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歯科衛生士の採用方法|求職者が重視するポイントとは?

[公開日]2020.06.26
[更新日]2020.08.13
歯科衛生士 採用方法

数多くの職種の中でも、歯科衛生士の採用は難しいと言われています。しかし、求職者が重視するポイントを理解し、そのニーズにしっかり応えることができれば、求める人材を上手く採用できるかもしれません。

そこで本記事では、歯科衛生士の採用方法と求職者が重視するポイントについて解説します。

歯科衛生士の採用が難しい理由

歯科衛生士を採用することが難しい理由として、転職回数の多さが大きな理由ではないかと考えられます。

公益社団法人 日本歯科衛生士会が、常勤・非常勤を含めた歯科衛生士全体を対象に「勤務先を変えた経験があるかどうか」を調査したところ、転職回数が「1回ある」と答えた歯科衛生士が21.4%、「2回以上ある」は52.0%でした。
(令和2年3月歯科衛生士の勤務実態調査報告書より参照)

つまり、歯科衛生士の7割以上は転職を経験しているということになります。
また、結婚や出産を機に退職後、復職したいと考えても

  • ブランクが長いけど、採用してくれる医院はあるのか?
  • 新しい医療技術や器具の使い方を覚えられるか?
  • 家庭や育児の両立ができるのか?  etc…

こういった不安要素もあり、経験はあってもなかなか復職できない、定着しないのが現状です。 まずは、歯科衛生士を採用する方法について確認してみましょう。

採用の方法について

歯科衛生士の採用活動を行うにあたり、どういった採用の方法があるのでしょうか? 一般的には、下記5つの方法があります。

  1. ハローワークに求人掲載する
  2. Web媒体に求人掲載する
  3. 紙媒体に求人掲載する
  4. 人材紹介サービスを利用する
  5. 自院サイトで求人募集する

では、順番に紹介していきます。

ハローワークに求人掲載する

事業所登録をしている医療法人・医院であれば、無料で求人を出せます。求人を出すためには大きく分けて2つの方法があります。

  1. 管轄のハローワークに出向いて、パソコンまたは求人申込書で求人申込み手続きをする。
  2. 事前にパソコンで求人情報を仮登録し、ハローワークの窓口で直接本登録をする。

2020年1月にハローワークのインターネットサービスが大きくリニューアルし、インターネット上からの求人申し込みが簡単にできるようになりました。求人者マイページを開設後、パソコンから求人情報を入力できます。ハローワーク内の端末や手書きの申込書でもマイページの開設が可能です。

Web媒体に求人掲載する

  1. 求人サイト
  2. 求人検索エンジン
  3. ソーシャルリクルーティング(SNS)

Web媒体の求人は、基本的に上記の3種類に分かれます。 では、それぞれの特徴について説明していきます。

求人サイト

求人掲載期間と情報量・画像数によってプランが分かれており、採用の成果に限らず費用が発生します。インターネットやスマートフォンの普及とともに、求人サイトは最も一般的に使用される求人の方法として定着してきました。 医療業界に特化した求人サイトを利用すれば、歯科衛生士をはじめとした医療従事者に対してピンポイントに求人を届けることが可能です。

求人検索エンジン

近年、急速に普及している新しい形の求人サイトです。IndeedやGoogleしごと検索(Google for jobs)が代表的な求人検索エンジンで、企業の採用ページや他社の求人サイトから求人情報を集めて掲載できます。 求人検索エンジンは無料で求人を掲載できるため、採用コストを抑えやすいという点がメリットです。

ソーシャルリクルーティング(SNS)

ソーシャルリクルーティングは、SNSを活用した採用方法です。特に「Twitter」でのリクルーティングが活発で、メッセージ機能(DM)を使って企業がユーザーに直接アプローチしているようなケースもあります。 また、「Facebook」も企業ページに求人を掲載できる機能があり、採用に活用できるSNSとして知られています。
Facebookの求人募集方法と5つのコツを徹底解説!

自院のSNSアカウントで採用情報などを発信することで、「待ち」の採用活動だけでなく「攻め」の採用活動を並行できることがソーシャルリクルーティングの最大の特徴です。 ソーシャルリクールティングについては以下の記事で解説しています。
【2020年最新版】SNSが求人の強い味方に?ソーシャルリクルーティングとは

紙媒体に求人掲載する

  • フリーペーパー(地域求人誌)
  • 求人折込チラシ
  • 専門学校・大学で求人募集する

紙媒体での求人方法は上記の3種類です。 では、それぞれの特徴とメリットについて簡単に説明していきます。

フリーペーパー(地域求人誌)

駅やコンビニで設置される求人用のフリーペーパーに掲載する方法です。昔に比べると取扱い数が減りましたが、ある特定の地域エリアに向けて求人募集したい場合に有効的な求人広告です。 地域密着型という事もあり、その地域の歯科衛生士の目にとまりやすい点がメリットです。 多くの求職者に見てもらうことが可能で、高い応募効果が期待できます。

求人折込チラシ

日曜日の朝刊に折込まれることが多い求人チラシに広告を掲載する方法です。折込チラシのメリットは、地域ごとにチラシを配布できるので、募集したい地域を限定して求人広告を出せる点がメリットです。

専門学校・大学で求人募集する

学校の掲示板などに求人を掲載する方法です。専門学校・大学などのキャリアセンター(就職課)に求人票を送付します。 専門学校・大学で求人募集するのメリットは、歯科衛生士を目指す学生に直接的に求人をPRできる点です。

人材紹介サービスを利用する

転職エージェントに人材を紹介してもらう方法です。人材を紹介してもらう段階では費用は発生せず、採用が確定した時点で成果報酬を支払います。 人材紹介は、ヘッドハンティングなどによりスキルや経験のある優秀な歯科衛生士を確保できるメリットがあります。 歯科衛生士の紹介実績が豊富な転職エージェントに依頼すると良いでしょう。

自院の採用サイト

自院のサイト上で採用ページを作成し、求人を掲載します。採用ページを制作する必要はありますが、その後の費用は基本的にはかかりません。「無料で掲載できる」「自院の魅力が伝わるよう豊富な情報を提供できる」という点がメリットです。 さまざまな採用方法を紹介しましたが、いずれの方法にしても求職者が重視しているポイントを明確に伝えることが必須です。

では、歯科衛生士が働く上で重視しているポイントはどの部分なのでしょうか?

歯科衛生士が働く上で重視する4つのポイント

自院サイトがあるかどうか

医院の雰囲気などを自院サイトからも伝えられるので、求人広告を利用する場合に比べてミスマッチが起こりにくいと言えるでしょう。

院長の人柄や職場の人間関係が良好かどうか

応募者は「職場の雰囲気は悪くないか?」「態度や発言がきついスタッフはいないか?」「働きたい職場かどうか?」などを気にしています。 可能であれば、面接前などのタイミングで応募者に医院を見学してもらうと良いでしょう。

医院を案内してくれるスタッフの応対や人柄はもちろん、すれ違うスタッフの応対も重要です。それだけではなく、スタッフ同士やスタッフと医院長の会話や雰囲気を確認して、スムーズなコミュニケーションが取れているか、自分に合いそうな職場かを判断します。

院長の人柄については、どれだけ素晴らしい治療技術を持っていても、医師として価値観の合わない院長のもとでは働きたくないと考えるのは当然です。

理念・方針に共感できるかどうか

院長の治療方針や、患者さんに対する考え方に賛同できなければ長く勤めることが難しくなってきます。特に数人規模の医院では院長とスタッフが接する時間が長いため、自分と波長が合う医院が良い!と思っている人も多いです。

条件面が良いかどうか

  • 給与
  • 勤務地
  • 勤務時間

上記3つが特に重要となります。

給与について

同じ時間働くのであれば、当然ながら給与は高いほうが求職者には魅力的に見えるでしょう。 特に現職の給与に不満がある人や、歯科衛生士としての知識・技術・経験等のスキルを十分に身につけられた人は、自身のキャリアアップとして、給与は最も重要と考える人が一定数います。

昇給・キャリアアップについて細かく記載することをおすすめします。

勤務地について

「自宅から徒歩圏内」「最寄駅から30分圏内」「駅直結」「マイカー通勤OK」など、勤務地をベースに働く場所を探す人も多いです。 電車での通勤・帰宅ラッシュを避けたい人は、就職や転職を機に勤務地の近くに引っ越しをする場合もあるため、家賃補助などを設けている歯科医院は求職者から魅力的に感じられるでしょう。

また、ショッピングモール内の医院では、仕事終わりに買い物ができることがメリットです。こういったアピールできるポイントは積極的に記載すると良いでしょう。

勤務時間について

同じ医院に長く勤めるためにも、プライベートと両立できる「残業ほぼなし」「18時退社」といった条件を必須にしている求職者もいます。 特に子育て中の人は、勤務できる時間に制約があるため、「自宅から通勤しやすいか」「短時間でも働けるか」などを重視しています。

医院では、急患対応や予定外の診療によって、治療時間が長引いてしまうこともありますが、平均的な残業時間などについても記載しておきましょう。

歯科衛生士の採用成功事例

歯科衛生士の採用において、実際に採用成功している医院の成功事例をご紹介します。

匠歯科様

匠歯科様は、広島市中区にて診療を行っている歯科医院です。

Indeedと連携ができる採用マーケティングツール『採用係長』を利用し歯科衛生士の採用に成功しました。 これまで主にハローワークを利用し、採用活動を行っていましたが、求人内容に制限があり、希望にマッチした応募者がなかなか来なかったそうです。
『採用係長』では、好きなように求人の内容を書けるので、求める条件にマッチした応募者が来ることが多く、Indeedに求人を掲載してから多くの応募がありました。

お客様の声:匠歯科 様

かねだ歯科医院様

かねだ歯科医院様は、京都市にて診療を行っている歯科医院です。

『採用係長』を利用することで、求人票を修正したいときや掲載を止めたいときなど、自分たちで操作が可能なため、大変便利だったとの声もあります。費用も安くて経費削減ができたとのことです。Indeedと自動連携ができる『採用係長』を使うことで、たくさんの応募があり、多くの方が見学・面接に来られ、その中から採用に至りました。

お客様の声:かねだ歯科医院 様

まとめ

参考になりましたでしょうか? ご紹介したいずれの採用方法を使うにしても、職場の人間関係や労働条件など、どれだけ自院の魅力を伝えることができるかが非常に重要です。

『採用係長』では、Indeedをはじめ最大7つの求人検索エンジンに連携できます。多くの求職者に見てもらえるという面では、IndeedやGoogleしごと検索と連携することでエリアを最適化できます。 また、自由に求人票に文章や画像・動画を掲載できるため、歯科医療の現場の魅力を存分に打ち出せます。

歯科衛生士の採用を強化されたい採用担当者の方は、無料で使える採用マーケティングツール『採用係長』を試してみてはいかがでしょうか?

採用係長 医療向け

この記事を書いた人

Momoko.S

Momoko.S

ネットオン採用担当。ライター経験は浅いですが、現在はライター業を生業にしています。作成した記事が人事・採用担当の方のお役に立てば嬉しいです!

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