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飲食店における人手不足の原因とは?|求人の書き方や定着のヒント

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[公開日]2020.05.26
[更新日]2020.11.27
飲食店 人手不足

年々深刻化していく飲食店の人手不足。解消の糸口は、人手不足の原因を見極め、対策していくことにあります。
そこで、今回は飲食店が人手不足に陥る原因を紹介した上で、

(1)条件・環境編
(2)募集~定着編

の2パートに分けて、具体的な解消方法例を紹介していきたいと思います。

人手不足に悩まされる飲食店

日本では、慢性的に飲食店の人手不足が叫ばれてきました。帝国データバンクが2019年1月に行った調査によると、飲食店の約84.1%が人手不足を実感しています。

さらに、新型コロナウイルス流行による店舗の休業が拍車をかけ、既存の従業員を解雇せざるをえず、収束後におけるこれまで以上の人手不足が危ぶまれています。

人手不足によって生じる問題

人手不足によって生じる問題はたくさんありますが、中でも深刻な問題は既存の従業員への負担と連鎖的な退職でしょう。 一人の従業員の退職によって業務に穴が発生すると、既存の従業員の負担が増え更に従業員が退職してしまう、という悪循環。店舗の運営側にとっては、一番避けたい事態かと思います。

人手不足に陥る原因

飲食店の退職原因として、よく挙げられるポイントは以下の3つです。

  • 勤務時間が合わない
  • 職場環境に不満要素がある
  • 福利厚生が充実していない

また、実際に飲食店を退職したアルバイト100名の意見を集めたアンケートでは、

  • 給料に変化がなかった
  • 立ち仕事で体力が続かない
  • 人間関係が嫌になった

などの意見も多く寄せられています。
参考:ミルトーク『飲食系のアルバイトをしていたけど辞めた方、その理由はなんですか?』

とはいえ、上記の原因が分かったとしても、どのように改善していけばよいのでしょうか。

人手不足を解消するための方法

この章では具体的な人手不足の解消方法例をご紹介します。

条件・環境編

勤務時間

勤務時間は、求職者が最もよく確認するポイントです。 アルバイト・パート人口として多い大学生や主婦(主夫)の場合は、

「大学の授業の合間で働きたい」
「子供の送り迎えなどがあるので夕方までで働きたい」

などの希望が多くあります。

そのため、「週4日~OK」や「1日6時間~OK」などの条件だと、まとまった時間が取れないという理由から応募が少なくなってしまいがちです。 確かにまとまった時間働いてくれる従業員がいれば仕事に早く慣れてもらいやすく、シフト・労務・給料の管理なども簡単ですが、急に退職されてしまったときの穴も大きいはずです。

まずは少しずつ働ける大学生や主婦(主夫)を多く雇用するのも人手不足脱却への一歩になります。 大学生や主婦(主夫)の層を獲得する場合は、

「週1日~OK」
「1日4時間~OK」
「土日のみOK」

といったように、応募のハードルを下げて従業員数を増やし、人手が不足しがちな時間帯の穴を埋めることも有効です。

しかし、この方法は出勤日の間隔が開いてもアルバイト・パートの方がスムーズに業務にあたれることが最低条件となります。業務マニュアルがまだしっかりと整っていない場合、まずはマニュアルの見直しから始めましょう。

職場環境

給与や勤務時間の条件がよくても、職場環境が悪ければ退職してしまうことは珍しくありません。飲食店は立ち仕事で体力を使うので、しっかりと休憩できる時間を確保したり、従業員同士が気軽にコミュニケーションを取りやすい雰囲気を作ることが重要です。

意外と見落とされがちですが正社員とアルバイトの業務内容の切り分けも重要です。正社員とアルバイト・パートとで業務内容の切り分けが出来ていないと、お互いの仕事量に対する給与の割合に不満を感じ、退職の原因となります。

メンバーにどういった業務を任せるのかの見直しを行い、業務範囲を文章にすることも、今後は必要となってくるでしょう。

福利厚生

福利厚生は、勤務時間や職場環境などの条件に加えて「あったら嬉しいな」といったプラスアルファの要素として注目されることが多いです。

特に飲食店ですと「交通費の支給」「まかない等の食事手当て」といった部分へ関心が集まりやすいので、それぞれ制度として導入できそうであれば、前向きに検討してみましょう。

募集~定着編

【募集】Indeedの活用

日本では2010年からのスマホの普及に始まり、現在では9割近くの人ががスマホを所有しています。 スマートフォン比率
画像出典:株式会社 NTT ドコモ モバイル社会研究所|スマホ所有率レポート

そして、今や求人募集はWeb上で行うことが主流となっています。 しかし、いざネットで募集をしようにも色々な方法があり、「どうやって募集すれば良いのかが分からない」といった方も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメしたい方法が、月間サイト訪問数2,800万人(SimilarWeb,総訪問数,2019年12月調べ)と、国内で圧倒的なシェアを誇るIndeedの利用です。

Indeedをオススメする理由は、3つあります。

  • WEBで検索したときに上位に表示されやすい(=求職者の目につきやすい)
  • 飲食店の仕事を探している求職者が多い(2020年4月時点:1,071,542人 ※Indeed労働市場分析調べ)
  • 無料で掲載できる

今までWeb上で求人募集をしたことの無い方でも、費用をかけることなく求人募集を始められますので、ぜひ一度お試しください。

Indeedにおける求人募集のテクニックなどは以下の記事で解説しています。
『Indeedは飲食店の求人募集に向いている? | 実際の事例も紹介』

【面接】ミスマッチを防ぐ面接の流れ

長く働いてくれる従業員を獲得するには、最初の面接でマッチするかどうかを見極めることが重要です。

とはいえ、面接の方法について誰かに教わるといった機会が少なく「どういったところに気をつけて面接をすれば良いのか?」「そもそもどういった流れで行うのが良いのか?」と疑問を持っている方も多いでしょう。

そこで、面接の流れの例と、それぞれの項目で注意すべきポイントをご紹介します。

面接の流れ 注意すべきポイント
ステップ1 :案内する ■面接場所を事前に準備しておく
ステップ2 :自己紹介する ■企業側の面接担当者から、自己紹介をする
ステップ3 :履歴書を受け取る ■一通り目を通した後は面接に集中する
ステップ4 :リラックスさせる ■座り方、テーブル配置にも注意を払う ※プレッシャーを与えないように
ステップ5 :相手を理解する ■相手の話を相槌を打ちながら聞く ■相手の癖を見ておく
ステップ6 :業務内容の説明 ■分かりやすく、簡潔にまとめて話す
ステップ7 :勤務条件の説明 ■勤務の条件(時給や最低勤務日数)を明確に相手に伝える
ステップ8 :確認を取る ■必要事項の確認を忘れないこと(給与の渡し方・制服サイズ・いつから出勤可能か等)
ステップ9 :採否の連絡 or 即決 ■連絡方法、合否までの必要日数などを明確に伝える
ステップ10:感謝と御礼 ■求職者もお客様だということを忘れずに

参考:ディー・アイ・コンサルタンツ編著『誰もが認める実力店長シリーズ① 実力店長のパート・アルバイト採用編』同友会(2009年)

【定着】早期の退職を防ぐフォロー例

募集、面接などのいくつかの工程を経てようやく採用した従業員。

しかし、せっかく採用ができても従業員がすぐに辞めてしまうのでは意味がありません。
入社直後の従業員は「ここでうまくやっていけるだろうか」といった不安を抱えています。 長く働いてもらうにはそういった不安を最初に取り除き、定着までのフォローをしっかりと行うことが肝心です。

そこで、今すぐできる定着率向上のための施策例を2つご紹介します。

<スタッフボードの作成>

一緒に働くメンバーを知ることは店舗内のコミュニケーションを円滑にし、わからないことを気軽に聞きやすい雰囲気を作り出します。 しかし、従業員同士の勤務時間などが違うと、既存のメンバーですら同じ店舗で働いているメンバーの顔と名前を知らないということは珍しくありません。

そこでオススメしたいのが、スタッフボードの作成です。

スタッフボードとは、コルクボードやホワイトボードなどに在籍している従業員の顔写真や名前を貼りだしたものです。 スタッフボードにより自分のお店に在籍しているのが何人で、どんなメンバーがいるのかを簡単に知ることが出来ます。

<店舗ルール表の作成>

入社直後の従業員にとっては「何をやってはいけないのか」が分からず、自分の行動に自信を持てません。 そこでオススメしたいのが、店舗ルール表の作成です。

内容は、

  • 勤務開始15分前には出勤する
  • 整理整頓を心掛ける
  • 他人の悪口を言わない
  • 元気に挨拶をする

など基本的なもので構いません。

従業員の行動のブレが少なくなり、従業員の結束力の強化、顧客満足度の向上に繋がります。 「やってはいけないこと/やってほしいこと」を従業員に質問し、それぞれ紙に書いてもらい集めるなどしてルール表を作成すると良いでしょう。

参考:ディー・アイ・コンサルタンツ編著『誰もが認める実力店長シリーズ① 実力店長のパート・アルバイト採用編』同友会(2009年)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は人手不足で悩む飲食店様に向けた、人手不足解消のヒントをいくつか紹介しました。
福利厚生面や職場環境の改善などすぐに実行することが難しいものもありますが、面接方法の見直しやスタッフボードの作成など、比較的実行しやすいものもあるかと思います。

今回ご紹介した内容はあくまで一例にすぎませんが、少しでも人手不足で悩む飲食店様の改善の助けになれば嬉しく思います。

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この記事を書いた人

Yusuke.H

Yusuke.H

カスタマーサクセスチーム所属。普段は顧客の採用成功のお手伝いをしていますが、シーズンによっては新卒採用を兼任しています。映画・ドラマ・ゲーム・アニメの音楽を聞くのが好きすぎるあまり、今では部屋に600枚のCDがあふれてます。何とかしなきゃ…。

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