- この記事を読むと、バイトルとIndeedの違いを理解し、どちらに掲載すべきかについて判断できるようになります。
- バイトルは、日本最大級のアルバイト・パートに特化した有料の求人掲載サイト。Indeedは正社員も採用できる基本無料の求人サイトです。
- 両者は併用して使うことも可能なので、迷っている場合は両方試すといいかもしれません。
CMですっかりお馴染みの『バイトル』と『Indeed』。双方とも高い知名度とユーザー数を誇りますが、どのような違いがあるのでしょうか?
今回は、バイトルとIndeedの特徴やメリット、求人の掲載方法について徹底解説します。採用コストを抑えて応募者を増やしたい、効率的に採用活動を行いたい採用担当者様必見です。
目次
バイトルとは?
サイト:https://www.baitoru.com/form/sales/contact.html 月間のユーザー数:約560万人 料金: 16,400円~(Aプラン/4週間)※首都圏の場合 対応地域:全国
バイトルは、ディップ株式会社が運営する、日本最大級のアルバイト・パートに特化した有料求人掲載サイトです。
短期アルバイトからレギュラーワークまで、幅広く求職者のニーズに応えた求人情報を掲載しています。
職場の雰囲気を動画で確認できる「動画配信サービス」や、応募状況が一目で分かる「バロメーター機能」、就業後のミスマッチをなくす「しごと体験・職場見学機能」、求職者と企業をマッチングする「スカウトメール機能」など、ほかの求人掲載サイトにはない便利なサービスを提供している点が特徴です。
※バイトルに求人掲載するメリットや料金形態についてさらに詳しく知りたい方はこちら
バイトルとは?特徴・料金・会員属性を徹底解説
Indeed(インディード)とは?
画像出典:【公式】求人広告を掲載|Indeed
サイト:https://jp.indeed.com/求人広告 月間のユーザー数:約3,700万人(※2023年7月時点の総訪問数, Similar Webより) 料金:数十円~ 対応地域:全国
Indeedとは世界最大の求人サイトで、業界業種問わずあらゆるお仕事探しに対応しています。
求人掲載から採用まで完全無料で行うことが可能で、露出を増やすための有料広告も用意されています。有料広告は「スポンサー広告」と呼ばれ、予算に応じて柔軟に活用できます。
Indeedの特徴・メリットや、効果を出す方法・成功事例について知りたい方はこちらのページもご覧ください。
インディード(Indeed)とは?メリット・デメリット、効果を出す方法まで徹底解説!
求人広告を掲載したい方へ
採用係長は最大5つの求人検索エンジン(求人ボックス、Googleしごと検索、スタンバイ、Career jet、キュウサク)にワンクリックで連携できます。ぜひ一度お試しくださいませ。
バイトルとIndeedのユーザー数・求人数などの違い
ここからは、バイトルとIndeedの特徴を比較していきます。まずは「ユーザー数」や「求人数」について紹介します。
バイトルのユーザー数・ユーザー属性・求人数
【ユーザー数】
月間訪問者数は約800万人だとされています。年代でいうと10代と20代が中心ですが、30代、40代と中堅層のユーザーも一定数おり、幅広く利用されています。
【ユーザー属性】
バイトルの代理店である株式会社マルニコーポレーション様のバイトル紹介ページでは、「属性」について下記のとおり紹介しています。高校生・学生やアルバイト・フリーターを中心に、さまざまな属性が偏りなく利用しています。
(出典:バイトルの会員データ|株式会社マルニコーポレーション)
【求人数】
求人数は2,257,799件(2025年1月11日時点)です。
Indeedのユーザー数・ユーザー属性・求人数
【ユーザー数】
月間訪問者数は約3,700万人(※2023年7月時点の総訪問数, Similar Webより)
【ユーザー属性】
ユーザー属性について、Indeed側からの情報公開はありません。ただしサイトを見ると、業種や雇用形態、エリア、どの要素をとっても幅広い求人があり、ユーザー属性も多様であると予想できます。
【求人数】
ユーザー属性と同じく、総求人数や新着求人数も公開していません。ただし、世界各国で展開しているというサービス基盤の強固さに加え、国内においてもユーザー数が圧倒的であることから、膨大な求人数を誇っていることは間違いありません。
バイトルとIndeedの掲載料金・プランの違い
バイトルの求人掲載を判断するにあたって、「いくらで掲載できるのか」が気になる企業は多いと思います。そこでここからは、バイトルに求人を掲載する際の料金について解説します。
バイトルの掲載料金・プラン
バイトルでは、求人を出す地域ごとにプランが用意されており、都市部など競合が多いエリアほど料金が高くなっています。下記は、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県を対象とする「首都圏エリア」の例です。
Pプラン・Pプラン(EX) | 100,000円~/1週間 |
PLプラン | 85,000円~/1週間 |
Dプラン | 35,000円~/1週間 |
Cプラン | 25,000円~/1週間 |
Bプラン | 13,000円~/1週間 |
Aプラン | 4,100円~/1週間 |
※Pプラン・Pプラン(EX)が露出度が最も高く、Aプランが露出度が最も低い
※AプランとBプランは最短4週間から、CプランとDプランは最短2週間からの掲載
※下記の記事では、バイトルの掲載プランについてより具体的に解説しています
⇒【2023年最新】バイトルとは?掲載料金や期間、掲載方法、特徴を徹底解説
Indeedの掲載料金・プラン
Indeedは無料掲載が可能ですが、「スポンサー求人」という有料オプションも利用できます。
これは「ユーザーが求人をクリックした数」によって料金が決まる料金体系で、「クリック課金型」と呼ばれます。AIが職種やエリア、雇用形態などを踏まえてクリック単価を自動調整する仕組みです。
企業側であらかじめ予算を設定できるので、必要以上に負担がかさむ心配はなく、計画的な運用が可能です。なお、以前までは15円~1,000円の範囲で自分たちでクリック単価を設定できましたが、2022年7月からAIによる調整のみとなっています。
バイトルとIndeedの掲載方法の違い
ここからは、バイトルとIndeedの具体的な掲載方法について解説します。
バイトルの掲載方法
step1:問い合わせる
バイトルHPのWebフォームまたは電話で問い合わせましょう。
step2:担当者と求人掲載の打ち合わせ
担当者が企業の採用課題や予算・期間などをヒアリングし、最適なプランを提案してくれます。
step3:求人原稿の取材
企業の要望や採用課題をもとに、求める人材に向けた求人原稿を作成してくれます。
(※自社で作成することも選択できます。)
step4:原稿の確認・掲載開始
掲載開始後もアクセス数や応募数の分析レポートの結果と応募状況を見ながら、求人原稿を何度でも無料で修正・更新できます。
step5:面接・採用
採用が成功するまで応募者のフォローや面接時のポイントなど、具体的な方法を提案してくれます。
Indeedの掲載方法
Indeedに求人を掲載する主な方法は下記のとおりです。
- Indeed内での直接投稿
- Indeedと連携しているATS(採用管理システム)等に求人情報を掲載する
※掲載手順など詳細について知りたい方はこちら
⇒インディード(Indeed)に求人を掲載する方法と注意点とは?有料掲載と無料掲載の違いまで徹底解説!
バイトルとIndeedのどちらに掲載するのがおすすめ?
バイトルとIndeedのどちらを使うか迷ったときは、「どちらが自社たちに合っているか」を考えることが大切です。
バイトルであれば担当者が原稿を作成してくれますし、掲載中のフォローもあるので安心です。一方で、求人掲載に伴いかならず料金が発生するので、仮に良い人材と出会えなくても金銭的負担は発生します。
Indeedは、自分たちで求人の掲載・運用をする必要があるのでノウハウは求められますが、その分、柔軟に採用活動ができるでしょう。有料オプションはクリック課金型で予算上限を設定できるので、無駄な支出も増えにくいと言えます。
特にIndeedは無料で求人が掲載できるので、一度使ってみて判断するのも良いかもしれません。
バイトルとIndeedの比較一覧表
バイトル | Indeed | |
ユーザー数 | 月間訪問者数約800万人 | 月間訪問者数約3,700万人 |
求人数 | 多い | 非常に多い |
無料掲載の有無 | 無 | 有 |
料金体系 | 掲載時に料金が発生 | 求人がクリックされたタイミングで料金が発生 |
特徴 | ・担当者によるフォローがある ・アルバイト採用に特化している ・若年層からの人気が高い |
・完全無料で利用でき有料オプションで効果を高めることも可能 ・あらゆる雇用形態・働き方に対応 ・サイト側のフォローはないがその分柔軟度が高い |
まとめ
若年層に強みを持つアルバイト・パート求人掲載サイト『バイトル』と、無料で求人を掲載できる『Indeed』。それぞれに異なる特徴やメリットがあるため、自社の特性や求める人材、採用状況に応じて比較検討しながら選定してくださいね。
また、Indeedの導入から求人掲載・広告運用に関するご相談やご質問は、Indeedの正規代理店である株式会社ネットオンにお気軽にお問い合わせください。
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