マイナビ転職とIndeedの違いは?費用やユーザー層を比較!

3行でわかる!この記事の要約
  1. この記事を読むと、マイナビ転職とIndeedにおける特徴や費用の違いを理解できます。
  2. マイナビ転職は費用負担が大きいものの若い人材を採用しやすい傾向にある一方で、Indeedでは費用を圧倒的に抑えることができるものの日々の運用が必要となります。
  3. 採用にかけられる予算と時間、求める人物像などを総合的に考えた上で、どちらの求人手法が適しているか検討してみることをオススメします。

インターネット環境が普及している昨今、インターネットによる求人掲載が主流となっています。
これまで新聞広告や折込チラシを利用してきた方や初めて採用活動をされる方、採用活動において何をどうすれば良いのか分からないと悩まれている方々には、ぜひインターネットを活用した採用活動をおすすめします。

そこで今回は、インターネットの採用媒体として代表的な「マイナビ転職」と「Indeed」について、それぞれの特徴や強みを比較しつつ、詳しく解説していきます。

※関連記事はこちら
【Indeedの効果】無料掲載から有料広告にして応募目標を達成【求人成功事例】

マイナビ転職とは?

マイナビ転職は、株式会社マイナビが運営する求人広告サイトです。マイナビでは、「転職」「就職」という属性によってサイトが分かれています。

下記にマイナビ転職の特徴をまとめました。

会員数 497万人
最終学歴 4年制大学・大学院(62%)短期大学(6%)専門学校(14%)高等学校(16%)その他(1%)
対応雇用体系 正社員、契約社員
掲載職種 営業(18.5%)管理・事務(17.2%)販売・フード(14.9%)

マイナビ転職は、20~30代の若手層が多く、その特徴は下のグラフにおいても表れています。
マイナビ転職 ユーザー層
画像出典:マイナビ転職が選ばれる理由

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Indeed(インディード)とは?

Indeed ボタン

Indeedとは、世界最大の求人サイトです。
無料で求人を掲載できますが、有料広告で求人の効果を高めることも可能です。

Indeedの概要や利用するメリットについて知りたい方は、こちらのページも参考にしてください。
インディード(Indeed)とは?メリット・デメリット、効果を出す方法まで徹底解説!

マイナビ転職とIndeedを比較

費用

マイナビ転職

マイナビ転職の費用に関しては、登録料や採用成功報酬はありません。
求人広告掲載時に掲載費用がかかってきます。
費用プランについては、以下のような特徴となっています。

  • 4週間の掲載
  • 掲載プランによって求人原稿の写真点数や文字量、表示順位が異なる
  • 最低のプランで20万円、最高のプランで120万円かかる(取材・原稿作成込み)
  • チケットを使ったプランで長期掲載も可能
  • その他、閲覧数を増やすためのオプションもあり

Indeed

Indeedの費用に関しても、登録料・採用成功報酬は一切かかりません。また、求人掲載にかかる費用も基本的にはありません。

ただ、無料で求人掲載を行うと、新着順で求人が表示されるので、日を追うごとに徐々に見られにくい位置に求人が移動していきます。

有料掲載の場合、求職者の目に留まりやすい位置に求人が配置されるため、見られやすさ(閲覧数)が最大5倍になるというデータもあり、閲覧数を増やせるとそれだけ応募が来る確率も高まります。
参考:求人広告を掲載 | Indeed

有料掲載は、自社の求人案件がクリックされることで一定の金額が差し引かれるクリック課金制なので、興味のある人だけに向けて効果的に募集をかけることが可能です。クリック単価は、1クリックあたり15円~999円までの設定ができます。

Indeedのより詳しい内容に関しては、以下の記事で解説しております。
Indeedの料金ガイド | Indeedに出すための様々な費用が分かる

月間訪問数

次にマイナビ転職とIndeedそれぞれの月間訪問数を下記のグラフにまとめました。
月間訪問数参照:SimilarWebの数字をもとに作成

ご覧のとおり、月間のサイト訪問数においてIndeedがマイナビ転職を圧倒しているように見えます。ただ、Indeedは掲載求人数も多く、無料掲載のみだと新着の求人に埋もれてしまい時間が経つほど後ろのページへと移動していくため、有料掲載をするなどの工夫をしないと閲覧すらされない可能性があります。

雇用形態

ここでは、マイナビ転職とIndeedそれぞれが対応している雇用形態の案件を下記にまとめています。

媒体 雇用形態
マイナビ転職 正社員がメイン(契約社員、業務委託、パート・アルバイト、派遣にもマイナビの別媒体にて対応)
Indeed 正社員、契約社員、業務委託、パート・アルバイト、派遣

マイナビ転職では、中途採用の正社員求人をメインで扱っており、アルバイトなどの求人を掲載する場合は「マイナビバイト」、新卒採用の場合は「マイナビ」といったように雇用形態や専門的な職種で求人掲載がされるサービスがマイナビ内で分かれています。

一方Indeedは、雇用形態に関わらずさまざまな求人を1ヵ所に集約されたプラットフォームとして存在しています。

効果

マイナビ転職は基本的に求人掲載費用が高い順に表示されます。若年層の認知度が高いため、若い人材を採用する上では有効な広告媒体と言えます。

また、マイナビ転職は求職者(転職者)と企業が効率的・効果的にマッチングできる機能を取りそろえており、獲得したい人材に対して直接的にメッセージを送ってオファーすることも可能です。マイナビ転職は広告掲載時に料金が発生するので応募が来なくても費用がかかります。

Indeedの効果に関しては、無料掲載とスポンサー求人掲載によって効果が異なります。それぞれを比較したときにスポンサー求人の閲覧数が、無料掲載と比べて前述したように最大5倍ほど多いというデータもあります。

Indeedの無料掲載は、新着順となるために時間がたてば経つほど見られにくくなります。閲覧数が少ないと感じられるのであれば、有料掲載も一つの手段です。

まとめ

マイナビ転職は、高い費用をかければかけるほど、より見られやすい位置に求人が配置されるため、高い応募率を見込めますし、若い人材を採用するには効果が出やすい傾向にあります。

ただ、最高のプランで120万円、4週間の掲載など、費用面で大きな負担になってしまう部分があり、最低のプランによる掲載となると、結局見られないまま掲載期間が終わってしまうということもあります。

一方のIndeedは、自社の求人案件が求職者にクリックされることによって料金が発生するので、コストを抑えながら効果的に掲載ができます。しかし、求人案件が上位に表示され続けるようにするには、日々の求人ページの運用作業が必要です。

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採用係長とは? 採用係長でできることを詳しく解説。導入事例や評判も紹介します

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この記事を書いた人
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採用Webマラボ編集部

採用に関するお悩みならお任せ!採用業界に精通しており、Indeedや求人ボックスなどの求人検索エンジンから、リスティング・ディスプレイ広告などまで幅広い知識を持った、採用Webマーケティングのコンサルタントなどが記事を執筆していますm(_ _)m

監修者
監修者
辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。

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