【基本無料】ハローワークインターネットサービスとは?地元人材を獲得できるオススメのサービスです

ハローワーク インターネットサービス

3行でわかる!この記事の要約
  1. この記事を読むと、採用側が知るべきハローワークインターネットサービスとはなにか、利用方法が理解できます。
  2. ハローワークインターネットサービスとは一言でいうと、ハローワークが掲載している求人情報をWeb上で検索・閲覧できるサービスです。
  3. 求人者マイページから求人の申し込みやハローワーク経由の応募者管理を行えて、快適に利用できるようになっているので、一度ご覧になってみてください。

「ハローワーク」と聞くと、全国に設置されたハローワークの窓口に足を運び、そこで担当の方と話をしながら求職活動や採用活動を行うイメージがある方も多いかもしれません。

しかし、「ハローワークインターネットサービス」を利用することで、その都度ハローワークの窓口に出向くことなくオンライン上で求職活動や採用活動を展開できます。

今回はそんなハローワークインターネットサービスの概要や特徴、そして利用方法についてまとめてみました。

ハローワークインターネットサービスとは

ハローワークインターネットサービスとは、パソコンをはじめスマートフォンやタブレットなどでハローワークが掲載している求人情報を検索・閲覧できるサービスのことを指します。

以前よりハローワークインターネットサービスは提供されていましたが、2020年1月6日にサービスの拡充が図られたことにより、より多くの機能が利用できるようになりました。

主な変更点は以下の通りです。

  • スマートフォンやタブレット表示に対応した
  • マイページを開設できるようになった
  • 求人票の一新

ハローワークインターネットサービスのWebサイトが、スマートフォンやタブレット端末に対応しました。そのため、それぞれの端末でも画面表示が崩れることなく快適に求人情報を閲覧できます。

また、詳しくは後述しますが「求人者マイページ」といった機能が搭載されたことにより、検索条件の保存やオンラインでの求人申し込みはもちろん、ハローワークへの採否連絡などのサービスが利用可能です。

そして、なんといっても求人票が一新したことによって掲載情報量が増えただけでなく、そこから得られる情報量も多くなりました。そのため、求職者はより豊富な掲載情報の中から自身に見合った求人が検索可能となっています。

採用を行う企業は求人票に写真や地図ソフトを利用した所在地情報を提供できるなどより多くの情報を求職者に届けられます。

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ハローワークインターネットサービスでできること

ハローワークインターネットサービスでできること
さて、ここではハローワークインターネットサービスでできることを詳しく見ていきましょう。

求職者

仕事を探している人がハローワークインターネットサービスでできることは、次の通りです。

  • 仕事を探す
  • ハロートレーニングを探す
  • ハローワークを利用する
  • 求職者マイページを利用する
  • イベントを探す

仕事を探す

ハローワークインターネットサービスでは、全国のハローワークで受理した求人を検索可能です。

また、利用者は社会人に限らず学生や障害のある方でも求人情報を検索・閲覧できます。

ハロートレーニングを探す

ハローワークがあっせんする職業訓練(ハロートレーニング)についての情報を検索できます。

ハロートレーニングとは、雇用保険を受給している求職者を主な対象とした「公共職業訓練」と雇用保険を受給できない求職者を対象とした「求職者支援訓練」の総称で、
希望する職に就くために必要な職業スキルや知識を習得できる公的な制度のことです。

なお、これから就職を目指している人全員が利用対象者となり、障害を持っている人や学卒者、スキルアップを目指す在職者向けの訓練なども用意されています。

公的な制度であることから受講費は基本的に無料ですが、在職者や学卒者を対象としたハロートレーニングは別途費用がかかるので気を付けましょう。

ハローワークを利用する

ハローワークインターネットサービス上で求職情報を入力(求職仮登録)をしたうえで、実際にハローワークの窓口にて求職申し込み手続きを行うことができます。

求職者マイページを利用する

ハローワークインターネットサービスを利用し、求職者マイページを開設することで主に以下のことができるようになります。

  • 求人情報の検索(検索条件の保存も可能)
  • 求人活動状況の確認(ハローワークから紹介を受けた求人の確認)
  • ハローワークに登録した求職情報の確認
  • メッセージ管理

また、就職した後や有効期間が切れたために求職登録が「無効」となってしまった場合には、求人検索をはじめとした多くの機能がマイページ上で利用できなくなるので注意しましょう。

なお、求職登録の有効期間は原則としてハローワークで求職申込み手続きを行った日の属する月の翌々月とされており、有効期間の終了月にハローワークで職業相談や職業紹介を受けた場合には有効期間が1カ月単位で延長されます。

イベントを探す

全国のハローワークで開催される面接会やセミナー等のイベント情報を検索・閲覧できます。

事業主の方

事業主の人がハローワークインターネットサービスでできることは、次の通りです。

  • ハローワークを利用する
  • 求人者マイページを利用する
  • イベントを探す
  • 雇用保険・助成金の案内を見る

ハローワークを利用する

ハローワークで申し込んだ求人を、全国のハローワーク内に設置されている端末で公開することはもちろん、ハローワークインターネットサービス上でも全国の求職者に向けて公開されます。

ハローワークインターネットサービスの1日当たりのアクセス数は約40万件(令和元年度末時点)となっていることからも、非常に多くの求職者に向けて発信が可能だといえるでしょう。

また、事業所の外観や職場風景、取扱商品などの画像情報を掲載できることはもちろん、事業所からのメッセージといったPR情報も掲載可能なことから、文字だけでは伝わらない視覚的な情報も求職者に届けられます。

応募が増えるような求人条件の提案や雇用管理に関する提案も行ってくれるため、どのように掲載すればいいのかわからない場合であっても安心して利用できるでしょう。

募集する職種についても豊富なデータに基づく情報を提供してくれることから、より具体的な掲載内容のブラッシュアップが可能です。

求人者マイページを利用する

ハローワークインターネットサービスを利用し、求人者マイページを開設することで会社のパソコンなどから次のことができるようになります。(一部サービスはハローワークへの来所が必要)

  • 求人の申込み(求人内容の変更、取消等)
  • ハローワークから紹介を受けた応募者の管理
  • 選考結果のハローワークへの連絡(登録)
  • 求職情報の検索

求人の申込み

ハローワークインターネットサービスを利用することで、新規の求人申し込みや求人内容の変更、求人の取り消しが可能です。

また、事業所の外観をはじめ職場風景や取扱商品、事業案内パンフレット等の画像情報を登録・公開できることから、求職者に対してより自社のことを知ってもらう場を作れます。

応募者の管理

ハローワークから紹介を受けた求職者の情報(紹介状)の確認をはじめ、メッセージの作成・確認、選考結果をハローワークへ連絡できます。

オンライン上でそれらの作業が行えることから、作業効率化及び作業時間の短縮が期待できるでしょう。

求職情報検索

ハローワークに求職登録した人のうち求職情報の公開を望んだ人を対象として、経歴や専門知識、資格などの情報を検索可能です。

また、自社の求人条件に見合う求職者がいた場合、ハローワークと相談した上でハローワークより求職者へ直接連絡してもらうことができます。

職業紹介事業等を行う事務所・自治体

地方自治体・公共職業能力開発施設または職業紹介事業者(厚生労働大臣の許可・届出番号がある方)に該当する場合、ハローワークインターネットサービスからハローワーク求人・求職情報提供サービスを新規利用するにあたっての仮登録申請を行えます。

また、申請が認められた後はハローワーク求人・求職者情報提供サービスが利用可能となります。

ハローワークインターネットサービスの利用方法

ここではハローワークインターネットサービスの利用方法について、見ていきましょう。

求職者

ハローワークインターネットサービスにおいて求職者マイページを利用する場合、ハローワークにて求職申込を行わなければなりません。

ハローワークの窓口にて求職登録ならびにマイページで利用するメールアドレスの登録手続きが完了している場合、インターネット上で以下の手順を経ることによりマイページの開設が可能です。

  1. マイページ利用規約等への同意
  2. メールアドレスの入力
  3. パスワードの登録
  4. 求職者マイページアカウント登録完了、求職者マイページの開設

また、求職申し込みの際には事前に自宅のパソコン等で求人情報を仮登録してから14日以内にハローワークへ出向くことで、時間の短縮に繋がります。

詳しくは、ハローワークインターネットサービスの公式ページをご覧ください。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/member/mem_top.html

事業主の方

事業主が求人者マイページを開設するためには、ハローワークに事業所登録をする必要があります。

また、事業所登録にあたってはハローワークインターネットサービスから手続きを開始する場合と、ハローワークの窓口から手続きを開始する場合の2通りの手順があります。

手順の詳細については、ハローワークインターネットサービスの公式ページにて確認できます。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/enterprise/ent_establish.html

職業紹介事業等を行う事務所・自治体

職業紹介等を行う事務所・自治体がサービスを利用する場合、インターネット上から仮登録を行ったうえで労働局宛利用申請書を提出(郵送または持参)する必要があります。

仮登録申請URL:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/provide/provide_top.html

まとめ

採用の流行とトレンド

今回はハローワークインターネットサービスの概要や特徴、利用の仕方について解説しました。

ハローワークでの求人と聞くと、なんだかアナログで古臭い印象を抱く方も多いかもしれませんが、昨今ではオンラインサービスの拡充により快適に利用できるようになっています。

ぜひこの機会に一度、ご覧になってみてください。

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この記事を書いた人
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採用Webマラボ編集部

採用に関するお悩みならお任せ!採用業界に精通しており、Indeedや求人ボックスなどの求人検索エンジンから、リスティング・ディスプレイ広告などまで幅広い知識を持った、採用Webマーケティングのコンサルタントなどが記事を執筆していますm(_ _)m

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
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