魅力が伝わる職種名の書き方 業種との違いやIndeedで目立つためのコツも解説

3行でわかる!この記事の要約
  1. この記事を読むと、Indeedにおいて職種名が重要な理由を理解でき、職種名の効果的な書き方も習得できます。
  2. Indeedにおいては職種名検索が一般的であるため、より多くの求職者に求人を見てもらうためにも、職種名の書き方は工夫する必要があります。
  3. 職種名の書き方のポイントは「シンプル」、「イメージ」、「検索キーワード」の3点。しかし、NGな書き方もあるため注意が必要です。

「仕事探しはIndeed」のフレーズで圧倒的な知名度を誇る求人サービス『Indeed』。求人に特化し、月間3.5億人のユーザーが訪問(*1)する世界No.1の求人サイト(*2)です。
(*1:Google Analytics, Unique Visitors, 4~9月 2023、*2:comScore 2022年9月, 総訪問数

無料で掲載ができ、また有料掲載であっても「クリック課金型(成果報酬)」の求人サービスであることから、掲載する企業にとってメリットが多く人気があります。

そんなIndeedですが、掲載するにあたり実は「職種名」の書き方が鍵となっています。職種名に少し手を加えることで応募効果が上がり、求める人材から応募が来やすくなるためです。

本記事は、Indeedで効果的な職種名の書き方と掲載NGの職種名について詳しく解説します。

※Indeedの仕組みやメリット・デメリットについては下記の記事で解説しています。
インディード(Indeed)とは?仕組み・メリット・デメリット・効果を出す方法・成功事例まで徹底解説!

職種名とは?業種名との違いは?

「職種名」とは、企業で担う役割を一言で表したものです。
例えば、下記はよく求人票で使われている職種名の一部です。

  • 営業職
  • 事務職
  • 販売員
  • 企画職 など

「職種名」とよく混同される言葉として「業種名」があります。
業種名とは、その業界の種類のついて表す言葉で、例えば下記は業種名に該当します。

  • 小売業
  • 飲食業
  • メーカー
  • 不動産 など

総合職や一般職との違いは?

「総合職」「一般職」とは、組織におけるポジションを表す言葉です。
具体的な定義は組織によって異なりますが、一般的な違いは下記のとおりです。

総合職 将来的に組織の中核を担うポジションです。企業の事業を横断的に経験しながら、徐々に幹部としてのキャリアを築くことが一般的です。支社・支店が複数ある企業の場合、異動や転勤が多くなります。
一般職 総合職をサポートするポジションが一般職と呼ばれます。書類作成や在庫管理、顧客対応といったアシスタント系の業務が多く、異動や転勤も少ない傾向です。

職種名が重要な理由とは

では、Indeedに掲載し応募効果を上げるために、なぜ「職種名」が重要なのでしょうか。
以下に3つの理由を紹介します。

  • Indeedは職種名検索が一般的
  • 職種名から仕事内容をイメージする
  • 職種名がスマホ画面で一番目立つ

Indeedは職種名検索が一般的

Indeedでは「職種名検索」が一般的です。多くの求職者は求人情報を検索する際、職種名で検索します。そのため、より多くの求職者にアクセスしてもらうためには求職者の検索ワードと一致させる必要があります。

一般的でわかりやすい職種名であれば、より多く検索されることが期待できるため、求職者の目に留まりやすくなるでしょう。

職種名から仕事内容をイメージする

求職者にとって最初に目にする項目が「職種名」です。求職者は、まず職種名を見てどんな仕事をするのかをイメージし、その求人に興味を持つとさらに詳しい募集内容を確認しようとします。

募集内容の詳細まで見てもらい応募につながるよう、できるだけ仕事内容がイメージしやすい職種名であることが必要です。

職種名がスマホ画面で一番目立つ

Indeed利用者の多くがスマホで閲覧しています。スマホの画面を見ると、太字で一番目立つように表記されていて最初に目に入るのが「職種名」です。そのため、Indeedでは職種名が情報項目の中で最も重要とされています。

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魅力が伝わるIndeedの職種名の書き方

では、具体的にどのような職種名の書き方をすれば効果的なのでしょうか。

職種名についてのガイドライン

Indeedの職種名・仕事内容の書き方には下記のガイドラインが設定されています。これに従って、求職者に正しい情報が伝わるよう職種名を考える必要があります。

  • 職種名は明確で具体的であると効果的
  • 業務内容を記載し、特定の業界の経験がある応募者をお探しの場合は、業界を明確に記載することでより適格な候補者を見つけることができる
  • 簡潔に仕事内容が伝わるような表記を心がける
  • 特殊な社内用語は避け、一般的な表現を使う

(参照: https://indeed.force.com/employerSupport1/s/article/203134734?language=ja)
(参照: https://jp.indeed.com/求人広告/求人票の書き方)

職種名の具体例と書き方のポイント

実際にどのように職種名を書けば良いか具体例を見てみましょう。また、注意すべきポイントも紹介します。

【具体例】
営業→冷凍食品のルート営業
接客系→アパレル店舗スタッフ
一般事務→化粧品会社の一般事務 

【書き方のポイント】

  • シンプルでありつつも、業界や仕事内容がイメージできる表現、ワードを使用する
  • 業界や具体的仕事内容など求職者の検索するキーワードと一致する可能性のある表現を盛り込む
  • 目立つように変わった職種の書き方や記号を使用すると検索結果に表示されにくくなり、Indeedでは表示されない場合もあるので要注意

専門用語は避けて記載する

専門用語はなるべく避けて、誰が見ても分かりやすく記載することがポイントです。
職種名に専門用語があると、「自分には関係ないな」と職種名を見ただけで求人から離れてしまう可能性が高くなります。

また、多くの求職者は特定のキーワードを入れて、自分に合った求人を探します。そのため、専門用語が多い求人は、検索で引っかかりにくくなるのです。

以下の「職種名の書き方【種類別】」にて、具体的な例を紹介します。

職種名の書き方【種類別】

ここからは、下記5つの種類に分けて、職種名の具体的な書き方を解説します。

  • 事務系
  • 技術系
  • 営業系
  • 専門系
  • 接客・サービス系

事務系の書き方

  • 化粧品会社の一般事務
  • 総合病院のバックオフィスでの労務
  • 書類作成の事務職
  • 総務部の事務スタッフ
  • 中華料理チェーンの総務職

技術系の書き方

  • 開発エンジニア
  • ゲームアプリ開発のプログラマー
  • アイスクリームの製造工場の保守・点検スタッフ
  • 通信機器メーカーの品質管理担当者
  • 食品工場の製造スタッフ

営業系の書き方

  • 医療業界向けのDX営業
  • 美容用品の法人ルート営業
  • セールスリーダー
  • 提案営業
  • 新店舗の企画営業

専門系の書き方

  • 税務顧問事業の税務コンサルタント
  • 進学塾の塾講師 
  • Web広告のグラフィックデザイナー
  • ロボットのメンテナンススタッフ
  • 成長中スポーツメディアのライター

接客・サービス系の書き方

  • アパレル店舗運営スタッフ(店長候補)
  • カフェのスタッフ
  • スーパーの品出し
  • 有名中華料理店のホールスタッフ
  • ホテルの清掃員

NGな職種の例や書き方の注意点

Indeedは掲載できない求人情報についてのガイドラインを設定しています。それに当てはまる職種については掲載NGとなるため注意が必要です。あくまでも求職者が快適に利用できるように判断基準を設けており、掲載を断られるケースもあるので必ずガイドラインを確認しましょう。

掲載できない求人情報のガイドライン

求人情報ではないもの、詐欺的、汎用的、虚偽的、または不十分な求人情報、当事者ではない求人情報の使用、転載された求人情報は掲載できません。応募者に手数料や必須の研修費を課すこともNGとしています。

具体的には下記のような求人の募集は行えません。

  • 求人内容に虚偽性のある求人
  • 求職者への費用負担が発生する求人
  • 年齢・性別・国籍・社会的身分などについて差別的な表現が含まれる求人
  • 求人募集ではない協力会社募集・一人親方募集・フランチャイズ・代理店などのビジネスパートナー募集など
  • 成人向けまたは性的な商品・サービスに関わる求人
  • 連鎖販売取引(マルチレベルマーケティング・ネットワークビジネスへの勧誘など)関連の求人
  • いわゆる「求人広告」ではない合同企業説明会などのイベント告知
  • 過度に個人情報を求める求人(クレジットカード情報、マイナンバーなど)
  • 転売ビジネス・インターネットオークション・オンラインショップ運営に関する在宅勤務の求人
  • 治験・覆面調査の求人
  • ポイント払いなど金銭以外で報酬が渡される求人
  • 雇用主名として正式な商号又は屋号以外の名称が表示されている求人、または雇用主名が非公開である求人

(参照 : https://indeed.my.site.com/employerSupport1/s/article/360022404231?language=ja)

掲載NGな職種例

どのような職種の書き方がNGに当たるのか、具体例を紹介します。

【具体例】
レストランのウェイター募集
→性別の限定的な表現にあたるため掲載できません。(ホールスタッフはOK)

コンビニのフランチャイズオーナー募集
→ビジネスパートナーの募集とみなされるため掲載できません。

転職フェアの参加者募集
→求人情報ではなく、イベントの告知と見なされるため掲載できません。

30歳以下の方限定!雑貨店の販売スタッフ募集
→年齢制限を設けた募集はできません。

複数の職種を同時に入れない

求人は「1求人・1職種・1勤務地」が基本です。

これは、ひとつの求人に複数職種の情報を盛り込むと、求職者側が「この情報はこの職種について」など整理しながら見なければならず、負担をかけるためです。

例えば、ひとつの求人票に「ホールスタッフ 調理師」という2つの職種が入っている場合は、「ホールスタッフ」と「調理師」に分けて掲載します。
そもそもIndeedのガイドラインでは、「1職種1勤務地で各求人を別々のURLで作成されていること」と定められています。違反するとペナルティの対象となる可能性があるため注意しましょう。

仕事内容を入れすぎないようにする

職種名の欄には「仕事内容」を入れすぎないようにしましょう。

例えば「事務スタッフ」を募集する場合、職種名の欄に「備品管理 伝票処理 来客対応 各種書類作成」というように仕事内容が複数書かれていると、仕事が大変そうな印象を与えます。

具体的な仕事内容は求人票の中に書くこととして、職種名に書く仕事内容は端的なものにします。

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まとめ

Indeedでは、「すべては求職者のために」という信念のもと、求人サイトを運営しています。そのため、求職者の目線に立って必要なルールが設定されています。

応募者を増やすために誇大に広告宣伝を行ってしても、入社後にミスマッチが発生してしまえば人材は定着しづらくなります。また、「興味を持ってくれた人だけ応募してくれれば良い」と求人情報の書き方を工夫せずに掲載し続けていても、応募数自体が増えずに採用者を選定することができません。

まずは求める人物像を明確に設定し、その人材がどんな情報を求めているか、どんな書き方をすれば興味を持ってもらえるか、そういった視点を持って職種名を考える必要がありますあるでしょう。

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