プレックスジョブとは?企業が利用するメリットや料金、事例について解説

「求人は出している。でも、誰からも応募が来ない……」
「やっと採用できたのに、3か月で辞めてしまった……」
現場の人手不足に悩む人事担当者なら、一度は経験があるかもしれません。
特に、ドライバーや施工管理など、資格や経験が必要な職種では、もはや従来型の採用手法が機能しない現実があります。

応募者の数ではなく、「続く人」「動ける人」「資格を持った人」に出会えるかどうか。その点に悩む企業から人気を集めるのが「プレックスジョブ」です。

「掲載無料・成果報酬型」というリスクゼロのモデルと、業界に特化したマッチング技術。
本記事では、プレックスジョブの全貌とともに、採用に成功した企業のリアルな声まで、採用活動に役立つヒントをお伝えします。

プレックスジョブとは?

「プレックスジョブ」は、物流・建設・製造といったエッセンシャルワーカー分野に特化した業界最大級の人材紹介・求人サービスです。
登録者数は累計100万人超。毎月約47,000人が新規登録しており、即戦力人材との出会いの可能性が高いといえるでしょう。

さらに、サービス導入実績は27,000事業所以上。ハローワークや従来の求人媒体ではカバーしきれない層にリーチできる点が、多くの企業に支持される理由です。

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採用課題に合わせた2つのサービスを展開

プレックスジョブは、企業の採用戦略や体制に応じて使い分けができる2つのプランを用意しています。

① プレックスジョブ エージェント:プロによる人材紹介サービス

求職者と企業の間にエージェントが入り、採用要件に合致した人材を紹介してくれるモデルです。

物流業界に精通した担当者が求人票の設計から面接調整、内定後のフォローまでサポートしてくれるため、「母集団形成が難しい」「面接設定の手間がかかる」といった課題を一手に解決してくれます。

特に資格保有者が多い職種や、定着率を重視したい採用におすすめです。

② プレックスジョブ ダイレクト:求人掲載+スカウト型

自社で主体的に採用活動を行いたい企業には「プレックスジョブ ダイレクト」がおすすめです。

求人を無料で掲載できるうえ、登録者へ直接スカウトを送ることが可能な、いわば「攻めの求人媒体」。
一般的な掲載型媒体と異なり、掲載料金がかからず、費用は採用成功時のみ発生します。

採用単価を抑えつつ、質の高い母集団にリーチしたい企業にはぴったりのモデルです。

企業がプレックスジョブを利用するメリット

採用活動の現場では、「応募数」よりも「マッチ率」のほうが重要だと痛感している方も多いのではないでしょうか。

履歴書上は問題ないが、現場で活躍できるとは限らない。面接までは来たが、定着はしなかった。
そうした採用の空振りを減らし、「本当に活躍できる人材」との出会いを着実に叶えるのが、プレックスジョブの強みです。

プレックスジョブの利用企業から評価されている代表的なポイントを、順に見ていきましょう。

即戦力人材に出会うことができる

プレックスジョブに登録している求職者は、単なる転職希望者ではありません。

ドライバー(貨物・旅客)や施工管理技士など、各種資格を保有する専門職が90%以上という点が、他の求人媒体と決定的に違います。

さらに、登録者数は累計100万人超。毎月約47,000人の新規登録があり、ドライバー・建設・製造分野の中でも、「今動ける人材」が豊富に存在している状態です。

これは、一般的な総合求人媒体やハローワークでは得られない、深くて濃い母集団と言えるでしょう。

採用できなければ費用ゼロの完全成果報酬モデル

プレックスジョブでは、掲載無料・採用まで完全無料。つまり、「結果が出なければ費用もゼロ」という合理的なモデルを採用しています。

従来の求人媒体にありがちな、「掲載したものの応募が来ず、月額料金だけが消えていく」といったコストリスクがありません。
実際、プレックスジョブの利用を決めた企業から「まずはやってみようと思えた」という声があります。

この点は特に中小企業や地方拠点において、「採用にかけられるリソースが限られている現場」にとって大きな魅力となっています。

採用から定着まで支援する“専任サポート体制”

どれだけ優秀な人材でも、早期退職してしまっては意味がありません。プレックスジョブが高評価を得ているもうひとつの理由が、採用後の定着支援まで見据えた手厚いサポートです。

各業界に精通した専任担当者が、以下のようなプロセスを伴走します。

  • 求人票のブラッシュアップ(競合比較を踏まえた訴求)
  • 面接調整と事前連絡
  • 面接辞退の予防フォロー
  • 入社前の業務説明や心構えの共有
  • 入社後のフォロー面談や定着状況の確認

実際に、導入企業からは「ここまでサポートしてもらっていいのかと驚いた」という声も上がっており、定着率94%という数字がその効果を物語っています。

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プレックスジョブで採用できる職種

「ドライバーの求人に強い会社」という印象をお持ちの方も多いかもしれません。

たしかに、プレックスジョブは貨物・旅客問わずドライバー領域で豊富な実績を誇っていますが、実はそれだけにとどまりません。
プレックスジョブがカバーしているのは、“現場を支えるプロフェッショナル”のあらゆる職種。

その多くが資格や技能、現場経験を要する専門職であり、従来の求人媒体ではリーチが難しかった層です。

【主要な採用支援職種】

  • ドライバー:貨物・旅客輸送/配送/タクシーなど(大型・中型・2種免許等)
  • 施工管理技術者:土木/建築/電気/設備工事等の現場監督・管理職
  • 電気設備管理人材:工場・施設の保守点検、資格者(第二種電気工事士・電験三種等)
  • 製造職人材:加工・組立・検査オペレーターなど(製造ライン・技能系)
  • 自動車整備士:民間整備工場~ディーラーまで(整備士資格保有者が多数登録)

これらはあくまで代表例であり、プレックスジョブの登録者プールには、その他の現場系職種も多く含まれています。

プレックスジョブの利用料金

プレックスジョブの料金体系は、採用に成功したタイミングで料金が発生する「成功課金型」です。

しかし、詳しい料金については各社見積もり制であるため、問い合わせの際に確認する必要があります。

プレックスジョブの利用開始から採用までの流れ

プレックスジョブの魅力のひとつは、サービス利用までの障壁が極めて低いこと。
求人掲載や初期設定に費用は一切かからず、面倒な手続きも不要です。

ここでは、プレックスジョブを初めて利用する企業が、実際に採用に至るまでのステップを、わかりやすく4段階で紹介します。

■ステップ1:問い合わせ(資料請求または電話)

まずは、公式サイトのお問い合わせフォームもしくは電話窓口からご連絡ください。
1分ほどで完了する簡単な入力で、担当者から折り返し連絡が入ります。

ステップ2:お打ち合わせ・ご契約

ヒアリングでは、以下のような内容を確認します:

  • 募集職種・勤務地・必要な資格や条件
  • 採用にかけられる期間・予算
  • 過去の採用課題(応募が来ない・定着しないなど)

このヒアリングを元に、最適なプランと見積もりが提示され、契約書を締結します。

なお、契約の段階でも費用は一切かかりません。
あくまで、採用が決まったタイミングで費用が発生する完全成果報酬制です。

ステップ3:求人掲載・応募対応開始

契約完了後、すぐに求人掲載が開始されます。
プレックスジョブのサポートはここから本領発揮──単なる掲載だけで終わらないのが大きな特長です。

  • 求人原稿の作成・改善アドバイス
  • 求人掲載と同時にスカウト送信を開始
  • 応募者への連絡・面接日程調整も代行可能
  • 選考状況はオンラインで確認・管理可能

担当者が伴走しながら、応募者対応の手間を大きく軽減してくれるのも、忙しい現場にとっては大きなメリットです。

ステップ4:採用決定・定着支援

選考を経て、採用が決まった時点で初めて費用が発生します。なお、入社前の辞退には費用が発生しない点も安心材料のひとつ。

また、プレックスジョブでは、採用後の定着支援も実施しています。

  • 入社後のフォロー連絡
  • 勤務状況のヒアリング
  • 離職リスクの早期発見と対策

「紹介して終わり」ではなく、「職場に定着するまで」が支援の範囲。これにより、採用の“質”を高めると同時に、採用単価の無駄打ちを防ぐ構造となっています。

プレックスジョブの導入事例

1年で7名の採用に成功

三井物産流通グループ株式会社様(貨物運送業、従業員数1544名)
https://plex.co.jp/plexjob/case/mitsui

【背景と課題】

  • 募集しても応募者が少ない
  • 規定を満たさない応募が多く、採用効率が悪い
  • 各営業所の所長が採用を兼任し、負担が大きい

こうした課題を抱えていた中で、社内からの提案をきっかけにプレックスジョブを導入しました。

【導入後の変化】

スカウト機能を活用し、勤務地や条件に合致した求職者に直接アプローチ。導入から1年で累計70名の応募があり、7名の採用に成功しました。
面接の設定率が向上し、スピード感のある選考フローを実現。さらに、応募者との間に入って対応してくれるプレックスジョブの担当者により、採用にかかる工数が大幅に削減されました。

苦戦していた若年層3名の採用に成功

東京西濃運輸株式会社様(貨物運送業、従業員数200名)
https://plex.co.jp/plexjob/case/seino

【背景と課題】

  • 次世代を担う若手の確保が急務
  • 既存の求人媒体で応募が停滞しており抜本的な見直しが必要だった
  • 複数媒体を試すも反応が得られず、打開策を探していた

ドライバー人材に強い媒体としてプレックスジョブに注目し、導入を決定しました。

【導入後の変化】

契約後すぐに応募があり、採用までのスピードが劇的に向上。約70名の応募を受け、若年層3名の採用に成功しました。
通勤可能エリアなどの条件設定により、面接辞退率も減少。社内では「プレックスジョブなら必ず応募が来る」という声があがるなど、社内でも信頼が高まっています。

まとめ

ドライバー、施工管理、設備保守、整備士。専門性が求められる現場人材の採用は、年々難易度を増しています。

応募が来ない。来ても定着しない。求人広告費だけが消えていく。
多くの企業が「採用活動そのものが重荷」になっている中、プレックスジョブはその袋小路に風穴を開ける存在として、多くの企業に支持されています。

しかし、採用の成功は「採用できた」だけで終わりではありません。

求人票の最適化、応募者管理、面接対応、採用ブランディング──採用プロセス全体を効率化し、応募者に選ばれる会社であり続けることが、今後ますます重要になります。

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この記事を書いた人
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コンノ

公務員として4年間、人事労務の実務経験あり。 これまで100名以上の事業者をインタビューしており、「企業や個人事業主が本当に悩んでいること」を解決できる記事を執筆します。

監修者
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辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
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