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採用サイトのアクセス解析って必要?Googleアナリティクスを使った分析方法を簡単解説

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[公開日]2021.03.29
[更新日]2021.03.26
採用サイト アクセス解析

採用サイトが完成したのはいいものの、

「本当に求人に応募があるのか」
「訪れているユーザー層がわからない」

といった悩みを抱えている方も多いかもしれません。

そのようなとき、無料で使えるアクセス解析ツール「Google アナリティクス」が役に立ちます。
そこで今回は、Googleアナリティクスを使った採用サイトの分析方法についてまとめてみました。

採用サイトのアクセス解析は必要なのか?

結論から言えば、採用サイトを運営するうえでアクセス解析は欠かせません。
ここではアクセス解析の概要やメリットについて、まとめてみました。

アクセス解析とは

アクセス解析とは、WebサイトのCV数アップにつながる糸口を見つけるために、サイト訪問者の特性や行動を分析することです。

採用サイトをはじめ、ビジネス目的で利用されているWebサイトにはいずれもCV(=コンバージョン)が関わっています。

CVとは、Webサイト上でユーザーに達成してもらいたい行動のことを指し、採用サイトでいえば企業に応募してくれる求職者を増やすことが目標となるでしょう。

アクセス解析では、このCV(応募)を増やすためにユーザーの行動を分析し、そこから見えてきたサイトの課題をクリアにすることが求められます。

アクセス解析のメリット

アクセス解析を行うことで、Webを訪れたユーザーの意図を把握できることに加え、コンテンツの改善にも役立ちます。

実際に採用サイトから求人に応募してくれたユーザーが、どうやってそのページにたどり着き、それまでにどのような行動を取ったのか。アクセス解析を行うことでそれらの情報が得られるようになります。

ユーザーの行動経路をしっかりと把握し、Webサイトの導線をよりユーザーライクなものへと改善していくことで、結果としてCV数を高めることができるでしょう。

また、アクセス解析を行うとチャネルごとの流入を把握できます。つまり、GoogleやYahooといった検索エンジンから採用サイトを訪れたのか、TwitterやInstagramをはじめとしたSNSから訪れたのかというように、流入してきた経路元を調査可能です。

その結果を踏まえて注力するチャネルを決定することはもちろん、コンテンツの改善にも役立ちます。

採用サイトのアクセス解析にGoogleアナリティクスを使う

採用サイトのアクセス解析をするためにはまず、「Googleアナリティクス」と呼ばれるサービスを利用するのが最も一般的です。

ここではGoogleアナリティクスの概要と、その設置方法についてご紹介します。

Googleアナリティクスとは

Googleアナリティクスとは、Googleが基本無料で提供しているアクセス解析ツールで、日本の上場企業の7割以上が利用しているとも言われます。
(参考:https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/access-analysis-basic/what-is-access-analysis/

Googleアナリティクスでは登録したサイトにおけるユーザーの行動をデータとして蓄積し、サイトの改善に役立てることが可能です。

  • 「サイトの月間訪問者数はどれほどか」
  • 「ユーザーはどこからサイトを訪れたのか」
  • 「よく見られているページはどこなのか」

といった疑問も、Googleアナリティクスで把握できます。
次に、Googleアナリティクスの設置の仕方について見ていきましょう。

Googleアナリティクスの設置方法

Googleアナリティクスの導入は、大きく分けて次の3ステップです。

  1. Googleアカウント登録
  2. Googleアナリティクス登録
  3. トラッキングコードを設置

Googleアカウント登録

Googleアナリティクスを利用するためにはまず、Googleアカウントを作成しなければなりません。
なお、既にアカウントを持っている場合は「Googleアナリティクス登録」へ進んでください。

Googleアカウントの作成はGoogleマーケティングプラットフォームの「アカウントの作成」より、画面の指示に従って進めます。

登録の途中で電話番号認証が要求されるため、手持ちの携帯がSMS(ショートメール)受信が可能な状態にあるかどうか確認しておくとよいでしょう。

Googleアナリティクス登録

Googleアカウントの作成後、アナリティクスの登録へと移ります。
まず、アナリティクスアカウントにログインしましょう。画面左のアイコンメニュー内から「管理」をクリックし、管理画面に進みます。

「アカウント」列にある「新しいアカウントを作成」より、アカウント名の設定およびアカウントの共有設定を確認しましょう。

アカウント名はあとで見返した時にわかりやすいよう、具体的でわかりやすい名称をつけることをおすすめします。

つづいて「プロパティの設定」より、「詳細オプションを表示」を選択してください。

ここで詳細オプションを表示しないまま次の画面に進むと、新しいGoogle アナリティクス(GA4)の設定でプロパティが作成されます。

旧アナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)のプロパティも作成可能です。旧アナリティクスのプロパティを作成する場合は、ウェブサイトのURLの記載が必要となります。

また、新アナリティクスおよび旧アナリティクス両方のプロパティを作成するか、旧アナリティクスのプロパティのみを作成するか選択可能です。

最後に「ビジネスの概要」より、業種やビジネス規模、GA利用目的などについて回答し、アカウント作成が完了します。

トラッキングコードを設置

Googleアナリティクスの登録が終わると、トラッキングIDが取得可能になります。画面に表示されているトラッキングIDを<!– Global site tag (gtag.js) – Google Analytics –>から</script>まで、すべてコピーしましょう。

コピーしたトラッキングコードはアナリティクスを利用するウェブサイトのHTMLに張り付ける必要があります。

HTML内<head>タグの直後にコピーしたコードを張り付けてください。ウェブサイトの全ページにコードを張り付けないと適切なデータが計測されなくなるので注意しましょう。

(参考:https://support.google.com/analytics/answer/1008080

Googleアナリティクスを使った採用サイトの分析ポイント

ここでは、Googleアナリティクスを使った採用サイトの分析方法について見ていきます。

セッション数・ユーザー数・PV数について

作成した採用サイトに、ユーザーが訪れているかどうかを確認するにはまず、アナリティクス管理画面の左メニュー内「オーディエンス>概要」をクリックします。

そこではサイト全体のレポートのうち、主にサイトを訪問した「ユーザー」に関する情報が掲載されており、主な確認項目は次の通りです。

ユーザー数 サイトを訪れたユーザーの数
セッション数 該当Webサイトに何回訪問があったか
ユーザー当たりのセッション数 ひとりのユーザーが平均何ページ訪れたか
ページビュー数(PV数) 該当Webサイトで見られた総ページ数
ページ/セッション数 1度の訪問で平均何ページ見られたか
直帰率 1ページだけ見てすぐに離脱してしまったユーザーの割合

また、ページごとの詳細な情報を知りたい場合は左メニュー内「行動>サイトコンテンツ>すべてのページ」で確認します。

ここではページごとのビュー数やページ別の訪問者数、平均滞在時間などを確認できます。それぞれのページにおける役割と滞在時間などを照らし合わせ、改善項目がないか洗い出すことが大切です。

なお、Googleアナリティクスに登録したWebサイト内に採用ページが存在する場合、そのページだけ別途分析するとより詳しい情報が得られます。

具体的には、先ほどの「オーディエンス>概要」のページ上部にある「セグメントを追加>新しいセグメント」より採用ページを追加設定します。
画面左側の「条件」タブよりフィルタ横を「セッション」「含める」、その下の欄を「ページ」「含む」に設定の上、採用ページのURLをしましょう。

その後セグメント名を入力し、「保存」を押せば設定が完了します。

ユーザーの属性について

採用サイトを訪れているユーザーの性別や年齢、地域といった情報を確認したい場合、メニュー左「オーディエンス>ユーザー属性」の順にクリックします。
ユーザー属性では概要、年齢、性別といった項目別にユーザーの属性データが見られるため、ニーズに合わせて選択しましょう。

コンバージョン(応募)について

コンバージョンを正確に確認するためにはまず、Google Analyticsにて「目標」を設定することから始めましょう。

まずはGoogle Analyticsにログインしたあと、「管理」をクリックし、対象となるビューに移動しましょう。「ビュー」列で「目標」をクリックし、「+新しい目標」をクリックして設定に移ります。

オプションのリストから「カスタム」を選択し、「続行」をクリック。目標のタイプを選択したのち、目標の設定を続けましょう。

「名前」の入力欄に任意の目標名を入力します。目標のスロットIDはデフォルトのままで、その下のタイプは「到達ページ」を選択して、「続行」をクリックします。

目標の詳細については、「到達ページ」の入力欄に応募エントリーの完了画面のURLを入力します。
最後に「保存」をクリックし完了します。

目標の確認方法

目標の確認は「この目標を確認」をクリックすることで可能です。過去7日間のデータから、設定した目標で達成されるコンバージョン(応募)率が計算されます。

このコンバージョン率はアカウントのデータに基づいて計算されたものであり、目標の成果を予想するものではないことに注意してください。

目標は適宜、修正・編集ができるため、データを見ながら変更していくとよいでしょう。

まとめ

今回はGoogleアナリティクスを使った採用サイトの分析方法について、お伝えしました。

Googleアナリティクスを上手に活用することで、ユーザーの流入を増やせることはもちろん、求人の応募を多く獲得できるようになるでしょう。
実際のデータを見てユーザーの行動を把握し、適切なサイト運営を心がけてみてください。

今回の記事が少しでも参考になれば、幸いです。

この記事を書いた人

織瀬ゆり

織瀬ゆり

某信託銀行退職後、フリーライターとして独立。宅建士およびFPなど複数資格を所持しており、金融や不動産ジャンルを中心に幅広いジャンルで執筆活動を行っています。プライベートでは2児の母として育児に奮闘中。

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