地元人材の採用に強い「はたらいく」。
大手人材会社リクルートによって運営されており、多数の求職者から人気を集めています。
実際にいま「はたらいくに求人掲載するか悩んでいる……」「はたらいくを利用するメリットを知りたい……」と考えている方もいるでしょう。
そこで当記事では、はたらいくの掲載料金やメリット・デメリットなど、企業が知っておきたい情報について紹介します。
はたらいくの利用を検討している採用担当者は、ぜひ当記事をお役立てください。
目次
はたらいくとは
はたらいくは、「地元志向」の求職者から人気の高い求人サイトです。
その特徴から、特に中小企業の支援に強みを持っています。
はたらいくに求人を掲載している企業の「約6割」が従業員数50名以下です。
加えて「約8割」が県内のみの募集であり、地元に密着した企業の利用が多いことが分かります。
また、求職者の傾向は下記のとおりです。
「とにかく地元で働きたい」というユーザーが中心で、その多くが企業規模にこだわりがありません。零細企業や中小企業にもってこいの求人サイトだと言えるでしょう。
【ユーザーの志向】
【ユーザーの傾向】
(出典:はたらいく公式)
はたらいくに求人掲載するメリット・デメリット
はたらいくに限らず、求人媒体の利用を検討する際は、「メリット」「デメリット」の両方を踏まえて「自社にとってメリットがどのくらい大きいか」を判断することが重要です。
そこで、はたらいくに求人掲載するメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 掲載料金がお得で予算を抑えて募集できる
- 掲載求人がタウンワークに無料転載されるので多くの求職者にリーチ
- 「企業規模」や「認知度」など中小企業が悩みやすい要素に左右されないサービス設計
このうち、「中小企業が悩みやすい要素に左右されないサービス設計」について言及します。
一般的な求人サイトは、高額プランほど求人が上位表示され、予算のない企業はせっかく掲載しても見てもらえるチャンスが減ります。
はたらいくの場合、初回表示こそ高額プランが上位表示されますが、検索による絞り込み後はランダムで表示されます。これにより、企業規模や予算に制限されずに、求人情報を届けることが可能です。
デメリット
- 規模が大きい企業の募集は難しい可能性がある
- 専門職種の募集は難易度が高い
はたらいくのユーザーは、「地元企業に就職したい」という点を最優先にしている人材が中心です。
そのため、全国展開しているような規模が大きい企業、あるいは希少性が高い専門職種を募集したい企業などは、はたらいくに適していない可能性があります。
口コミの評価が高い
はたらいくの口コミについてインターネットやSNSで確認すると、全体的に良い評判が多いです。
詳しい口コミ内容については後述しますが、求職者からは特に「地元の求人が多いこと」や「人柄が評価される機能があること」などが好評のようです。
はたらいくの掲載料金は?
では、はたらいくに求人掲載するには、どれくらいの料金がかかるのでしょうか。
人気の高い「関東版」を例にあげて紹介します。
基本企画
まずは、基本となる料金についてです。
「シンプル」「ライト」「ベーシック」「ベーシックフリー」に分かれており、2週間掲載から始められます。
シンプル | ライト | ベーシック | ベーシックフリー | |
2週間掲載 | 150,000円 | 220,000円 | 330,000円 | 550,000円 |
4週間掲載 | 200,000円 | 300,000円 | 450,000円 | 750,000円 |
リピ割1/2
「リピ割1/2」は、基本企画の掲載開始から3か月以内であれば、基本企画の料金の「半額」で同一商品を再掲載できるプランです。
例えば、関東エリアで「シンプルプラン」を2週間掲載した後、マッチする人材が見つからずに再び2週間掲載するとします。この場合、正規料金150,000円の半額にあたる75,000円で掲載可能です。
4週間掲載12週おまとめパック
「12週連続」の求人掲載をまとめて申し込むことで、お得な料金で利用できるプランです。じっくり採用活動を進めたいときに良いですね。
関東ブロックの料金は下記のとおりです。上記の「基本企画」と比べて、料金が半額となっています。
シンプル | ライト | ベーシック | ベーシックフリー | |
2週間掲載 | 75,000円 | 110,000円 | 165,000円 | 275,000円 |
4週間掲載 | 100,000円 | 150,000円 | 225,000円 | 375,000円 |
掲載オプションも豊富
はたらいくは、ユーザーに自社求人を見つけてもらうためのさまざまなオプションを用意しています。ここでは、代表的なオプションをいくつか紹介します。
はたらいくアイプラス
求人を「はたらいく」と「Indeed」に掲載できるオプションです。
Indeedは、月間訪問者数2,700万人の圧倒的な訴求力を誇る求人サイト。その規模は世界No.1であり、年齢・経験・職種など多様な求職者にアプローチできます。
「はたらいくアイプラス」を使った場合、Indeedの「スポンサー広告」として掲載されます。求人画面の目立つ位置に表示されるので、露出度を大幅に高めることが可能です。
※Indeedに求人掲載する効果について知りたい方はこちら
Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!
せきらら求人
その仕事において「大変なこと」を掲載する「せきららカセット」を追加できるオプションです。
正直に知ってほしい情報をあえて届けることで、ミスマッチを防止すると同時に、企業の熱量を伝えます。
勤務地プラス
勤務地検索軸を「3個→10個」に増やせるオプションです。
自社求人が発見される可能性を高めます。
はたらいくの評判・口コミは?
【良い評判・口コミ】
(求職者) 求人情報が見やすくて、どんな資格や経験が求められているのかを簡単に確認できました。 「らいくサービス」という機能があって、企業が人柄を重視してくれるのも助かります。 未経験歓迎の求人が多いので、地元就職を検討している多くの人におすすめです。 |
(求職者) 求人検索の条件を細かく設定できるので、自分の希望する企業が見つかりやすかったです。 求人情報が定期的に更新され、新しい求人とどんどん出会えるのも良かったです。 |
(採用担当者) 他の媒体に比べて採用単価が良かったです。 条件を満たしていない求職者の応募やドタキャンも少なく、ユーザーの質が高いように感じます。 |
【悪い評判・口コミ】
(求職者) すぐに返信をくれる企業と音信不通の企業がありました。 また、面接に行ったら求人内容と違う給料条件を提示されました。 |
(求職者) らいくサービスで人柄をアピールできる点は良かったのですが、その後に書類選考で落ちたり、面接で転職の多さを懸念されたりと、結局職歴が重視されるので他の媒体と変わらない気がしました。 |
(求職者) 大手企業の求人はなかなかなく、地元密着の求人が中心なので注意が必要です。 |
はたらいくに求人を掲載する方法は?
はたらいくに求人掲載する方法は下記のとおりです。
1.問い合わせ | 公式サイトのフォームなどから問い合わせをして、要望を簡単に伝えます。 |
2.打ち合わせ | はたらいくの営業担当者とともに、採用目的や採用課題、人物像、予算などを打ち合わせして、最適なプランを紹介してもらいます。 |
3.申し込み | 利用するプランが決定したら申し込みをします。 |
4.取材 | 求人原稿の作成がスタートです。取材や撮影のうえ、ターゲットに合った求人を作成してもらいます。 |
5.掲載スタート | 原稿完成後にチェックをして、掲載スタートです。 |
はたらいくはIndeedPLUSでも連携が可能
はたらいくに求人を掲載するために「Indeed PLUS」を使う方法もあります。
Indeed内で求人を直接入稿、あるいはIndeed PLUS連携ATSを使って求人票を作成後、はたらいくに自動連携されるのを待つだけです。
しかも、Indeed PLUS経由の求人は、通常掲載された求人よりも上位表示されやすくなります。
なお、Indeed PLUSは下記のとおりさまざまな連携求人サイトに連携されます(2024年6月時点)。まだ出会っていない求職者との接点をつくることが可能です。
【Indeed PLUSとの連携求人サイト】
- はたらいく
- Indeed
- タウンワーク
- リクナビNEXT
- リクナビ派遣
- とらばーゆ
- フロム・エーナビ
※連携求人サイトは今後も増加予定
これらはいずれも人気の高いサイトです。
Indeed PLUSを使うことで、国内主要サイト利用者の最大7割*にリーチできる可能性があります。
なお、Indeed PLUSを使う場合、求人効果を高めるために代理店に依頼するのがおすすめです。次の見出しで詳しく解説します。
*.株式会社ヴァリューズ シェア調査 2023年6月(日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、Indeed・タウンワーク・リクナビNEXTを利用しているユーザーの割合)
※Indeed PLUSについて詳しく知りたい方はこちら
Indeed PLUS(インディードプラス)とは?特徴・仕組み・利用方法まで徹底解説!
ネットオンはIndeedのシルバーパートナー
弊社ネットオンはIndeedの「シルバーパートナー」に認定されています。
シルバーパートナーとは、Indeedの認定パートナーとして優れた実績を出した正規代理店に付与されるもの。求人運用を安心して依頼するうえで重要な指標になります。
ゴールドパートナーをはじめ、他にもさまざまな認定制度がありますが、シルバーパートナーは、特に予算規模の小さい企業が相談しやすいという特徴を持ちます。
「いやいや、自分たちでIndeed PLUSを利用したい!」
そう考えている方々もいるかもしれません。
Indeedは求職者から人気の高い媒体ですが、掲載求人数が膨大なので、自分たちで運用しようと思ってもなかなか効果を出すことはできません。
実は、認定パートナーのサポートを受けながら運用したほうが、結果的にコストパフォーマンスが良い場合が多いんです。
ぜひ一度、気軽にご相談ください!
※Indeedのパートナー制度についてはこちらでご確認ください
Indeed 認定パートナー制度
まとめ
はたらいくは、地元志向の人材を採用するのに適した求人サイトです。
求人がタウンワークにも連携されるので露出度が高く、料金を抑えるためのプランも充実しています。零細企業や中小企業にとって、大きな助けになるかもしれませんね。
なお「Indeed PLUS」ではたらいくに求人掲載する場合は、ぜひネットオンにご相談ください。経験豊富な専門スタッフがそろっているネットオンでは、皆さまのご要望を伺ったうえで採用成功をサポートいたします。
相談は無料ですし、無理なプラン紹介は一切いたしません。気軽にご連絡いただけたら幸いです。
→株式会社ネットオンへのお問い合わせはこちらから
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