務地よりも専門性で人材を探したい採用には、あまり向きません。応募者の多くは「家の近くで働きたい」という基準で求人を選ぶため、エリアで探せるタウンワークの強みが活きる一方、ニッチな職種では母集団が集まりにくいことがあります。
タウンワークとIndeed・求人ボックスの使い分け
アルバイト採用では、タウンワークのほかにIndeedや求人ボックスといった求人検索エンジンもよく使われます。性格が違うので、ざっくり整理しておきましょう。
- タウンワーク:アルバイト・パートに特化し、エリア単位で地元の求職者に届けやすい
- Indeedや求人ボックス:掲載求人数が多く、無料掲載から始めて必要に応じて有料で露出を増やせる
「まずは費用をかけずに試したい」ならIndeedや求人ボックスから、「地元のアルバイト採用に絞って届けたい」ならタウンワーク、というのが一つの目安です。タウンワークとIndeedのより細かい比較は、こちらでまとめています。
⇒タウンワークとIndeedを比較|どっちが向く?2025年以降の違いと使い分け
タウンワークに求人を掲載するには?
現在のタウンワークは、Indeed PLUS経由の掲載になったため、出し方も以前と変わりました。主な進め方は次のとおりです。
- 公式の問い合わせフォームから申し込む
- Airワークなどの採用管理ツールや、Indeed連携の管理画面で求人を作成する
- すでにタウンワークを使ったことがある場合は、取り扱いのある代理店に相談する
Airワークはリクルートが提供する採用管理ツールで、作成した求人をIndeed PLUS経由で配信できます。使い方は、こちらでくわしく紹介しています。
⇒Airワーク(エアワーク)とは?使い方・料金・Indeed連携・掲載先を解説
掲載に関するよくある疑問
掲載前に気になりやすい点をまとめました。
- 掲載期間は?……クリック課金が基本のため、以前のような「1週間単位の掲載枠」ではなく、予算の範囲で掲載を続ける形になります。くわしい運用は申し込み時に確認してください。
- 掲載エリアは選べる?……募集する勤務地に合わせてエリアを指定できます。地元採用に向くのは従来どおりです。
- 無料で載せられる?……タウンワーク自体に無料掲載の枠はありません。無料で求人を出したい場合は、後述の自社採用ページや無料の求人サービスを併用する方法があります。
アルバイト・パート採用を効率化するなら「採用係長」
タウンワークのような求人媒体とあわせて、自社の採用ページを持っておくと、媒体だけに頼らない応募の入口をつくれます。求人票の作成から、求人検索エンジンへの連携、応募者の管理までまとめて行うなら、「採用係長」が便利です。
採用係長で作った求人ページは、求人ボックスやGoogleしごと検索など最大5つの求人検索エンジンにワンクリックで連携できます。自社の採用ページを無料で作成して、採用活動を始められます。
自動で有料プランに移行することはありません。
「まずは費用をかけずに求人を出したい」という方は、無料で求人広告を出せるサービスもあわせてご検討ください。
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まとめ
タウンワークは、アルバイト・パートに特化した知名度の高い求人媒体です。エリア単位で地元の求職者に届けやすく、職種を限定しない採用と相性がよい一方、専門職の採用には向きません。
2025年には紙のフリーペーパーが休刊し、掲載はIndeed PLUS経由のクリック課金へと切り替わりました。有料掲載は3,000円から、予算の上限を決めて運用できます。古い固定料金表は現在の金額とは異なるため、見積もりは公式や代理店で確認するのが確実です。タウンワークの特徴と現在のしくみを踏まえ、自社の採用に合うかどうかを見きわめてみてください。
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