求人ボックスの採用ボードとは?機能や利用手順、注意点について解説

求人ボックスで求人の掲載・運用をするために使用する「採用ボード」。
理想的な人材を採用するために、この採用ボードについての理解を深めることは欠かせません。

今回は採用ボードについて、機能や利用手順、効果的に使うためのポイントなど、知っておきたい情報を網羅的にお伝えします。求人ボックスで採用活動を始める方はもちろん、改めて採用ボードの使い方を確認したい方は、ぜひ当記事をお役立てください。

求人ボックスの採用ボードとは

求人ボックスの採用ボードとは、サイト上で求人の作成・運用をするための管理画面です。
求人ボックスに登録すると企業ごとに「採用ボード」が用意され、フォーマットの項目に沿って情報を入力していくだけで、簡単に求人票が完成します。採用ボードを使えば、初めてでも手軽に求人掲載をスタートすることが可能です。

※「求人ボックス」自体の魅力や掲載方法について知りたい方はこちら
求人ボックスとは?特徴や掲載方法、料金や活用事例を解説!
求人ボックスの掲載方法とは?掲載料金は無料?使い方を徹底解説!

求人ボックスの採用ボードに搭載されている便利な機能

採用ボードには求人の作成・管理以外にも役立つ機能が搭載されています。特に注目しておきたい4つの機能について紹介します。

作成済みの求人票の複製が可能

一度作成した求人票を採用ボード内で複製できます。複数職種で募集をかけたい、前回掲載した内容をベースに作り替えたいといったときに、時間を大幅に短縮することが可能です。

写真掲載

求職者の目にとまりやすい求人票の上のほうに写真を掲載できます。
写真は視覚的にインパクトを与えるので、求職者の印象に定着しやすいです。特に、実際に働いている様子やメンバーの姿を写真を通して伝えることで、「会社の雰囲気」を一目でイメージ付けられます。

職場や仕事の特徴をグラフで表現

上の画像のように、「職場の雰囲気」「仕事のスタイル」「活かせる持ち味」をグラフ化できる機能があります。
自社の特徴を文章だけで伝えるのは難しいですし、文章量が多すぎると見た人に圧迫感を抱かせやすくなります。グラフであればぱっと見で会社の特徴を理解でき、「自分に合う会社がどうか」を判断しやすくなるでしょう。

目的によって応募項目を選択できる

求職者が応募する際に入力する項目を企業側が選択できます。例えば「メールアドレス」と「名前」を入力するだけで応募受付をすることも可能です。
これにより、「この企業に応募したい」と思ってから実際に応募するまでの離脱を防ぎやすくなります。

求人ボックスの採用ボードの利用手順

求人ボックスで採用ボードの利用を始めるための手順は簡単です。下記3つのステップを踏むだけですぐに募集をスタートできます。

アカウント作成

まずは求人ボックスに登録してアカウントを作成します。下記の公式サイトの企業向けページの「新規登録して求人掲載(赤枠部分)」をクリックしてください。

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下記のような登録画面に移るので、必要事項を入力していきます。企業名やログインパスワード、電話番号、ホームページといった基本情報ばかりなので、早ければ2~3分程度で完了するでしょう。

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求人票の作成

次に採用ボード内で求人票を作成します。以下の項目が必須で、フォーマットに沿って入力していきます。

  • 勤務先(雇用主となる企業名)
  • 求人タイトル(具体的な職種)
  • 雇用形態(正社員、アルバイトなどから選択)
  • 仕事内容(どんな業務に携わるかを文章で記載)
  • 対象となる方(必要な資格や経験、歓迎スキルなどの条件)
  • 勤務地
  • 給与
  • 応募情報(応募時、基本情報のみで良いか、職務経歴が必要かを選択)

このほかに任意項目もあります。必須項目を入力するだけなら5分~10分、任意項目も含めて作り込むと30分~1時間が目安です。

求人ボックスに掲載

求人票を作成後「公開」のボタンを押すと、内容が審査されたうえで公開となります。一度掲載した内容を後から修正することも可能です。

※直接投稿以外の掲載方法について知りたい方はこちら
求人ボックスのクローリング掲載とは?直接投稿との違いや掲載方法や条件について解説

求人ボックスの採用ボードを利用する際の注意点

求人ボックスに求人を掲載するにあたって、注意しておきたい点があります。場合によっては公開停止などにつながる場合があるので、下記の点を事前に押さえておくと良いでしょう。

掲載ガイドラインに従って掲載審査がある

求人ボックスには「掲載ガイドライン」が設けられており、この内容に違反するとサービス停止といったペナルティが科せられる可能性があります。

ガイドラインは、「求人情報に関する掲載ガイドライン」と「掲載主に関する掲載ガイドライン」の2つがあります。基本的にはあらゆる採用活動において守るべき内容ではありますが、「求人内容を最新に更新していないと判断されるもの」「内容が類似した画像を複数投稿しているもの」など見落としがちな内容もあるので、かならず確認しておきましょう。

※「掲載ガイドライン」の内容は下記ページで確認できます
求人ボックス採用ボード「掲載ガイドライン」

掲載審査には時間がかかる場合もある

求人の公開前にその内容が求人ボックス側に審査されますが、これには時間がかかることもあります。
目安は1日~3日ですが、年末年始やゴールデンウイークをはじめ連休の際にはもっと時間がかかるケースもあるので、求人掲載したい日から逆算して早めに手続きをすることがおすすめです。

より効果を出したい場合は「有料オプション」の活用も

求人ボックスは利用企業が膨大で、無料掲載だとなかなか求職者の目につきにくいのが現状です。そこで、求人の露出を増やして募集を増やすために、リスティング広告と呼ばれる「有料オプション」を利用する方法もあります。

「リスティング広告」は、求人ボックスのサイト上で、求職者の目にとまりやすい位置に求人を表示する仕組みです。
料金体系として、求人が閲覧されたら料金が発生する「クリック課金型」が採用されており、クリック単価や予算上限も自社で調整が可能です。
詳しくは下記記事をご覧ください。
求人ボックス広告(リスティング広告)とは?特徴やメリット、活用事例などを解説

求人ボックスへの掲載なら採用係長

この記事をご覧の方の中に「採用全般をサポートしてほしい……」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめのツールが、70,000以上の事業所が利用する「採用係長」です。

採用係長は、サイト作成や求人票作成、応募者管理をはじめ、採用ブランディングから採用プロモーションまであらゆる採用業務を支援する「採用マーケティングツール」です。

例えばサイト作成では、複数のテンプレートから好みのデザインを選ぶだけで、「最短2分」でオリジナル採用サイトを作ることが可能。

さらに、下記のように複数のメリットがあります。

  • 穴埋めするだけでで求人票が作れる
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当社ネットオンは、2004年の創業以来、採用Webマーケティングの分野で事業を展開し、零細企業や中小企業から大企業、さらには官公庁まで支援してきました。
電話やメールなど、お客様のニーズに応じて採用課題をサポートしますので、まずはお気軽にご連絡ください!
採用係長に関するお問い合わせはこちらから

まとめ

採用ボードを使いこなすことで、求人ボックスでの採用活動がグンと効率化します。また、高い効果を求める場合は有料オプションである「リスティング広告」の利用もおすすめです。予算を調整できるので、「金銭的負担を抑えながら試してみたい」といった企業にもおすすめできます。

なお、当社ネットオンでは求人ボックスを使った採用活動もサポートしております。経験豊富な専門スタッフがそろっていて、皆さまの課題に応じた最適案をご提供しますので、気になる方はぜひお問い合わせください。
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この記事を書いた人
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コンノ

公務員として4年間、人事労務の実務経験あり。 これまで100名以上の事業者をインタビューしており、「企業や個人事業主が本当に悩んでいること」を解決できる記事を執筆します。

監修者
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辻 惠次郎

ネットオン創業期に入社後、現在は取締役CTOとしてマーケティングからプロダクトまでを統括。
通算約200社のデジタルマーケティングコンサルタントを経験。特に難しいとされる、飲食や介護の正社員の応募単価を5万円台から1万円台に下げる実績を作り出した。
Indeedはもちろん、インターネット広告やDSP広告を組み合わせた効率的な集客や、Google Analytics等の解析ツールを利用した効果分析、サイト改善を強みとしている。