採用活動を行う中で多くの企業が採用サイトに力を入れており、採用サイトの制作を検討している人事・採用担当者もいるでしょう。
いざ、自社で採用サイトを作る時に実現したい機能と、予算のバランスを考える必要があります。
当記事では採用サイト制作費の見積もり例から、外部に採用サイト制作を依頼する場合と採用管理ツールを使って制作する場合の料金相場について解説いたします。
自社採用サイトでの採用活動を考えている企業の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
採用サイト制作費の見積もり例
採用サイトを制作するには、Webディレクターやデザイナー、コーダー/エンジニアといった制作に関わる人員の人件費が発生します。さらに採用サイト内のコンテンツ制作費用と、サイト公開後の運用・保守費用が必要です。
インタビューや写真撮影の工数が入れば、その分の費用も追加されます。
採用サイトを通して実現したい目標は企業によってそれぞれです。
そのためにどのようなコンテンツが必要か、採用サイトのボリュームはどれくらい膨らんでいくのか、制作会社やフリーランスのクリエイターと話し合って内容を詰め、予算とすり合わせることが重要です。
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外部に採用サイト制作を依頼する
1からサイトを制作する場合は、専門的な知識やスキルが必要です。
そのため、制作会社やフリーランスのクリエイターへの依頼を行うこととなりますが、制作できるサイト自体のボリュームや、求めている機能、コンテンツ、デザインが実現できるのかを、金額帯別に紹介します。
制作費100万円以上の採用サイト
サイトボリューム | 20ページ以上 |
コンテンツ |
|
デザイン | オリジナルデザイン |
制作期間 | 2~3か月程度、ボリュームによってはそれ以上 |
制作費に100万円以上をかけるとオリジナルデザインでサイトの制作が可能です。
社員紹介やインタビュー記事など、原稿や画像の準備に取材が必要なものまで取り入れられるため、採用サイトから会社の雰囲気を理解してもらえます。
また、目標値の策定や目標に向けてどんなプランで採用サイトを制作すればいいかという企画設計にかかる工数にも費用が必要です。
なお、SEO施策で上位表示を狙う場合、はじめに行う分析業務の工数、ターゲットとするキーワードの検索ボリュームに合わせて費用が変動します。
採用コンテンツ以外にも、Webメディアに取り上げてもらうことを目的に、ブランディングにも関わるコンテンツを制作できます。
制作費50万~100万円の採用サイト
サイトボリューム | 15~20ページ前後 |
コンテンツ | オリジナル原稿や取材が必要なコンテンツ |
デザイン | オリジナルデザイン(一部デザインにテンプレート利用、もしくは同一レイアウトの流し込みで予算が抑えられます) |
制作期間 | 1~2か月程度 |
オリジナルデザインでのサイト制作が可能です。
50万~100万円と幅がありますので、デザインの一部にテンプレートを利用したり、レイアウトの流し込みにて対応することで、予算に合わせて制作できます。
また、こちらの価格でも取材が必要なコンテンツを取り入れることが可能です。
コンテンツの量に応じて金額が変動するので、インタビューの人数や、それに基づくページ数を相談すると良いでしょう。
なお、フリーランスのクリエイターに依頼するのも一つの手段です。
WordPressなどのCMSを利用して構築してもらえる可能性があります。希望する使用感や、求める機能に合わせてカスタマイズできるため、自社に合わせた採用サイトが作れます。
制作費10万~50万円の採用サイト
サイトボリューム | 10ページ前後 |
コンテンツ | 最低限のコンテンツ |
デザイン | オリジナルデザイン+一部デザインにテンプレート利用 |
制作期間 | 2週間~1.5か月程度 |
原稿や素材に関しては取材を受けることができず、企業で用意しなければなりません。
社員のインタビューなどを組み込みたい場合は、企業でインタビュー内容を準備し、制作会社に渡して制作を進めます。
予算の縛りがある分、自由度は少なくなりますが、最低限のコンテンツと企業の準備や努力で、欲しいコンテンツを準備できます。
制作費10万円以下の採用サイト
サイトボリューム | 10ページ以内 |
コンテンツ | 最低限のコンテンツ |
デザイン | テンプレート利用 |
制作期間 | 1週間~1か月程度 |
低予算になるので、ページ数は少なくなりコンテンツも必要最低限です。
デザインはオリジナルのものは使うことができず、既存のテンプレートを利用して、素材の流し込みによって採用サイトを制作可能です。
サイトのボリュームがコンパクトになる分、素材集めさえできれば制作期間も縮められます。
スピーディーにサイトを制作したい場合に取れる選択肢です。
採用管理ツールを使って作成する
デザインに関しては、制作会社に依頼するよりも劣りますが、求人検索エンジンや求人サイトと連携させて応募者管理できるものがあります。
0円からはじめられる採用管理ツールもあるので、予算に限りのある方の選択肢としてお勧めです。
以下では、採用サイトの作成ができるツールを3つご紹介します。
engage
特徴 |
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料金 | 0円 ※有料オプションあり |
『engage』はエン・ジャパン株式会社様が運営する採用支援ツールです。
用意されているフォーマットにテキストを流し込み、写真を選ぶだけで採用サイトを無料で作成できます。さらに、求人ページ作成・応募フォームの設置の機能も搭載しています。
専門的な知識を必要とせず、最短5分で採用サイトが作成可能です。
また、他のサイトへの求人サービスの転載や、『エン転職』ユーザーへのスカウトメールの送信、応募者と画面上でやりとりできるなど、求職者へのアクションが幅広く取れるツールです。
ジョブカン採用管理
特徴 |
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料金 | 月額0円~120,000円 ※求人媒体との自動連携機能を利用する場合は有料、無料版は機能制限あり |
『ジョブカン採用管理』は株式会社Donuts様が運営している採用支援ツールです。
1か月に登録する候補者数によって月額費用が変動するため、採用規模の小さい企業ですとコストが抑えられます。
実績としても、中小企業・ベンチャー企業での導入が多いです。
画面上からメッセージを送り、カレンダー連携によってスケジュールを管理できるため、応募者とのやり取りの情報や、採用スケジュールの進行具合を一元管理できます。
煩雑なメールのやり取りがなくなり、採用状況を社内で共有する手間も削減可能です。
採用係長
特徴 |
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料金 | 月額19,800円~ |
『採用係長』は無料で求人票と採用サイトが作成できる採用支援ツールです。
作成した求人票は最大6つの求人検索エンジンにワンクリックで連携可能です。
また、初めて採用支援ツールを利用する場合、わからないことがあるでしょう。
そんな時でもチャット・電話・メールでのサポートが受けられ、採用活動の勉強会も開催されるので、初めて採用活動を開始する企業でも、安心してサイトが作れます。
まとめ
採用サイトを制作する上で、制作会社に依頼する、採用支援ツールを利用するなどの方法が選択できます。
採用活動が初めての場合は成功の事例がなく、予算もかけられないということがあるでしょう。
そういった企業の方にお勧めなのが、無料で簡単に求人票や求人サイトが制作できる採用支援ツールです。
中でも、『採用係長』の利用をお勧めします。
- Indeedをはじめとした、複数の求人検索エンジンに掲載して求人の露出を増やせる
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