「求人ボックス」は、自分に合った仕事や就職先を見つけたい求職者と、理想的な人材を採用したい企業の双方から人気を集めています。そんな求人ボックスには「アプリ」があり、スマートフォンで簡単に求人検索や応募ができることはご存じでしょうか。
今回はこの求人ボックスアプリについて、利用するメリットや具体的な使い方を解説します。主に求職者目線での内容となりますが、求人ボックスについて理解を深めたい企業の採用担当者もぜひお役立てください。
目次
求人ボックスとは
求人ボックスとは、インターネット上の求人情報が集約された求人検索エンジンです。「求人版のGoogle」とイメージすると分かりやすいかと思います。
年代・業界・雇用形態を問わず幅広い求職者が利用しており、月間訪問者数は2024年時点で1,000万人を超えています。
求職者にとっては求人ボックスひとつでインターネット上の求人を網羅的にチェックできますし、企業にとっても無料で求人を掲載でき、有料のリスティング広告を利用して効果を最大限高めることも可能です。
運営しているのは株式会社カカクコムです。『価格.com』や『食べログ』といったサービスを手掛けている会社で、求人ボックスは2015年にリリースされました。
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求人ボックスアプリとは
求人ボックスアプリとは、2022年から提供されている求人ボックスのスマートフォン用アプリのことです。同年6月にAndroid版が、12月にiPhone版がリリースされました。
ユーザーインターフェース(UI)がシンプルで使い勝手の良さから人気を集めています。
(出典:iPhoneアプリの提供を開始シンプルなユーザーインターフェースで仕事探しのサポートをさらに強化|求人ボックス公式)
主な特徴
求人ボックスのアプリ版ならではの特徴は下記のとおりです。
- プッシュ通知で新着求人を知らせてくれる
- キーワード入力や条件指定の画面がシンプルで直観的に求人を探すことができる
- 検索条件を保存しておいて間があいてもすぐに同条件で検索できる
- 求人のハートマークをタップするだけで気になった求人を簡単に保存できる
求人ボックスアプリを利用するメリット
求人ボックスアプリの利用にはさまざまなメリットがあります。ここでは、求職者目線で特に注目しておきたいメリットを抜粋して紹介します。
豊富な求人掲載数
インターネット上の求人情報が集約されているので、求人数がとにかく膨大です。実際に12月25日時点での新着求人数は2,693,746件と、新着だけでもこの数です。
都市部はもちろん地方の求人の掲載数も多く、正社員だけでなくアルバイト・パートの求人も豊富なので、地元就職やUターン転職などを考えている求職者にもおすすめだと言えます。
細かい条件で求人情報を絞り込むことが可能
求人検索画面では「こだわり」を選ぶことで、上記の写真のように自分のニーズに応じて詳細の条件を設定できます。「在宅ワークがしたい」「未経験でもできるお仕事がいい」といった多様なニーズに応え、ひと手間でマッチ度の高い求人を表示することが可能なのです。
会員登録なしでも求人情報の閲覧は可能
求人媒体の利用にあたって「会員登録やログインせずに気軽に求人だけ見たい……」と考える人は多いでしょう。求人ボックスは会員登録なしで求人情報を閲覧できます。ダウンロードしてすぐに求人検索をスタートすることができるのです。
求人ボックスアプリの利用方法
ではここからは、求人ボックスアプリで面接に至るまでの具体的な流れについて紹介します。
アプリのダウンロードとインストール
まずはアプリをダウンロードするところからです。Android版とiPhone版のどちらも展開されているので、それぞれ一般的な方法でスマートフォンにインストールします。
アカウント登録と希望条件の設定
アプリをひらくとアカウント登録画面(会員登録)が表示されます。登録しなくても求人は閲覧できますが、会員登録することで応募が簡単になりますし、求人がメールで届くので、より効率的に就職活動したい場合におすすめです。
アカウント登録後は、「勤務地」や「働きたい市区町村・駅」「雇用形態」「職種」「こだわり条件」などを設定します。
求人情報を検索する
求人検索の方法としては、GoogleやYahoo!などで知りたい情報を調べるときとほぼ同じです。探したい求人に関するキーワードを検索窓に入力します。
先述したとおり、「勤務地」や「働き方」「給与」のほか、こだわり条件を設定して検索することも可能です。
求人への応募
求人ボックスの求人には「かんたん応募の求人」と「それ以外の求人」の2パターンがあり、応募の仕方はその求人のタイプによって異なります。
かんたん応募の求人の場合 | 求人に応募方法が記載されており、オレンジ色の「応募画面へ進む」というボタンから応募できます。 |
それ以外の求人の場合 | 求人ボックスから直接応募することはできません。求人票のリンクから掲載元にとび、そこで応募方法の詳細を確認する必要があります。 |
求人ボックスで求人応募した後の流れ
求人に応募した後の流れについて、3つのパターン別に紹介します。
求人ボックスから直接応募した求人(かんたん応募求人)
求人ボックス上で応募すると応募完了メールが届くので、内容を確認したうえでその後の流れへと進んでいきます。求人ボックスはあくまで求人情報を掲載しているだけなので、応募後に電話やメールで連絡がない場合は、応募先企業に直接確認する必要があります。
掲載元から直接応募した求人
求人ボックスからではなく掲載元から応募した場合は、掲載元または応募先企業に直接確認します。
求人ボックス転職エージェントの求人(かんたん応募&選考サポート求人)
応募後、求人ボックス転職エージェント応募事務局からメールで案内が届くので、必要な書類などを確認して返信してください。なお「キャリアシート」の提出は必須であり、マイページから作成します。
求人ボックスアプリを使ったユーザーの評価
では、求人ボックスアプリのユーザーからは実際にどのような評判が寄せられているのでしょうか。AppStoreのレビューを参考にユーザーの「良い評価」と「悪い評価」を紹介します。
求人ボックスアプリの良い評価
知名度の低い駅でも「駅徒歩●分」と表示してくれたり、「●●公園の近く」と勤務場所を分かりやすく記載してくれたりして助かります。求人検索画面もシンプルで、装飾や広告がないので使いやすいです。 |
さまざまな求人が掲載されているので、求人ボックスのアプリをいれてから仕事を検索する機会が多くなりました。位置情報と連携でき、エリアを絞れるので便利です。単発の仕事などジャンルも多様なので、募集してみたい仕事がたくさんありました。 |
都道府県だけでなく沿線や駅で指定できるのでありがたいです。サイトが使いやすいですし、他の媒体にはなかった求人も出てきます。 |
求人ボックスアプリの悪い評価
就業時間が日勤のみと記載されていたのに、いざ応募すると夜勤があると言われました。土日と祝日が休みと書かれていて、実際は変則的な休みになると言われたこともあります。 |
検索結果で何回も同じ企業が出てくるので、特定の求人を非表示にする機能がほしいです。その会社は大量のキーワードを羅列しているので、関係ない求人も引っかかったりします。他にも、無期雇用派遣を正社員と表現するなど悪質な企業もあるように感じるので対応してほしいです。 |
求人ボックスの評判自体は良く、沿線検索ができたりしてありがたいのですが、実際の勤務地とは違う求人が表示されることがあります。 |
まとめ
求人ボックスアプリを使えば直観的な操作で求人を検索できます。移動中や休憩中といった空いた時間で手軽に求人を探せるので、まずはインストールして使ってみてはいかがでしょうか。
なお、当記事を見ているのが企業の担当者様であれば、「求人ボックスを使って採用を強化したい」と考えているのではないでしょうか。そんな皆様には採用マーケティングツール「採用係長」がおすすめです。
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